試験Iと試験III

 試験は1日がかりで行われますが、試験Iと試験IIIが筆記試験です。午前中に試験Iがあり、その後昼休みと聴解試験の試験IIを挟んで、最後が試験IIIです。


 「日本語教育能力検定試験の改定について」によれば、原則として、試験Iは「出題範囲の区分ごとの設問」によって「基礎的な知識」を測定し、試験IIIは「出題範囲の区分横断的な設問」によって「熟練した日本語教員の有する現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力」を測定することになっています。つまり、試験Iに対応するには、出題範囲の表の項目をしっかり勉強しておけばよいわけです。しかし試験IIIについても、大問の中にはあちこちの分野からの出題がありますが、個々の小問は結局すべて出題範囲の中から出るので、「区分横断的な設問」といっても、それほど恐れる必要はありません。    


練習が必要

 それよりも、試験IIIで注意すべきことは、熟練した先生方の「現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力」を測定するという部分です。この意味は、応用問題が出題されるということで、分野ごとの知識だけを一生懸命覚えていっても、それだけでは対応できないのが試験IIIです。


 入門書や養成講座で習わなかった内容が出題されることもあります。例えば、初めて見る専門用語が、問題文の中で紹介・解説され、そこで知った知識に基づいてその場で考えを進めて正解を導かなければならないような出題もあります。


 時間が限られた中で、考えて解かなければならないのですから、場合によっては結構あせります。過去問も発売されており、また模擬問題などもいろいろ出ていますので、実際に問題に当たって練習を積み重ねておきましょう。そして、試験が近づいてきたら、本番に合わせて解答時間を限って解く練習をしておくことも必要です。


日本語教育能力検定試験/財団法人日本国際教育支援協会:
http://www.jees.or.jp/jltct/index.htm




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