記述式問題対策

 試験IIIの最後の1題が、例年記述問題になっています。試験のほとんどはマークシート方式で、各問とも四つまたは五つの選択肢の中から正解を選び、解答欄にマークして、コンピューターで採点されます。これに対して記述式の問題は、自分で答えを考えて書き込むので、解答用紙は原稿用紙の升目のような形式になっています。試験IIIの開始前には、マークシート解答用紙と、この記述解答用紙の2枚が、問題冊子のほかに、配られるわけです。先生になるための試験なので、本来であれば教育の実技の試験などもあるべきところ、1日だけの日程で全員の実技試験ができるはずもなく、記述問題はその代用ともいわれます。


 しかし、2011(平成23)年度からの検定試験の改定の際に、出題範囲に「基礎項目」を設定することのほかに、記述式問題の方向の変更もされ、今後は論理的説明能力を問うとされています。考えや主張の是非を問われるのではなく、その伝え方の論理性と日本語力が試されます。


 

どう勉強するか

 テーマが与えられて、その問題をめぐって論理的に説明するとなると、それはそれでまた、対応した準備が必要になります。例えば、テーマについて自分の立場を表明し、例を挙げて、意見を述べる、といった約束事を確認しておくべきでしょう。大学入試の「小論文」の参考書などに、目を通しておくのがいいのではないでしょうか。文字数が400字程度となっているので、ある程度の長さの文章を、論理的に、破綻なく組み立てる練習をしておかなければなりません。


 



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