Q

フラッシュカードの扱いがうまくいきません。

フラッシュカードをテンポよくめくって見せたいのに、うまくいかずに落とす、肝心の絵や文字が学習者に見えていない、次第に教師は慌て、学習者は停滞する......という事態は困りものですね。

まず考えなければならないのは、本当にそのカードが必要かどうかということです。たとえば語彙導入は何でも絵カードで、動詞の変形ドリルはいつでも文字カードで、という人がいますが、導入はジェスチャーやことばによる説明で行ったほうが効果的なものもありますし、ドリルも文字に頼らず口頭でキュー出しすることができます。


教卓で山になってしまうのを避けるためにも、不要なカードは教室に持っていかないようにしましょう。そして残った必須カードだけ、品詞別、提示順に整理します。大きめのダブルクリップでまとめてもいいですし、100円ショップで売られているプラスチックのファイルボックスなどに入れ、ボックスごと持ち歩くようにしてもいいでしょう。



品詞別、提示順に整理されたフラッシュカード

フラッシュカードの繰り方は練習あるのみです。鏡を見ながら、絵や文字を隠すことなくフラッシュできるか練習しましょう。以前「両端にいる学習者にも見えるように」という配慮だったのでしょう、絵カードを素早くブンブン左右に振っている人を見たことがありますが、カードを振り回すととても見にくくなります。「見やすさ」も鏡で研究してみましょう。


カードを後ろにめくっていくのがうまくいかない場合、1枚ずつ教卓の上に倒していく方法もあります。裏に板磁石をつけたカードをホワイトボード一面に貼り、1枚ずつ指していく方法もあります(この場合板書できなくなるのが難点ですが)。


授業中、ホワイトボードに貼りっぱなしにしていたカードや、バラバラになってしまったカードを片づける際、教師が1人で黙々とカード整理をしていては時間の無駄になってしまいます。復習も兼ねて1枚ずつ合唱しながらそろえていくと、学習者のまとめにもなりますし、授業後の片づけも楽になりますよ。


鏡の前で見やすさを研究しながら、繰る練習をしましょう。授業には、必須カードだけを品詞別、提示順に整理して持っていきます。





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