Q

漢字のテストは必要ですか。

授業の中で行われる漢字テストには、小テストや定期テストなどがあります。テストによって、学習者は、学んだ漢字を習得できているかどうか、自己チェックすることができます。教師は、学習者の状況を把握し、指導方法などを内省することができます。

テストが全ての学習者に必要かどうかは、漢字学習の目的によって異なるのではないでしょうか。勉学や仕事のために漢字が不可欠な学習者の場合は、毎回確認テストを行いながら授業を進めていくほうが効果的でしょう。


一方、漢字への興味だけで学んでいる学習者の場合はどうでしょうか。テストを負担に感じ、モチベーションを下げてしまうのでは逆効果です。このような学習者には、テストよりも、記憶力クイズ、グループ探し、仲間はずれ探しのような方法で復習していくほうが有効だと考えます。漢字の一部を隠したり切り取ったりして提示するだけで、学習者はクイズを解いているような楽しさを感じるようです。


要は、自己確認をペーパーテストで行うか、それ以外の方法で行うかの違いです。学習者が間違えることを恥ずかしく思わないような工夫をしながら、記憶を促進させ漢字学習を楽しく進めたいものです。


漢字テストを作成するときは、ただ漢字を書いたり読んだりするだけでなく、答え方を選択式にしたり、グループの中から違う漢字を探したり、同音の漢字を分けたりするなど、漢字の面白さを発見できるような工夫をしてみましょう。


習得できているかのチェックは、ペーパーテストでもクイズでも、漢字学習の目的に合わせて行えばよいでしょう。





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