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執筆 まつだあいこ
『コールドマウンテン(2003)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

南北戦争末期。インマンは戦地で重傷を負ったあと、脱走兵として命がけで故郷への旅に出る。彼を決意させたのは「帰ってきて」という恋人エイダの手紙だった。一方、父を亡くし、インマンの帰還をひとり待つエイダは、家の手伝いに現れた女性ルビーに支えられ、お嬢様育ちから脱皮。生活力と強さを身につけていく。

『コールドマウンテン』[DVD]
販売元: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
Not at all
フレーズ活用度:★★★★★

セリフ抜粋


Sally: Cold Mountain must feel like the end of the world.
Ada: Not at all .
サリー:コールドマウンテンなど、この世の果てのように感じますでしょう?
エイダ:とんでもありませんわ


解説


ノースカロライナ州の田舎町コールドマウンテンに越してきた牧師の令嬢エイダが、地元の女性に話しかけられるシーンから。No よりも強い否定「少しもそんなことはない」の意味で使うフレーズ。この会話のように相手の謙遜を気遣う打ち消し、あるいは褒めに対する謙遜の返事としても活用される。発音は、標準的なアメリカ英語なら「ナラロゥ」、イギリス英語なら「ナッタットーゥ」のように聞こえる。『ベッカムに恋して』(02)『レディ・キラーズ』(04)など、ひんぱんに登場。イギリスではお礼に対して言う「どういたしまして」の定番。"Do you mind if ~?(~してもかまいませんか?)"という問いに対してなら、大いに許可する「どうぞ、ちっともかまいませんよ」の意味に。


こんなふうに使ってみよう


George Weiss: You're a fruit? Edward D. Wood, Jr.: No, not at all. I love women.(ジョージ:あんたゲイか? エド:いいや、ぜんぜん。女性は大好きだ)
『エド・ウッド』(94)より


あいこのつぶやき


本作では、オーストラリア出身のニコール・キッドマンと、イギリス出身のジュード・ロウが南部なまりを披露していますが、いまひとつ良い評判は見かけません。標準英語しか知らない人にはかなり特徴が出ているように聞こえますが、やはり地元の人には多少違和感があるようです。洋画ファンならなまりの種類はもちろん、その質も聞き分けられるようになりたいですね。登場人物を描写する重要なポイントでありながら、翻訳ではなかなかその味が出ませんから。


don't even think about

24 -TWENTY FOUR- シーズンII(2002)

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