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TOEICが変わる

(22)知っておきたい! リスニングセクションの変更点と「時間」対策

2016/04/08 UP
毎週金曜日更新


英語講師の堤康博です。今回はTOEICの新形式問題導入で変更される点を、リスニングセクションの「時間」を中心に見てみます。


変更点①:Part 2の冒頭で「先読み」時間が30秒減る!

Part 2では冒頭のディレクション(問題説明の音声)からサンプル問題がなくなります。そのため時間がこれまでの1分程度から30秒程度に半減します。※Part 1【約1分半】、Part 3【30秒】、Part 4【30秒】は、従来と同じです。

TOEICの従来の問題形式を知っている受験者のなかには、従来のPart 1とPart 2のナレーションに配分されていた合計時間(約2分半)を、Part 3やPart 4の設問や選択肢の「先読み」に充てていた方も結構いらっしゃると思います。それを30秒減らされると、これまでの「戦略」に少なからず影響が出るでしょう。ある高得点者は、Part 3やPart 4の1セット分(問い3つと選択肢4つ)を35秒で読むそうです。新形式のテストでは、彼にとって、丸々1セット分の「先読み」時間を減らされることになります。30秒といえども、軽視出来ませんね。


変更点②:グラフィック問題の解答時間が若干増えるが……

Part 3Part 4に出題される図表や地図を参照して解く問題(以下、グラフィック問題と呼びます)の解答時間(グラフィック問題の音声が終わってから次の問題の音声が始まるまでの無音時間)が、12秒になるようです。通常の問題間の無音時間は8秒ですので、グラフィック問題は通常より4秒無音時間が長くなります。しかし、実際は4秒でグラフィックにある情報を正確に読み取ることは大変難しいでしょう。よって、グラフィック問題の対策として、「グラフィックと選択肢の先読み」が更に重要になります。グラフィック全体をパッと見て、即座に必要な情報をつかむ技術を身につける必要があります。そのためには、チラシを一瞬見てすぐに伏せ、内容を思い出す練習などが有効でしょう。


最後に、「大きな」変更点とは言えませんが、問題冊子のページをめくるときに流れる“GO ON TO THE NEXT PAGE”の音声指示と、その後の無音部分の合計時間が3秒程度短くなります。この小さな変化に身体が反応して、新形式対応の「公式問題集」を解答しているときに、ちょっとした違和感を覚えたという講師仲間もいます(笑)。


1秒の積み重ねが120分のTOEICテストです。数秒でも有効に使って、目指すスコアをゲットしましょう。


アルクTOEICテスト形式変更対応プロジェクトより

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