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耳からファーストステップガイド
ポッドキャストを英語学習に役立てる9つの心得
耳から英語のトリセツ ポッドキャスト編


ポッドキャストを英語学習に役立てる9つの心得
「耳から英語」といっても、ただ聞き流しているだけでは、英語はモノにできません!
ポッドキャストを学習に上手に生かす心得を石原先生に聞きました。

心得 その1

Q ポッドキャストはいつ、どんなふうに聞いたらよいでしょうか?

A ライフスタイルに合わせた「ながら聞き」で英語に触れる時間を増やしましょう。

机に向かってしっかり聞ければベストですが、仕事や家事に追われてなかなか時間が取れないのは当たり前。まずは気負わず、英語の「音」に耳を慣らすつもりで、エピソード(番組1話分をこう呼びます)を聞くことから始めましょう。移動時間や料理の最中、ジョギングの間などに英語のシャワーを浴びて、発音やリズムを吸収するのです。分からないところがあっても、気にせず聞き続けていると、その部分を前後の文脈などで補って理解する「推測力」が自然と身に付いてきます。 こうしてエピソードの内容を大ざっぱにつかむことができると、きっと気になる単語や言い回しなどが出てきます。そのときは机に向かい、その部分をしっかり聞き取って辞書や文法書で調べるようにすると、メリハリをつけて学習することができるでしょう。



心得 その2

Q 初級者の私は、どんな番組から聞き始めたらいいですか?

A 日本人の学習者向け番組なら無理なくスタートできます

英語の初級者なら、日本人が制作している英語学習番組から聞き始めるのがおすすめ。英語が聞き取りやすく、基本から丁寧に解説してくれる番組がそろっていますし、学習のコツを日本語で親切に説明する番組もあります。基礎の番組に慣れてきたら徐々に番組をレベルアップさせていきましょう。物語の朗読ものや日常会話のスキットを紹介する番組は、スクリプト(原稿)を確認できるものも多く、ステップアップにぴったりです。



心得 その3

Q ネイティブの番組に"デビュー"するには、どんなポッドキャストからチャレンジしたらいいですか?

A ネイティブの子ども向け番組やビデオポッドキャストがおすすめです

ネイティブが自然なスピードで長時間話すような番組は、難易度がかなり高くなります。まずは、ネイティブの子ども向け番組や、映像付きのビデオポッドキャストを試してみましょう。p. 42.の「番組ガイド」の中から、"デビュー"にピッタリの番組をいくつか挙げてみます。例えば、童話の朗読番組『Storynory: Free Audio Stories for Kids』や、オーストラリアの観光情報が映像付きで楽しめる『Australia.com Video Portal』、やさしい英語でニュースを伝える『VOICE OF AMERICA-ENGLISH: Special English』などから始めてみてはいかがでしょうか。ニュース番組は、新聞やサイトをチェックしてから聞くと理解度がアップします。そのほか、アニメやヨガなど、自分の趣味に合った番組を聞いてみてもいいでしょう。



心得 その4

Q リスニング力を上げたいです。番組を選ぶポイントを教えてください。

A 1度聞いてテーマが理解できたらOK。その番組を繰り返し聞きましょう。

リスニング力強化のために番組を選ぶには、1度聞いてみて、その番組のテーマが理解できたかどうかが目安となります。「そんな程度の理解度で勉強になるの?」と不安に思うかもしれませんが、リスニング力を鍛えるには、まずはそれくらいで大丈夫。最初は「何について話しているのか」が分かる程度で十分で、繰り返し聞いて徐々に理解度を高めていけばいいのです。例えば、1回目はエピソードが「あるレストランについて話している」とだけ分かれば合格。何度も聞けば、次第に「そのお店の料理のジャンルについて」「人気メニューについて」「そのメニューの素材や調理法について話している」などと詳細が聞き取れるようになります。 逆に、テーマも分からなければ、番組の英語のレベルが高すぎるか、内容が不向きだと考えましょう。



心得 その5

Q 「難しい」と感じたらどうすればいいですか?

A 周辺情報を集めて理解度をアップ。自分に合った番組に出合うまでどんどん"浮気"を重ねるのもアリ。

番組を聞いてみて少し難しいと感じたら、そのテーマに関する情報を集めてみましょう。スクリプトが音声と一緒に配信されていないか、またはサイト上に公開されていないかをチェックする、インターネットを使って日本語の関連情報を探してみるといった手段が有効です。パソコンや机に向かう作業となりますので、「ながら聞き」と上手に組み合わせて学習してください。 特に熱心な方は「きちんと聞き取れるまで頑張らないと」と粘ってしまいがち。これでは「頑張っていること」には満足できるかもしれませんが、英語力アップの観点からは効果的ではありません。番組はゴマンとあるので、自分に合わないと感じたら、さっさと次の番組を試してみる潔さもときには必要です。「聞く楽しさ」と「聞き取れる喜び」を大切にしてください。



心得 その6

Q 1日にどのくらい聞けばいいのですか?

A 1度聞いてテーマが理解できたらOK。その番組を繰り返し聞きましょう。

リスニング力強化のために番組を選ぶには、1度聞いてみて、その番組のテーマが理解できたかどうかが目安となります。「そんな程度の理解度で勉強になるの?」と不安に思うかもしれませんが、リスニング力を鍛えるには、まずはそれくらいで大丈夫。最初は「何について話しているのか」が分かる程度で十分で、繰り返し聞いて徐々に理解度を高めていけばいいのです。例えば、1回目はエピソードが「あるレストランについて話している」とだけ分かれば合格。何度も聞けば、次第に「そのお店の料理のジャンルについて」「人気メニューについて」「そのメニューの素材や調理法について話している」などと詳細が聞き取れるようになります。 逆に、テーマも分からなければ、番組の英語のレベルが高すぎるか、内容が不向きだと考えましょう。



心得 その7

Q スピーキング力アップに役立てるにはどうしたらいいですか?

A 聞き取るだけではスピーキング力は伸びません。必ずアウトプットの時間をつくりましょう。

「聞き取れるが話せない」というケースは日本人の英語学習者によく見られます。ポッドキャストでスピーキング力を強化するなら、必ず聞く(インプット)だけでなく、話す(アウトプット)練習もするように習慣付けてください。フレーズやセンテンスのリピート練習ができる番組を選ぶのが最も手軽ですが、英語に合わせてスクリプトを読み上げる(オーバーラッピング)、聞き取った英語のすぐ後について言ってみる(シャドーイング)といった練習も効果的です。オーバーラッピングやシャドーイングをする場合は、素材を1つ決めて何度も繰り返し練習しましょう。



心得 その8

Q TOEICテスト対策にはどのくらい役立ちますか?

A さまざまな英語に慣れることはできるが、過信は禁物。点を取るには、やはり試験対策が必要です。

TOEICテストは今年リニューアルされ、イギリス、オーストラリア(ニュージーランドを含む)、カナダの発音もテストに導入されました。ポッドキャストを活用して各国独特の英語の発音に慣れておくことはできますが、テストでは文法知識や読解力も問われます。「耳から英語」で毎日英語に触れているからと油断せず、テスト対策はしっかり行うようにしましょう。 ただし、ニュース、ビジネス、日常会話、IT関連など、さまざまなテーマの番組を聞いていると、内容に対する推測力やそのテーマでよく使われる表現やボキャブラリーを身に付けることはできます。ポッドキャストでの英語学習は、TOEIC対策の「土台作り」と認識しておきましょう。学習が長続きした試しがありません。



心得 その9

Q ポッドキャストを聞き続けるためのアドバイスをください。

A 長続きさせるためには頑張りすぎないこと!

モチベーションには本来波があるもの。初めに張り切ってノルマを決めてしまうと、忙しかったり気乗りしなかったりしてノルマ達成に失敗すると、ずるずると学習から遠ざかってしまうことがあります。 継続するには、ときに思い切って学習量を減らすことも重要。気分が乗らない日は聞く番組を半分にする、書き取りを休むなど、余力に合わせた調整をするのです。その際、「自分を甘やかしてしまった」とネガティブに考えず、「今日は忙しかったのにこれだけできた」と前向きにとらえ、成果を素直に喜びましょう。 語学学習はいわば5年、10年先に利益を回収する「長期投資」。今日少しでも勉強すると、昨日の自分よりは必ず前進します。学習を続けていれば、いつかふと振り返ってみたときに、成長した自分に驚く日がきっと来るはずです。

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