検定試験の構成

 「敵を知り己を知らば百戦危うからず」といいます。検定試験の構成がどうなっているのかを確認しておきましょう。これを頭の隅に置いて勉強を進めていくのが効率的です。勉強がある程度進んだところで、過去問にも一度目を通しておきたいものです。


 試験日は最近では、10月中旬~下旬の日曜が恒例で、1日掛かりで行われます。


  試験I: 90分:100点
  試験II : 30分: 40点(聴解試験)
  試験III:120分:100点


 「出題範囲」が公開されていますが、午前の試験Iはその区分ごとに出題され、基礎的な力が問われます。試験IIIは区分横断的に、ベテラン教師の現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力が試されます。試験IIは聴解試験で、録音されたCDの音声に従って、問題冊子の図や語句、文章などを見ながら解答していきます。


 試験の大半は4択、一部5択の選択式で、マークシートをマークして答えます。試験IIIの最後に記述式の問題があり、原稿用紙の升目形式の解答用紙に、解答を自分の手で書き込みます。



試験I、II、IIIそれぞれの対策

 原則として、試験Iは出題範囲の区分ごとの設問、試験IIIは区分横断的な設問とされています。けれども、試験IIIにしても、小問1題ずつについてはいずれかの分野に分類される問題が出るわけなので、知識を問われる問題については、出題範囲、特に基礎項目の各項目を一通り全部理解し、覚える事項は覚えていくのが、試験対策になります。ただし、どこまで勉強する必要があるかは、分野により必要な知識のレベルの深さがさまざまなので、効率的に勉強するようにします。


 その上で、特に試験IIIでは「熟練した日本語教員の有する現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力」を問うとされているので、試験当日にその場で考えて解くための訓練をしておく必要があります。解答時間の制限も結構厳しいものがありますから、この対策については、試験が近づいたところで、過去問や模擬問題を利用して改めて練習しておかなければなりません。


 試験IIの聴解試験については、「聴解試験で試されるものは?」の項をご覧ください。


 以上、試験の構成や内容については、今までの実績に基づいて述べています。次回分については、主催団体の正式な発表で確認をお願いします。



・日本語教育能力検定試験/日本国際教育支援協会
 http://www.jees.or.jp/jltct/index.htm
・日本語教育能力検定試験の改定について(pdf)
 http://www.jees.or.jp/jltct/pdf/jltct_kaitei_h23_0512.pdf
・試験問題例(pdf)
 http://www.jees.or.jp/jltct/pdf/h19_example_test.pdf





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