自動詞と他動詞は学習者が習得に苦労するところです。中国語圏の学習者の中には、かなり学習が進んだ段階でも「火を消えた」のような言い方が残る方がいらっしゃいます。個々の動詞について自動詞・他動詞を説明して理解させるよりは、使えるように指導することが大切です。一つ、絵を使う方法を紹介します。「消す−消える」を例とすると、
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を見せ、「あぶないから、火を消します」と言う。 |
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を見せ、「消します――火を消しました」と言う。 |
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を見せ、「消えます――火が消えました」と言う。 |
こうした絵の連続による練習は「電灯をつける/車をとめる/窓をしめる」などでもできますし、実際にやっておられる先生も多いでしょう。また、絵ではなくて実物を使って「はこの中にりんごを入れます/が入ります」のような文を言いながら練習させることもできます。一応の学習が済んだ段階では自動詞と他動詞に名詞・助詞を組み合わせて、

のような表を見て線で結ぶ練習問題などで定着を図りますが、その前にまず自分で体や物を動かして覚えるよう練習させることが必要です。助詞を習う時は動詞と一緒に覚えるとよいと言いますが、動詞の場合も名詞+助詞と一緒に覚えさせることが大切です。 |