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執筆 まつだあいこ
『ダメージ(2007-)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

ある朝のニューヨーク。血まみれの姿で警察に保護されたエレンが言った。「弁護士をよこして」。彼女の部屋では、惨殺された婚約者の遺体が発見されていた。果たして彼女は加害者なのか。謎は、6カ月前、資産家を相手取った集団訴訟を抱えた大物弁護士パティ・ヒューズの事務所にエレンが採用されたときにさかのぼる……。

ダメージ
販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
out of the blue
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Ellen: She just asked if you tried to hire me.
Tom: Out of the blue like that?

エレン:パティが、あなたが私を雇おうとしていたか聞いてきました。
トム:そんなふうにいきなり


解説


長年パティ・ヒューズの右腕を務めてきたトムと、採用されたばかりの優秀な新人弁護士エレンの会話から。一時期、パティに解雇を言い渡され、独立を考えていたトムは、エレンを引き抜こうと、パティには内緒で声をかけたことがあった。out of the blue は、「思いがけなく」「やぶから棒に」「どこからともなく」の意味のイディオム。なんの前触れもなく青い空に雷が鳴るという表現により「突然に」という意味を表した「青天の霹靂(へきれき)」と同じように、英語にも a bolt from(または out of)the blue (青空からの稲妻)という、降ってわいた不幸を表す慣用句があり、このフレーズは、この a bolt をとった副詞句である。このフレーズは、『シルバラード』(85)、『ブラザーズ&シスターズ』シーズン1(06)ほか、さまざまな作品のセリフに使われている。


こんなふうに使ってみよう


Brian: Yeah. Totally out of the blue.
(ブライアン:ああ、まったくもって出し抜けに、だ。)

『僕たちのアナ・バナナ』(00)より


あいこのつぶやき


第60回エミー賞で主演女優賞を獲得したグレン・クローズの迫力ある演技が見られる本作のオープニングは、とてもミステリアスで洗練されており、惹きつけられました。テーマソングは、新鋭バンド The VLA の“When I Am Through with You”。この曲に乗せ、数多くの映画ロケ地にもなった、NY State Supreme Court(ニューヨーク州最高裁)がある Foley Square の美しい建造物や彫刻、ニューヨークの街並みが青を基調に映し出され、クレジットが浮かびます。


nothing personal

十二人の怒れる男(1957)

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