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執筆 まつだあいこ
『ナッシング・トゥ・ルーズ(1997)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

大手広告会社に勤めるエリート社員ニックは、ある日、愛妻の浮気現場を目撃。あまりのショックに彼はその場を黙って立ち去り、ぼうぜんと車を走らせていた。そこへ運悪く強盗のポールが乱入し、彼の顔に銃をつきつける。しかし、ニックは自暴自棄状態。ひるむどころか車を暴走させ、ポールを乗せたまま砂漠へ向かうが……。

ナッシング・トゥ・ルーズ
販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
Here we go.
フレーズ活用度:★★★★★

セリフ抜粋


Nick Beam: We're not going anywhere until you return...〈発砲され、車のサイドミラーが壊れる〉Here we go.

ニック・ビーム:ちゃんと返すまではどこへも行かな……出発。


解説


ガソリン代の持ち合わせのなかったニックに代わり、支払いのため恩着せがましく店内に入ったポール。しかし彼は、そこで強盗を働いていた。これを知ったニックは車に戻ってきたポールをたしなめようとするが、すぐさま店主に発砲されたため、取り急ぎ逃げることにしたシーンから。Here we go. は、「始めよう」「さあ行くよ」といった意味の定番フレーズ。多くの映画で頻繁に耳にすることができる。ただし、このフレーズはほかに、ウンザリした気持ちで「またか」と言うときにも使われる。この場合 Here we go の後に again が来ることが多い。『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)には「そらきた」という意味の Here we go. が登場する。Here goes. も「行くぞ」という意味。Here we are. だと「はいどうぞ」「さあ着いた」。


こんなふうに使ってみよう


Edward: Yes, of course. All right. Here we go.
(エドワード:ああ、もちろん。そうか。それじゃいいかい

『プリティ・ウーマン』(90)より


あいこのつぶやき


本作には印象的なダンスシーンが2つあります。ひとつは本作の監督自らがふんする西部劇オタクっぽい警備員がラジオの曲に合わせて踊る場面。もうひとつはニック役のティム・ロビンスが燃えた靴の火を消そうとあわてふためく場面。このシーンに使われているのは故スキャットマン・ジョンの94年のヒット曲。ジャズシンガーだった彼は自分の抱えていたきつ音症(stutter。発音が不自由な状態)の問題を歌唱法に生かし、52歳でブレイクしました。そしてきつ音障害者を熱心にサポートしたそうです。


John Doe

CSI: NY(2004~05)

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