「社内SEはリモートワークできないって本当かな?」「在宅勤務が向かない理由はなんだろう?」
このように悩んでいる社内SEの方も多いのではないでしょうか?
【結論】
▶社内SEのリモート勤務は可能
▶フルリモートOKの企業は約1割
▶実態は求人票では判断できない
この記事では、社内SEのリモート勤務の割合や、求人の探し方のポイントを解説します。
- 社内SEのリモート勤務の割合
- テレワークできない5つの理由
- リモート求人の探し方
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※1:出典:Geekly公式サイト/2026年2月時点
※2:出典:ユニゾンキャリア公式サイト/2025年1月〜2025年8月の実績
※3:出典:レバテックキャリア公式サイト/2023年1月〜2024年3月の実績
社内SEはフルリモート可能?割合と勤務形態

- リモート勤務は可能だが少数派
- 完全在宅の企業は約1割
- 勤務形態は出社頻度で4パターンあり
社内SEのリモート勤務は、企業によって前提が大きく変わります。
ここでは、リモートで働く社内SEの割合と勤務形態の違いを見ていきましょう。
リモートワークで働く社内SEの割合
結論、社内SEとしてリモートで働いている人は全体の一部になります。
リモートが少ないのは、現地で対応する物理的な作業が多いからです。
ある調査によると、IT系技術職のテレワーク実施率は58.3%でした。※4この区分にはSIerやSESなどの職種も含まれます。一方、情報システム部門に絞るとフルリモートに対応している企業は約1割でした。(2022年時点)※5
企業全体の導入率も47.3%にとどまり、前年比で減っています。※6
※4:出典元:パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査」
※5:出典元:IIJ「全国情シス実態調査2022」
※6:出典元:総務省「令和6年通信利用動向調査」
社内SEの勤務形態:4パターンあり
社内SEの求人票では、主に4つの勤務形態で表記されることが多いです。
予め勤務形態を頭に入れておけば、自分に合った求人を探すのもスムーズになります。
| 勤務形態 | 出社の頻度 |
|---|---|
| フルリモート | 出社なし |
| 原則リモート | 月に数回の出社 |
| ハイブリッド | 週2〜3日の出社 |
| 原則出社 | リモートは申請制 |
求人票に「リモートワーク可」と書いてあっても、完全在宅OKなのかハイブリッド式なのかはわかりません。
気になる企業があった場合は、カジュアル面談などでリモートワークの頻度を確かめることが大切です。
そもそもリモート求人は人気が高く、社内SEへの転職自体が狭き門となっています。 選考の難易度や突破のコツについては、以下の記事も参考にしてください。
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社内SEがテレワークできない5つの理由

- 現場でしかできない作業が残る
- 対面のヘルプデスクを求められる
- 1人体制と会社の方針で決まる
社内SEがテレワークできないと言われる理由は、5つに整理できます。
社内SEには現場にいないと対応できない業務がある
社内SEには、現場で対応する業務があるためテレワークしづらいです。
例えば、新入社員のパソコンのキッティングには、実機を使った設定作業が必要です。サーバーやネットワーク機器の交換、配線の変更、プリンタのトラブル対応なども現場で対応します。
厚生労働省の職業情報提供サイトでも、基盤システムSEの業務として、機器の設置や保守が挙げられています。
このような業務が多い企業では、出社を前提とした働き方になりやすいでしょう。
社内SE業務:対面でのヘルプデスクが必要
社内SEのヘルプデスク業務では、対面での対応が必要になる場面が残ります。
遠隔ツールは、パソコンが起動して通信できる状態を前提とするためです。
電源が入らない、画面が映らない場合は、遠隔操作を始められません。ITに不慣れな社員は、状況を言葉で説明できません。
社内SEが実機を見た方が、結果として早く終わります。厚生労働省の職業情報提供サイトも同じです。ヘルプデスクを、「現地に出向いて対応する場合がある職種」と定義しています。
対面でしか解決できない問い合わせがある限り、社内SEは席を離れられません。
社内SEが1人しかいない
社内SEが1人しかいない場合、リモートワークは難しいでしょう。
社内システムの運用保守からトラブル対応まで1人で行うため、遠隔での対応は効率が悪いです。システムのトラブルはいつ起こるかわかりません。そのため、とりあえず出社しておくという運用になりやすいです。
社内SEの人数が少ない企業は、リモートワークに対するハードルも上がります。
社内SE業務はセキュリティ上の制約がある
リモートワークできない理由として、セキュリティ上の制約も挙げられます。
社内SEは、企業の機密情報を扱う重要なポジションです。しかし、社外から内部のネットワークにアクセスすると、情報が漏れてしまうリスクがあります。
厳格な情報管理が求められる企業では、社外からのアクセスを厳しく制限しています。
このように、技術的にはリモート可能でも、禁止している企業も少なくありません。
企業自体がテレワークを認めていない
企業文化として、テレワークを認めていないケースもあります。
「人の目がないとサボるのでは?」と考える企業も少なくありません。「出社=美徳」と捉える企業では、リモートワークは普及しないでしょう。
企業文化だけでなく「オンラインだと教育コストがかかる」という問題もあります。対面では簡単に伝わる内容もオンラインだと難しいケースもあるでしょう。
現状を変えるには、リモート可能な企業への転職を目指しましょう。
優良なリモート求人は非公開に集中しています。Geeklyやユニゾンキャリアで、自分の条件に合った職場をチェックしましょう。
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社内SEがリモートで働く3つのメリット

- 対面の割り込みが減る
- モダンな環境の経験が積める
- 対応の履歴が記録として残る
ここでは、社内SE特有のメリットを3つ見ていきましょう。
対面のヘルプデスクが減り社内SEのコア業務に集中できる
社内SE業務をリモートに切り替えると、対面での対応が減り時間を有効活用できるのがメリットです。
会社に出社すると、ちょっとしたトラブルで呼び止められるケースが増えます。緊急ではないものの、現場にいるからこそ届く相談も少なくありません。
リモートワークの場合、社内SEへの相談はチャットベースになります。そのため、時間を自由に使いやすく、効率的に作業を進められます。最近は、一次対応をチャットボットに任せる企業も増えてきました。
空いた時間は、システムの設計や業務改善にあてられます。
社内SEとしてゼロトラストなどモダンな環境で経験を積める
モダンな環境でのリモートワークは、社内SEが市場価値を高める機会になります。
物理的な作業から離れ、上流の仕事に専念できるからです。
クラウドやSaaSが整った企業なら、システム構築も遠隔で進められます。社内と社外を分けず毎回認証するゼロトラストの運用も、担当範囲の一つです。DX推進やベンダー管理など、会社の方針に近い実務も任されます。
扱える技術の幅は広がり、次のキャリアの土台にもなっていきます。
対応履歴や件数が残るので仕事内容を伝えやすい
リモートワークには、社内SEの働きが形に残るという良さがあります。
依頼も対応も、チャットやチケットを通って文字で積み上がるからです。
誰の依頼をいつどう解決したかは、すべて履歴として残ります。年間の対応件数や障害対応の回数も、数字で見える状態です。記憶に頼っていた頃と比べて経緯を伝えやすくなるでしょう。転職時の職務経歴書でも、この記録を実績として書けます。
中身が見えにくいと言われる社内SEほど、対応履歴が重要になります。
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社内SEのリモート求人の探し方と転職活動のポイント

- 表記より業界と規模で見る
- 「在宅」「テレワーク」でも探す
- 非公開求人はエージェント経由
リモートで働ける企業を、どう見つけるかが次の課題です。
求人票の「リモートワーク可」の種類を見分ける
求人票に「リモートワーク可」と書かれているものにはいくつかの種類があります。
同じ表記でも、企業によって内容が異なるため、詳細を確認するのがおすすめです。判断材料は業界と企業規模です。リモートワークの導入率はこの2つで大きく変わります。※6
| 業界 | テレワーク導入率 |
|---|---|
| 情報通信業 | 94.3% |
| 金融・保険業 | 84.5% |
| 製造業 | 50.6% |
| 卸売・小売業 | 31.4% |
| 全産業 | 47.3% |
| 従業者数 | テレワーク導入率 |
|---|---|
| 100〜299人 | 40.7% |
| 500〜999人 | 64.5% |
| 1,000〜1,999人 | 77.3% |
| 5,000人以上 | 83.2% |
業態にも差が出ます。自社開発の企業は、勤務形態を自社で決められます。
客先常駐が中心の企業では、客先のルールが優先されるのが実情です。求人票で分からない点は、カジュアル面談で確認すると良いでしょう。出社が必要になる場面まで聞いておくと、入社後のずれを防げます。
「在宅」「テレワーク」などのキーワードでも検索する
求人検索する際は、「在宅」「テレワーク」など、リモート以外のキーワードも活用するのがおすすめです。
企業によってはリモートと書いていないケースもあります。関連するキーワードも確認しておくと、より多くの求人を見つけるのに役立つでしょう。
「フルリモート」「在宅勤務」「テレワーク」は、同じ働き方を指すことがあります。それでも、検索でヒットする求人の数は同じではありません。社内SEや情報システムという職種名と組み合わせて、順に試します。
表記のゆれを前提に探すことが、候補を増やすコツです。
転職エージェントの非公開案件を活用する
転職エージェントには、求人サイトには掲載されない非公開案件があります。
特にフルリモートや条件の良い社内SE求人は、応募殺到を防ぐため非公開になっているケースがほとんどです。
例えばGeeklyやレバテックキャリアでは、全体求人の多くが非公開案件です。
自分で探すよりも優良なリモート求人に出会えるため、まずはエージェントの非公開求人を確認してみましょう。
※6:出典元:総務省「令和6年通信利用動向調査」
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社内SEのリモート求人を扱う転職エージェントおすすめ3選
リモートの条件は、求人票だけでは確かめきれません。ここでは、社内SEの求人を扱う転職エージェントを3社紹介します。
| エージェント名 | 特徴 |
|---|---|
![]() Geekly | ・社内SEの求人を職種別に細分化 ・転職後活躍率90%※1 ・条件交渉や入社後のフォローあり |
![]() ユニゾンキャリア | ・面談で社内SEの求人を提案 ・年収UP率 約93%※2 ・書類添削や面接対策も支援 |
![]() レバテックキャリア | ・社内SEを含むIT職種に幅広く対応 ・3人に2人が年収70万円UP※3 ・求人情報に開発環境まで記載 |
Geekly|IT・Web・ゲーム業界の社内SE求人に対応
(引用元:Geekly)
- IT・Web・ゲーム業界に特化
- 転職後活躍率90%※7
- IT職種を細分化して求人を提案
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
IT戦略・企画、開発、ネットワーク、情シスなど、社内SEの担当領域まで把握できるのがポイント。入社後のミスマッチを防げる設計です。
企業ごとに面接対策ができ、自分の経験を強みとしてアピールする方法を学べます。
非公開求人も多く扱っているため、選択肢を広げたい社内SEにおすすめです。
※7:出典元:Geekly公式サイト/2026年2月時点
| 運営会社 | 株式会社ギークリー 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-305272 |
|---|---|
| 公開求人数 | 46,000件以上(2026年7月時点) |
| 非公開求人数 | 非公開 |
| 対応エリア | 東京・大阪(拠点所在地) |
| 料金 | 完全無料 |
\リモート条件を確かめて応募!/
ユニゾンキャリア|条件に合った社内SEの求人を提案
(引用元:ユニゾンキャリア)
- ITエンジニア専門の転職支援
- 入社後定着率約97%※8
- 面談で希望条件をすり合わせ
ユニゾンキャリアは、ITエンジニア専門の転職エージェントです。
求人検索ページを持たないのが特徴。求職者からヒアリングした条件をもとに、最適な求人を紹介してくれます。
IT知識に関するレクチャーを受けられるのもメリットです。IT業界の知識から共有してもらえます。
リモートの可否や出社頻度なども、応募前に確認可能です。
※8:出典元:ユニゾンキャリア公式サイト/2025年1月〜8月に入社した方の3ヶ月以上継続率
| 運営会社 | 株式会社ユニゾン・テクノロジー 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313348 |
|---|---|
| 公開求人数 | 非公開 |
| 非公開求人数 | 非公開 |
| 対応エリア | 東京(拠点所在地) |
| 料金 | 完全無料 |
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レバテックキャリア|ITエンジニア特化で社内SE求人の情報量が多い

(引用元:レバテックキャリア)
- ITエンジニアの転職に特化
- 求人情報に開発環境まで記載
- エンジニアの評価方針も分かる
レバテックキャリアは、ITエンジニアに特化した転職エージェントです。
求人情報には、具体的な業務内容や開発環境が記載されています。企業ごとのリモート可否や技術スタックなどを事前に把握できるのが特徴です。
年収交渉や入社後のサポートも受けられます。社内SEとして働く環境を見極めたい方におすすめです。
| 運営会社 | レバテック株式会社 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-308734 |
|---|---|
| 公開求人数 | 59,356件(2026年8月時点) |
| 非公開求人数 | 非公開 |
| 対応エリア | 東京・札幌・名古屋・大阪・広島・福岡(拠点所在地) |
| 料金 | 完全無料 |
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【FAQ】社内SEのリモートワークに関するよくある質問
- 転職面接でリモート希望を伝えると不利ですか?
-
希望を伝えること自体が不利になるわけではありません。ただし、伝え方とタイミングは選ぶ必要があります。転職エージェントを使えば、リモートの条件を面接の前にすり合わせられます。
- リモート勤務だと社内で評価されにくいですか?
-
不安の声があるのは事実です。ただし、リモートでは対応の履歴がテキストで残ります。何をどれだけ処理したかを示す材料は、出社時より多く残ります。評価の仕組みは企業ごとに違うため、面談で確認しておくと安心です。
- 社内SEは未経験でもリモートで働けますか?
-
未経験からいきなりリモートで働くのは、簡単ではありません。まず出社しながら経験を積む形が一般的です。※未経験から社内SEを目指す手順は「社内SE未経験はやめとけ」の記事で解説しています。
まとめ:社内SEのリモート勤務は事前の情報収集で決まる
- 求人票の「リモート可」を見分ける
- 「在宅」「テレワーク」でも探す
- 導入率が高い業界と規模から選ぶ
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