【2026年最新】二級建築士の通信講座おすすめ9社比較|費用・合格実績・製図対策で選ぶ

二級建築士 通信講座

【編集部より|2026年9月6日 更新】
▪️ハウジングインテリアカレッジの二級建築士講座にて、合格応援キャンペーンを実施しています(学科コース38,500円・学科+製図コース138,900円/2026年9月30日まで)。
▪️同校の製図コース(121,000円)は今回のキャンペーンの対象外で、受講料に変更はありませんでした。

二級建築士の通信講座を探しているけれど、「どの講座を選べばいいの?」「製図対策まで通信でカバーできるの?」と悩んでいませんか。

結論からお伝えすると、二級建築士の通信講座選びは「費用」「製図対策の充実度」「合格実績」の3軸で比較するのが効率的です。

スタディングの学科対策コース(77,900円)から日建学院の学科スーパー本科コース(682,000円)まで、価格帯には約9倍もの開きがあります。

二級建築士試験は学科と製図の2段階で、令和7年の総合合格率は22.6%と決して簡単ではありません。

特に設計製図試験は独学での対策が難しく、通信講座の添削指導が合否を分けるケースも少なくないでしょう。

この記事では、主要9社の通信講座を料金・合格実績・製図対策の3軸で徹底比較し、あなたに合った講座の選び方を解説します。

編集部

【編集部より】令和8年の設計製図の課題は「商店街に建つ併用住宅(木造3階建て)」で、学科の合格発表(令和8年8月24日予定)から試験日の9月13日までは20日間しかありません。製図だけを受講できる単科コースは48,400円(スタディング・通信)から550,000円(総合資格学院・対面)まで開きがあるため、残り期間で消化できる講義回数と添削の有無から絞り込むのが現実的です。

通信講座特徴
スタディング学科・製図総合コース88,000円で費用を抑えられるAI問題復習・AI実力スコアでスマホ完結の学科対策合格時Amazonギフト券10,000円分プレゼント
TAC通学・オンラインライブ・Web通信から受講スタイルを選べる学科1回45分×125回の体系的カリキュラム設計製図コースで課題添削にも対応
ハウジングインテリアカレッジ学科+製図167,000円(合格応援キャンペーン中は138,900円・2026年9月30日まで)で製図添削12題付き質問回数無制限(1日1問)で疑問をすぐ解消不合格時は翌年半額19,250円で再受講可能
Wライセンス応援割キャンぺーン
スタディング Wライセンス応援割
(引用元:スタディング公式サイト

スタディングでは、他のコースを申し込むと対象コースが割引されます。

合格した後に次の資格を取りたいと考えている方にお得なキャンペーンです。

この機会にWライセンス応援割をチェックして、新たな資格獲得を目指しましょう!

この記事の監修者

監修者 徳永浩光の顔写真

徳永 浩光
国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)
大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入・人材教育・個人の相談業務に従事。「計画的偶発性理論」を重視したキャリア形成支援を行うほか、資格・教育分野の専門サイト監修を多数担当。企業研修や教育実務、ウェブメディア運営の知見を活かして情報発信しています。

監修者のくわしい経歴・実績を見る >

目次

二級建築士の通信講座9社 総合比較表

二級建築士の通信講座9社 総合比較表

二級建築士の主要通信講座9社のスペックを一覧にまとめました。

スクロールできます
項目スタディングTACハウジングインテリアカレッジ全日本建築士会日建学院日本教育開発日建工科専門学校町田デザイン&建築専門学校総合資格学院
学科+製図料金88,000円363,000円〜167,000円(合格応援キャンペーン中は138,900円・2026年9月30日まで)134,000円〜616,000円〜※1272,250円〜※2830,000円※3860,000円※31,166,000円※4
合格実績非公表非公表非公表学科87.4%・製図88.3%学科合格者2,084名非公表全国平均を大きく上回る非公表学科80.1%※5
動画講義約70時間45分×125回〜約5〜10分×800本ありありありスクーリングありあり(設計製図WEBコース/シカクルは令和9年度〜)
製図添削なし(別売オプション22,000円)あり(課題添削)12題ありあり(3課題〜)ありあり(題数は公式に掲載なし)
質問対応30回(チケット制)メール無制限(1日1問)無制限メール9:00〜21:00教員対応対面講義でその場で質問可
給付金××公式に対象講座の掲載なし(要問い合わせ)×
スマホ対応×令和9年度コースより○(シカクル)
※税込表記です。※1 日建学院は学科本科Web(473,000円)+設計製図Web(143,000円)の組み合わせ。学科スーパー本科+設計製図本科の場合は1,144,000円。※2 日本教育開発は学科コースのみの料金で、製図コースは別途。※3 日建工科専門学校・町田デザイン&建築専門学校は2年制の専門課程(受験資格取得を含む)。※4 総合資格学院は通学(対面)が主体で、料金は令和9年度2級建築士学科コース(税込616,000円)と令和8年度2級建築士設計製図コース(税込550,000円)の合計。令和9年度2級建築士学科コースを受講して学科試験に合格した場合は、設計製図コースが最大160,000円割引の対象です。製図添削の題数は公式に掲載なし。※5 総合資格学院の学科80.1%は、令和7年度2級建築士学科試験で9割出席・9割宿題提出を達成した当年度受講生407名中326名が合格した数値であり、全受講生の合格率ではありません。※料金は各社公式サイトを基に作成。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

この比較から見えてくるポイントは3つです。

まず、価格差が非常に大きいこと。

スタディングの88,000円は、2年制の専門課程(83〜86万円)と比較すると10分の1程度の費用で済みます。

次に、製図添削の有無が講座によって大きく異なる点も重要な判断材料となるでしょう。

\お得に受講できる/

二級建築士 通信講座おすすめ9社の特徴

二級建築士 通信講座おすすめ9社の特徴

ここからは9社それぞれの受講料・製図添削・サポート内容を、公式に公表されている範囲で順に見ていきます。

1. スタディング|業界最安値クラス×AI学習

スタディングの詳しい評判・料金はスタディング二級建築士講座で解説しています。

スタディングの二級建築士講座は、学科・製図総合コース88,000円という圧倒的な低価格とAI学習機能が最大の特徴です。

項目内容
学科対策コース77,900円
学科・製図総合コース88,000円
動画講義約70時間
質問対応学習Q&Aサービス(チケット30回分付属、追加1回1,500円)
AI機能AI問題復習・AI検索・AI実力スコア
合格特典Amazonギフト券10,000円分
無料体験あり

AI問題復習やAI実力スコアなど、テクノロジーを活用した学習管理機能が充実しており、スマホ1台で学科対策を完結できる設計になっています。

ただし、製図の添削指導がない点は大きなデメリットです。

設計製図試験は独学での対策が難しい分野のため、学科はスタディングで対策し、製図は別途添削付きの講座を利用するという組み合わせも選択肢の一つでしょう。

スタディング(STUDYing)を実際に受講してみた感想は
学科・製図共に共通して言えることは、どちらもスマホなどで隙間時間で机に向かわずとも隙間時間で学習できるということを最大の利点としているという印象です。
引用元:X

回し者でもなんでもないですが、スタディングの一級建築士製図講座は、製図の基礎固めに最適でした。おそらく大手予備校より内容絞ってると思いますが、私のような建築素人には最適解だったかなと思います。値段も安いのでオススメ。唯一きついのは図面のフィードバックがもらえないこと。
引用元:X

\88,000円で費用を抑えられる/

2. TAC|本格カリキュラム×多彩な受講スタイル

TACの詳しい評判・料金はTAC二級建築士講座で解説しています。

TACの二級建築士講座は、通学・オンラインライブ・Web通信から受講スタイルを選べる柔軟さが特徴です。

項目内容
学科本科生(Web通信)242,000円
学科+製図セット(Web通信)363,000円
総合学科本科生(Web通信)297,000円
設計製図本科生(Web通信)143,000円
動画講義学科全125回(1回45分)/設計製図全8回(1回7.5時間)
質問対応メール
テキスト紙+デジタル

学科は1回45分×125回の体系的な講義カリキュラムで、初学者向けの総合学科本科生コースも用意されています。

設計製図コースでは課題添削も実施しており、学科から製図まで一貫して対策が可能です。

一方、学科+製図セットで363,000円〜と費用は高めで、給付金対象外である点も考慮が必要になります。

価格が他校と比べて安いのにすごく丁寧だし教材もわかりやすく読みやすい。毎回の宿題や、一緒に受験する人が見える事でモチベーションを保てた。人数が多すぎない所も良かった。
引用元:公式サイト

\初学者向けの総合学科本科生コースもあり/

3. ハウジングインテリアカレッジ|製図添削12題×質問無制限

ハウジングインテリアカレッジは、設計製図の個別添削指導12題と質問回数無制限(1日1問)が魅力の通信講座です。

項目内容
学科コース46,000円(合格応援キャンペーン中は38,500円・2026年9月30日まで)
製図コース121,000円
学科+製図コース167,000円(合格応援キャンペーン中は138,900円・2026年9月30日まで)
動画講義学科:約5〜10分×800本
質問対応回数無制限(1日1問まで)
給付金対象
不合格保証翌年キャンペーン価格の半額19,250円で再受講可能

学科+製図コース167,000円(合格応援キャンペーン中は138,900円・2026年9月30日まで)は、製図添削12題付きの講座としては非常にコスパが高い価格設定といえます。

学科の動画は1本5〜10分の短時間設計で800本という大量のコンテンツが用意されており、スキマ時間での学習にも対応可能です。

不合格時に翌年半額で再受講できる保証制度もあり、長期戦になった場合の費用負担を軽減してくれるでしょう。

図面がまったく描けないところからのスタートでしたので、図面を仕上げるのにはじめは時間がかかり宿題がつらかった時期もありましたが、一緒に受講している仲間や学校の方、先生の励ましもあり心強かったです。
引用元:公式サイト

\設計製図の個別添削指導12題と質問回数無制限/

4. 全日本建築士会|学科87.4%・製図88.3%の圧倒的合格率

全日本建築士会は、50年以上の実績を持つ建築士受験講座で、令和7年度の学科合格率87.4%・設計製図合格率88.3%という圧倒的な実績が最大の強みです。

項目内容
総合必勝合格本格コース(通信)134,000円
学科必勝合格本格講座(Web)118,000円
設計製図徹底合格力養成講座(通信)132,000円
長期設計製図講座(通信)158,000円
質問対応メール無制限・無料
給付金対象
不合格保証模擬試験の基準点以上で不合格の場合、翌年度無料再受講

全国平均の学科合格率40.9%と比較すると、約2倍の合格率を実現しています。

質問対応はメールで回数無制限・無料という手厚いサポート体制です。

不合格保証も条件を満たせば翌年度無料再受講できるため、万が一の場合のリスクも抑えられます。

通信と通学の併用コースも選択できるため、地方在住の方でも柔軟に学習プランを組めるのがメリットでしょう。

計画のT先生の講義は、的確でわかりやすく、大変よかったです。 資料も丁寧にまとめて頂いており、自宅学習の際にも役立ちました。 計画以外でも受験対策の豆知識など、参考になる情報を教えてくださいました。研究熱心でとても信頼できる先生だったと思います。
引用元:公式サイト

\圧倒的合格率!/

5. 日建学院|学科合格者2,084名の業界最大手

日建学院の詳しい評判・料金は日建学院二級建築士講座で解説しています。

日建学院は建築士試験対策の最大手で、2024年の学科試験合格者2,084名(占有率37.1%)という圧倒的な実績を誇ります。

項目内容
学科スーパー本科コース682,000円
学科本科Webコース473,000円
学科問題解説コース231,000円
設計製図本科コース462,000円
設計製図Webコース143,000円
質問対応メール
給付金対象
不合格保証基準条件を満たせば翌年度無料再受講

自社スタジオ制作の映像講義、図・表・写真1,000点以上を掲載したオリジナル教材など、大手ならではの教材クオリティが強みです。

設計製図Webコースは143,000円で通信添削3課題付きと、製図対策のみの受講も可能な設計となっています。

ただし、学科+製図をフルで受講すると100万円を超える場合もあり、費用面のハードルは比較した中でも高いといえます。

製図での不明点が一つも無くなるように、理解できていない図面の細部まで全て、講師の方に質問をしました。また、図面としての密度や完成度を高めるために必要な点を細かく指導していただき、採点者に伝わる図面を描くことを目指しました。
引用元:公式サイト

\合格者の3人に1人以上が日建学院生/

6. 日本教育開発|生講義×長時間質問対応

日本教育開発全講座「生講義」を特徴とする予備校で、9:00〜21:00という長時間の質問対応が強みです。

項目内容
学科総合本科コース272,250円
学科直前コース132,000円
質問対応9:00〜21:00対応
無料体験あり

Web配信・DVD通信にも対応しており、通学が難しい方でも受講可能です。

初心者向けに基礎を重視したカリキュラム設計で、出題ポイントを絞った最短距離の学習を目指せます。

ただし、教育訓練給付金については公式サイトに記載がなく、製図コースの情報も限定的なため、費用面は申し込み前に直接問い合わせるのが確実です。

\全講座「生講義」を特徴とする予備校/

7. 日建工科専門学校グループ|受験資格取得+試験対策の2年制

日建工科専門学校グループは、受験資格の取得と試験対策を一体化した2年制の通信制専門課程です。

項目内容
建築士養成科(通信制)830,000円(2年間)
形式自宅学習+週1回スクーリング(水曜17:40〜20:45)
不合格保証不合格の場合、最長2年間の試験対策講座を無料受講可能
最長在籍6年まで

受験資格がない方にとっては、2年間で受験資格と試験対策を同時に得られる唯一の選択肢となります。

週1回のスクーリングは水曜夜間のため、働きながら通える設計になっている点もメリットです。

一方、スマホ非対応で費用も83万円と高額なため、既に受験資格を持っている方には向いていません。

\受験資格取得+試験対策の2年制/

8. 町田デザイン&建築専門学校|eラーニング×スクーリングの併用型

町田デザイン&建築専門学校も2年制の通信制専門課程で、eラーニングとスクーリングを組み合わせた学習スタイルが特徴です。

項目内容
二級建築士受験科(2年制)860,000円(2年間)
形式eラーニング+土日or水曜スクーリング
給付金対象
最長在籍4年まで

土日クラスと水曜クラスを選べるため、自分のライフスタイルに合わせたスケジュールが組めます。

講義系はパワーポイント中心、実習系は映像中心で、質問やレポート提出もeラーニング上で完結する設計です。

日建学院提携の試験対策サポートも受けられるため、試験対策の面でも安心感があるでしょう。

費用は860,000円と高額ですが、教育訓練給付金の対象である点は日建工科専門学校との違いです。

\eラーニング×スクーリングの併用型/

9. 総合資格学院|対面指導の設計製図コース

総合資格学院は、講師が受講生の席を回って指導する対面型の2級建築士 設計製図コースを開講しています。

項目内容
2級建築士 設計製図コース550,000円(本体500,000円)
学習期間令和8年度は7月中旬〜9月上旬
指導形式対面指導(講師による巡回机間指導)
添削あり(題数は公式に掲載なし)
給付金一般教育訓練給付制度 利用可(詳細は各校へ問い合わせ)
※税込表記です。出典:総合資格学院「2級建築士 設計製図コース」

受講料は550,000円で、通信で完結する講座と比べると費用は高くなります。

その代わり、答案を描いている最中に講師が見て回る形式のため、手が止まった場面でその場に指摘を受けられる点は通信講座にない特徴です。

公式ページには受講料割引実施中の表示がありますが、割引後の金額は掲載されていません。

学科を含むコースの受講料は今回の取得範囲では確認できなかったため、本記事では設計製図コースの受講料だけを掲載しています。

\対面指導で製図を仕上げる/

二級建築士 通信講座の選び方【3つの軸】

二級建築士 通信講座の選び方【3つの軸】

通信講座を選ぶ際は、以下の3つの軸で比較すると自分に合った講座が見つかりやすくなります。

軸1:費用で選ぶ

二級建築士の通信講座は価格帯に大きな開きがあるため、予算に合わせた選択が重要です。

価格帯講座特徴
10万円以下スタディング学科特化。AI学習で費用を抑えられるが製図添削なし
10〜20万円台ハウジングインテリアカレッジ全日本建築士会学科+製図対応。質問無制限+添削付きでバランス良好
20〜40万円台TAC日本教育開発日建学院(一部コース)本格カリキュラム。通学との組み合わせも可能
80万円以上日建工科専門学校町田デザイン&建築専門学校受験資格取得を含む2年制の専門課程

教育訓練給付金の対象はハウジングインテリアカレッジ・全日本建築士会・日建学院・町田デザイン&建築専門学校・総合資格学院の5社です。

給付金を利用すれば受講料の20%(最大10万円)が支給されるため、実質負担を大幅に軽減できます。

軸2:製図対策の充実度で選ぶ

二級建築士試験の最大のハードルは設計製図試験です。

製図試験の合格率は46.4%と学科(40.9%)より高いものの、添削指導なしでの合格は極めて困難といわれています。

製図対策レベル講座
添削12題ハウジングインテリアカレッジ
添削あり(複数課題)全日本建築士会日建学院TAC
添削あり(教員指導)日建工科専門学校
製図添削なしスタディング

製図対策を重視するなら、添削12題のハウジングインテリアカレッジか、合格率88.3%の実績を持つ全日本建築士会が有力候補となるでしょう。

軸3:合格実績で選ぶ

合格実績を具体的に公表している講座は選択の大きな判断材料になります。

他の5社は合格率を公表していないため、合格実績を重視する方は上記4社が候補となります。

\スマホを活用できる!/

令和8年の設計製図の課題は「商店街に建つ併用住宅(木造3階建て)」

令和8年の二級建築士 設計製図試験の課題は「商店街に建つ併用住宅(木造3階建て)」です。

公益財団法人建築技術教育普及センターが令和8年6月24日に公表し、あわせて要求図書7点と答案用紙の仕様も示されました。

この章では、公式が公表している内容だけを整理します。

令和8年の課題名と公表日

令和8年の設計製図の課題名は「商店街に建つ併用住宅(木造3階建て)」で、公表日は令和8年6月24日です。

設計製図の試験は令和8年9月13日(日)に実施されます。

課題とあわせて公表されているのは、要求図書と答案用紙に関する注意事項の2点です。

(出典:公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士試験 設計製図の試験」

要求図書は7点|何を描くのか

令和8年の要求図書は、平面図・伏図・立面図・部分詳細図・面積表・計画の要点等をあわせた7点です。

要求図書縮尺
1階平面図兼配置図1/100
各階平面図1/100
床伏図兼小屋伏図1/100
立面図1/100
部分詳細図(断面)1/20
面積表指定なし
計画の要点等指定なし
出典:公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士試験 設計製図の試験」。※面積表と計画の要点等に縮尺の指定はありません。

答案用紙の方眼は1目盛4.55mmで、部分詳細図(断面)のみ1目盛10mmです。

平面図・伏図・立面図・部分詳細図をすべて描き切る必要があるため、作図の練習量を確保できるかが講座選びの分かれ目になります。

木造3階建て・併用住宅の課題で押さえる設計条件

令和8年の課題で事前に確定しているのは、木造3階建てであることと、住宅と店舗などを兼ねる併用住宅であることの2点です。

主要な要求室や敷地の条件といった設計与条件そのものは、公表資料には含まれていません。

公式は注意事項として、関係法令・要求図書・主要な要求室等の設計与条件に対して解答内容が不十分な場合は「設計条件・要求図書に対する重大な不適合」と判断されると明記しています。

講座を選ぶ際は、令和8年の課題に合わせた当年度課題対策があるかどうかを確認してください。

たとえばスタディングの2級建築士 製図対策コースは2026年の木造に的を絞り、基本編で作図手順、応用編で当年度の課題対策を扱う構成です。

なお図面の描き方そのものは各講座の教材が扱う領域のため、この記事では解説しません。

設計製図試験の試験日・受験手数料・受験申込

令和8年の設計製図試験は9月13日(日)に行われます。

受験手数料は18,500円(非課税)で、別途ネット決済手数料がかかります。

令和8年の受験申込の受付はすでに終了しています。

学科の試験日は令和8年7月5日(日)で、学科の合格発表は8月24日(月)が予定日です。

(出典:公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士試験」

製図だけ受講できる講座と費用の比べ方

製図だけを受講できる講座は、通信・通学のどちらにもあります。

編集部が公式サイトで受講料を確認した4社では、48,400円から550,000円まで開きがありました。

この章では、料金・添削・教え方・通学の有無の4点で比べ方を整理します。

製図単科の料金比較表

製図単科の受講料は、スタディングの48,400円から総合資格学院の550,000円までの範囲です。

講座製図単科のコース名受講料(税込)添削題数通学の有無給付金
スタディング2級建築士 製図対策コース[2026年合格目標]48,400円(添削は別売オプション22,000円)公式に掲載なし通信のみ公式に記載なし
TAC二級 設計製図本科生[2026年合格目標]Web通信143,000円/オンラインライブ176,000円/教室講座220,000円(別途入会金10,000円)Web通信は計7課題教室・通信から選べる対象(オンラインライブは対象外)
日建学院2級建築士 設計製図本科コース一般462,000円/学生297,000円公式に掲載なし通学適用
総合資格学院2級建築士 設計製図コース550,000円公式に掲載なし対面指導(通学)利用可
※税込表記。※料金は各社公式サイトを基に作成。最新情報は各公式サイトでご確認ください。※添削題数を公式に記載しているのはTACのみで、日建学院・総合資格学院・スタディングは掲載がありません。※スタディングは給付金の対象・対象外いずれの記載も公式サイトで確認できませんでした。

通信で完結するスタディングとTACのWeb通信が10万円以下〜15万円弱、通学の日建学院・総合資格学院が45万円以上という二層になっています。

日建学院には設計製図短期コース242,000円(約1ヵ月・11回)や設計製図Webコース143,000円もあり、開講時期と回数で受講料が変わります。

添削の題数と、返却スピード・質問対応で比べる

添削の題数を公式に明記しているのは、今回確認した4社ではTACだけです。

TACの二級 設計製図本科生(Web通信)は、早期講義3課題と本講義4課題の計7課題が添削対象で、それ以外の課題は自己チェックになります。

日建学院は「徹底した添削指導」、総合資格学院は講師による巡回机間指導と添削指導と記載していますが、いずれも題数の掲載はありません。

スタディングの2級建築士 製図対策コースには添削が含まれず、別売の2級建築士製図添削オプション22,000円で補う形です。

添削の返却日数については、今回確認した4社の公式ページでは記載を確認できませんでした。

題数だけでなく、返ってきた図面をどう直すところまで見てもらえるかは、資料請求や無料体験で確認しておくと判断しやすくなります。

エスキスと作図時間を、講座がどう教えるかで比べる

エスキスと作図の教え方の違いは、講義の回数と1回あたりの時間に表れます。

TACの二級 設計製図本科生は全8回・68時間で、1回7.5時間の長い演習時間をまとめて取る構成です。

日建学院の設計製図本科コースは約2ヵ月・33回、設計製図パーフェクト本科コースは約7ヵ月・40回と、回数を多く重ねる構成になっています。

スタディングは基本編で作図手順を学び、応用編で当年度の課題対策に進む二段構えです。

総合資格学院は講師が教室を回って指導する巡回机間指導を採っており、描いている最中に見てもらえる点が通信との違いです。

まとまった時間を確保できるなら回数の少ない集中型、平日の夜に少しずつ進めたいなら回数の多い型が合います。

通学と通信のどちらを選ぶか/申込はいつまでか

通学と通信の一番の違いは、図面を描いている最中に見てもらえるかどうかです。

通信だけで完結するのはスタディングで、TACはWeb通信・オンラインライブ・教室講座から受講形態を選べます。

TACの教室は新宿・池袋・渋谷・横浜・名古屋・梅田・なんばに設置されています。

日建学院の設計製図本科コースと総合資格学院の2級建築士 設計製図コースは、いずれも通学が前提です。

申込の目安は、TACが2026年7月開講で随時入学、日建学院の設計製図本科コースが2026年7月中旬開講、総合資格学院の学習期間が7月中旬〜9月上旬です。

学科の合格発表を待ってから申し込む場合は、2026年9月初旬開講の日建学院 設計製図短期コースや、開講時期に縛られない通信講座が現実的な候補になります。

なお試験そのものの受験申込は、令和8年分の受付が終了しています。

\製図対策コースは48,400円/

設計製図試験の採点はどう決まるか

設計製図の採点は、採点のポイント・採点結果の区分・合格基準のいずれも合格者の発表日に公表される仕組みです。

令和8年の設計製図の合格発表は12月3日(木)が予定日で、標準解答例も同じ公表資料に含まれます。

そのため試験前に確かめられるのは、公式が課題の注意事項として示している「重大な不適合」の考え方までです。

採点結果の区分と採点のポイントはいつ公表されるか

採点結果の区分と採点のポイントは、合格者の発表日に建築技術教育普及センターのホームページで公表されます。

公式が設計製図の公表資料として挙げているのは、採点のポイント・採点結果の区分・合格基準・試験データ等の4点と、試験問題および標準解答例です。

令和8年の合格発表は12月3日(木)が予定日のため、今年の採点のポイントと合格基準が試験前に公表されることはありません。

採点の内訳を断定している情報は公式の公表資料と分けて読み、講座選びでは「重大な不適合」を避ける訓練ができるかを見るほうが確実です。

出典:公益財団法人建築技術教育普及センター「合格者の発表等」令和8年二級建築士試験 受験要領(試験問題及び合否判定基準等の公表)

「設計条件・要求図書に対する重大な不適合」とは

「設計条件・要求図書に対する重大な不適合」は、公式が課題の注意事項で使っている表現です。

公式は、関係法令・要求図書・主要な要求室等の設計与条件に対して解答内容が不十分な場合に、この重大な不適合と判断されるとしています。

図面の仕上がり以前に、求められた条件を満たしているかどうかがまず見られるということです。

添削のある講座を選ぶ価値は、この条件の読み落としを他人の目で拾ってもらえる点にあります。

(出典:公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士試験 設計製図の試験」

設計製図試験の合格率

令和7年の二級建築士 設計製図試験の合格率は46.4%です。

区分令和7年の合格率
学科の試験40.9%
設計製図の試験46.4%
総合22.6%
出典:公益財団法人建築技術教育普及センター「試験結果」。令和7年の実受験者数は総合20,597人(学科16,383人・設計製図10,006人)です。

設計製図だけを見れば2人に1人近くが合格しますが、学科から通しての総合合格率は22.6%まで下がります。

学科を突破した人だけが受ける試験で半数以上が不合格になるため、製図対策にどこまで手当てするかが最終的な合否を分けます。

学科の合格発表(令和8年8月24日)から試験日(9月13日)までの進め方

学科の合格発表から設計製図試験までは20日間しかありません。

令和8年は8月24日(月)に学科の合格発表が予定され、設計製図試験は9月13日(日)に行われます。

この20日間でできることは限られるため、講座を使うかどうかは発表を待たずに検討しておくほうが選択肢が広がります。

発表から20日間の逆算

学科の合格発表(令和8年8月24日)から設計製図試験(9月13日)までは20日間です。

日程内容
令和8年7月5日(日)学科の試験
令和8年8月24日(月)予定学科の合格発表
令和8年9月13日(日)設計製図の試験
令和8年12月3日(木)予定設計製図の合格発表
出典:公益財団法人建築技術教育普及センター「合格者の発表等」「試験について」

製図単科の講座は7月中旬から9月初旬にかけて開講するものが中心です。

発表後に申し込む場合は、2026年9月初旬開講・約1ヵ月11回の日建学院 設計製図短期コースのような短期型か、開講時期に縛られない通信講座が現実的な候補になります。

課題は6月24日にすでに公表されているため、学科の自己採点で手応えがあれば発表前から作図の練習を始められます。

講座を使うか迷ったときの判断材料

判断材料は、添削を受けられるかどうかと、費用をどこまで出せるかの2点です。

製図単科の受講料は48,400円から550,000円まで開きがあり、同じ「製図対策」でも添削の有無と通学の有無で中身が変わります。

費用を最小限に抑えたい場合は、通信の製図対策コースに別売の添削オプションを足す組み合わせが下限になります。

教材だけを買って自分で進める方法は、二級建築士の独学で詳しく解説しています。

二級建築士の試験概要【2026年最新】

二級建築士の試験概要【2026年最新】

二級建築士を受験する前に、試験の基本情報を押さえておきましょう。

項目内容
正式名称二級建築士
試験実施団体公益財団法人 建築技術教育普及センター
試験科目建築計画・建築法規・建築構造・建築施工(学科4科目)+設計製図
試験形式学科(マークシート)+設計製図(11時〜16時の5時間)
試験日程学科:令和8年7月5日(日)、設計製図:令和8年9月13日(日)
受験資格建築系の学歴or実務経験(2020年法改正で緩和)
受験料18,500円(非課税)+別途ネット決済手数料
合格基準学科:各科目13点以上かつ合計60点以上、製図:ランクI判定
科目免除学科合格者は一定回数の試験で学科免除あり

令和7年の合格率は学科40.9%・設計製図46.4%で、総合合格率は22.6%です。

実受験者数は総合で20,597人、学科合格者数は6,698人、設計製図合格者数は4,645人でした。

必要学習時間の目安は約700〜1,000時間で、1日2時間のペースで約1〜1.5年の学習計画が現実的です。

合格後の平均年収は約400万〜550万円で、一級建築士へのステップアップや国家資格おすすめ20選でも紹介している建築業界のキャリア形成に欠かせない資格となっています。

転職に有利な資格としても建設業界で高い評価を受けており、手に職がつく資格の代表格です。

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よくある質問(FAQ)

二級建築士の通信講座に関してよく寄せられる質問をまとめました。

二級建築士は通信講座だけで合格できますか?

学科試験は通信講座のみで合格している方も多くいます。

設計製図試験は添削指導が重要なため、製図添削のある講座(ハウジングインテリアカレッジ全日本建築士会日建学院TAC)を選ぶことを推奨します。

受験資格がない場合はどうすればいいですか?

2020年の法改正で受験資格が緩和されましたが、建築系の学歴や実務経験が必要です。

受験資格がない方は、日建工科専門学校グループや町田デザイン&建築専門学校の2年制通信課程で、受験資格取得と試験対策を同時に進める方法があります。

学科と製図を別々の講座で受講するのはアリですか?

有効な戦略です。

例えば、学科はスタディング(88,000円)で効率的に対策し、製図はハウジングインテリアカレッジの製図コース(121,000円)で添削12題の個別指導を受けるという組み合わせなら、合計209,000円で学科AI学習+製図添削を両立できます。

教育訓練給付金を使える講座はどれですか?

ハウジングインテリアカレッジ全日本建築士会日建学院町田デザイン&建築専門学校総合資格学院の5社が対象です。

受講料の20%(上限10万円)が支給されるため、例えば日建学院の学科本科Webコース(473,000円)なら自己負担を抑えて受講できます。

支給額や受給できるかどうかは雇用保険の加入期間などの要件で変わるため、申し込み前にハローワークで確認してください。

学科試験に合格すれば翌年は学科免除ですか?

はい、令和2年以降の学科合格者は、一定回数の試験で学科試験が免除されます。

令和8年は令和4年以降の学科合格者のうち条件を満たす方が対象となるため、まず学科合格を目指し、翌年に製図試験に集中するという戦略も有効でしょう。

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まとめ:二級建築士の通信講座はタイプ別に選ぶ

二級建築士の通信講座は、自分の予算・学習スタイル・製図対策の必要度に合わせて選ぶことが重要です。

タイプ別のおすすめをまとめると以下のとおりです。

まずは気になる講座の資料請求や無料体験で、教材の内容と自分との相性を確認してみてください。

詳しい講座内容や最新のキャンペーン情報は、各社の公式サイトで確認できます。

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この記事を書いた人

「アルクの資格比較」編集部です。国家資格・民間資格の保有者や、教育・学習指導の経験を持つメンバーが在籍し、公式サイトなどの一次情報をもとに、資格講座から子ども向けの学習教材まで中立的に比較・解説しています。「編集方針の詳細は編集部紹介ページ(https://www.alc.co.jp/license/about-editor/ )をご覧ください。」