【2026年最新】宅建の合格率推移を徹底分析|過去の合格率・合格ラインから読む傾向と対策

宅建 合格率 推移

「宅建の合格率って何%くらい?」「年々難しくなっている?」「合格ラインは何点?」

宅建試験の受験を考えている方にとって、合格率や合格基準点の推移は最も気になるデータの一つです。

この記事では、過去20年分の合格率データを一覧にまとめ、合格率の変動要因から具体的な学習戦略まで徹底解説します。

宅建の通信講座について詳しく知りたい方は、「宅建通信講座おすすめランキング」を参考にしてみてみて下さい。

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目次

【結論】宅建試験の最新合格率と全体傾向

【結論】宅建試験の最新合格率と全体傾向

宅建試験を受験するにあたって、合格率や難易度は特に気になる情報です。

そこでここでは、2025年度(令和7年度)の最新試験データをもとに、以下の3つのポイントを分かりやすく解説します。

数字の変化だけでなく、その背景にある試験傾向や難易度の実態まで整理しますので、これから受験を考えている方はぜひ参考にしてください。

最新年度の試験結果まとめ

2025年度(令和7年度)宅建試験結果

項目数値
試験日2025年10月19日(日)
申込者数306,099人
受験者数245,462人
合格者数45,821人
合格率18.7%(平成以降で最高)
合格基準点33点/50点(過去10年で最低)

2025年度は合格率18.7%と平成以降で最高を記録しました。

一方で合格基準点は33点と近年で最も低く、問題の難易度が高かったことを示しています。

直近5年間の合格率トレンド

年度合格率合格基準点傾向
2021年(R3)17.9%34点
2022年(R4)17.0%36点
2023年(R5)17.2%36点
2024年(R6)18.6%37点↑↑
2025年(R7)18.7%33点↑↑

直近5年間で合格率は上昇傾向にあります。

特に2024〜2025年度は2年連続で18%を超える高い合格率となりました。

宅建の合格率は「低い」のか?

宅建の合格率15〜18%は、一見すると低く感じます。

しかし、以下の背景を考慮する必要があります。

合格率が低く見える理由
  • 受験資格の制限がない(誰でも受験できる)
  • 記念受験や準備不足の受験者が一定数いる
  • 「しっかり準備した受験者」の合格率は大幅に高い

通信講座受講者に限定すると、合格率は50〜77%と全国平均の3〜4倍です。

つまり、適切に準備すれば合格率は決して低くないのです。

宅建試験の合格率推移【全年度一覧表】

宅建試験の合格率推移【全年度一覧表】

試験の実態を正しく理解するには、単年度の結果だけでなく、長期的な推移を見ることが重要です。

合格率・受験者数・合格基準点の変化を追うことで、宅建試験の難易度や出題傾向の安定性が見えてきます。

本記事では、過去20年分のデータを一覧で整理、解説していきます。

これから受験を目指す方はもちろん、戦略を立て直したい方にとっても、まず押さえておきたい基礎データを網羅的に確認していきましょう。

年度別 合格率・受験者数・合格者数・合格基準点一覧(過去20年分)

年度受験者数合格者数合格率合格基準点
2006年193,573人33,191人17.1%34点
2007年209,684人36,203人17.3%35点
2008年209,415人33,946人16.2%33点
2009年195,515人34,918人17.9%33点
2010年186,542人28,311人15.2%36点
2011年188,572人30,391人16.1%36点
2012年191,169人32,000人16.7%33点
2013年186,304人28,470人15.3%33点
2014年192,029人33,670人17.5%32点
2015年194,926人30,028人15.4%31点
2016年198,463人30,589人15.4%35点
2017年209,354人32,644人15.6%35点
2018年213,993人33,360人15.6%37点
2019年220,797人37,481人17.0%35点
2020年168,989人29,728人17.6%38点
2021年209,749人37,579人17.9%34点
2022年226,048人38,525人17.0%36点
2023年233,276人40,025人17.2%36点
2024年241,436人44,992人18.6%37点
2025年245,462人45,821人18.7%33点

過去20年間のデータを見ると、合格基準点は50点中30点台となっており、合格率は2割を下回っています。

合格率推移グラフで見る長期トレンド

過去20年間の合格率は15.2%〜18.7%の範囲で推移しています。

合格率のトレンド
  • 低かった時期:2010年(15.2%)、2013年(15.3%)、2015〜2016年(15.4%)
  • 高かった時期:2025年(18.7%)、2024年(18.6%)、2021年(17.9%)、2009年(17.9%)

全体のトレンドとしては、2019年以降に合格率がやや上昇傾向にあります。

受験者数の推移と合格率の関係

受験者数は2020年のコロナ禍で一時的に減少しましたが、その後は増加を続け、2025年度は245,462人と過去最多レベルを記録しました。

注目すべきは、受験者数が増えても合格率は大きく変動しない点です。

これは宅建試験が相対評価方式を採用しており、合格率を一定範囲に収めるよう合格基準点を調整しているためです。

宅建の合格基準点の推移と合格率の関係

宅建の合格基準点の推移と合格率の関係

宅建試験にはあらかじめ固定された合格ラインはありません。

合格基準点は毎年変動し、その年の問題難易度や受験者全体の得点状況によって決定されます。

そのため、「35点で安全」「37点あれば確実」と単純に言い切れないのが実情です。

ここでは、宅建試験合格基準点について、過去データをもとにわかりやすく解説していきます。

宅建試験の得点戦略を立てるための参考にしてください。

合格基準点の決まり方(相対評価方式)

宅建試験の合格基準点は、試験後に受験者全体の得点分布を見て決定されます。

つまり、事前に「何点以上で合格」と決まっているわけではありません。

合格基準点の傾向
  • 問題が易しい年 → 合格基準点が上がる(37〜38点)
  • 問題が難しい年 → 合格基準点が下がる(31〜33点)

結果的に、合格率は15〜18%程度に収まるよう調整されています。

合格基準点と合格率の相関分析

合格基準点該当年度その年の合格率
31〜33点2008, 2009, 2012, 2013, 2014, 2015, 202515.3〜18.7%
34〜36点2006, 2007, 2010, 2011, 2016, 2017, 2019, 2021, 2022, 202315.2〜17.9%
37〜38点2018, 2020, 202415.6〜18.6%

合格基準点が低い年は問題が難しいため合格率が低いと思いきや、必ずしもそうではありません

2025年度は合格基準点33点(低い)にもかかわらず、合格率18.7%(平成以降で最高)でした。

近年の合格基準点の傾向

近年は合格基準点が高め(35〜38点)で推移する年が多くなっています。

これは問題の難易度が一定範囲に安定していることを意味しますが、2025年度のように急に下がることもあるため、常に高得点を目指す学習が重要です。

宅建の合格率が低い理由を徹底分析

宅建の合格率が低い理由を徹底分析

宅建試験の合格率は、毎年15〜18%前後となっており、数字だけを見ると、宅地建物取引士(宅建)試験は「難関資格」という印象を持たれがちです。

実は、宅建の合格率が低いことには、以下のような理由があります。

ここでは、宅建の合格率が低く見える理由をデータと試験制度の観点から徹底分析します。

理由①:受験資格の制限がない

宅建試験には年齢・学歴・職業の制限がありません。

そのため、十分に準備していない「記念受験」や「とりあえず受験」の層が一定数含まれます。

受験者数が20万人を超える大規模試験であるため、こうした層が合格率を押し下げています。

理由②:記念受験・準備不足の受験者が一定数いる

不動産業界では宅建取得を奨励・義務化している企業が多く、「会社に言われてとりあえず受験した」という層も少なくありません。

こうした準備不足の受験者が全体の3〜4割を占めるとも言われています。

理由③:試験範囲が広く民法の難易度が高い

宅建試験は「宅建業法」「権利関係(民法等)」「法令上の制限」「税・その他」の4分野を横断的に学ぶ必要があり、試験範囲が広いのが特徴です。

特に権利関係(民法)は法律の初学者にとって難易度が高く、ここで挫折する受験者も多いです。

理由④:相対評価のため合格率が一定に調整される

宅建試験は相対評価方式を採用しているため、どれだけ受験者全体のレベルが上がっても、合格率は15〜18%前後に調整されます。

つまり、「全員が頑張った年」は合格基準点が上がるため、常に受験者全体の上位層に入る必要があります。

【差別化】科目別の難易度変動と合格率への影響

【差別化】科目別の難易度変動と合格率への影響

宅建試験の合格率の変動には「科目ごとの難易度差」が大きく影響しています。

特定の科目が難化すれば合格基準点が下がり、逆に得点源科目が取りやすい年は高得点勝負になります。

特に注目すべきなのは、以下の4つのポイントです。

ここから、近年の出題傾向と難易度変動を科目別に分析し、どの科目で何点を目標にすべきか、時間配分をどう考えるべきかまで具体的に解説します。

権利関係の近年の出題傾向と難易度推移

近年の権利関係は判例ベースの事例問題が増加し、難易度が上昇傾向にあります。

特に民法改正(2020年施行)以降は、新しい条文に基づく出題が増え、過去問だけでは対応しきれないケースも出ています。

対策
頻出テーマ(意思表示・代理・時効・抵当権・賃貸借・相続・借地借家法)に集中し、8〜10点を安定して取れるようにしましょう。

宅建業法の出題傾向と得点戦略

宅建業法は近年も標準的な難易度を維持しています。

過去問の焼き直しが多く、しっかり対策すれば18〜20点が狙える科目です。

対策
過去10年分の過去問を3回転させれば、本番でほぼ対応可能。宅建業法は「満点を目指す」くらいの意気込みで取り組みましょう。

法令上の制限・税その他の傾向

法令上の制限は難易度に年度差が大きい科目です。

特に建築基準法は出題パターンが読みにくい年があります。

税その他は比較的安定しています。

対策
基本的な暗記事項を確実に押さえつつ、建築基準法の細かい数値にも対応できるよう準備しましょう。

科目別の時間配分戦略

科目配点目標点学習優先度
宅建業法20点18〜20点最優先
権利関係14点8〜10点戦略的に
法令上の制限8点6〜7点確実に
税・その他8点5〜6点効率的に
合計50点37〜43点

合格基準点は例年33〜38点です。

37点以上を安定して取れる実力があれば、どの年度でも合格できます。

5問免除(登録講習修了者)の合格率推移との比較

5問免除(登録講習修了者)の合格率推移との比較

宅建試験には、「5問免除(登録講習修了者)」という制度があります。

同じ試験でありながら、一般受験者と5問免除者では合格率に明確な差が出る年度もあり、「本当に有利なのか?」と気になる方も多いはずです。

そこで、ここでは、5問免除に関する気になるポイントをデータに基づいて客観的に検証します。

登録講習を受けるべきか迷っている方は、数字から冷静に判断する材料としてぜひ参考にしてください。

一般受験者 vs 5問免除者の合格率比較表

年度一般受験者合格率5問免除者合格率
2021年16.9%21.3%+4.4pt
2022年17.0%17.3%+0.3pt
2023年15.3%24.1%+8.8pt
2024年17.8%21.9%+4.1pt
2025年約17%約24%約+7pt

5問免除者の合格率は年度により差があるものの、一般受験者より概ね有利で、多くの年度で20%を超えています。

ただし、2022年度のように問48が没問扱いとなった特殊な年では、免除者と一般受験者の合格率がほぼ同水準(+0.3pt)になることもあります。

5問免除制度の概要と対象者

5問免除(登録講習)は、宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書の保有者)が対象の制度です。

5問免除制度の概要
  • 講習時間:約10時間(スクーリング)+自宅学習
  • 費用:約10,000〜20,000円程度
  • 効果:50問中5問(問46〜50)が免除され、45問中の正解で合否が判定される

5問免除は本当に有利なのか?

結論:非常に有利です。

5問免除のメリットは以下の通りです。

5問免除のメリット
  • 単純に5問分のリスクが消える:免除される5問は統計や土地・建物の知識で、対策に時間がかかる割に配点が低い分野
  • 試験時間が10分短縮される:50問を120分 → 45問を110分(実質的には時間に余裕が生まれる)
  • 免除科目の学習時間を他科目に回せる:約20〜30時間の削減効果

不動産業界で働いている方は、登録講習の利用を強くおすすめします。

宅建と他資格の合格率比較|難易度ランキング

宅建と他資格の合格率比較|難易度ランキング

国家資格に挑戦するうえで、多くの人が気になるのが「他の資格と比べて難しいのか?」という点です。

宅建試験の合格率15〜18%という数字だけを見ると、難関資格のようにも感じられます。

そこでここでは、宅建を他資格と客観的に比較しながら、難易度ランキングの中でどのポジションにあるのかを整理していきます。

「宅建は難しいのか?」「自分でも目指せるレベルなのか?」と迷っている方は、ぜひ判断材料として参考にしてください。

不動産関連資格との比較

資格合格率勉強時間
管理業務主任者19〜23%約300時間
宅建士15〜18%300〜400時間
賃貸不動産経営管理士24〜32%150〜250時間
マンション管理士7〜13%500〜600時間

宅建士は、不動産関連資格のなかでは、マンション管理士に次いで合格率が低い試験です。

勉強時間も300時間程度必要となっており、ある程度しっかり勉強しないと合格が難しい国家資格と言えます。

法律系資格との比較

資格合格率勉強時間
宅建士15〜18%300〜400時間
行政書士10〜15%600〜1,000時間
社労士5〜7%800〜1,000時間
司法書士4〜5%3,000時間以上

宅建士は、上記の法律系資格の中では最も合格率が高く、この中では最も難易度が低いです。

必要な勉強時間も比較的少ないので、法律系国家資格の入門〜登竜門的ポジションと言えます。

宅建の難易度は「普通〜やや難」

宅建は合格率だけを見ると「難しい」印象がありますが、受験資格の制限がない点を考慮すると、実質的な難易度は「普通〜やや難」です。

しっかり準備すれば十分に合格できる資格です。

合格率データから導く学習戦略

合格率データから導く学習戦略

宅建試験は一見難関に見えますが、学習方法や戦略次第で合格可能性は大きく変わります。

そこで、合格率データをもとに、学習方法と合格率の関係を整理し、効率的に合格を目指すための戦略を具体的に解説していきます。

これから学習を始める方も、再挑戦を考えている方も、データに基づく戦略を立てることが合格への近道です。

独学 vs 通信講座|合格率に差はあるのか

学習方法推定合格率費用
独学約10%程度8,000〜15,000円
通信講座50〜77%14,960〜107,800円
通学(予備校)40〜60%100,000〜200,000円

通信講座の合格率は全国平均の3〜4倍です。

特にアガルート(77.01%)やフォーサイト(75.0%)は非常に高い合格実績を誇ります。

合格者に共通する学習時間と学習法

合格者に共通する特徴は以下の通りです。

合格者の共通点
  • 総学習時間300時間以上
  • 過去問を3回転以上
  • 模試を3回以上受験
  • アウトプット中心の学習(問題演習7割)

学習計画の参考にしてください。

おすすめ宅建講座4選

講座料金(税込)合格率おすすめポイント
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アガルート54,780円〜77.01%全額返金・KIKERUKUN(フル30回/ライト10回)
ユーキャン64,000円非公開添削指導・知名度

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2026年度宅建試験の合格率予測と試験日程

2026年度宅建試験の合格率予測と試験日程

2026年度(令和8年度)の宅建試験に向けて、受験生にとって最も気になるのが「合格率はどのくらいか」と「試験日程」です。

本記事では、過去データをもとにした2026年度の合格率予測と、申込開始から試験日・合格発表までのスケジュールを整理します。

受験に臨むまえに確認してください。

過去データからの予測

過去のデータから、2026年度の合格率は16〜18%程度と予測されます。

2025年度が18.7%と平成以降で最高だったため、やや調整が入る可能性がありますが、近年の上昇トレンドを考慮すると16%を下回ることは考えにくいでしょう。

合格基準点は、問題の難易度次第で34〜37点程度と予想されます。

38点以上を安定して取れる実力を目標にしましょう。

試験日程・申込スケジュール

項目予定日
官報公告2026年6月上旬
インターネット申込2026年7月1日〜7月31日頃
郵送申込2026年7月中旬(約2週間)
試験日2026年10月18日(日)
合格発表2026年11月下旬

正式な日程は2026年6月上旬の官報公告で確定します。

計画的に準備しましょう。

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まとめ

宅建試験の合格率は過去20年間で15.2〜18.7%の範囲で推移しています。

2025年度は合格率18.7%と平成以降で最高を記録しました。

合格率データから言えること
  • 合格率15〜18%は「難しい」が、適切な準備をすれば十分に合格可能
  • 通信講座受講者の合格率は50〜77%と全国平均の3〜4倍
  • 5問免除者は年度により差があるものの、一般受験者より概ね有利
  • 37点以上を安定して取れる実力があれば、どの年度でも合格できる

2026年10月18日の試験に向けて、今から準備を始めましょう。

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この記事を書いた人

徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 国家資格キャリアコンサルタント

国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入や人材教育、個人の相談業務に従事。WEBメディアの管理運営にも精通したキャリアコンサルタント。 「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」を重視し、予期せぬ変化をチャンスに変えるキャリア形成を支援している。

現在は、資格・教育分野を中心とした専門サイトの監修も多数担当。企業内での制度構築や教育現場での実務経験、WEB運営の知見を活かし、転職市場の動向やリスキリング(学び直し)など、ユーザーの「真の願望」実現に役立つ信頼性の高い情報を発信している。