【2026年最新】資格の大原日本語教師講座の評判は?料金・コース・教育訓練給付金まで徹底解説

資格の大原 日本語教師

【編集部より|2026年9月11日 更新】
▪️資格の大原の「420時間総合コース」は、公式サイトのコース検索から新規申込の受付がなくなりました
▪️「介護の日本語」教師養成コースも、公式サイトのコース検索と講座紹介ページから掲載がなくなりました(Webから申し込めるのは日本語教員 国家試験対策パックの1コースだけです)

資格の大原の日本語教師講座で、いま公式サイトから申し込めるのは「日本語教員 国家試験対策パック」(69,000円・税込/Web通信)の1コースです。

長く看板コースだった「420時間総合コース 理論編Web」(489,000円・税込)は、大原のコース検索と講座紹介ページから外れ、Webからの新規申込ができない状態になっています。

ただし、厚生労働省の教育訓練給付制度に対応した大原の「通信講座指定対象講座一覧表」には420時間総合コースが今も掲載されており、申込期限の欄には「日本語教師講座までお問い合わせください」と書かれています。

講義日程表にも実践編のクラスが残っており、大原は募集停止や終了の告知を出していません。

この記事では、資格の大原 日本語教師講座でいま申し込めるコースの中身と受講料、420時間総合コースの現在の扱い、強みと弱み、他社・独学との使い分けまでを整理します。

各社を見比べたい方は「日本語教師の通信講座比較」もあわせてご覧ください。

編集部

【編集部より】この記事を書くにあたって大原の公式サイトを実際にたどったところ、コース検索・コース詳細・講座紹介ページのいずれからも420時間総合コースが表示されなくなっていました。一方で教育訓練給付の指定対象講座一覧と講義日程表には残っています。「終了した」とも「申し込める」とも書けない状態なので、この記事では確認できた事実だけを並べ、判断に必要な問い合わせ先まで書いています。

\いま申し込めるのは試験対策パック/

この記事の監修者

監修者 徳永浩光の顔写真

徳永 浩光
国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)
大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入・人材教育・個人の相談業務に従事。「計画的偶発性理論」を重視したキャリア形成支援を行うほか、資格・教育分野の専門サイト監修を多数担当。企業研修や教育実務、ウェブメディア運営の知見を活かして情報発信しています。

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目次

大原 日本語教師講座の基本情報とコース・料金

大原 日本語教師講座のコースと料金:申し込めるのは国家試験対策パック69,000円の1本で、420時間総合コースはWebからの申込を停止

資格の大原 日本語教師講座は、学校法人大原学園が東京水道橋校を拠点に運営する社会人向け講座です。

運営会社学校法人大原学園(資格の大原) ※文化庁の課程一覧での登録名義は大原出版株式会社(資格の大原)大原言語教育センター
公式サイトhttps://www.o-hara.jp/course/nihongo_kyoshi
Webから申し込めるコース日本語教員 国家試験対策パック(Web通信)
受講料(税込)69,000円
学習スタイルWeb通信
視聴期限2026年11月末まで(国家試験対策パック)
入学金大原グループの講座に初めて申し込む場合6,000円(税込)
割引制度大原受講生割引3%OFF/420時間総合コース生割引30%OFF
無料の相談窓口講座説明会・個別受講相談・資格の取り方相談会
問い合わせ先大原日本語教師課 03-3237-7013(月〜木12:00〜18:00/土9:00〜17:00/金・日・祝休み)
編集部

【編集部より】コース検索を全ページ送って確かめたところ、日本語教師のカテゴリに出てくるのは国家試験対策パックの1件だけでした。絞り込みのプルダウンにも他の選択肢が残っていません。「どのコースにするか」ではなく「このコースが自分に合うか」を考える段階だと思って読み進めてください。

資格の大原の日本語教師コース検索の結果。表示されているのは「2026年受験対策 日本語教員 国家試験対策パック」Web通信・学習経験者/独学者・69,000円の1件だけで、他の枠は空いている
出典:資格の大原 日本語教師講座 コース検索(画面は改変していません)

日本語教員 国家試験対策パック(69,000円・Web通信)

日本語教員 国家試験対策パックは、日本語教員試験の合格を目指す学習経験者・独学者に向けた、問題演習を中心としたWeb通信講座です。

学習スタイルWeb通信
対象者学習経験者・独学者
受験年度2026年受験対策
回数全27回(項目別基礎講座17回+総合演習講座10回)
一般価格69,000円(税込)
講義配信開始項目別基礎講座 2026年6月25日(木)/総合演習講座 2026年8月6日(木)
教材発送開始2026年6月20日(土)
視聴期限2026年11月末まで

全27回は「項目別基礎講座」17回と「総合演習講座」10回に分かれます。

項目別基礎講座は、1〜5区分の問題を100問×3回で解く項目別演習と、出題が見込まれる項目を確認する項目補強講義(全14回)の組み合わせです。

総合演習講座は、60問×3回の読解対策演習と最新トピック講義(全4回)に、聴解対策講義と聴解対策演習(全6回)を組み合わせた構成です。

過去問と教材費は受講料に含まれています。

冊数の内訳は強み2にまとめました。

なお、日本語教員試験の受験申込は受講生が各自で行う必要があります。

420時間総合コース 理論編Web(Webからの新規申込は受付なし)

420時間総合コース 理論編Webは、大原のコース検索・コース詳細ページ・講座紹介ページのいずれからも表示されなくなっており、公式サイト上で新規に申し込む導線がありません。

一方で、大原が公開している教育訓練給付制度の「通信講座指定対象講座一覧表」には、次の内容で掲載が残っています。

コース名420時間総合コース[理論編WEB]
受講料489,000円(税込)
訓練期間12ヶ月
指定番号1320002-2310022-6
開講日・申込期限スクーリング(東京水道橋校で実施)の日程により異なるため、日本語教師講座へ問い合わせ

出典:資格の大原「通信講座指定対象講座一覧表(一般教育訓練給付制度/特定一般教育訓練給付制度)」

講義日程表にも「実践編(2026年10月クラス)」が掲載されており、在籍者向けの運用は続いています。

いま受講できるかどうかは大原日本語教師課(03-3237-7013)に直接確認する必要があります。

養成課程を確実に始めたい方は、開講状況がはっきりしている他社講座も候補に入れておくほうが安全です。

各社の状況は「日本語教師の通信講座おすすめ」で比較しています。

申込から受講開始までの流れ

大原 日本語教師講座の申込は、インターネット申込と東京水道橋校の受付窓口の2通りです。

  1. 講座説明会・個別受講相談・資格の取り方相談会で、自分に合うコースを確認する
  2. 教育訓練給付制度を使う場合は、受講開始前に管轄のハローワークで受給資格を確認する
  3. インターネットまたは受付窓口で申し込む(大原グループ初受講なら入学金6,000円が別途必要)
  4. 割引を使う場合は、申込時に適用する(申込後の適用はできない)
  5. 教材の発送とWeb講義の配信開始を待って学習を始める

420時間総合コース生割引をインターネット申込で使う場合は、事前に日本語教師課へ問い合わせが必要です。

窓口で申し込むときは受講申込書に大原登録番号を記入します。

\全27回の演習中心カリキュラム/

大原 日本語教師講座の4つの強み

大原 日本語教師講座の4つの強み:演習中心で全27回、過去問5年分が受講料込み、基礎試験対策にも使える、2つの割引で最大30%OFF

大原 日本語教師講座の強みは、いま申し込める国家試験対策パックが「解いて覚える」設計に振り切っている点に集約されます。

編集部

【編集部より】この講座の強みは、講義のわかりやすさではなく演習量に寄っています。項目別演習100問×3回と読解60問×3回、聴解5年分という中身は、解く材料を探す手間を丸ごと省ける量です。逆に「説明を聞いて理解するところから始めたい」人には合いません。

強み1:応用試験に的を絞った演習中心のカリキュラム

大原の国家試験対策パックは、項目別演習で1〜5区分の問題を100問×3回、読解対策演習で60問×3回を解き、そのうえで区分ごとの解説講義と項目補強講義(全14回)で抜けを埋める構成です。

聴解は日本語教育能力検定試験の問題5年分を使った演習(全6回)が用意されており、読解と聴解の両方に演習量が確保されている点が、講義動画中心の講座との違いです。

強み2:過去問5年分の冊子と解答解説が受講料に含まれる

国家試験対策パックの教材費は受講料69,000円に含まれており、過去問の冊子を別に買う必要がありません。

届く教材は、日本語教育能力検定試験の令和元年度〜令和5年度について試験Ⅰ・Ⅲ(読解)の問題冊子・解答解説が全2冊、試験Ⅱ(聴解)の問題冊子が全5冊と解答解説が全1冊です。

これに項目別演習と読解対策演習の問題冊子・解答解説が各全6冊加わり、合計20冊が自宅に届きます。

解説だけでなく問題冊子そのものが手元に来る点は、過去問を別に買い足す必要がないという意味で効いてきます。

強み3:基礎試験の対策としても使える

国家試験対策パックは応用試験向けの講座ですが、大原は基礎試験の対策としても利用できると案内しています。

理由は、日本語教員試験の出題範囲が基礎試験と応用試験で共通しているためです。

経過措置で基礎試験が免除されるC・D-1・D-2ルートの方も、基礎試験から受けるFルートの方も、同じ教材で準備できることになります。

強み4:2つの割引で受講料を下げられる

大原 日本語教師講座には、国家試験対策パックに使える割引が2つ用意されています。

割引対象割引後の受講料
420時間総合コース生割引420時間総合コースを申し込んだ方(受講中・過去の受講者とも対象)30%OFF=48,300円
大原受講生割引一般価格20,000円以上の大原の講座を過去に申し込んだ方、または受講中の方3%OFF

どちらも一般価格からの割引で、キャンペーン価格や他の割引制度との併用はできません。

割引を適用した受講料は、100円未満が切り捨てになります。

大原受講生割引は商品単体で一般価格20,000円以上が条件で、複数講座の合計額では判定されません。

申込後に取消・解約・返金をしていないことと、受講証に記載された大原登録番号(8桁)が必要です。

大学生協や購買会などでの申込は割引の対象外で、申込後にさかのぼって適用することもできません。

大原の他講座の割引もまとめて知りたい方は「資格の大原 クーポン・キャンペーン・割引まとめ」で整理しています。

\2つの割引が使える/

大原 日本語教師講座の3つの弱み

大原 日本語教師講座の3つの弱み:420時間はWebで申し込めない、給付金は対策パック対象外、合格実績を公表していない

大原 日本語教師講座には、申し込む前に知っておきたい制約が3つあります。

編集部

【編集部より】いちばん誤解しやすいのが給付金です。大原の日本語教師講座が教育訓練給付の対象であることは事実ですが、指定を受けているのは420時間総合コースだけで、いま申し込める69,000円のパックは対象外です。「大原=給付金が使える」で予算を組むと計算が狂います。

弱み1:420時間の養成課程をWebから新規に申し込めない

420時間総合コース 理論編Webは、公式サイトから申し込む手段がなくなっています。

さらに前提として、資格の大原は文部科学省の登録日本語教員養成機関に登録がありません。

令和8年9月30日更新の登録法人・機関一覧にも、実践研修機関の一覧にも大原の掲載はなく、ヒューマンアカデミー・東京中央日本語学院(TCJ)・アークアカデミーは掲載されています。

つまり420時間総合コースを修了しても、基礎試験が免除される養成機関ルートには進めません。

初学者が養成課程から始めたい場合、大原では電話で受講可否を確認するところからのスタートになり、他社のようにその場で申し込んで学習を始めることができません。

加えて、420時間総合コースの実践編・実習編はもともと東京水道橋校での対面受講が前提です。

関東圏外の方は、受講できたとしてもスクーリングの日程と交通・宿泊の調整が必要になります。

弱み2:教育訓練給付の対象は420時間総合コースだけ

大原の日本語教師講座で一般教育訓練給付制度の指定を受けているのは、420時間総合コース[理論編WEB](指定番号1320002-2310022-6)だけです。

いま申し込める国家試験対策パックは指定講座ではないため、69,000円に給付金は使えません。

大原の他資格で給付金の対象になる講座は「資格の大原 教育訓練給付金完全ガイド」で確認できます。

弱み3:合格実績を公表していない

資格の大原は、日本語教師講座の合格率・合格者数・受講者数のいずれも公表していません。

大原が合格実績を出しているのは税理士・簿記・社会保険労務士などの7分野で、日本語教師は含まれていません。

\受講の相談は公式から/

大原 日本語教師講座の口コミ・評判

大原 日本語教師講座の口コミ・評判:公式の受講者の声は掲載0件、みん評にも日本語教師の投稿は0件

大原 日本語教師講座については、受講した方の口コミ・評判が公開されている場所を確認できませんでした。

大原の公式サイトには日本語教師講座の「受講者の声」ページがありますが、掲載されている体験談はなく、「受講生の皆様からの喜びの声を募集しております」という案内だけが置かれています。

口コミサイトのみん評では資格の大原そのものに292件の投稿が集まっていますが、資格別のタグに日本語教師は無く、日本語教師講座についての投稿は確認できませんでした。

SNSでも受講者の投稿は見つかりませんでした。

つまり口コミを判断材料にできない講座だということです。

当サイトでは出所が確認できない書き込みを口コミとして掲載しないため、ここでは件数を埋めずに事実のまま記載しています。

代わりに確認できるのは、カリキュラムの回数・教材の冊数・割引条件といった、公式が公開している条件です。

受講者の感想ではなく、この条件が自分の学習計画に合うかで判断することになります。

各社の口コミは「ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座の評判・口コミ」や「東京中央日本語学院(TCJ)の評判」で確認できます。

日本語教員試験の合格実績と合格率

日本語教員試験の合格実績:令和7年度の全体の合格率は67.5%、基礎試験が免除されるCルートは70.2%、免除なしの試験ルートは35.9%、大原は講座単位の実績を非公表

資格の大原は日本語教師講座の合格実績を公表していないため、この章では試験全体の結果と他社の実績を並べます。

日本語教員試験の合格率はルートで変わる

令和7年度の日本語教員試験は、受験者17,597人に対して合格者11,876人で、全体の合格率は67.5%でした。

ルート基礎試験受験者数合格率
全体—17,597人67.5%
Cルート(必須50項目に対応した課程の修了者)免除6,711人70.2%
養成機関ルート免除2,409人70.0%
D-2ルート(現職者・50項目対応前の課程修了者)免除584人74.1%
D-1ルート(同上)免除1,245人67.6%
E-1・E-2ルート(現職者で民間試験に合格した方)免除(応用も免除)2,852人—
試験ルート(免除なし)受験3,538人35.9%
Fルート(上記以外の現職者)受験258人33.3%

試験ルートは受験3,538人のうち基礎試験を通ったのが1,309人、そこから応用に受かったのが1,269人です。

つまり基礎試験さえ通れば応用試験の合格率は96.9%で、免除ルートの70.2%より高くなります。

基礎試験が免除される価値は「合格率が上がる」ことではなく、関門を1つ飛ばせることにあります。

なお全体の67.5%は全試験免除者2,852人を含み、除くと61.2%です。

Cルートの70.2%も全国の数字で、大原の受講生に限った実績ではありません。

出典:文部科学省「令和7年度日本語教員試験実施結果をお知らせします」(合格者には経過措置による全試験免除者を含む)

講座単位の合格実績はどこまで出ているか

講座ごとの合格率を出しているのはアガルートだけです。

出どころ公表されている数値
資格の大原公表なし(合格実績を掲出しているのは税理士・簿記・社会保険労務士・公認会計士・社会福祉士・公務員・警察官/消防官の7分野)
日本語教育能力検定試験(令和7年度・JEES)応募者2,413人/受験者1,958人/合格者579人 ※主催者は合格率を公表していない
アガルート(令和7年度)日本語教育能力検定試験61.90%/日本語教員試験73.33% ※同社の有料講座受講生の実績・母数は非公表

出典:公益財団法人日本国際教育支援協会「令和7年度 日本語教育能力検定試験 結果の概要」/アガルートアカデミー「合格者の声・合格実績」

アガルートの日本語教員試験73.33%は、試験全体の67.5%とほぼ同じ水準です。

試験の難易度は「日本語教師の難易度」で整理しています。

\日本語教員試験の対策を始めるなら/

他社比較:大原・アガルート・独学の使い分け

大原・アガルート・独学の使い分け:大原は69,000円で演習中心、アガルートは総合講義54,780円、過去問解説は単科講座38,280円、独学は数千円〜1万円台

日本語教員試験の対策に絞ると、大原の国家試験対策パックが比べられる相手はアガルートの講座と独学の2つです。

編集部

【編集部より】69,000円と54,780円を並べると大原が高く見えますが、そろえている範囲が違います。大原は検定試験の過去問の問題冊子と解答解説が受講料に含まれます。アガルートは合格カリキュラム(10%OFFで79,002円)に過去問解説講座が入りますが、公式が「解説集に問題部分は掲載されていません」と案内していて、試験問題そのものは別に買う必要があります。総合講義54,780円だけを選ぶ場合は過去問解説講座が単科38,280円です。価格だけで並べないでください。

大原とアガルートの比較表

大原の国家試験対策パック(69,000円)とアガルートの講座を、いま申し込める条件で並べます。

アガルートは2026年10月28日23:59まで合格カリキュラムが10%OFFです。

項目資格の大原アガルート
主な対象学習経験者・独学者初学者から学習経験者まで
代表コース日本語教員 国家試験対策パック総合講義/合格カリキュラム
受講料(税込)69,000円総合講義54,780円/合格カリキュラム87,780円(2026年10月28日23:59まで10%OFFの79,002円)
過去問対策問題冊子と解答解説が教材に含まれる(検定試験 令和元年度〜令和5年度)合格カリキュラムに過去問解説講座(検定試験 令和3年度〜令和7年度)を含む。総合講義のみなら単科38,280円。ただし解説集に問題は載っておらず、試験問題は別途購入が必要
学習スタイルWeb通信完全オンライン
内容量全27回(項目別基礎講座17回+総合演習講座10回)講座ページに講義時間の掲載なし
教育訓練給付対象外(420時間総合コースのみ指定)対象外
合格特典記載なし全額返金+お祝い金1万円(対象は2026年合格目標の合格カリキュラム申込者。総合講義単体は対象外)
合格率公表なし検定61.90%/教員試験73.33%(令和7年度・受講生の実績)
申込の期限視聴期限は2026年11月末まで販売期間は2026年10月28日(水)23:59まで
  • 大原を選ぶべき人:演習量を優先したい方/過去問の冊子と解答解説を手元に置きたい方/420時間総合コース生割引30%OFFが使える方
  • アガルートを選ぶべき人:講義でインプットから固めたい方/総合講義54,780円で費用を抑えたい方/合格カリキュラムの合格特典(全額返金+お祝い金1万円)を狙いたい方

アガルート単体の詳細は「アガルート日本語教師講座の評判」で解説しています。

講座を使わず独学で受けるとどうなるか

日本語教員試験は受験資格に年齢・学歴・国籍の制限がないため、講座を使わず独学で受験することもできます。

独学との差が出るのは、教材をそろえる手間と、解いたあとの解説です。

大原は過去問の冊子と解答解説が受講料に含まれ、区分ごとの解説講義も付きますが、独学ではこの2つを自分で用意することになります。

一方で、費用は独学が圧倒的に安く済みます。

市販のテキストと過去問だけなら数千円〜1万円台で始められるため、69,000円の差に見合う解説と演習量が要るかどうかが判断の分かれ目です。

独学で進める手順は「日本語教師は独学で目指せる?」でまとめています。

\応用試験の対策に的を絞る/

大原 日本語教師講座が向いている人・向いていない人

大原 日本語教師講座の向き不向き:演習量を増やしたい人向け、初学者の養成課程や給付金狙いには向かない

ここまでの条件を踏まえると、大原 日本語教師講座が合う人と合わない人ははっきり分かれます。

向いている人

次のような方には、大原の国家試験対策パックが向いています。

  • 養成講座を修了済み、または独学で一周していて、応用試験の演習量を増やしたい方
  • 過去問の冊子と解答解説を紙で手元に置いて解きたい方
  • 読解だけでなく聴解の演習もまとめて確保したい方
  • 420時間総合コースの受講経験があり、30%OFFの48,300円で受けられる方
  • 2026年の受験に向けて、11月末までの視聴期限で走り切れる方

向いていない人

一方で、次のような方は他社講座のほうが合います。

  • これから420時間の養成課程を始めたい初学者(Webから申し込めないため)
  • 教育訓練給付制度を使って受講料を抑えたい方(国家試験対策パックは対象外)
  • 受講者の口コミを読んでから決めたい方
  • 講義でインプットから固めたい方(本パックは演習が中心)
  • 合格率を比べて講座を選びたい方

初学者で養成課程から始めたい方は、開講状況が確認できる講座を先に押さえるのが安全です。

各社の比較は「日本語教師の通信講座おすすめ」にまとめています。

\コース内容を公式で確かめる/

日本語教師(登録日本語教員)になるには

登録日本語教員になるには:試験合格と実践研修の修了が必要、経過措置は6ルート、必須50項目の課程+学士で免除

登録日本語教員になるには、日本語教員試験に合格し、実践研修を修了することの2つが必要です。

国家資格名登録日本語教員
必要なこと日本語教員試験の合格+実践研修の修了
主な試験日本語教員試験(基礎試験+応用試験)
主管文部科学省
試験日年1回(令和8年度は2026年11月8日(日)予定)
受験資格年齢・学歴・国籍を問わず
試験形式基礎試験:選択式120分100問/応用試験:読解100分60問+聴解50分程度50問
合格基準基礎試験:5区分各6割程度+総合8割程度/応用試験:総合6割程度

登録日本語教員の試験区分と経過措置

日本語教員試験は基礎試験と応用試験の2区分で、経過措置のC・D-1・D-2ルートに当たる方は基礎試験が免除され、応用試験だけで登録日本語教員を目指せます。

文部科学省は令和15年3月31日までの経過措置として、必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等の修了者で学士以上の学位を持つ方について、基礎試験と実践研修の両方を免除すると定めています。

経過措置のルートは対象者の属性に応じてC・D-1・D-2・E-1・E-2・Fの6つに分かれており、複数に当てはまる場合はどのルートを使うかを自分で選びます。

ルートによって免除される範囲は違います。

C・D-1・D-2は基礎試験が免除されて応用試験を受験、E-1・E-2は出願したうえで基礎試験と応用試験がどちらも免除、Fは両方を受験します。

実践研修はC〜Fのどのルートでも免除になります。

Cルートの要件は2つで、「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等として文部科学省の確認を受けた課程」の修了と、学士以上の学位です。

現職経験や経験者講習は条件に入っていません。

大原の420時間総合コースは、文化庁が公開しているこの確認済みの一覧に「大原出版株式会社(資格の大原)大原言語教育センター」の名義で載っています。

掲載されているのは「420時間総合コース『通学』」と「420時間総合コース『理論編Web』」の2つで、どちらもCルートの欄です。

実施期間はいずれも令和2年1月1日からで、この一覧は記載された実施期間内に受講して修了した方が対象になります。

出典:文化庁「登録日本語教員の資格取得に係る経過措置における日本語教員養成課程等の確認」11ページ

自分が修了する課程がこの確認を受けているかは、文部科学省の案内で必ず照らし合わせてください。

「420時間」と名の付く講座がすべて該当するわけではありません。

出典:文部科学省「登録日本語教員の資格取得ルートに関する要件について(経過措置期間)」

養成課程ルートと実践研修

実践研修は、文部科学大臣の登録を受けた登録実践研修機関が実施する45単位時間以上の研修です。

受講できるのは、日本語教員試験の基礎試験に合格した方か、登録日本語教員養成機関の養成課程を修了した(または修了見込みの)方に限られます。

その養成課程は375単位時間以上と定められており、登録日本語教員養成機関の課程を修了すると基礎試験が免除されます。

これが養成機関ルートです。

ここで免除の根拠になるのは「420時間」という時間数ではなく、文部科学省が確認した必須の教育内容50項目に対応した課程を修了していることと学士以上の学位です。

出典:文部科学省「登録日本語教員の登録等について(新たに日本語教員になろうとする方(現職者以外の方)向け)」

420時間の修了は国家資格になるのか

420時間の養成講座を修了しても、それ自体は国家資格ではありません。

国家資格は登録日本語教員で、420時間の修了は経過措置Cルートの要件のひとつという位置づけです。

文部科学省は、登録日本語教員養成機関や登録実践研修機関が実施する課程でも「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等」でもない、民間事業者が独自に実施する講座(日本語教員試験対策講座など)を受講しても、試験や実践研修の免除は受けられないと明記しています。

大原の国家試験対策パックはこの試験対策講座に当たるので、受講しても免除には効きません。

免除に関わるのは420時間総合コースのほうです。

なお旧来の日本語教育能力検定試験(JEES主催)は引き続き実施されています。

受験者数と合格者数は合格実績と合格率の表にまとめました。

よくある質問(FAQ)

大原 日本語教師講座について、申込前に確認しておきたい質問をまとめました。

大原で今から420時間総合コースを受講できますか?

公式サイトからは申し込めず、受講できたとしても基礎試験の免除(養成機関ルート)にはつながりません。

ただし教育訓練給付制度の指定対象講座一覧には掲載が残り、講義日程表にも実践編のクラスがあるため、講座が終了したとは公表されていません。

受講できるかどうかは大原日本語教師課(03-3237-7013/月〜木12:00〜18:00、土9:00〜17:00)に確認してください。

詳しくは420時間総合コース 理論編Webで解説しています。

国家試験対策パックは初学者でも受講できますか?

国家試験対策パックの対象は「学習経験者・独学者」です。

独学で日本語教育能力検定試験の学習を進めてきた方が、最後の追い込みとして使うのが本来の使い方です。

教材に過去問や問題集は付いていますか?

付いています。

教材費は受講料69,000円に含まれます。

日本語教育能力検定試験の令和元年度〜令和5年度の問題冊子・解答解説に、項目別演習と読解対策演習の冊子が加わります。

冊数の内訳は強み2にまとめています。

教育訓練給付制度は使えますか?

国家試験対策パックは対象外です。

大原の日本語教師講座で指定を受けているのは420時間総合コース[理論編WEB]のみです。

詳しくは弱み2で説明しています。

キャンペーンや割引はありますか?

キャンペーンは実施されていませんが、割引は2つあります。

420時間総合コース生割引30%OFFと大原受講生割引3%OFFで、条件と注意点は強み4にまとめています。

いずれも申込時に適用する必要があります。

受講料は分割払いできますか?

教育ローンを利用した分割払いに対応しています。

利用条件や手数料は申込時に大原へ問い合わせて確認してください。

教材は紙ですか、デジタルですか?

問題冊子と解答解説は紙の教材で、自宅へ発送されます。

講義はWeb配信で、合格Webアプリ(Android/iOS)に動画をダウンロードして視聴することもできます。

\申込前の疑問は公式で確かめる/

まとめ:大原の日本語教師講座は日本語教員試験の対策に絞って使う

資格の大原 日本語教師講座は、いま申し込める「日本語教員 国家試験対策パック」(69,000円・税込)に的を絞って使う講座です。

応用試験に向けて演習量を積みたい学習経験者にとっては、過去問と解説がひとまとめになった69,000円は選びやすい価格です。

とくに420時間総合コースの受講経験があれば48,300円まで下がります。

一方、これから420時間の養成課程を始めたい初学者は、そもそもWebから申し込めません。

給付金を使いたい方、口コミや合格率を見てから決めたい方も、現時点の大原では材料がそろいません。

開講状況が確認できる他社講座と並べて検討してください。

各社の費用と開講状況をまとめて見比べたい方は「日本語教師の通信講座おすすめ」を、大原の他資格の講座が気になる方は「資格の大原の評判・口コミ」をあわせてご覧ください。

\まずは資料請求から/

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この記事を書いた人

「アルクの資格比較」編集部です。国家資格・民間資格の保有者や、教育・学習指導の経験を持つメンバーが在籍し、公式サイトなどの一次情報をもとに、資格講座から子ども向けの学習教材まで中立的に比較・解説しています。「編集方針の詳細は編集部紹介ページ(https://www.alc.co.jp/license/about-editor/ )をご覧ください。」