【2026年最新】行政書士の模試おすすめ比較|日程・活用法など徹底解説

行政書士 模試

「行政書士の模試はどれを受けるべき?」「いつ・何回が効果的?」「記述式の対策にもなる?」と迷っていませんか。

行政書士試験は300点満点中180点以上で合格ですが、法令・基礎知識それぞれに足切り(基準点)があり、記述式(60点)の出来も合否を左右します。

だからこそ本番形式で「どの基準点をクリアできているか」を確かめる予行演習が欠かせません。

試験は例年11月のため、夏〜10月の模試シーズンにどれを受けるかが鍵になります。

本記事では、行政書士向けの有料の公開模試・実力測定模試7社を、料金・実施時期・受験方式・成績処理・記述添削で比較。

選び方・受験回数・2つの足切りの読み方・結果が振るわなかったときの立て直しまで、まとめて確認できます(講座そのものの比較は「行政書士のおすすめ通信講座」をどうぞ)。

編集部

【編集部より】行政書士の模試は「どれが一番か」より「自分の目的に合うか」で選ぶのがコツです。編集部で7社を確認すると、料金は資格スクエア1,650円〜ユーキャン14,800円まで幅があり、記述添削や全国順位が要るならLEC・TAC・辰已、自宅で手軽にならアガルートや伊藤塾と役割が分かれます。受ける時期(夏か直前か)と照らして読み進めてください。

模試(提供)特徴
アガルート 模擬試験自宅で受験可能・解説動画あり
伊藤塾 頻出Aランクチェック模試自己採点(成績処理・添削なし)
ユーキャン 全国統一直前模擬試験結果報告書/記述は追加講義

この記事の監修者

監修者 徳永浩光の顔写真

徳永 浩光
国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)
大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入・人材教育・個人の相談業務に従事。「計画的偶発性理論」を重視したキャリア形成支援を行うほか、資格・教育分野の専門サイト監修を多数担当。企業研修や教育実務、ウェブメディア運営の知見を活かして情報発信しています。

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目次

結論:目的別の行政書士模試おすすめ

行政書士 模試

先に結論です。行政書士模試は、受ける目的と時期で選べば自分に合う1本に絞れます。目的別の目安は次のとおりです。

  • 自宅で手軽に本番形式+解説講義まで欲しい人アガルート(模擬試験・5,478円・〜11/2)
  • 早めに安く実力を測りたい人伊藤塾(早期1,500円のチェック模試)、資格スクエア(憲民行 実力測定模試1,650円)
  • 記述式の添削と全国順位で総仕上げしたい人LEC(全3回)・TAC(全2回)・辰已(全1回)
  • 通信大手で自宅でじっくり受けたい人ユーキャン(全国統一直前模擬試験・全2回)

これから総仕上げに入る方には、自宅で本番形式を体験でき解説講義まで付くアガルートの模試が始めやすく、記述式の添削まで欲しいならLEC・TAC・辰已の公開模試が選択肢になります。

編集部

【編集部より】迷ったら「目的×時期」の2軸で1本に絞るのが近道です。編集部で各社の販売時期を確認したところ、夏に測るなら伊藤塾(早期〜7/31)やユーキャン(販売〜7/30)、直前の総仕上げならアガルート(販売〜11/2)やLEC・TAC・辰已と、締切で選べる相手が変わります。安く測る/記述添削/全国順位のどれを優先するかを先に決めましょう。

学習法から迷っている方は「行政書士の勉強時間の目安」も参考にしてください。

行政書士模試の比較一覧表【2026年最新】

行政書士 模試 一覧

主要7社の行政書士模試を一覧にしました(料金は税込)。

行政書士の模試選びは、料金に加えて会場か自宅か、そして記述式の添削・全国順位が受け取れるかが分かれ目です。

スクロールできます
模試(提供)料金(税込)実施時期受験方式成績処理・記述添削
アガルート 模擬試験5,478円直前期(販売〜11/2)自宅成績通知なし・解説講義(添削なし)
伊藤塾 頻出Aランクチェック模試早期1,500円(〜7/31)/通常3,000円7〜8月(全1回)Web・会場自己採点(成績処理・添削なし)
ユーキャン 全国統一直前模擬試験14,800円8〜9月(販売〜7/30・全2回)自宅結果報告書/記述は追加講義
資格スクエア 憲民行 実力測定模試1,650円直前期(主要3科目33問)オンライン・Zoom個人成績表・得点分布/解説講義
LEC 全日本行政書士公開模試各回4,500円/模試パック(全7回)22,000円8〜10月(全3回)会場・自宅全国順位・偏差値・記述採点
TAC 全国公開模試各回3,300円/セット5,500円9〜10月(全2回)会場・自宅全国順位・正答率・記述添削
辰已 全国公開完全模試3,300円10月(全1回)通学・通信記述式の直接添削指導

行政書士模試を徹底比較|各社の中身と料金

行政書士 模試 各社

ここからは7社の行政書士模試について、料金・実施時期・受験方式・成績処理と向き不向きを順に確認します。

自宅で手軽に受けられるアガルート・伊藤塾・資格スクエア、記述添削まで受けられるLEC・TAC・辰已、通信大手のユーキャンと性格が分かれるので、目的に合わせて選びましょう。

アガルート|自宅で受けられる本番形式の模擬試験

アガルートの行政書士模擬試験は、自宅受験で本試験形式を体験できるのが特徴です。

受講料は5,478円(税込)で、本試験の傾向を踏まえたオリジナル予想問題(全1回)に、全肢を詳しく解説する講義がセットになっています。

ただし点数や全国順位といった成績通知はなく、記述式の添削もありません(発送は問題冊子・解説冊子)。

採点は自分で行い、解説講義で弱点をつぶしていく形になります。

会場に出向かず自宅で受けられ、間違えた問題はその場で動画解説で確認できるのも利点。

販売期限は本試験直前(2026年は11月2日まで)のため、申込はお早めに。

  • 自宅で本番形式を体験したい人
  • 解説講義で復習までしたい人
  • コスパよく総仕上げしたい人

講座全体の評判は「アガルート行政書士講座の評判・口コミ」で詳しく解説しています。

また、模試とセットになった下記の講座もおすすめです。

【2026年合格目標】直前対策パック

\自宅で予想問題+解説講義/

伊藤塾|早期割が使えるチェック模試

伊藤塾は、主要論点の到達度を測る頻出Aランクチェック模試(全1回)を提供しています。

早期申込割引(50%OFF)を使うと1,500円(税込・2026年は7月末まで)、通常は3,000円(税込)で受けられ、早めに学習状況を把握したい方に向いています。

Web受講(7月配信)と会場受験から選べますが、自己採点方式で成績処理・添削はありません

司法試験・予備試験で実績のある伊藤塾の問題で、夏の段階での弱点発見に活用できます。

受付状況・締切は時期で変わるため、最新は公式サイトでご確認ください。

伊藤塾の講座は、伊藤塾行政書士の通信講座で詳しくご紹介しています。

向いている人:夏に早く・安く実力を測りたい人/質の高い問題で弱点を洗い出したい人

短期間で効率よく学習したい人には下記の講座もおすすめです。

2026年合格目標 行政書士スピードマスター講座

\夏に早く・安く実力チェック/

ユーキャン|通信大手の全国統一直前模擬試験

ユーキャンの「全国統一直前模擬試験」は、全2回(8月・9月)の自宅受験型で、受講料は14,800円(税込)です。

ユーキャンの受講生でなくても申し込めます。

提出後に届く「結果報告書」には、得点分布・科目別平均点・科目別得点分布・総評・講師からの分野別アドバイスが掲載され、自分の位置と弱点が見えてきます。

記述式は答案を分析した追加講義で対応しますが、個別の添削・返却はありません

販売期間は2026年6月12日〜7月30日まで、教材発送は8月中旬の予定です。

ユーキャンの講座は、ユーキャン行政書士通信講座にて詳しく解説しています。

向いている人:通信大手の教材で自宅でじっくり2回受けたい人/結果報告書で弱点を整理したい人

下記は教育訓練給付金対象の講座です。

ユーキャン 行政書士講座

\通信大手の直前模試を自宅で/

資格スクエア|主要3科目で実力を測るオンライン模試

資格スクエアの「憲民行」実力測定模試は、合格の鍵を握る憲法・民法・行政法の主要3科目に絞った33問のオンライン模試で、受講料は1,650円(税込)と手頃です。

法令択一の約8割を占める3科目で、現時点の到達度をピンポイントに確認できます。

オンライン(PDF)でいつでも受けられ、Zoomの「一斉受験日」に参加すれば本番さながらの緊張感も味わえます。

個人成績表・得点分布で合格ラインまでの距離と全体での位置がわかるほか、講師の解説講義も付属。費用を抑えて主要3科目の仕上がりを確かめたい方に向いています。

講座の詳細は「資格スクエア行政書士講座の評判」をご覧ください。

向いている人:主要3科目の実力を安くチェックしたい人/オンラインで手軽に受けたい人

また、下記の短期集中講座もおすすめです。

資格スクエア 短期集中合格講座

\主要3科目をオンラインで力試し/

LEC|全国規模・記述採点つきの公開模試

LECの「全日本行政書士公開模試」は、会場受験・自宅受験に対応した全国規模の模試(全3回)です。

受講料は各回4,500円、複数の模試をまとめた模試パック(全7回・22,000円)も用意されています。

2026年は第1回8/30・第2回9/13・第3回10/11の実施で、全国最大28会場と自宅から選べます。

成績は「Score OnLine」で、全国順位・偏差値・正答率・判定を確認でき、記述式の答案は専門スタッフが採点します(成績表・採点済み答案はWeb閲覧、郵送返却オプションあり)。

母集団の大きさと記述採点が強みです。講座の評判は「LEC行政書士講座の評判」で解説しています。

向いている人:全国順位・偏差値で立ち位置を知りたい人/記述採点を受けて複数回で仕上げたい人

模試がパックになった下記の講座もおすすめです。

2026年合格目標:行政書士 模試パック

\全国順位+記述採点で総仕上げ/

TAC|記述添削つきの全国公開模試(全2回)

TACの「全国公開模試」は、全2回・会場受験(全国27会場)/自宅受験に対応した公開模試です。

受講料は各回3,300円/第1回+第2回セット5,500円。2026年は会場受験が第1回9/18〜20・第2回10/9〜11の実施です。

個人別成績表で全国順位・問題ごとの正答率がわかり、記述式は得点するための書き方までふまえた添削指導が受けられるのが強みです。

本試験当日のシミュレーションをしながら、記述答案を客観的に評価してもらいたい方に向いています。

なお会場は定員制で、埋まり次第締め切られる点に注意してください。

向いている人:記述添削と全国順位を手頃な料金で受けたい人/会場で本番感覚をつかみたい人

夏には下記の講座もおすすめです。

夏期特訓オプション

\記述添削つきの全国公開模試/

辰已法律研究所|記述式を直接添削する全国公開完全模試

辰已法律研究所の「全国公開完全模試(全1回)」は、本試験と同じ60問の総合演習です。

受講料は3,300円(税込・通学/通信Web)で、リピーター割引やセット価格も用意されています。

通学(東京本校・大阪本校)と通信(Web・DVD)から選べます。

特徴は、記述式答案を直接添削指導してくれる点です。

2026年は申込受付が9月24日まで、実施は10月(東京10/3・大阪10/4・10/10)。本試験直前に、記述まで含めて総合的に仕上げたい方に向いています。

向いている人:本試験形式(60問)で総合的に力を試したい人/記述式を直接添削してほしい人

直前には下記の講座もおすすめです。

直前合格答練

\60問+記述直接添削で総合演習/

市販模試(書籍)はアリ?公開模試との使い分け

各社の公開模試のほかに、書店やネットで買える「市販の模試(予想問題集)」という選択肢もあります。

費用を抑えたい人には有力ですが、公開模試とは役割が異なるため、使い分けが大切です。

市販模試と公開模試の違い
  • 市販模試(予想問題集):手頃に入手でき、自分のペースで繰り返し解ける。ただし全国順位・偏差値・記述添削は付かず、時間管理も自己責任
  • 公開模試(各社):全国順位・偏差値・記述添削で客観的に立ち位置を測れる。本番と同じ時間・会場の緊張感も得やすい

おすすめは、市販模試で演習量を確保しつつ、全国順位や記述添削がほしい仕上げ局面で公開模試を1〜2回受ける組み合わせです。

独学派やコスト重視の人ほど、この使い分けが効きます。

行政書士模試の選び方|5つのチェックポイント

行政書士 模試 選び方

自分に合う行政書士模試を選ぶには、次の5点を確認しましょう。順番に見ていきます。

① 受験方式(会場・自宅)

3時間ぶっ通しの本番感覚をつかみたいなら会場受験、都合に合わせて受けたいなら自宅受験が向きます。

会場・自宅の両方を選べるのはLEC・TAC・辰已、アガルート・伊藤塾・ユーキャンは自宅中心、資格スクエアはオンライン(Zoom一斉受験あり)です。

会場の地域は、LEC・TACが札幌〜那覇まで全国の主要都市に展開、辰已は東京・大阪が中心なので、近くに会場があるかも選ぶ際の目安になります。

本番の長丁場に慣れておきたい方は、最低1回は会場受験を選ぶと安心です。

② 成績処理(全国順位・偏差値・記述採点)

模試は受けたあとの振り返りで差がつきます。

全国順位・偏差値や記述採点まで出るLEC・TAC・辰已は、母集団のなかでの位置と記述の弱点を客観視しやすいのが強みです。

ユーキャンは結果報告書(得点分布・科目別平均)、資格スクエアは個人成績表・得点分布、アガルート・伊藤塾は自己採点(成績通知なし)と、各社で深さが異なります。

③ 記述式の採点・添削があるか

行政書士は記述式(60点・3問)の出来が合否を左右します。

採点基準が独特で自己採点だけでは判断が難しいため、記述添削の有無は重要です。

記述添削が受けられるのはLEC・TAC・辰已。アガルート・伊藤塾・資格スクエアは解説中心の自己採点、ユーキャンは個別添削はなく記述の追加講義で対応します。

④ 料金

費用を抑えたいなら資格スクエア(1,650円)・伊藤塾の早期割(1,500円)・辰已やTAC各回(3,300円)が手頃です。

本番形式と解説講義までほしいならアガルート(5,478円)、全国規模で複数回ならLEC(各回4,500円)、自宅で2回じっくりならユーキャン(14,800円)が選択肢になります。

⑤ 実施時期・回数が自分の計画に合うか

学習の進度に合わせて、夏に早期で測るか、直前期に絞るかを選びます。

伊藤塾の早期チェック模試やユーキャン(販売〜7/30)は夏に、LEC・TAC・辰已・アガルートは直前期に活用しやすい設計です。

行政書士模試はいつ・何回受ける?スケジュール例

行政書士 模試 いつ

行政書士本試験は例年11月(11月第2日曜)に実施されます。

模試はその1〜2か月前、8〜10月がピークです。受ける回数は2〜3回が目安。

学習の進み具合に合わせて、次のように組むとムダがありません。

  • 夏(7〜8月):早めに仕上がった人は、伊藤塾の早期チェック模試(〜7/31)やユーキャン(販売〜7/30)で一度立ち位置を測る。
  • 9月(実力確認):ひととおり学習を終えたら、LEC・TAC・資格スクエアなどで到達度と弱点をつかむ。
  • 10月(直前仕上げ):アガルート・LEC・TAC・辰已などで、本試験形式の総仕上げと最終調整を行う。

複数社を組み合わせる「ダブル受験」も有効。

たとえば全国順位・記述採点のあるLECやTACと、自宅のアガルートを組み合わせれば、立ち位置の把握と直前仕上げを両取りできます。

とはいえ受けた数より復習しきれるかが肝心で、こなせる回数にとどめるのが得策です。

1回しか受けられないときも、本番と同じ3時間で全問(択一・多肢選択・記述)を通して解く経験は一度積んでおきたいところ。これで当日の時間切れをぐっと減らせます。

模試で何点取れれば合格圏?2つの足切りと判定の見方

行政書士 模試 足切り

行政書士試験の合格基準は、次の3つをすべて満たすことです。

模試の結果は、この観点で読むのが最重要です。

  • 法令等科目:満点244点中122点以上(5割以上)
  • 基礎知識科目:満点56点中24点以上(旧「一般知識」。2024年度から名称変更)
  • 総得点:300点満点中180点以上

つまり、総得点で180点を超えても、法令か基礎知識のどちらかが基準点を割れば不合格になります。

特に基礎知識(旧一般知識)は範囲が広く対策しづらい分野で、足切りで涙をのむ受験生も少なくありません。

だからこそ模試では、基礎知識の安定度を必ずチェックしておきたいところです。

なお、記述式(60点)は配点が大きい一方で採点基準が独特なため、記述式の出来をあてにしすぎず、まずは択一・多肢選択で土台の点数を確保することが大切です。

見るべき順番は決まっています。

合計点や判定(A〜E)より先に、まず2つの足切りをクリアできているかを確認しましょう。

判定や偏差値は母集団に左右されるので、数字に一喜一憂せず「足切りクリア」と「正答率の高い問題の取りこぼし」に注目するのが正解です。

最新の合格基準は試験実施団体(行政書士試験研究センター)の公表をご確認ください。

編集部

【編集部より】結果は合計点や判定より先に“2つの足切り”を見るのが鉄則です。特に基礎知識(旧一般知識)は56点中24点の壁で、ここを割ると総得点180点を超えても不合格。判定Aや偏差値に一喜一憂せず、基礎知識の安定と「正答率50%以上の問題を落とさない」ことを毎回の確認軸にするのがおすすめです。

行政書士模試を最大限に活かす復習法

行政書士 模試 復習法

行政書士の模試は、点数を出して終わりにせず中身を分析してこそ意味があります。

次の観点で復習しましょう。

  • 足切り(基準点)をクリアできているか確認する:法令・基礎知識のどちらかが基準点割れだと、総得点が足りても不合格になるため、弱い科目を最優先で補強します。
  • 記述式は「再現答案」を書いて分析する:本番と同じように自分の答案を再現し、部分点の取りこぼし・論点ズレ・字数オーバーを洗い出して書き方を固めます。採点・添削のある模試(LEC・TAC・辰已)はここで最大限に活かせます。
  • みんなが取れる問題を落とさない:正答率の高い問題の取りこぼしは致命傷です。正答率50%以上で落とした問題を成績表で洗い出します。
  • 時間配分を見直す:3時間で全問を解ききる順番と配分を、本番までに固めます。
  • 新しい知識を増やす場にしない:直前期は、間違えた論点の周辺だけを確認し、手を広げすぎないことがコツです。

模試の成績が悪くても(100点台でも)合格できる?

模試で180点に届かなくても、落ち込む必要はありません。

模試の難易度は回や提供元でばらつき、直前に伸ばして本番で合格する人は大勢います。立て直しの手順は次の3つです。

  1. 足切りを割った科目から潰す:合格を阻む最大要因なので、ここを最優先で補強します。
  2. あと一歩で取れた問題を拾う:正答率が高めなのに落とした問題に絞って復習し、確実な得点源にします。
  3. 記述式で部分点を積む:完答できなくても、キーワードを書いて加点を狙う練習が効きます。

弱点の補強には「行政書士の勉強時間の目安」や「行政書士のおすすめ通信講座」もあわせて活用してください。

編集部

【編集部より】復習は“点数を出して終わり”にしないのが肝心です。編集部のおすすめは、①正答率50%以上なのに落とした問題を最優先で潰す②記述式は再現答案を書いて書き方を固める、の2点に絞ること。直前期に手を広げるより、この2点を回すほうが本番の底上げに直結します。

行政書士模試は受けるべき?「意味ない」と言われる理由と本当の価値

行政書士 模試 メリデメ

ここまで各社の比較と使い方を見てきましたが、「そもそも行政書士の模試は受けるべき?」「意味ないって本当?」と迷う方もいます。結論から言うと、目的を持って受け、きちんと復習すれば模試は合格に直結します。逆に「意味ない」と感じる人の多くは、受けっぱなしで復習まで踏み込めていないケースです。まずは模試を受ける価値(メリット)から整理します。

メリット

  • 3時間の時間配分を体得できる:択一・多肢選択・記述式をどの順で解くか、本番までに固められます。
  • 2つの足切りのクリア状況がわかる:法令・基礎知識それぞれの弱点を早期に発見できます。
  • 記述式の感覚をつかめる:採点・添削のある模試なら、部分点の取り方を客観的に確認できます。
  • 合格圏との距離が見える:180点ラインまであと何点かを具体的につかめます。

一方でデメリットは、複数回受けると受験料と復習の負担が増えること、模試は予想問題で難易度にブレがあることです。

目的(弱点把握・時間配分・足切り確認)を意識すれば、模試は合格に直結するツールになります。「受けるかどうか」で迷う時間があるなら、1本受けて復習に充てるほうが得られるものは大きいはずです。

編集部

【編集部より】「模試は意味ない」の大半は“受けっぱなし”が原因です。編集部で各社を確認したところ、成績処理のないアガルート(5,478円)や自己採点の伊藤塾(早期1,500円)でも、付属の解説講義や再現答案で振り返れば十分に価値が出ます。料金や回数より、受けた後に足切り科目と記述式を必ず復習する運用が合否を分けます。

行政書士模試に関するよくある質問(FAQ)

行政書士模試についてよくある疑問をまとめました。

行政書士模試は何回受けるべき?

学習が一通り終わる9月ごろに1回、本試験直前の10月にもう1回の計2〜3回が目安です。早めに仕上がった方は夏に伊藤塾の早期チェック模試などで一度測るのも有効。回数より、受けた後に足切り科目や記述式の弱点を潰すことが重要です。

模試で何点取れれば合格圏ですか?

行政書士試験は300点満点中180点以上が合格基準です。模試でも180点を一つの目安にしつつ、法令122点・基礎知識24点の2つの足切りをクリアできているかを必ず確認しましょう。総得点が180点を超えても、足切り割れがあれば不合格になります。

記述式の添削が受けられる模試はどれ?

LEC・TAC・辰已は記述式の採点・添削が受けられます(辰已は直接添削指導)。アガルート・伊藤塾・資格スクエアは解説中心の自己採点、ユーキャンは個別添削はなく記述の追加講義で対応します。記述に不安があるなら、添削つきの模試を選ぶと客観的に弱点がわかります。

無料の行政書士模試はありますか?

本番並みの規模と成績処理がそろう完全無料の模試はほぼなく、無料を掲げるものは回数や採点が簡易になりがちです。記述添削や全国順位で正確に測りたいなら、有料の公開模試を選びましょう。なお資格スクエアの無料の資料請求・講義体験は、講座の中身を見極める材料として使えます。

自宅受験と会場受験はどちらがいい?

3時間集中する本番感覚を味わうなら会場受験、生活に合わせるなら自宅受験です。会場・自宅を選べるのはLEC・TAC・辰已で、アガルート・伊藤塾・ユーキャンは自宅中心。可能なら1回は会場で本番の空気に慣れておきましょう。

模試だけ受ければ合格できますか?

合格は模試だけでは届きません。模試は到達度を測る道具で、合格にはインプットと過去問演習の積み上げが欠かせません。土台づくりには行政書士のおすすめ通信講座を、講座選びには資格スクエアの無料の資料請求・講義体験を活用してください。

模試と本試験、どちらが難しい?

模試は各社の予想問題のため難易度にブレがあり、本番よりやや難しめのものも、やさしめのものもあります。点数や判定に一喜一憂せず、2つの足切りのクリア状況と3時間の時間配分の確認に使うのが正解です。

市販模試(書籍)だけでも大丈夫?

市販模試は費用を抑えて演習量を積めますが、全国順位・偏差値・記述添削は付きません。自分の立ち位置や記述式の客観評価がほしい仕上げの局面では、公開模試を1〜2回組み合わせるのがおすすめです。

まとめ|目的に合った行政書士模試で本番に備えよう

行政書士の模試は、目的を先に決めてから選ぶと迷いません。

  • 自宅で本番形式・解説講義まで → アガルート(5,478円・〜11/2)
  • 早めに安く実力を測る → 伊藤塾(早期1,500円)・資格スクエア(憲民行1,650円)
  • 記述添削+全国順位で総仕上げ → LEC(各回4,500円)・TAC(各回3,300円)・辰已(3,300円)
  • 通信大手で自宅2回 → ユーキャン(14,800円)

2026年の本試験は11月の見込み。

夏〜10月に2〜3回受け、180点・2つの足切り・記述式の部分点を意識して仕上げましょう。

点数そのものより、足切り回避と「取れる問題を落とさないこと」に集中するのが合格への近道です。

まずは目的に合う模試を一つ選ぶことから始めましょう。無料の資料請求や講義体験で講座との相性も確かめられます。

\目的に合う模試で本番に備える/

※最新の実施日・受講料・申込締切・合格基準は各公式サイトおよび試験実施団体で必ずご確認ください。

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この記事を書いた人

「アルクの資格比較」編集部です。国家資格・民間資格の保有者や、教育・学習指導の経験を持つメンバーが在籍し、公式サイトなどの一次情報をもとに、資格講座から子ども向けの学習教材まで中立的に比較・解説しています。「編集方針の詳細は編集部紹介ページ(https://www.alc.co.jp/license/about-editor/ )をご覧ください。」