アガルート司法試験・予備試験の評判・口コミ|費用はいくら?全額返金の条件も

アガルート司法試験講座の評判・口コミ

【編集部より|2026年10月11日 更新】
▪️アガルートの一般教育訓練給付金の対象講座に通関士試験が加わり4講座になりました(司法試験・予備試験講座は引き続き対象外です)。
▪️アガルートの会員数30万人突破記念クーポン「AGAROOT30」で全講座が5%OFFになります(2026年12月21日23:59まで・対象外講座あり)。
▪️アガルートの受験生応援セールは継続中で、対象カリキュラムが5%OFFになります(2027年2月4日23:59まで・上記クーポンとの併用が可能)。

アガルートの司法試験・予備試験講座は、令和7年の司法試験合格者1,581名のうち618名(39.1%)が有料受講生だった実績と、予備試験に合格すると受講料が全額返金される制度が評価されている一方、予備試験最短合格カリキュラム/フルが1,298,000円(税込)と高額な点に不満が集まる講座です。

オンライン完結型で、初学者向けの総合講義300から選択科目の単科講座まで揃っており、必要な講座だけを買い足す使い方もできます。

当サイトでは、公式に公開されている情報だけを根拠に、料金・合格実績・教材・サポート・返金の5項目を5点満点で採点しました。

評価項目採点判断の根拠
料金2/5予備試験最短合格カリキュラム/フルが1,298,000円(税込)で、本記事で比較した6社のうち2番目に高い。ライトは998,800円(税込)
合格実績5/5令和7年司法試験の合格者1,581名中618名が有料受講生。直近3年は毎年600名前後で占有率36〜39%を公表
教材4/5フルカラーで、総合講義・重要問題習得講座・論証集がページ単位で相互参照できる。ただしインプット量は伊藤塾の基礎マスター法律基本科目(2025年開講版で540時間)より約4割少ない
サポート4/5論文添削がフル206通・ライト174通、質問対応がフル100回・ライト50回。ただし質問には回数の上限がある
返金5/5予備試験に合格すると対象講座の税抜価格が全額返金される。対象は最短合格カリキュラム/フルのみ
合計20/25料金の高さを、合格実績と返金制度で取り返す設計の講座
※アガルート公式の価格表・合格特典ページ・合格者の声を基に当サイトが採点。金額は税込表記です
編集部

【編集部より】料金を2点にしたのは、高いからだけではありません。予備試験に合格すれば税抜価格は全額返ってきますが、対象はフルだけで、条件に合格体験記の提出と合格者インタビューへの出演が含まれます。申し込み時点では満額を用意する必要があります。

この記事でわかること

司法試験・予備試験の講座を横並びで見たい方は、司法試験・予備試験講座の通信講座おすすめ記事もあわせてご覧ください。

アガルートが扱う他資格の講座ラインナップも知りたい方は、あわせてご覧ください。

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対象講座が5%OFF!受験生応援セール
アガルート 司法試験 予備試験 法科大学院入試対策 講座 5%OFF 受験生応援セール
(引用元:アガルート公式HP)

アガルートの司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座にて、対象講座が5%OFFになる「受験生応援セール」が開催中です。

条件が合えば、最大50%OFFの割引制度も一緒に使えます。

キャンペーン期間は2027年2月4日までですので、ぜひチェックしてみてください。

この記事の監修者

監修者 徳永浩光の顔写真

徳永 浩光
国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)
大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入・人材教育・個人の相談業務に従事。「計画的偶発性理論」を重視したキャリア形成支援を行うほか、資格・教育分野の専門サイト監修を多数担当。企業研修や教育実務、ウェブメディア運営の知見を活かして情報発信しています。

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目次

アガルートの司法試験・予備試験講座の良い評判・口コミ

アガルートの司法試験・予備試験講座の良い評判・口コミ

アガルートの司法試験・予備試験講座で評価が集まるのは、講師の質、フルカラーテキストの読みやすさ、添削と質問のサポート、単科まで揃うカリキュラム、そして予備試験合格での全額返金の5点です。

いずれも公式が公開している令和7年の合格体験記で、受講を決めた理由や学習方法として挙げられていました。

講師の質が高い

アガルートの講師は20名以上が司法試験の合格者で、基本7科目を同じ講師で通して受けられる点が評価されています。

なかでも代表の工藤北斗講師は、具体例を交えて難解な論点を説明する講義に定評があります。

科目ごとに講師が替わらないため、用語の使い方や答案の書き方の指示が科目間でぶれにくくなります。

アガルートの講師については、令和7年の合格体験記とXに次のような声が出ています。

工藤北斗先生の講座は網羅性・議論の深さに問題はないうえ、講義時間が短いことが確認できました。個別指導塾のアガルートアカデミーに対する評価は正しいと確信を持てたため、アガルートアカデミーを選ぶことにしました。
※引用元:アガルート公式HP 令和7年 司法試験 合格者の声

1件目の声は、令和7年の司法試験で総合76位に入った合格者が、受講を決めた理由として書いたものです。

「網羅性はあるが講義時間は短い」という評価は、後述する総合講義300の約300時間という設計と一致しています。

Xでも講師個人の話し方や講座内容に触れた投稿が見られます。

司法試験で大事なことは、初見のどのような問題に対しても一定の作法にしたがって一応の水準を満たす答案をどんな時でも書き切れる力だと思います。私はそれをアガルートの渡辺先生の講座で本当に痛感しました。問題に対する向き合い方が大きく変わった。それから点が一気に伸びました。
※引用元:X

講師選抜では法律知識だけでなくコミュニケーション能力も見ていると公式に説明されており、講義の分かりやすさを重視した採用方針が取られています。

テキストが分かりやすい

アガルートのテキストは全冊が講師の書き下ろしで、フルカラー・A5サイズ・図表つきという体裁が評価されています。

アガルート司法試験・予備試験講座のフルカラーテキスト。論点と答案例が見開きで並び、図表とアイコンで重要度が示されている
(引用元:アガルート公式HP)

体裁よりも実用面で評価されているのは、総合講義・重要問題習得講座・論証集の3冊がページ単位で相互参照できる点です。

論証集には総合講義テキストと重要問題習得講座テキストのページ数・問題番号が記載され、逆方向にも同じ参照が入っています。

そのため、重要問題習得講座で解いた問題の論証を確認する動作を、索引を引かずに続けられます。

この相互参照については、令和7年の合格者も受講を決めた理由に挙げています。

これまで使用していた予備校テキストよりも、圧倒的に読みやすく、総合講義、重問、論証集のページがリンクしていてアクセスが便利でしたし、網羅性も抜群でした。また、論証集では、参考判例が明示されており、気になれば元の判例にすぐにあたって学習を充実させることができそうだと思いましたし、多数説に依拠した内容で書かれていたので信頼して使用することができると思いました。
※引用元:アガルート公式HP 令和7年 司法試験 合格者の声

教材の中身は「教材と対策講座|論証集・短答・過去問」で詳しく紹介しています。

添削と質問のサポートが充実している

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムには、論文添削がフル206通・ライト174通、質問対応がフル100回・ライト50回付属します。

アガルート司法試験・予備試験講座のサポート一覧。オンライン添削・質問制度・ホームルーム・パーソナルコーチングなどが並ぶ
(引用元:アガルート公式HP)

サポートは名称のついたサービスとして提供されており、内容は以下の通りです。

アガルートのサポート内容

オンライン添削サービス「TENSAKUN」提出した答案に採点基準への評価とコメントを書き込んで返却する。予備試験最短合格カリキュラムでは指導経験のあるプロ講師が担当する
オンライン質問サービス「KIKERUKUN」24時間いつでも質問を送れる。回答はプロ講師が行う
オンライン問題演習サービス「TOKERUKUN」各科目の肢別過去問集を解ける
バーチャル校舎オンライン自習室・ゼミ・オフィスアワーを実施する
パーソナルコーチング学習方法の相談に応じる。フルのみが対象で、ライトは対象外
ホームルーム受講生アンケートをもとに、講師が月1回カリキュラムの進め方やよくある質問を解説する
短答セルフチェックWebテスト本試験の過去問を使ったWebテスト
合格ハンドブック進捗状況が一目でわかる最短ルートチェックシート
※アガルート公式 予備試験最短合格カリキュラムのページを基に作成

申し込み前の受講相談を評価する声が、令和7年の合格体験記にあります。

私がアガルートを選んだ決め手は非常にシンプルで、料金が安かったこと、それから受講相談に応じてくれたスタッフの方の対応が非常に良かったことです。アガルートの担当の方は、現実的に受講できるプランを示していただき、法科大学院など先の見通しも説明してくれました。
※引用元:アガルート公式HP 令和7年 司法試験 合格者の声

添削と質問の量は事前に数字で確かめられるため、申し込み前の受講相談で使い方を聞いておくと迷いにくくなります。

質問制度には回数の上限があります。フルは100回、ライトは50回までで、総合講義1問1答・一般教養科目対策講座・選択科目・添削内容についての質問は対象外です。

質問そのものは24時間いつでも送れる仕組みなので、制約になるのは時間帯ではなく回数です。

回数を使い切ったあとの学習方法の相談は、パーソナルコーチングで受け付ける建て付けになっています。

ただしパーソナルコーチングはフルだけに付くサービスで、ライトは対象外です。

自分に合ったカリキュラムが選べる

アガルートは予備試験ルート・司法試験(本試験)・法科大学院入試ルートの3系統でカリキュラムを分け、さらに単科講座を個別に販売しています。

アガルート司法試験・予備試験講座のオンライン受講相談の案内画面
(引用元:アガルート公式HP)

この構成により、弱点の科目だけ、あるいは選択科目だけを買い足す使い方ができます。

単科で買い足せる点を評価する声が、令和7年の合格体験記にあります。

私が利用した理由は、価格帯が他の予備校に比べて安かったからと、オンラインで受講ができるため、アルバイトをやりながら勉強することができると思ったからです。アガルートは十万円台で受講できる講座が複数あったため利用しやすかったです。実際に金銭的に他の科目も受講したいと思った時に追加で講座を取りやすかったです。
※引用元:アガルート公式HP 令和7年 司法試験 合格者の声

「十万円台の講座を複数」という表現は実際の価格と合っており、重要問題習得講座は108,000円(税抜)、総合講義100は142,000円(税抜)です。

予備試験に合格すると受講料が全額返金される

アガルートの予備試験最短合格カリキュラム/フルを申し込んだ人が予備試験に合格すると、対象講座の税抜価格が全額返金されます。

フルの税抜価格は1,180,000円なので、合格すればこの金額が戻る計算です。

長期戦になる試験で、金額が戻るという目標を置けることがモチベーションの維持につながると評価する声もあります。

返金の対象はフルだけで、ライトと法科大学院過去問オプションは対象外です。単科講座の代金も返金額に含まれません。

返金を受けるには成績通知書・再現答案・合格体験記の提出と、合格者インタビューへの出演が必要です。

条件と手続きは「全額返金保証の条件と受け取りまでの流れ」で詳しく紹介しています。

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アガルートの悪い評判と「ひどい」「やめとけ」と言われる理由

アガルートの司法試験・予備試験講座の悪い評判。他社と比べても受講料金は高め、講義のスピードが速いという声も

アガルートに集まる不満は、費用の高さ、サポートの使い方の説明不足、そして講義のスピードの3点に分かれます。

「ひどい」「やめとけ」という検索が出るのは、この3つのうち費用とスピードが期待と噛み合わなかった場合に不満が大きくなるためです。

アガルート全体の口コミを集めたみん評(アガルートアカデミーの口コミ)を確認しましたが、司法試験・予備試験講座の受講者による投稿は当編集部が確認した範囲では見つかりませんでした。

そのため、この章では受講者の声を引用せず、公式の仕様から不満が出る理由を説明しています。

費用が高い

アガルートの予備試験最短合格カリキュラム/フルは1,298,000円(税込)で、本記事で比較した6社のうち上から2番目の水準です。

割引率は、受験生応援セールが5%OFF、他校乗換割引が20%OFF、グループ割引が最大20%OFFと幅があります。

ただし、割引を重ねても最短合格カリキュラムが100万円前後になる点は変わりません。

ライトは998,800円(税込)で、フルとの差は299,200円です。

費用を下げる現実的な手段は、カリキュラムを買わずに単科講座を組み合わせる方法です。

総合講義300は294,000円(税抜)、重要問題習得講座は108,000円(税抜)、論証集の「使い方」は39,800円(税抜)で、この3つでも合計441,800円(税抜)に収まります。

単科の組み合わせは「単科講座だけで揃える場合の費用」にまとめました。

添削・サポートの説明が分かりにくい

アガルートの添削と質問は、提出のしかたと付く回数がカリキュラムによって違うため、申し込む前に自分で確かめておく必要があります。

予備試験のカリキュラムは、Wordファイルか、文章作成ソフトで作成してPDFにしたファイルで答案を提出します(手書きの答案はスキャンしてPDFにすれば提出できます)。

法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラムのステートメント対策講座だけは例外で、パソコンで作成した答案しか添削してもらえません。

質問の回数は予備試験最短合格カリキュラム/フルが100回、ライトが50回で、予備試験アウトプットカリキュラムには質問制度が付きません。

使い方を先に確かめたい場合は、無料の受講相談で添削の提出方法とテキストの進め方を聞いておくとよいでしょう。

講義が高度でスピードが速く、自己管理が求められる

アガルートは短時間の講義と大量のアウトプットを組み合わせる設計のため、講義のスピードが速いという評価があります。

初学者向けの総合講義300は7科目を約300時間で仕上げる構成で、伊藤塾の基礎マスター法律基本科目(2025年開講版で540時間)よりインプット量が約4割少ないです。

加えて、オンライン完結型なので講義の日時が決まっておらず、視聴のペースは自分で決めることになります。

学習計画を管理していた個別指導のマネージメントオプションは募集を終了しており、進捗管理を外部から買い足す選択肢は現在ありません。

ただし、予備試験最短合格カリキュラムには開始月別のモデル学習スケジュールが用意されており、何月までに何を終えるかの目安は提示されます。

月1回のホームルームで進め方の解説もあるため、ペースの作り方の材料は揃っています。

編集部

【編集部より】「やめとけ」の中身は、講座の欠陥ではなく設計との相性の話に集約されます。講義を短く切って添削206通に時間を寄せた構成なので、答案を書いて出し続けられる人には効きますが、聞くだけで力尽きる人は添削枠を使わずに終わります。

アガルート司法試験・予備試験講座の費用・コースと割引キャンペーン

アガルート司法試験・予備試験講座の割引制度。他校乗換割引など多数の割引・キャンペーンがあることを示す図

アガルートの司法試験・予備試験講座は、初学者向けの予備試験最短合格カリキュラムが998,800〜1,298,000円(税込)、学習経験者向けのインプット・アウトプット系カリキュラムが470,800〜767,800円(税込)です。

カリキュラムを買わずに、単科講座だけを組み合わせる選び方もできます。

カリキュラムごとの受講料

アガルートのカリキュラムは、予備試験ルート・司法試験(本試験)・法科大学院入試ルートの3系統に分かれています。

アガルート司法試験・予備試験講座のコース一覧。予備試験ルート・司法試験ルート・法科大学院入試ルートに分かれている
(引用元:アガルート公式HP)

アガルート司法試験・予備試験講座のコースと費用

予備試験最短合格カリキュラム/フル[2028・2029年合格目標]1,298,000円(税込)
予備試験最短合格カリキュラム/ライト[2028・2029年合格目標]998,800円(税込)
予備試験最短合格カリキュラム/フル[2027・2028年合格目標]1,298,000円(税込)
予備試験最短合格カリキュラム/ライト[2027・2028年合格目標]998,800円(税込)
論文基礎力養成カリキュラム[2028・2029年合格目標]602,800円(税込)
論文基礎力養成カリキュラム[2027・2028年合格目標]547,800円(税込)
司法試験インプットカリキュラム[2028・2029年/2027・2028年合格目標]470,800円(税込)
※受験生応援セール適用時447,260円
司法試験アウトプットカリキュラム[2028・2029年合格目標]767,800円(税込)
※受験生応援セール適用時729,410円
司法試験アウトプットカリキュラム[2027・2028年合格目標]723,800円(税込)
※受験生応援セール適用時687,610円
予備試験インプットカリキュラム[2028・2029年/2027・2028年合格目標]624,800円(税込)
※受験生応援セール適用時593,560円
予備試験アウトプットカリキュラム[2028・2029年合格目標]602,800円(税込)
※受験生応援セール適用時572,660円
予備試験アウトプットカリキュラム[2027・2028年合格目標]558,800円(税込)
※受験生応援セール適用時530,860円
法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラム/スタンダード[2029年4月入学目標]998,800円(税込)
法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラム/アドバンス[2029年4月入学目標]657,800円(税込)
法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラム/スタンダード[2028年4月入学目標]888,800円(税込)
法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラム/アドバンス[2028年4月入学目標]492,800円(税込)
法科大学院入試(ロースクール入試)過去問オプション173,800円(税込)
※アガルート公式の価格表を基に作成。受験生応援セールは2027年2月4日23:59まで。予備試験最短合格カリキュラム・論文基礎力養成カリキュラム・法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラム・法科大学院入試過去問オプション・個別指導は対象外でセール価格の表示がありません。セール対象カリキュラムは公式が通常価格を税抜のみで表示しているため、通常価格の税込は税抜価格に消費税10%を加えて算出しています

これから法律の学習を始める人が対象になるのは、予備試験最短合格カリキュラムです。

すでに学習経験がある人は、インプット中心かアウトプット中心かでカリキュラムを選び分ける構成になっています。

論文式試験の対策に絞りたい場合は、初学者から中上級者まで対応する論文基礎力養成カリキュラム(2028・2029年合格目標で602,800円・税込)が用意されています。

受験生応援セールの5%OFFはインプット・アウトプット系のカリキュラムと単科講座が対象です。

除外されるのは予備試験最短合格カリキュラム・論文基礎力養成カリキュラム・法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラム(スタンダード/アドバンス)・法科大学院入試過去問オプション・個別指導で、料金表のセール価格の欄も空になっています。

最短合格カリキュラム フルとライトの違い

フルとライトの違いは、添削と質問の回数、含まれる講座、そして全額返金の対象かどうかの3点です。

項目フルライト
受講料1,298,000円(税込)
1,180,000円(税抜)
998,800円(税込)
908,000円(税抜)
オンライン添削206通174通
質問制度100回50回
ライトに含まれない講座—短答絶対合格!スキル習得講座
一般教養科目対策講座
旧司法試験 論文過去問解析講座
予備試験・法科大学院入試答練
法律実務基礎科目答練
担任制のプロ講師
パーソナルコーチング
口頭論文添削
対象対象外
予備試験合格での全額返金対象対象外
対象者これから学習を開始する方他校から乗り換える方
学習時間を確保しにくい方
※アガルート公式 予備試験最短合格カリキュラムのページと合格特典ページを基に作成

価格差は299,200円で、この差額を出すかどうかが最初の判断ポイントになります。

差額で得られるのは、添削32通、質問50回、答練を含む5講座、そして担任制のプロ講師・パーソナルコーチング・口頭論文添削です。

アガルートの予備試験最短合格カリキュラム/フルに付属する206通の添削は、7つの講座に振り分けられています。

予備試験最短合格カリキュラムの添削206通の内訳

講座添削の通数ライトに含まれるか
予備試験 論文過去問解析講座90通含まれる
重要問題習得講座42通含まれる
論文答案の「書き方」35通含まれる
予備試験・法科大学院入試答練28通含まれない
法律実務基礎科目 重要問題習得講座4通含まれる
法律実務基礎科目答練4通含まれない
選択科目 予備試験論文過去問解析講座3通含まれる
合計206通ライトは174通
※アガルート公式 予備試験最短合格カリキュラムのページを基に作成

内訳を見ると、206通のうち90通が予備試験の論文過去問で、答案練習の中心が過去問に置かれていることがわかります。

フルとライトの差32通は、予備試験・法科大学院入試答練28通と法律実務基礎科目答練4通の分です。

つまり、過去問の添削90通はライトでも受けられます。

差額299,200円で増えるのは答練という初見問題の演習枠で、過去問演習の量は変わりません。

公式のカリキュラム一覧では、ライトの欄に並ぶ「合格したら全額返金」「パーソナルコーチング」「オフィスアワー」「口頭論文添削」の4つに取り消し線が引かれており、ライトでは使えないことが示されています。合格特典ページの但し書きにも返金の対象はフルのみと明記され、各サービスの説明にも「フルカリキュラム受講生のみが対象です」と注記があります。返金と個別サポートを前提にするならフルを選ぶ必要があります。

予備試験に合格した場合、フルの税抜価格1,180,000円が戻るため、差額299,200円を出してフルを選ぶほうが最終的な自己負担は軽くなる計算です。

一方、法科大学院ルートに切り替える可能性を織り込むなら、返金が使えなくなるのでライトで初期費用を抑える判断もできます。

編集部

【編集部より】フルとライトの差額299,200円を添削32通で割ると、1通あたり約9,350円です。ただし32通を全部出した場合の計算で、答練は1問2時間前後かかります。半分しか出せないなら1通あたり約18,700円になり、判断は変わります。

単科講座だけで揃える場合の費用

アガルートは単科講座を個別に販売しているため、カリキュラムを買わずに必要な講座だけを揃えることもできます。

令和7年の司法試験合格者76名の集計で受講者が多かった講座を単科で買うと、費用は以下の通りです。

主な単科講座の価格

講座名通常価格受験生応援セール適用時(税込)
総合講義300/全7科目323,400円(税込)
294,000円(税抜)
307,230円
総合講義100/全7科目156,200円(税込)
142,000円(税抜)
148,390円
重要問題習得講座/全7科目118,800円(税込)
108,000円(税抜)
112,860円
論証集の「使い方」/全7科目43,780円(税込)
39,800円(税抜)
41,591円
論文答案の「書き方」/全7科目[2028・2029年合格目標]107,800円(税込)
98,000円(税抜)
102,410円
論文答案の「書き方」/全7科目[2027・2028年合格目標]85,800円(税込)
78,000円(税抜)
81,510円
司法試験 論文過去問解析講座 全年度分294,800円(税込)
268,000円(税抜)
280,060円
予備試験 論文過去問解析講座 全年度分187,000円(税込)
170,000円(税抜)
177,650円
選択科目5講座パック(1科目分)164,780円(税込)
149,800円(税抜)
156,541円
※アガルート公式の単科講座の価格表を基に作成。公式は通常価格を税抜、セール価格を税抜と税込の両方で表示しているため、通常価格の税込は税抜価格に消費税10%を加えて当サイトが算出しました。セールは2027年2月4日23:59まで

初学者が土台を作るなら、総合講義300・論証集の「使い方」・重要問題習得講座の3つが基本の組み合わせになります(アガルート司法試験・予備試験講座の紹介ページもあわせてご覧ください)。

この3つの通常価格は合計441,800円(税抜)で、予備試験最短合格カリキュラム/ライトの908,000円(税抜)の半分以下です。

単科で揃える場合は、添削・質問制度・答練・全額返金がいずれも付きません。論証集の「使い方」は総合講義300と総合講義100には付属しているため、総合講義を買う場合は重複購入にならないか確認してください。

すでに他校で基礎を学んでいる人が論文対策だけを足す場合は、重要問題習得講座の108,000円(税抜)が入口になります。

選択科目については科目ごとに5講座パックが用意されており、1科目あたり149,800円(税抜)です。

教材と対策講座|論証集・短答・過去問

アガルートの対策講座は、論証集・短答・過去問の3つの柱で構成されています。

アガルート総合講義300のオリジナルテキスト。「司法試験 総合講義」と「司法試験 総合講義論証集 憲法」の冊子が科目ごとに並んでいる
アガルート総合講義300のテキストと論証集(出典:アガルート公式HP)

総合講義300のテキストは全ページがフルカラーで、事案が複雑な判例は図、理解が難しい箇所は表で整理されています。

巻末には事項索引と判例索引が付き、判例には年月日と判例百選の番号が記載されているため、条文や論点を調べながら読み進められる作りです。

重要問題習得講座・短答知識完成講座・論証集の関連ページが相互に記載され、すべての論点と掲載ページを一覧にした論点マップも付属します。

論証集は7科目の論証を約38時間で総ざらいする「論証集の『使い方』」講座の教材で、講師が基本書・判例解説・学術論文・法学雑誌を調べたうえで判例・通説の立場から書き下ろしたものです。

ページの側注には判例の年月日・判例百選の番号・最高裁判所判例解説の頁数が記載され、根拠までさかのぼって確認できます。

講義では、落としてはいけないキーワードと現場で変えてよい表現を講師が仕分けしながら解説します。

短答対策は、知識を詰める「短答知識完成講座」と過去問を解く「短答過去問解説講座」の2系統に分かれています。

短答対策の講座と講義時間

講座名扱う科目・範囲講義時間
短答知識完成講座Ⅰ憲法・民法・刑法の短答プロパー知識約21時間
短答知識完成講座Ⅱ行政法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法の短答プロパー知識各科目 約7〜11時間
短答過去問解説講座Ⅰ憲法・民法・刑法(民法のみ150問、他は各100問)合計29時間程度
短答過去問解説講座Ⅱ行政法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法(各100問)合計32時間程度
短答絶対合格!スキル習得講座短答式試験の解き方・処理手順約5時間
短答ポイント集中講座受験生の声から作られた直前期の重要事項約4時間
※アガルート公式の各講座ページを基に作成

短答知識完成講座は、総合講義などで総合的な知識の習得が完了した人を対象にすると公式に明記されており、学習の入口に置く講座ではありません。

短答過去問解説講座は、2,500問以上ある司法試験・予備試験の過去問から映像解説が必要な問題を絞って解説する構成です。

過去問対策の講座は、司法試験・予備試験・旧司法試験・法科大学院入試の4系統に分かれています。

過去問対策の講座と収録範囲

講座名収録範囲消化の目安
司法試験 論文過去問解析講座平成18年〜令和7年1年分7科目を約5時間
予備試験 論文過去問解析講座平成23年〜1年分9科目を約5時間
旧司法試験 論文過去問解説講座旧司法試験の論文過去問1科目 約7〜10時間
法科大学院入試 過去問解説講座難関法科大学院の論文式過去問1年分 約1〜3時間
※アガルート公式の各講座ページを基に作成

初学者がまず取り組む標準ラインは、予備試験の論文過去問解析講座です。

予備試験は出題趣旨の記述が簡潔なため、解説と参考答案が付く講座の価値が相対的に高くなります。

旧司法試験の過去問は出題趣旨も採点実感も公表されていない年度があり、独学で解析しづらい領域を埋める講座という位置づけです。

予備試験最短合格カリキュラムは2年分の合格目標を併記して販売されており、2年で仕上げる設計になっています。

必要な総学習時間の考え方は、司法試験・予備試験の勉強時間の解説にまとめました。

講義動画と公式アプリ|スマホ・オフラインで見られるか

アガルートの講義は、公式アプリ「AGAROOT Learning」に動画をダウンロードしておけば、通信環境のない場所でも視聴できます。

アガルート公式アプリAGAROOT Learningの特長を4つ並べた画面。講義動画のダウンロードによるオフライン視聴、前回の続きからの再開、ダークモード対応のスマートフォン画面が並ぶ
公式アプリ「AGAROOT Learning」の機能(出典:アガルート公式HP)

アプリで使えるのは以下の機能です。

  • 講義動画のダウンロードとオフライン視聴
  • 倍速再生
  • 講義映像と同時に表示されるテキスト
  • お気に入り登録と学習進捗の表示
  • 前回の続きへ画面下部からすぐ戻れる導線
  • ダークモード

ブラウザのマイページから受講する場合も、インターネット環境があればパソコン・タブレット・スマートフォンのいずれでも講義を視聴できます。

受講画面の倍速再生は9段階(0.4〜2.0倍)あり、画面にはテキストが同時表示されるので、紙のテキストを持ち歩く必要はありません。

カリキュラムに含まれるテキストはデジタルブックとしても収蔵され、申し込んだその日から閲覧できます。

デジタルブックにはマーカーとふせんの機能があり、紙のテキストに書き込むのと同じ使い方ができます。

通勤・通学の時間に講義を進めたい場合は、動画をアプリにダウンロードしておき、テキストはデジタルブックで開くという使い分けが可能です。

割引・キャンペーン

アガルートは受験生応援セール5%OFFを2027年2月4日まで実施しており、これに加えて常設の割引制度が用意されています。

アガルート司法試験・予備試験講座の割引・キャンペーンの案内画面
(引用元:アガルート公式HP)

割引率が大きい順に並べると以下の通りです。

アガルート司法試験・予備試験講座の割引・キャンペーン
  • 予備試験合格者割引50%OFF(司法試験講座)
  • 最短合格カリキュラムの受講で司法試験講座が30%OFF
  • グループ割引最大20%OFF
  • 他校乗換割引20%OFF
  • 他資格試験合格者割引最大10%OFF
  • 受験生応援セール5%OFF(2027年2月4日まで)
  • 会員数30万人突破記念クーポン「AGAROOT30」5%OFF(2026年12月21日23:59まで・セールとは併用できるが割引制度とは併用できない)
  • 大学生協・代理店割引5%OFF
  • 受験経験者割引5%OFF
  • 家族割引5%OFF
  • ステップアップ割引5%OFF
  • 中学・高校生割引5%OFF
  • 友人紹介割引(紹介者に最大10万円・申込者は5%OFF)
  • 法人・士業事務所割引
  • 予備試験合格で全額返金
  • 法科大学院合格で全額返金

公式は割引制度とセールの併用で最大50%OFFになると記載しています。

他校から乗り換える場合の20%OFFを予備試験最短合格カリキュラム/ライトに適用すると、差は約20万円です。

クーポンコードの入手方法や適用条件は、アガルートのクーポン・割引の解説で詳しく紹介しています。

税抜30,000円以上の申し込みでは教育クレジットローンが使え、最大12回払いまで分割手数料が無料になります。

アガルートの司法試験・予備試験講座は教育訓練給付制度の対象外です。アガルートの一般教育訓練給付金の対象講座一覧に並んでいるのは行政書士試験・社労士試験・宅建試験・通関士試験の4講座だけです。

アガルートの給付対象講座については、アガルートの教育訓練給付金の解説で紹介しています。

司法試験・予備試験講座では給付金が使えないため、割引制度・全額返金・分割手数料無料の3つで負担を調整することになります。

全額返金保証の条件と受け取りまでの流れ

全額返金の対象は予備試験最短合格カリキュラム/フルのみで、返金されるのは購入した対象講座の税抜価格です。

ライトと法科大学院過去問オプションは対象外で、単科講座の代金も返金額に含まれません。

セール価格で購入した場合は、セール価格の税抜額が返金額になります。

受け取りまでの流れは次の通りです。

  1. 対象年度の予備試験に合格する
  2. 短答式・論文式・口述式それぞれの成績通知書データを提出する
  3. 論文式の再現答案と口述式の再現レポートを提出する
  4. 顔写真と合格体験記を提出する
  5. 合格者インタビューの撮影に出演する
  6. 源泉所得税を差し引いた金額が振り込まれる

申込方法と期限は合格発表後1週間以内に案内され、条件をすべて満たさないと特典は受けられません。

返金は原稿料または講演料として支払われる扱いなので、振り込まれるのは源泉徴収後の残額です。

5万円以上を受け取る場合はマイナンバーカードの写しの提出が必要です。

合格体験記は動機・学習方法・各講座の活用方法などの項目ごとに最低文字数が決められており、氏名も公表されます。

法人や士業事務所などの団体名義で申し込んだ場合は特典を利用できません。

対象になる合格年度も指定されており、2028・2029年合格目標のカリキュラムでは2028年と2029年の予備試験合格が対象です。

(出典:アガルート公式HP 合格特典)

無料体験・資料請求で試せることと申し込みの流れ

アガルートの申し込みは、無料の資料請求で講義を試したあと、マイページから講座を購入する流れです。

無料体験では約13時間分の動画講義が20日間見放題になり、講義で使うフルカラーテキストも届きます。

あわせて割引クーポンとセール情報も送られてくるため、購入前に資料請求を済ませておくと割引を取り逃しません。

\ 無料の資料請求でクーポンとセール情報が届きます /

\ 単科講座の価格と割引条件を公式で確認 /

対象講座が5%OFF!受験生応援セール
アガルート 司法試験 予備試験 法科大学院入試対策 講座 5%OFF 受験生応援セール
(引用元:アガルート公式HP)

アガルートの司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座にて、対象講座が5%OFFになる「受験生応援セール」が開催中です。

条件が合えば、最大50%OFFの割引制度も一緒に使えます。

キャンペーン期間は2027年2月4日までですので、ぜひチェックしてみてください。

令和7年の司法試験合格者76名は、どのコースをどう使ったか

アガルート司法試験・予備試験講座の合格実績。令和7年司法試験の合格者1,581名のうち618名が有料受講生で占有率39.1%
(引用元:アガルート公式HP)

アガルートが公式サイトに掲載している令和7年司法試験の合格体験記76件を、当編集部で全件集計しました。

結果は、受験ルートは法科大学院卒業が51名(67%)、受講していた講座は重要問題習得講座が45名(59%)で最多でした。

「占有率39.1%」という数字だけでは、その618名が何を買って合格したのかは分かりません。

集計の対象は、アガルート公式サイトの「合格者の声」に掲載されている令和7年司法試験の合格体験記76件です。受験資格・総合順位・受講講座の各欄をそのまま数えました。受講講座は複数回答なので、割合の合計は100%を超えます。投稿者の氏名は掲載していません。

受験ルートの内訳|法科大学院卒業が51名・予備試験合格が24名

令和7年の合格体験記76件のうち、受験資格が法科大学院卒業だった人は51名、予備試験合格だった人は24名でした。

令和7年 司法試験合格者76名の受験ルート

受験ルート人数割合
法科大学院卒業51名67%
予備試験合格24名32%
記載なし1名1%
※アガルート公式HP「合格者の声」の令和7年司法試験の体験記76件を当編集部が集計。割合は小数第1位を四捨五入

この内訳は、アガルートの主力商品が予備試験最短合格カリキュラムであることと一見ずれています。

ただし、法科大学院卒業ルートの51名のうち26名は予備試験最短合格カリキュラムを受講していました。

法科大学院入試そのものの対策講座も別に用意されており、コースと費用はアガルートの法科大学院入試対策講座の解説にまとめています。

また、総合順位を記載していた合格者は16名で、最上位は5位、中央値は64.5位でした。

上位合格者だけを並べた実績ではなく、合格順位の幅がある体験記が載っている点は、講座選びの判断材料として見ておきたいところです。

受講していた講座の内訳|重要問題習得講座が45名で最多

受講していた講座で最も多かったのは重要問題習得講座の45名(59%)で、予備試験最短合格カリキュラムの42名(55%)がこれに続きます。

令和7年 司法試験合格者76名が受講していた講座(複数回答)

講座人数割合
重要問題習得講座45名59%
予備試験最短合格カリキュラム42名55%
総合講義30026名34%
論証集の「使い方」18名24%
司法試験 論文過去問解析講座11名14%
選択科目 5講座パック6名8%
総合講義1004名5%
※アガルート公式HP「合格者の声」の令和7年司法試験の体験記76件を当編集部が集計。受講講座欄の記載をそのまま数えたもので、複数回答のため合計は100%を超えます

この順位で注目したいのは、カリキュラムより単科の重要問題習得講座が上に来ている点です。

重要問題習得講座は108,000円(税抜)の単科講座で、カリキュラムを買わずにこれだけを追加した合格者が一定数いることを示しています。

実際に、他の予備校で基礎を学んだあとで重要問題習得講座だけを足したという記述が体験記に複数ありました。

そこで、論文対策に有効な予備校を探していたところ、SNSで、重要問題習得講座という講座が存在することを知り、そこにある知識を暗記するほど繰り返すことで、論文の知識や答案の型を習得することができ、未知の問題を解くことを恐れなくなるという評判を耳にした。評判を信じ、苦手を克服するために、受講を決めた。
※引用元:アガルート公式HP 令和7年 司法試験 合格者の声

4位の論証集の「使い方」は39,800円(税抜)で、総合講義300と総合講義100には付属しています。

上位4講座のうち3つが単科で買える講座であることは、費用を抑えたい人にとって現実的な入口になります。

体験記の講座名と、現在販売中のコースの対応

合格体験記の受講講座欄には、アガルート自身が「現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます」と注記を付けています。

体験記を読んで講座を探すと見つからないことがあるため、上位の講座について現在の価格表との対応を整理しました。

体験記の講座名/現在の価格表での名称と価格

体験記の講座名現在の価格表での名称価格
重要問題習得講座重要問題習得講座/全7科目108,000円(税抜)
予備試験最短合格カリキュラム予備試験最短合格カリキュラム/フル・ライトフル1,298,000円(税込)
ライト998,800円(税込)
総合講義300総合講義300/全7科目294,000円(税抜)
論証集の「使い方」論証集の「使い方」/全7科目(論証集あり)39,800円(税抜)
司法試験 論文過去問解析講座司法試験 論文過去問解析講座 全年度分268,000円(税抜)
選択科目 5講座パック選択科目5講座パック(1科目分)149,800円(税抜)
総合講義100総合講義100/全7科目142,000円(税抜)
論文答案の「書き方」論文答案の「書き方」/全7科目78,000円(税抜・2027・2028年合格目標/2028・2029年合格目標は98,000円)
法科大学院入試(ロースクール入試)過去問解説講座法科大学院入試(ロースクール入試)過去問オプション173,800円(税込)
マネージメントオプション募集終了(新規の申し込みはできません)—
※アガルート公式の価格表と単科講座の価格表を基に作成。単科講座は公式が通常価格を税抜で表示しているため税抜で記載しています(通常価格の税込表記は公式に掲出がありません)

体験記に出てくる「法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム」は、現在の価格表に同名の講座がありません。

同じ位置にあるのは法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラムで、2029年4月入学目標はスタンダードが998,800円(税込)・アドバンスが657,800円(税込)、2028年4月入学目標はスタンダードが888,800円(税込)・アドバンスが492,800円(税込)です。

体験記に登場する予備試験 論文過去問セレクト答練(54,800円・税抜)と法律実務基礎科目対策講座(39,800円・税抜)は、販売期間が2027年9月12日までです。家族法(親族法・相続法)重点攻略講座(24,800円・税抜)は販売期間が2026年9月13日で終了しましたが、特別対策講座の価格表には掲載が残っています。

令和7年の合格者はマネージメントオプションを使えましたが、この個別指導オプションは募集を終了しています。

そのため、体験記に書かれている個別指導つきの学習方法は、現在そのまま再現することはできません。

合格者がアガルートを選んだ理由|15名の記述を数える

76件のうち15件について「アガルートを選んだ理由」の記述を読み、挙げられている理由を分類しました。

最も多かったのは料金・コストパフォーマンスの8名で、教材の質と、知人やSNSの評判がこれに続きます。

合格者15名が挙げたアガルートを選んだ理由(複数回答)

選んだ理由人数
料金が他社より安い・費用対効果が高い8名
知人・同級生・SNSでの評判7名
テキスト・教材の質5名
選択科目やマイナー科目の講座が揃っている3名
講義時間が短く効率的3名
講師(工藤北斗講師ほか)3名
オンラインで場所と時間を選ばない3名
必要な講座だけ単科で買い足せる2名
合格者輩出の実績1名
受講相談の対応1名
質問制度などの受講後のフォロー1名
マネージメントオプションがあった(現在は募集終了)1名
※アガルート公式HP「合格者の声」の令和7年司法試験の体験記のうち15件の「アガルートアカデミーを選択した理由」欄を当編集部が分類。1人が複数の理由を挙げているため合計は15を超えます

この結果は、「費用が高い」という悪い評判と正面から食い違います。

食い違いの理由は、比較している相手が違うことです。

合格者が比べているのは伊藤塾やLECといった老舗予備校で、当時100万円を超えるプランが並んでいたなかでアガルートは安い側にありました。

当時、私が他に検討した予備校のプランはどれも100万円を超えるものでしたが、アガルートの講座は総合講義、重問、答練等を合わせてもはるかに安価でした。大学の学費で我が家は精一杯であり、学費もう一年分に匹敵する他予備校の受講料を支払うことは現実的に困難だったのです。
※引用元:アガルート公式HP 令和7年 司法試験 合格者の声

一方、スタディングのように10万円以下から始められる講座と比べると、アガルートは高い側になります。

「安い」「高い」の評価は、老舗予備校と比べているのか低価格のオンライン講座と比べているのかで反転すると理解しておくと、口コミを読み違えずに済みます。

編集部

【編集部より】76件を数えて意外だったのは、法科大学院卒業ルートが67%を占めていた点です。広告は予備試験の最短合格を前面に出しますが、体験記を書いた合格者の3人に2人は法科大学院を経由しています。予備試験に受からなかった先の道筋も見ておく価値があります。

合格者占有率の推移

アガルートは受講生の合格率を公表していませんが、司法試験合格者に占める受講生の割合(合格者占有率)を毎年公表しています。

直近3年の占有率は、令和7年(2025年)が39.1%(1,581名中618名)、令和6年(2024年)が37.8%(1,592名中602名)、令和5年(2023年)が36.0%(1,781名中641名)です。

3年とも合格者数は600名前後で、占有率は36〜39%の範囲に収まっています。

令和5年の占有率が36.0%と低いのは、その年の合格者数が1,781名と多かったためで、アガルートの合格者数自体は641名でこの3年で最も多いです。

占有率は「合格者のうち何%がアガルートの受講生だったか」を示す数字で、「受講生のうち何%が合格したか」を示す合格率ではありません。分母が受講生ではなく合格者全体なので、他社の受講生合格率と同じ表には並べられません。

各社が出す数字の性格の違いは「合格実績を比較|6社の数字は種類が違う」で整理しています。

\ 占有率39.1%の合格実績を公式サイトで確認 /

アガルートと他社の司法試験・予備試験講座を比較

アガルートの司法試験・予備試験講座と他社の講座を比較

アガルートを他社5社と比べると、料金は6社のうち上から2番目で、10万円前後から始められるスタディングや90万円弱の資格スクエアより高い一方、添削206通が7つの講座にどう振り分けられているかまで公表している唯一の社という位置づけになります。

比較対象はスタディング・資格スクエア・LEC東京リーガルマインド・加藤ゼミナール・伊藤塾の5社です。

各社が公表している数字は形式がそろっていないため、料金と実績は別の観点として分けて見ていきます。

料金を比較

初学者向けの主力コースで比べると、アガルートの1,298,000円(税込)は6社のうち2番目に高い水準です。

講座名/主なコースと価格

アガルート予備試験最短合格カリキュラム/フル:1,298,000円(税込)
同/ライト:998,800円(税込)
スタディング予備試験合格コース(基礎):89,100円(税込)
同(総合):148,000円(税込)
資格スクエア合格フルパッケージ:877,800円(税込)
LEC東京リーガルマインド予備試験 1年スマート合格コース:通信Web 706,300円/通学Web 783,300円(税込・入学金込)
加藤ゼミナール予備試験合格パック(選択科目なし):548,000円(税込)
入門講座:328,000円(税込)
伊藤塾予備試験1年合格コース(伊関1年クラス)本科生+ゼミ:1,480,600円(税込)
※各社公式サイトの価格表を基に作成。税込表記です。LECは入学金を含む金額

\ アガルートの料金とコースを公式サイトで確認 /

価格帯は3つの層に分かれています。

100万円を超えるのは伊藤塾司法試験・予備試験講座とアガルートのフルで、どちらも添削指導とフルカラーテキスト、講師とのやり取りが含まれます。

50〜90万円台は資格スクエア司法試験・予備試験講座・LEC・加藤ゼミナールの層です。

10万円以下から始められるのはスタディング司法試験・予備試験講座だけで、予備試験合格コース(基礎)は89,100円(税込)です。

ただしスタディングの基礎コースには論文対策が含まれず、論文対策コース129,800円(税込)を別に買う設計になっています。

アガルートも単科講座を組み合わせれば441,800円(税抜)から揃えられるため、価格だけで層が固定されるわけではありません。

現在の割引・キャンペーンは「割引・キャンペーン」をご覧ください。

合格実績を比較|6社の数字は種類が違う

6社が公表している合格実績は、占有率・受講生の合格率・合格者数の3種類が混ざっており、そのまま並べて優劣を判断できません。

6社が公表している合格実績と、その数字の種類

講座名公表されている実績数字の種類分母と条件
アガルート令和7年司法試験
合格者占有率:39.1%(1,581名中618名)
合格者占有率分母は司法試験の合格者全体1,581名。分子は有料講座の受講生618名
スタディング非公表(合格体験談のみ掲載)公表なし合格体験談は掲載されているが、率・人数の数字はない
資格スクエア予備試験
受講生の平均最終合格率:21.7%(令和4〜7年)
受講生の合格率分母は予備試験講座の受講生。公式が「受講生アンケートによる」と明記しており、回答者ベースの率
LEC東京リーガルマインド1993〜2025年の『入門講座』出身
司法試験合格者:5,389名
33年間の累計合格者数1993年〜2025年の司法試験合格者のうち、『入門講座』を一括で申し込み、申込後7年以内に合格した人の累計(科目別の申込者は含まない)。旧司法試験の合格者を含み、官報から算出しているため同性同名を含む可能性があると公式が注記。年度ごとの受講生合格率は非公表
加藤ゼミナール令和7年司法試験
合格者:446名
合格者数人数のみで率の公表はない。母集団となる受講生数は非公開
伊藤塾令和7年司法試験
合格占有率:90.6%(1,581名中1,432名)
令和7年予備試験
合格占有率:89.8%(452名中406名)
合格占有率分母は司法試験の合格者全体1,581名。分子1,432名には模試だけの利用者471名を含む(伊藤塾調べ)
※各社公式サイトを実際に確認して作成。伊藤塾の内訳は同社の合格実績ページ、LECの累計はLECの入門講座ページ、官報と同性同名についての注記はLECが選ばれる理由のページ、資格スクエアの条件は同社サイトの注記に基づきます

実績を数字で公表しているのはアガルート・伊藤塾・資格スクエア・LEC・加藤ゼミナールの5社で、スタディングだけが数字を出していません。

この表を見て「伊藤塾の90.6%はアガルートの39.1%より倍以上高い」と読むのは誤りです。

伊藤塾の90.6%には、入門講座の受講生だけでなく答練や模試だけを利用した人も分子に含まれています。

伊藤塾自身が内訳を公表しており、令和7年の1,432名は入門講座640名・講座と答練321名・模試471名です。

模試だけを受けた471名を除くと961名で、占有率に換算すると60.8%になります。

アガルートと伊藤塾はどちらも分子が「有料講座の受講生」で、違いは内訳を公表しているかどうかです。

伊藤塾は入門講座・答練・模試の3区分で内訳を出しているため模試だけの人数が分かりますが、アガルートは618名の内訳を公表していないため同じ切り分けができません。

受講生を分母にした合格率を出しているのは、6社のうち資格スクエアだけです。

ただし資格スクエアの21.7%も受講生全員が分母ではなく、アンケートに回答した受講生が母集団です。

つまり、6社の中に「受講生全員を分母にした合格率」を出している会社はありません。

占有率で比べるならアガルートと伊藤塾、合格者の実数で比べるならアガルート618名・伊藤塾1,432名・加藤ゼミナール446名という並びで、いずれも令和7年の1年分です。

講義を比較

アガルートは講座の本数が6社で最も多く、インプットから答練までを1つのカリキュラムに含めています。

講座名/カリキュラムに含まれる講義

アガルートキックオフ司法試験予備試験
総合講義300
論文答案の「書き方」
重要問題習得講座
予備試験 論文過去問解析講座
旧司法試験 論文過去問解析講座
短答絶対合格!スキル習得講座
短答知識完成講座
短答過去問解説講座Ⅰ・Ⅱ
法律実務基礎科目対策講座
一般教養科目対策講座
選択科目対策講座
予備試験・法科大学院入試答練
法律実務基礎科目答練
論証集の「使い方」
スタディング基本講座
実務基礎講座
論文対策講座(別売)
資格スクエア入門講義
基礎講義
基礎問講義
論文過去問講義
短答重点講義
短答過去問講義
口述対策講義
基礎講義(実務基礎)
論文過去問講義(実務基礎)
基礎講義(選択科目)
論文過去問講義(選択科目)
LEC東京リーガルマインド入門講座
論文基礎力養成答練
合格答案作成講座
法律実務基礎講座 講義編・演習編
ハイレベル論文答練
短答合格講座
ハイレベル短答答練
短答ファイナル模試
加藤ゼミナール導入講義
基本7科目の基礎講義
基本7科目の総まくり講義
基本7科目の基礎問題演習講義
基本7科目の司法試験過去問講義
選択科目対策講義
短答対策講義
伊藤塾基礎マスター講座
予備試験短答対策講座
先取り論文直前答練
論文過去問マスター
コンプリート論文答練
短答答練
直近判例チェックテスト
全国公開短答模試
※各社公式サイトを基に作成。含まれる講座はコースによって異なります

伊藤塾とLECは通学と通信の併用型で、講師との対面のやり取りや実務家イベントを含みます。

スタディングは基本講座と実務基礎講座に絞ったインプット中心の構成で、論文対策は別売です。

加藤ゼミナールは基礎講義260時間・総まくり講義という長めのインプットが特徴です。

インプットの時間で比べると、アガルートの総合講義300が約300時間、伊藤塾の基礎マスター法律基本科目が2025年開講版で合計540時間(公式の科目別の時間を当サイトで足したもの=憲法110・民法114・刑法95・商法68・民事訴訟法57・刑事訴訟法57・行政法39/別途 基礎マスター商法24時間)、加藤ゼミナールの導入20時間+基礎講義260時間+論文インプット100時間で計380時間です。

アガルートは6社の中でインプット時間を短く設計している側で、そのぶん答案を書く時間に振っています。

講師を比較

アガルートは20名以上の講師が在籍し、全員が司法試験の合格者です。

講座名/主な講師

アガルート工藤北斗
渡辺悠人
谷山政司
スタディング小村仁俊(主任講師・短答対策)
山崎智也(論文対策)
資格スクエア樋田早紀
斉藤伸明
LEC東京リーガルマインド田中正人
森剛士
赤木真也
柴田孝之
加藤ゼミナール高野泰衡
加藤喬
加藤駿征
伊藤塾伊藤真
※各社公式サイトの講師紹介ページを基に作成

アガルートの渡辺悠人講師は司法試験で総合4位、資格スクエアの樋田早紀講師は予備試験の短答式で1位という経歴が公表されています。

講師の選び方で差が出るのは、科目ごとに担当が替わるかどうかです。

アガルートの総合講義300は基本7科目を工藤北斗講師が担当し、LECは入門講座を4クラスから選んだうえで、そのクラスの講師が7科目を一貫して担当します。

→アガルート公式HPで司法試験予備試験講座の詳細を見る

サポート体制を比較

アガルートのサポートは、添削と質問に回数の上限を設けたうえで、すべてオンラインで提供する形です。

アガルートのオンライン質問サービスKIKERUKUNの画面。質問を送ると講師や有資格者が回答する
(引用元:アガルート公式HP)

講座名/サポート内容

アガルートオンライン質問サービス(フル100回・ライト50回)
オンライン添削(フル206通・ライト174通)
Web問題集あり
導入ガイダンスあり
パーソナルコーチングあり(フルのみ)
月1のホームルームあり
バーチャル校舎・オンライン自習室あり
スタディングQ&Aチケット30枚付きプランあり(追加購入可)
論文のAI添削あり(予備試験合格コース(総合)に600回・2027+2028年の複数年版は1,200回)
Web問題集あり
個別指導(有料オプション)あり
資格スクエア論文添削275通(公式は「業界最多」と表記)
ワンクリック質問(オンライン質問)あり
Web問題集あり
月1の学習相談制度あり
学習習慣化プログラムあり
オンライン添削制度あり
LEC東京リーガルマインド校舎での対面質問対応あり
オンライン質問システムあり
Web問題集あり
定期ホームルームあり
学習進捗相談可能
オンライン添削制度あり
加藤ゼミナール合格者担当の質問制度あり
口述試験模試あり
司法試験過去問講義(全年度分)の無償提供
伊藤塾校舎での対面質問対応あり
オンラインでの質問も可能
Web問題集あり
講師によるカウンセリング制度あり
合格者によるカウンセリング制度あり
スケジューリング相談制度あり
マンツーマン指導(有料オプション)あり
オンライン添削制度あり(100通講師添削)
※各社公式サイトを基に作成。使える回数を数字で公表しているのはアガルート・資格スクエア・伊藤塾・スタディングの4社です

回数を明記している点は、使える量が事前に分かるという意味でアガルートの利点です。

伊藤塾とLECは校舎での対面質問があり、オンラインだけで完結させたくない人はこの2社が選択肢になります。

スタディングはQ&Aチケット制で、必要な分だけ買い足す設計です。

スタディングは論文のAI添削も提供しており、公式は予備試験合格コース(総合)に計600回分、2027年+2028年の複数年版なら計1,200回分と案内しています。

ただしこれはAIが講評を返す仕組みで、アガルートの206通のようにプロ講師が答案を読む添削とは性質が違います。

個別指導を求める場合、アガルートはマネージメントオプションの募集終了により常設の枠がなく、伊藤塾のマンツーマン指導かスタディングの個別指導が有料オプションとして残る形です。

添削を担当するのは、指導経験のあるプロ講師です。

答案には採点基準への評価とコメントが書き込まれて返ります。

アガルート公式は「業界最多問題数」「業界No.1の添削問題数」と表記していますが、資格スクエアも「論文添削 業界最多の275通」と表記しており、通数だけなら資格スクエアのほうが多い数字です。

伊藤塾の「100通講師添削」は同名のサービス1本の通数で、コース全体の添削総数は公表されていません。

資格スクエアは総数の275通を出していますが講座ごとの振り分けは公表しておらず、LECと加藤ゼミナールは通数そのものを公表していません。

口頭で答案を見てもらえる「口頭論文添削」と、オンライン添削サービス「TENSAKUN」の新形態は2026年10月開始です。口頭論文添削はバーチャル校舎内での完全予約制・先着順で、フルカリキュラムの受講生のみが対象です。

編集部

【編集部より】添削は通数の大小だけでは選べません。アガルートの206通と資格スクエアの275通はどちらも「業界最多」と表記されていますが、何をどう数えた通数かは社ごとに違います。自分が出せる答案の本数を先に見積もり、その数に足りるかで見るほうが外しません。

\ 添削206通のカリキュラムを公式サイトで確認 /

アガルートの司法試験・予備試験講座がおすすめの人の特徴

アガルートが向いているのは、自分で学習計画を管理でき、付属している添削枠を使い切って答案を書き続けられる人です。

逆に、講義を長く聞いて理解を固めたい人や、費用を最小限に抑えたい人には合いません。

アガルートが向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
短い講義でインプットを終え、答案を書く時間に振りたい時間をかけて条文と判例を網羅的に学びたい
月に何通も答案を書いて提出し続けられる講義を聞くところで力尽きやすい
予備試験の合格を狙い、全額返金まで取りにいきたい受講料を最小限に抑えたい
他校で基礎を終えていて、論文対策だけを足したい校舎に通って対面で質問したい
選択科目やマイナー科目の講座を探している個別指導で進捗を管理してほしい
※本記事で確認した公式情報と合格体験記の集計を基に当編集部が整理

総合講義300は7科目を約300時間で仕上げる構成で、伊藤塾の基礎マスター法律基本科目540時間(2025年開講版)や加藤ゼミナールの計380時間よりインプットが短いぶん、206通の添削に時間を回す前提になっています。

向いている人|答案を書き続けられる人と、単科で足したい人

アガルートが最も効くのは、講義を短く終えて答案を書く時間に振れる人です。

全額返金まで取りにいく人に向いているのは、予備試験に合格した場合にフルの税抜価格1,180,000円が戻る特典があるためです。

他校で基礎を終えて論文対策だけを足す使い方も、令和7年の合格体験記で実際に見られました。

76名の集計で最多だったのは単科の重要問題習得講座45名で、他校で基礎を終えた人が論文対策だけを足す経路が確認できます。

選択科目を探している人にも向いていて、体験記には租税法・環境法・知的財産法・国際私法を選んだ合格者が登場し、いずれもアガルートに講座があることを理由に挙げていました。

1回目の司法試験の時、国際私法を選択科目として受験したところ、30点、上位90%とひどい点を取り、これが主な要因となって落ちました。ところが、環境法はマイナー科目であり、あまり教材が充実していませんでした。この点、アガルートは各選択科目ごとに講座があり、環境法も充実していたことから、アガルート一択だと思いアガルートを選択しました。
※引用元:アガルート公式HP 令和7年 司法試験 合格者の声

向いていない人|費用を抑えたい人と、対面で質問したい人

費用を抑えたいなら、スタディングの予備試験合格コース(基礎)89,100円(税込)や、アガルートの単科講座の組み合わせが選択肢になります。

講座を使わない進め方まで含めて比べたい場合は、司法試験・予備試験の独学の解説もあわせてご覧ください。

対面での質問や個別指導での進捗管理を求める人に向かないのは、アガルートがオンライン完結型で、マネージメントオプションの募集を終了しているためです。

校舎での対面質問を求めるなら伊藤塾かLEC、個別指導を求めるなら伊藤塾のマンツーマン指導が現実的な代替になります。

ただし、アガルートにもバーチャル校舎があり、オンライン自習室には講師が待機していて学習中に質問できます(参加は先着希望制で定員に達し次第締め切り、自習室の利用は2026年2月開始)。

時間をかけて条文と判例を網羅的に学びたい場合も、インプットが380〜540時間ある加藤ゼミナールか伊藤塾のほうが設計が合います。

アガルートの司法試験・予備試験講座に関するよくある質問

アガルートの司法試験・予備試験講座に関するよくある質問

ここではアガルートの司法試験・予備試験講座について、申し込み前に確認されることが多い6つの質問に答えます。

アガルートでも司法試験・予備試験に落ちることはある?「やめとけ」と言われる理由は?

合格率100%の講座は存在しないため、アガルートを受講しても不合格になる可能性はあります。

「やめとけ」と言われる理由は費用の高さと講義のスピードで、詳しくは「アガルートの悪い評判と「ひどい」「やめとけ」と言われる理由」で説明しています。

アガルートの司法試験・予備試験講座と伊藤塾のどっちが良いの?

短期合格を狙うならアガルート、時間をかけて基礎から学ぶなら伊藤塾です。

アガルートと伊藤塾の比較

項目アガルート伊藤塾
初学者向けコースの費用予備試験最短合格カリキュラム/フル
1,298,000円(税込)
予備試験1年合格コース(伊関1年クラス)本科生+ゼミ
1,480,600円(税込)
インプットの講義時間総合講義300が約300時間基礎マスター法律基本科目が540時間(2025年開講版)
添削の本数206通(ライトは174通)「100通講師添削」(本科生+ゼミに付属)
※同名サービス1本の通数で、コース全体の添削総数は非公表
質問の回数フル100回・ライト50回回数の公表なし
学習の形態オンライン完結通学と通信の併用
令和7年司法試験の実績合格者占有率39.1%(1,581名中618名の有料受講生)合格占有率90.6%(1,581名中1,432名。模試のみの利用者471名を含む)
全額返金予備試験合格でフルの税抜価格を全額返金—
※両社の公式サイトを基に作成。伊藤塾の内訳は同社の公表値

2社を分ける決め手は、インプットに何時間かけるかです。

6社を横に並べた比較は「アガルートと他社の司法試験・予備試験講座を比較」に、各社の実績の数字の性格は「合格実績を比較|6社の数字は種類が違う」にまとめています。

アガルートはオプションなしでも合格できる?

アガルートは有料オプションなしでも合格を目指せます。

個別指導のマネージメントオプションは募集を終了していますが、添削・質問・ホームルームは現在のカリキュラムに標準で含まれています。

ただしパーソナルコーチング・担任制のプロ講師・口頭論文添削は、公式の注記でフルカリキュラムの受講生のみが対象とされています。

令和7年の合格体験記76件を集計すると、個別指導ではなく単科の重要問題習得講座を使った人が45名(59%)で最多でした。

ただし進捗管理を自分で組み立てる前提になるため、開始月別のモデル学習スケジュールを起点にすると計画が立てやすくなります。

アガルートの司法試験・予備試験講座は社会人に向いているの?

アガルートは講義の視聴時間を自分で決められるため、働きながらの受講に対応しています。

倍速再生と講義動画のダウンロードに対応しているので、通勤時間や休憩時間に細切れで進められます(詳しくは「講義動画と公式アプリ|スマホ・オフラインで見られるか」)。

公式が公表している合格者の職業別の割合は以下の通りです。

2024年司法試験合格者の職業/割合

学生67.9%
アルバイト19.2%
無職5.1%
会社員3.8%
自営業1.3%
公務員1.3%
士業1.3%
(引用元:アガルート公式HP)回答者78人

会社員3.8%・自営業1.3%・公務員1.3%・士業1.3%を合わせた社会人は7.7%です。

回答者が78人と少ない数字ですが、働きながら合格した受講生がいることは確認できます。

ただし、令和7年の司法試験は受験者3,837人のうち1,581人が合格して41.2%、予備試験は短答式試験の受験者だけで12,432人という難関試験です。

働きながら目指す場合は、答案を書く時間を週単位で確保できるかを先に見積もっておくことをおすすめします。

(出典:法務省「令和7年司法試験の採点結果」「令和7年司法試験予備試験短答式試験受験状況」)

合格体験記に載っている講座が見つからないのはなぜ?

アガルートは講座の名称変更と販売終了があるため、体験記の講座名が現在の価格表と一致しないことがあります。

公式自身が受講講座欄に「現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます」と注記を付けています。

たとえば「法科大学院入試(ロースクール入試)過去問解説講座」は現在「法科大学院入試(ロースクール入試)過去問オプション」という名称です。

個別指導のマネージメントオプションは募集を終了しており、現在は申し込めません。

上位の講座については「体験記の講座名と、現在販売中のコースの対応」で対応表を作りました。

アガルートはテキストやUSBメモリだけで販売しているの?

アガルートはテキストやUSBメモリのみの販売は行っていません。

テキストを紛失した場合の再販売も行っていないため、保管に注意が必要です。

なお、紙のテキストと同じ内容のデジタルブックがマイページの本棚に用意されており、キーワード検索で該当箇所を探せます。

タブレットやパソコン1台で全教材を参照できるため、紙を持ち歩かない使い方も可能です。

まとめ:アガルートの司法試験・予備試験講座の評判・口コミ

アガルートの司法試験・予備試験講座は、料金の高さを合格実績と全額返金で取り返す設計の講座です。

令和7年の合格体験記76件を集計すると、最も多く使われていた講座は単科の重要問題習得講座(45名・59%)でした。

カリキュラムを丸ごと買う以外に、必要な講座だけを足して合格した人が一定数いるという点は、費用で迷っている方の判断材料になります。

講座の基本情報

講座名アガルート司法試験・予備試験講座
学習スタイルオンライン講座(スマホ・PC対応)
対象者初学者・学習経験者・社会人など幅広く対応
主な講座ラインナップ予備試験最短合格カリキュラム
司法試験インプット/アウトプットカリキュラム
予備試験インプット/アウトプットカリキュラム
論文基礎力養成カリキュラム
法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラム
総合講義・重要問題習得講座などの単科講座
価格予備試験最短合格カリキュラム/フル:1,298,000円
同/ライト:998,800円
論文基礎力養成カリキュラム:602,800円
司法試験インプットカリキュラム:470,800円
司法試験アウトプットカリキュラム:767,800円
予備試験インプットカリキュラム:624,800円
予備試験アウトプットカリキュラム:602,800円
いずれも税込・2028・2029年合格目標
添削・質問予備試験最短合格カリキュラムは論文添削がフル206通・ライト174通、質問対応がフル100回・ライト50回
合格実績令和7年司法試験
合格者:618名
合格者占有率:39.1%(1,581名中)
学習サポート機能パーソナルコーチング
バーチャル校舎・オンライン自習室
質問制度(KIKERUKUN)
オンライン添削(TENSAKUN)
月1のホームルーム
短答セルフチェックWebテスト
無料体験約13時間分の講義動画が20日間見放題
講義で使用するテキストの発送
テキスト・パンフレットのデータダウンロード
割引クーポン
返金保証・キャンペーン受験生応援セール5%OFF(2027年2月4日まで)
他校乗換割引20%OFF・グループ割引最大20%OFFなど
予備試験合格で対象講座の税抜価格を全額返金(フルのみ)
法科大学院合格で全額返金
教育訓練給付制度司法試験・予備試験講座は対象外
公式ホームページhttps://www.agaroot.jp/shiho/
※アガルート公式の価格表ほか公式サイトの掲載内容を基に作成。金額は税込表記です

判断の分かれ目は、付属する添削206通を使い切れるかどうかです。

答案を書いて提出し続けられるなら、6社の中で人が読む添削の量を事前に確かめて選べる唯一の講座になります。

逆に、講義を長く聞いて理解を固めたい方や、費用を最小限に抑えたい方には合いません。

迷っている場合は、約13時間分の講義が20日間見放題になる無料体験で、講義のスピードが自分に合うかを確かめてみてください。

\ 20日間の無料体験で講義のスピードを試す /

※料金は各社公式サイトを基に作成。

※最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

「アルクの資格比較」編集部です。国家資格・民間資格の保有者や、教育・学習指導の経験を持つメンバーが在籍し、公式サイトなどの一次情報をもとに、資格講座から子ども向けの学習教材まで中立的に比較・解説しています。「編集方針の詳細は編集部紹介ページ(https://www.alc.co.jp/license/about-editor/ )をご覧ください。」