【2026年最新】資格の大原で公認会計士は受かる?受講者の口コミと3大予備校比較で分かった向き・不向き

資格の大原 公認会計士

公認会計士試験は、2025年度の最終合格率がわずか7.4%(22,056名中1,636名合格)という超難関の国家資格です。

「簿記の大原」として1957年に設立されて以来、会計教育の分野で60年以上の実績を持つ資格の大原。

近年はCPA会計学院が合格者占有率66.7%と圧倒的なシェアを獲得する中で、大原の2025年合格者数は181名と、かつてのトップ校としての地位からは変化が見られます。

それでもなお、「常勤講師による手厚い質問対応」「計算科目に特化したカリキュラム」「全国46校舎という通学ネットワーク」は他校にない独自の強みです。

本記事では、資格の大原の公認会計士講座について、受講者のリアルな口コミ・評判を交えながら、料金体系・講師陣・教材・他社比較を徹底的に検証します。

大原が自分に合う予備校かどうか、この記事だけで判断できるよう情報をまとめました。

公認会計士の通信講座については、公認会計士の通信講座おすすめ記事にて詳しくご紹介しています。

\実力ある常駐講師が徹底指導!/

目次

【結論】資格の大原の公認会計士講座の評判は?30秒で分かる総合評価

結論

まず結論からお伝えします。

資格の大原の公認会計士講座は、「計算力を武器にしたい人」「対面で講師にとことん質問したい人」に向いている予備校です。

大原の公認会計士講座の総合評価:「常駐講師×計算重視」が最大の強み

評価項目評価コメント
講師の質★★★★☆プロフェッショナルな常勤講師が在籍。常駐だからこそ質問しやすい
教材★★★★☆COMPASS・ポケットコンパスは受講生からの評価が高い
カリキュラム★★★★★計算科目の演習量が特徴。計算力で差がつく
料金★★★☆☆2年コース780,000円(税込)〜。大手3校の中では平均的だが絶対額は高い
合格実績★★★☆☆2025年合格者181名。CPA会計学院には大差をつけられている
通学環境★★★★★全国46校舎は公認会計士予備校で業界最多
通信講座★★★★☆スタジオ収録の講義を提供。ライブ配信も選べる

大原の最大の特徴は、講師が常駐していること計算科目に特化したカリキュラムです。

公認会計士試験では、財務会計論(計算)と管理会計論の出来が合否を分けると言われており、大原はこの計算力を徹底的に鍛えるカリキュラムを組んでいます。

大原が向いている人・向いていない人を一覧で確認

大原が向いている人
  • 通学して対面で学びたい人(全国46校舎)
  • 計算科目(財務会計論・管理会計論)を武器にしたい人
  • 講師にいつでも質問できる環境が欲しい人
  • 答練・模試の量をこなして実力をつけたい人
  • 専門学校(全日制)への入学も視野に入れている人
大原が向いていない人
  • 受講料をできるだけ抑えたい人(→ スタディング124,800円(税込/税抜表記なし)〜がおすすめ)
  • 合格者数・占有率を重視する人(→ CPA会計学院が1,092名で業界1位)
  • 講師全員が公認会計士試験合格者であることを重視する人(→ TACが該当)
  • 完全通信で学びたい人(→ スタディングクレアールが通信に特化)

資格の大原が向いている人の特徴に該当した場合は、この機会に資料請求や説明会に参加してみるとよいでしょう。

【先に結論】大原 vs TAC vs CPA会計学院、あなたに合う予備校は?

タイプおすすめ予備校理由
計算力を武器にしたい資格の大原計算演習量が他校の約1.5倍。答練の質と量で計算力を徹底強化
体系的に全科目を網羅したいTAC網羅的な教材と主要科目は全員公認会計士試験合格者の講師陣
合格実績を最重視するCPA会計学院2025年度合格者1,092名、占有率66.7%で圧倒的No.1
費用を最小限に抑えたいスタディング114,800円(税込/税抜表記なし)〜で業界最安値。スマホ完結のAI学習
コスパ重視で効率的に学びたいクレアール割引後約40万円〜。「非常識合格法」で合格範囲に絞り込み

大原・TAC・CPA会計学院の3校は受講料が70〜80万円台のため、費用面のハードルは高めです。

「まずは公認会計士試験の学習がどんなものか体験してみたい」という方は、スタディングの無料お試し講座で講義の雰囲気を確認してみるのも一つの手です。

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\答練で計算力を強化!/

資格の大原の公認会計士講座の基本情報|コース・料金・学習期間

ここでは、資格の大原の公認会計士講座のコース体系・料金・受講スタイルについて整理します。

コース一覧(2年初学者合格コース780,000円〜、1.5年コース、1年コース)

大原の公認会計士講座は、学習開始時期や経験レベルに応じて複数のコースが用意されています。

初学者向けコース(主要コース)

コース名受講料(税込)学習期間対象
2年初学者合格コース780,000円~約2年簿記未修者〜2級修了者
1.5年スタンダード初学者合格コース約740,000円〜約1.5年簿記2級修了者向け
1.5年ロング初学者合格コース約770,000円〜約1.5年じっくり学習したい方
Wチャンス初学者合格コース約800,000円〜約2年2回の短答受験チャンスが欲しい方

学習経験者向けコース

コース名受講料(税込)特徴
上級フルパック合格コース497,000円〜(Web通信)短答・論文の総合対策
上級ベーシック合格コース720,000円~基礎から総復習可能

※ 入学金は別途6,000円(税込)が必要です。

※ 料金は受講スタイル(教室通学・映像通学・Web通信)によって異なります。

2年初学者合格コースが最もスタンダードなコースで、簿記の基礎から公認会計士試験の合格レベルまで2年間で到達するカリキュラムです。

簿記2級・1級の修了者は780,000円(税込)、簿記未修者は800,000円(税込)からのスタートとなります。

専門学校(全日制)と社会人講座の違い

資格の大原には、専門学校(全日制課程)社会人向け講座の2つのルートがあります。

この2つは運営母体も学習スタイルも異なるため、選択を間違えないようにしましょう。

項目専門学校(全日制)社会人講座
運営大原学園(専門学校法人)資格の大原(社会人教育事業)
対象高校卒業後の学生大学生・社会人
学習スタイル平日フルタイム(朝〜夕方)通学(夜間・土日)・通信
学費約200万円〜(2年制)約78万円〜(2年コース)
学歴専門学校卒の学歴取得学歴付与なし
合格者数大原全体247名に含まれる同上

「大原」と一口に言っても、高校卒業後にフルタイムで通う専門学校と、仕事や大学と両立しながら通う社会人講座は別物です。

本記事では、主に社会人講座の内容を解説します。

通学・通信・Webの受講スタイル

大原の社会人向け公認会計士講座は、3つの受講スタイルから選べます。

受講スタイル特徴向いている人
教室通学講師の生講義を教室で受講。質問も直接できる通学圏内に校舎がある人
映像通学校舎で映像講義を個別ブースで視聴自分のペースで通学したい人
Web通信スタジオ収録の講義を自宅で視聴。ライブ配信や教室収録の講義も選択可能通学が難しい社会人

通信講座は、スタジオ収録・ライブ配信・教室収録の3種類の講義スタイルから選択できます。

さらに、オンライン質問ルーム(月〜土曜 16時〜19時、日祝・年末年始除く)で全国の講師に1対1で質問・相談ができるため、通信生でも手厚いサポートを受けられます。

【料金比較表】大原・TAC・CPA会計学院・スタディング・クレアールの費用一覧

大原の受講料は、大手予備校の中では平均的な水準です。

しかし、通信専門の予備校と比較すると大きな差があります。

予備校初学者向け主要コース料金(税込)入学金合格者数(最新)
資格の大原780,000〜800,000円6,000円247名(2024年)
TAC800,000〜810,000円10,000円313名(2025年)
CPA会計学院約730,000〜890,000円なし1,092名(2025年)
クレアール約400,400〜600,400円なし非公開
スタディング114,800〜194,800円なし非公開
LEC約330,000〜440,000円(税込)なし非公開

大原・TAC・CPA会計学院の大手3校は70〜90万円台で横並びです。

一方、クレアール(割引後40万円台〜)やスタディング(12.5万円〜)は半額以下で受講できます。

「80万円近い受講料は厳しい」と感じる方は、後述する費用を抑えて公認会計士を目指す方法のセクションで、より手頃な代替案を紹介していますので参考にしてください。

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\受講スタイルは自分に合わせて選択可能!/

資格の大原の公認会計士講座の強み5選

資格の大原強み5選

大原の公認会計士講座には、他の予備校にない明確な強みがあります。

ここでは5つのポイントを詳しく解説します。

強み1:常勤講師91名(約9割が常勤)──いつでも質問できる環境

大原の最大の強みは、公認会計士講座の講師約90名以上が常勤であることです(大原公式サイトでは「全国91名在籍」と記載)。

講師全体の約9割が常勤という体制は、公認会計士予備校の中でも突出しています。

常勤講師が多いことのメリットは以下の通りです。

  • 質問のしやすさ:講師が校舎に常駐しているため、講義後すぐに質問できる
  • 学習計画の相談:定期的な個別面談で進捗管理や弱点分析をしてもらえる
  • 一貫した指導:同じ講師が継続的に指導するため、自分の弱点を把握してもらえる

質問対応はオンラインでも充実しており、オンライン質問ルーム(月曜〜土曜 16時〜19時、日祝・年末年始除く)で全国の講師に1対1で相談できます。

また、Mobile-O-haraからの質問は常時受付、質問専用電話も16時〜19時に利用可能です。

大原の公式サイト合格者の声でも、質問環境を評価するコメントが多く見られます。

なお、大原の講師には公認会計士試験合格者でない方も含まれています。

この点は「弱み」のセクションで詳しく解説しますが、常駐して学習全般をサポートしてくれる体制は、特に通学生にとって大きなアドバンテージです。

強み2:計算科目に強いカリキュラム──論文式の合否を分ける差別化要因

「簿記の大原」の名に恥じない、計算科目に特化したカリキュラムが大原の看板です。

公認会計士試験では、財務会計論(計算)と管理会計論の計算問題が合否を大きく左右します。

基礎的な理論問題はほとんどの受験生が得点するため、計算問題の出来で差がつくのが実情です。

大原の計算重視カリキュラムのポイントは以下の通りです。

  • 答練の量が他校の約1.5倍:計算問題は繰り返し解くことで力がつくという考え方に基づき、他校よりも圧倒的な演習量を確保
  • 計算猛特訓・短答計算猛特訓:計算だけに集中した特訓カリキュラムを別途設定
  • ステップ演習:段階的に難易度を上げていく独自の演習システム
  • 租税法の計算演習も充実:論文式で必須の租税法でもアドバンテージを確保

強み3:全国46校舎──公認会計士予備校で最多の校舎ネットワーク

資格の大原は全国46校舎を展開しており、公認会計士講座を開講する予備校としては業界最多の校舎数です。

予備校校舎数
資格の大原全国46校舎
TAC全国約20校舎
CPA会計学院5校舎(水道橋・早稲田・日吉・大阪梅田・新宿)

CPA会計学院は合格実績で業界トップですが、校舎が首都圏+大阪に限定されています。

地方在住で通学を希望する方にとっては、大原の校舎ネットワークは大きな魅力です。

また、転勤や引っ越しが発生した場合にも、全国の校舎間で転校が可能なため、学習を中断せずに続けられます。

強み4:答練の質と的中率の高さ──添削返却も早い

大原の答練(答案練習)は、その質・量・添削スピードで受講生から高い評価を受けています。

  • 量:計算科目を中心に、他校を上回るボリュームの答練を実施
  • 質:本試験の出題傾向を分析した問題で、的中率の高さに定評あり
  • 添削返却の速さ:まとめて提出しても迅速に返却される

答練の成績は個人別成績表やWeb成績分布表(2週間ごと更新)で確認でき、全体の中での自分の位置づけを把握しながら学習を進められます。

強み5:オリジナル教材(COMPASS・ポケットコンパス)の質の高さ

大原のオリジナル教材は、COMPASS(メインテキスト)とポケットコンパス(B6サイズの持ち運び用教材)の2本立てです。

COMPASSの特徴
  • 講師が直接執筆に関わったオリジナルテキスト
  • 試験に必要な知識を体系的に整理
  • 講義と完全にリンクした構成で、テキスト中心の学習が可能
ポケットコンパスの特徴
  • B6サイズで持ち運びに便利
  • 重要論点を凝縮した用語集・要点集
  • スキマ時間の学習に最適

ポケットコンパスは受講生の間で「神教材」とも称されるほど人気があります。

大原の教材は講師の授業スタイルが統一されており、どの講師の授業を受けてもテキスト中心の学習ができる点も強みです。

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(※引用元:資格の大原公式サイト

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\校舎は全国46校舎!/

資格の大原の公認会計士講座の弱み4選

資格の大原弱み4選

強みだけでなく、弱みも正直にお伝えします。

受講を検討する際には、以下の4点を十分に理解しておきましょう。

弱み1:講師の全員が公認会計士ではない(TACとの違い)

大原の公認会計士講座の講師は、全員が公認会計士試験の合格者ではありません

これは大原がデメリットとして最もよく指摘される点です。

一方、TACは「合格者講師主義」を掲げており、主要5科目(財務会計論・管理会計論・監査論・租税法・経営学)の講師は全員が公認会計士試験の合格者です(企業法等は司法試験合格者等の各分野の専門家が担当)。

大原は「専門知識を有する教育のプロ」を採用する方針で、公認会計士試験の合格者であることは必須条件としていません。

この違いをどう考えるか?

  • 気になる人:「試験を実際に経験した講師からアドバイスを受けたい」→ TACが合う
  • 気にならない人:「教え方が上手ければ資格の有無は関係ない」→ 大原でも問題ない

実際に大原を卒業した公認会計士からは「講師の実力が他の予備校に劣っていることは一切ない」という声もあり、指導力そのものに問題があるわけではありません。

ただし、学習相談や面談では合格経験者の視点が欲しいという要望は理解できます。

弱み2:受講料780,000円は業界平均並みだが絶対額は高い

大原の2年初学者合格コースは780,000円〜800,000円(税込)です。

TAC(800,000円〜)やCPA会計学院(約730,000〜890,000円)と比較すると大手3校の中では平均的ですが、80万円近い出費は決して軽くありません。

入学金6,000円を加えると、初期費用は約79〜81万円です。

この費用感をどう捉えるかですが、通学設備(全国46校舎)と常勤講師91名の維持費が受講料に反映されていると考えるべきでしょう。

一方、通学の必要がなく通信で学びたい方にとっては、スタディング(124,800円〜)やクレアール(割引後400,400円〜)の方がコストパフォーマンスは高いと言えます。

なお、大原の公認会計士講座は専門実践教育訓練給付金の対象です。

2024年10月の法改正により、条件を満たせば受講料の最大80%が支給される制度となっています。

詳しくは教育訓練給付金のセクションをご覧ください。

弱み3:CPA会計学院に合格者占有率で大差をつけられている

近年の公認会計士試験では、CPA会計学院が急成長を遂げ、合格者占有率で圧倒的な差がついています。

年度CPA会計学院TAC大原
2025年1,092名(66.7%)313名(約19%)
2024年973名(60.7%)335名247名(15.4%)

CPA会計学院が合格者の約3分の2を占める状況は、大原を選ぶ上で無視できないデータです。

ただし、合格者数=教育の質とは限りません。

CPA会計学院の急成長には受講者数の増加(≒マーケティングの成功)も大きく寄与しています。

大原のカリキュラムや指導体制自体が劣化しているわけではなく、「計算力×質問環境」という独自の強みは健在です。

「合格者数の多い環境で学びたい」という方はCPA会計学院を、「少人数でも手厚い指導を受けたい」という方は大原を選ぶのが合理的です。

弱み4:自習室が祝日閉鎖の校舎がある

通学生にとっての不満として、祝日に自習室が閉鎖される校舎があるという点が挙げられます。

TACやCPA会計学院では祝日も利用できる校舎が多いため、「休みの日こそ集中して勉強したい」という方にはマイナスポイントです。

ただし、祝日の開放状況は校舎によって異なります。

受講前に希望する校舎の自習室利用条件を必ず確認しましょう。

\後者は全国に46校!対面で学習したい人は/

資格の大原の公認会計士講座の口コミ・評判【2026年最新】

資格の大原の口コミ

ここでは、X(旧Twitter)や公式サイトの合格者の声、口コミサイトなどから、資格の大原 公認会計士講座のリアルな評判を紹介します。

良い口コミ:講師の質・常駐サポート・答練・教材への高評価

口コミ①:答練の量と質が合格を後押し

口コミ②:答練をこなせば一発合格も可能

口コミ③:講師の質問対応が親切

良い口コミに共通するのは、答練の量と質講師への質問しやすさポケットコンパスの利便性に対する満足度の高さです。

特に答練については「これだけやれば受かる」という安心感を多くの受講生が感じています。

悪い口コミ:講師資格・高額な費用・質問待ち時間への不満

口コミ①:講師が公認会計士でないことへの不安

口コミ②:試験直前の質問待ち時間が長い

悪い口コミでは、講師の資格面への不安直前期の質問待ちが目立ちます。

常勤講師が強みの大原ですが、試験直前期には質問が殺到し、結果的に待ち時間が長くなるケースもあるようです。

口コミの総合分析:大原で合格する人の共通点

良い口コミ・悪い口コミを総合すると、大原で合格する人には以下の共通点があります。

  1. 答練を徹底的にやり込む人:大原の最大の武器である答練をフル活用し、計算力を着実に伸ばしている
  2. 講師に積極的に質問する人:常勤講師の存在を最大限活かし、疑問を残さず消化している
  3. ポケットコンパスをスキマ時間に活用する人:通勤・通学中の短い時間も無駄にしない
  4. 大原の教材を信じてやり切る人:他社教材に浮気せず、大原のカリキュラムを最後まで完走する

逆に言えば、答練を消化しきれない人や、質問環境を活かせない人にとっては、大原の強みを十分に享受できません。

自分の学習スタイルとの相性を慎重に見極めることが大切です。

春の早期申込キャンペーン
資格の大原 公認会計士 春の早期申込キャンペーン
(※引用元:資格の大原公式サイト

2028年合格目標2年初学者合格コースが20,000円OFFになるキャンペーンを実施中!

期間は2026年5月31日までです。

\講師が質問に丁寧に対応/

大原 vs TAC vs CPA会計学院|3大予備校を徹底比較

三大予備校を徹底比較

公認会計士の大手予備校といえば、大原・TAC・CPA会計学院の3校です。

この3校で合格者の約9割を占めるため、多くの受験生がこの3校から選んでいます。

ここでは各校の特徴を比較します。

【比較表】料金・合格者数・講師・校舎数・教材・サポートを一覧比較

比較項目資格の大原TACCPA会計学院
初学者コース料金(税込)780,000円〜800,000円〜約730,000〜890,000円
入学金6,000円10,000円なし
合格者数(最新)247名(2024年)313名(2025年)1,092名(2025年)
合格者占有率約15.4%約19%66.7%
講師常勤約91名(約9割常勤)。合格者でない講師も含む主要科目は全員合格者。企業法は司法試験合格者等合格者中心の講師陣
校舎数全国46校舎全国約32校舎5校舎(首都圏+大阪)
教材スタイルCOMPASS(テキスト中心)+ ポケットコンパス網羅的テキスト + 豊富な教材群オリジナルテキスト + Web教材
カリキュラム計算科目重視。演習量が多い全科目を体系的に網羅効率重視。理解型の学習
通信講座スタジオ収録 + ライブ配信教室収録 + トリプル配信(2026年〜)Web講義中心
質問対応常勤講師に直接質問。オンライン質問ルームあり質問セッション制(講師常駐ではない校舎あり)質問対応あり

合格者占有率の推移:CPA会計学院66.7% vs TAC約20% vs 大原15.4%

かつて大原とTACが合格者シェアの1位・2位を争っていた時代から、状況は大きく変わりました。

CPA会計学院が急成長し、2025年度には合格者1,092名(占有率66.7%)を達成。

TACは313名(約19%)、大原は2024年のデータで247名(15.4%)となっています。

CPA会計学院が強い理由は、受講者数の拡大に加え、理解重視・効率重視のカリキュラムが現代の受験生に支持されている点が大きいとされています。

一方で、大原の合格者数が減少しているからといって教育の質が落ちたわけではありません。

計算重視のカリキュラムと常勤講師による手厚いサポートは、依然として大原ならではの価値です。

学習スタイル別の選び方:計算重視なら大原、網羅型ならTAC、シェア重視ならCPA会計学院

学習スタイルおすすめ理由
計算力で勝負したい大原答練の量が他校の1.5倍。計算猛特訓で計算力を徹底強化
全科目を体系的に学びたいTAC網羅的な教材と主要科目全員合格者の講師陣で隙のない学習が可能
多くの合格者と同じ環境で学びたいCPA会計学院合格者の3分の2が在籍。仲間が多いことでモチベーション維持にも有利
地方在住で通学したい大原全国46校舎は業界最多。地方でも通学できる
常に講師に質問したい大原常勤講師約91名。講師が校舎にいるからすぐに質問できる

通信講座で選ぶなら?通学が前提の大手3校 vs 完全通信のスタディング・クレアール

大原・TAC・CPA会計学院の3校は、基本的に通学を前提とした予備校です。

通信講座も提供していますが、教室収録やスタジオ収録の映像を配信する形式が中心です。

一方、スタディングやクレアールは最初から通信専用に設計されています。

項目大手3校の通信講座スタディングクレアール
設計思想通学講座の映像配信スマホ完結の通信専用設計「非常識合格法」の通信専用設計
料金約73〜89万円114,800円〜約400,000円〜(割引後)
講義スタイル教室/スタジオ収録スマホ最適化の短時間講義1単元約30分の短時間講義
質問対応オンライン質問ルーム等質問チケット制質問無制限(電話・メール・Skype)

「通信で学ぶなら通信専用設計の方がよい」という考え方もあります。

特に通学する予定がないなら、スタディングやクレアールも検討する価値があります。

\大原なら地方在住でも通学可能!/

費用を抑えて公認会計士を目指す方法|大原以外の選択肢も紹介

公認会計士を目指す方法

大原の受講料は約80万円。

「受講料を抑えたい」という方のために、より手頃な価格帯の予備校を紹介します。

スタディング(114,800円〜):業界最安値×スマホ完結の効率学習

スタディングは114,800円〜194,800円という業界最安値の価格で公認会計士講座を提供しています。

大原の受講料と比較すると約65万円以上の差があります。

スタディングの特徴(大原との違い)
  • スマホ完結型:通学不要。通勤・通学中にスマホで講義視聴・問題演習ができる
  • AI問題復習機能:AIが苦手分野を自動で判定し、最適な復習問題を出題
  • 短時間講義:1講義あたり短い時間で設計されており、スキマ時間を有効活用

大原が「対面×計算演習の量」で実力をつけるスタイルなのに対し、スタディングは「AI×スマホ学習で効率重視」のスタイルです。

ただし、スタディングには質問対応がチケット制(回数制限あり)であること、答練や模試が大手予備校ほど充実していないことなど、大原とのトレードオフがあります。

「費用を最優先にする方」「スマホ中心の学習が合う方」にはスタディングが適しています。

クレアール(約400,000円〜):「非常識合格法」で合格点を効率的に取る

クレアールは「非常識合格法」という独自メソッドを掲げ、合格に必要な得点(短答式70%、論文式52%)を確保するための必要最低限の学習に集中する通信専門の予備校です。

クレアールの特徴(大原との違い)
  • 割引後約400,000〜600,400円で受講可能(大原の約半額〜6割)
  • 完全通信制:校舎を持たないため、受講料を抑えられる
  • 担任制サポート:3名の担任が電話・メール・Skypeで質問に対応(質問回数無制限)
  • セーフティコース:不合格時の追加費用が不要で、受験料もクレアール負担
  • 合格お祝い金+キャッシュバック制度:合格時に最大8万円以上のキャッシュバック

大原の「全範囲を徹底的にカバーする学習」とは対照的に、クレアールは「合格点に必要な範囲に絞る」というアプローチです。

網羅性では大原に劣りますが、効率的に合格したい社会人には選択肢となります。

クレアールの講座を詳しく知りたい方は「クレアールの公認会計士講座の評判・口コミ」をご覧ください。

LEC(約330,000円〜):大手の安心感×コストバランス

LECは大手資格予備校としての実績がありながら、税込約330,000〜440,000円と大手3校よりも手頃な価格で公認会計士講座を提供しています。

短答合格コースと論文コースが分かれているため、段階的に受講費を支払える点も魅力です。

ただし、公認会計士分野ではCPA会計学院・TAC・大原ほどの合格実績データは公開されていません。

教育訓練給付金を活用して受講料を最大80%OFFにする方法

大原の公認会計士講座は専門実践教育訓練給付金の対象です。

2024年10月の法改正により、給付率が大幅に引き上げられました。

条件給付率
受講中(6ヶ月ごと)受講費用の50%(上限年間40万円)
資格取得+就職追加で受講費用の20%(合計70%)
さらに賃金5%以上上昇追加で受講費用の10%(合計最大80%)

たとえば、大原の2年初学者合格コース(約80万円)を受講し、公認会計士試験に合格して監査法人に就職した場合、条件次第で最大約64万円が給付される計算です。

給付金の利用には雇用保険の被保険者期間などの条件がありますので、詳細はハローワークまたは大原の各校舎で確認してください。

費用面で迷っている方は、まずスタディングの無料お試し講座で公認会計士試験の学習内容を体験してみるのもおすすめです。

無料で講義の一部を視聴でき、自分に合った学習スタイルを見極めるヒントになります。

公認会計士試験の基礎知識|大原を選ぶ前に知っておくべきこと

資格の大原の基礎知識

公認会計士試験は医師・弁護士と並ぶ「三大国家資格」の一つです。

予備校選びの前に、試験の全体像を押さえておきましょう。

試験の仕組み:短答式+論文式の二段階試験

公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験の二段階で構成されています。

短答式試験(マークシート方式)

科目試験時間配点
企業法50分100点
管理会計論75分100点
監査論50分100点
財務会計論150分200点

短答式試験は年2回(12月・5月)実施され、総得点の約70%以上(ボーダーは年度により変動)で合格です。

合格すると2年間の免除期間があり、その間に論文式試験に合格すればOKです。

論文式試験(記述式)

  • 必須科目:会計学、監査論、租税法、企業法
  • 選択科目:経営学、経済学、民法、統計学(1科目選択)
  • 得点比率52%以上で合格

受験資格に制限はなく、年齢・学歴に関係なく誰でも受験可能です。

合格率は最終合格で約6%台の超難関

2025年度(令和7年)の試験結果は以下の通りです。

項目数値
願書提出者数22,056名
最終合格者数1,636名
最終合格率7.4%
論文式合格率35.1%(4,665名中1,636名)
合格者平均年齢24.6歳
最年少合格者16歳

最終合格率は7.4%ですが、これは近年では高めの数字です。

過去10年間の合格率は7〜11%で推移しています。

論文式試験に絞ると合格率は35.1%であり、短答式を突破できれば3人に1人は合格できる計算です。

合格に必要な勉強時間は3,000〜5,000時間

公認会計士試験の合格に必要な勉強時間は、一般的に3,000〜5,000時間と言われています。

学習パターン1日の学習時間必要期間
学生(専念型)8〜10時間約1〜1.5年
社会人(兼業型)3〜4時間約2〜3年

大原の2年初学者合格コースは、1日3〜5時間の学習を前提に設計されています。

社会人であっても、平日の夜と休日を使えば2年間での合格は現実的な目標です。

合格後のキャリアと年収(平均年収800〜1,000万円)

公認会計士は合格後のキャリアパスが非常に幅広い資格です。

キャリアパス年収の目安
監査法人(スタッフ)500〜700万円
監査法人(マネージャー)800〜1,200万円
監査法人(パートナー)1,500〜3,000万円
コンサルティングファーム700〜1,500万円
事業会社(経理・財務部門)600〜1,000万円
独立開業800万円〜(個人差大)

合格者の多くはまずBig4監査法人(EY新日本・トーマツ・あずさ・PwC Japan有限責任監査法人)に就職し、数年の実務経験を積んだ後にコンサルや事業会社へ転職するキャリアパスが一般的です。

78万円の受講料は決して安くありませんが、合格後の年収を考えると数年で投資を回収できる資格と言えます。

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資格の大原の公認会計士講座に関するよくある質問(FAQ)

大原の公認会計士講座だけで合格できますか?

結論:大原の教材とカリキュラムだけで十分合格可能です。

大原の答練は量・質ともに充実しており、COMPASSとポケットコンパスを中心に学習すれば試験に必要な知識はカバーできます。

合格者からも「大原の教材を信じてやり切ることが大事」という声が多く聞かれます。

ただし、模試については他校(TACなど)の模試も併用して受けることで、より幅広い問題に対応する力がつきます。

大原とTACで迷っています。どちらがおすすめですか?

計算力で勝負したいなら大原、全科目を体系的に学びたいならTACです。

大原は答練が他校の1.5倍で計算科目の演習量に強みがあります。一方、TACは主要科目の講師が全員合格者で、網羅的な学習スタイルが特徴です。

TACの詳細は「TACの公認会計士講座の評判・口コミ」で解説しています。

社会人でも大原の公認会計士講座で合格できますか?

合格可能です。

公認会計士試験の合格者における社会人の割合は増加傾向にあります。大原の2年初学者合格コースは社会人を想定した設計で、映像通学やWeb通信を活用すれば仕事と両立しながら学習を進められます。

通信生でもオンライン質問ルーム(月〜土 16時〜19時)で講師に直接質問できるため、通学できない方でもサポートを受けられます。

大原の通信講座と通学はどちらがおすすめですか?

自宅近くに校舎がある方は通学がおすすめです。

大原の強みである「常勤講師への質問」「自習室の利用」「仲間との切磋琢磨」は、通学でこそ最大限に活かせます。

一方、校舎が遠い方や仕事の都合で通学が難しい方はWeb通信を選択しましょう。Web通信でも、スタジオ収録の高品質な講義とオンライン質問対応でしっかり学べます。

CPA会計学院に合格者数で負けているのに大原を選ぶ理由はありますか?

あります。大原を選ぶ理由は「通学環境」と「計算力の強化」です。

CPA会計学院は合格者数で圧倒的ですが、校舎が首都圏+大阪の5拠点に限られます。地方在住の方が通学で学ぶなら、46校舎を持つ大原は最有力の選択肢です。

また、大原の計算重視カリキュラムは財務会計論・管理会計論で点数を稼ぎたい方に最適です。合格者数の多さだけでなく、自分の学習スタイルとの相性で選ぶことが重要です。

まとめ|資格の大原の公認会計士講座は「計算力×質問サポート」を重視する人に最適

本記事では、資格の大原の公認会計士講座について、口コミ・料金・他社比較を含めて徹底的に検証しました。

記事の要点
  • 大原の最大の強みは常勤講師約91名による手厚い質問対応計算科目に特化したカリキュラム(答練が他校の約1.5倍)
  • 受講料は2年コースで780,000円〜。大手3校の中では平均的だが、通信専門のスタディング(124,800円〜)やクレアール(400,400円〜)と比べると高い
  • 合格者数ではCPA会計学院(1,092名/66.7%)に大差をつけられているが、46校舎の通学ネットワークと計算重視の指導は大原ならではの強み
大原を選ぶべき人
  • 全国の校舎に通学して対面で学びたい人
  • 計算科目の演習量で他の受験生に差をつけたい人
  • 講師に直接・頻繁に質問できる環境が必要な人
大原以外を検討した方がよい人
  • 受講料を抑えたい方:スタディング(124,800円〜)なら大原の約6分の1の費用で始められます。AI問題復習機能でスマホ完結の効率学習ができるため、まずは無料お試し講座で体験してみるのがおすすめです
  • 合格実績を重視する方:CPA会計学院は合格者占有率66.7%で業界圧倒的No.1。合格者が多い環境で学びたいならCPA会計学院が最有力です
  • 通信で効率重視の方:クレアール(400,400円〜)は「非常識合格法」で合格に必要な範囲に絞った通信専門予備校。担任制で質問も無制限です

公認会計士試験は合格率7.4%の超難関試験です。

どの予備校を選ぶかで学習環境は大きく変わります。

大原の計算重視カリキュラムと常勤講師の手厚さに惹かれた方は、まず公式サイトで講座内容を確認してみてください。

一方、費用面で迷っている方は、スタディングの無料お試し講座で公認会計士試験の学習がどんなものかを無料で体験できます。

自分に合った予備校を見つけるための第一歩として、まずは情報収集から始めましょう。

\まずは資料請求から!/

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この記事を書いた人

徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 国家資格キャリアコンサルタント

国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入や人材教育、個人の相談業務に従事。WEBメディアの管理運営にも精通したキャリアコンサルタント。 「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」を重視し、予期せぬ変化をチャンスに変えるキャリア形成を支援している。

現在は、資格・教育分野を中心とした専門サイトの監修も多数担当。企業内での制度構築や教育現場での実務経験、WEB運営の知見を活かし、転職市場の動向やリスキリング(学び直し)など、ユーザーの「真の願望」実現に役立つ信頼性の高い情報を発信している。