カナダの語学学校おすすめ8選|都市別に費用と選び方を比較

カナダ語学学校

「カナダで語学留学したいけど、200校以上ある語学学校から、自分に合う1校をどう選べばいい?」そんな悩みを抱えていませんか。

バンクーバー・トロント・ビクトリアと候補都市は多く、学費もクラスサイズも認定基準もバラバラで、情報収集だけで時間と労力を消耗してしまう方は少なくありません。

実際、アルクが留学経験者258人に行ったアンケート調査では、「留学で大変だったこと1位」が「ビザ申請・入学準備」(40.7%)という結果になっており、情報の海から自分に合う1校を見つけ出すのは、想像以上に大変な作業です。

そこで本記事では、Languages Canada認定のおすすめ8校を、都市別・費用・クラスサイズで徹底比較していきます。

目次
おすすめカナダ語学学校8選 都市別に徹底解説

カナダで人気の語学学校8校は、全校がLanguages Canada(LC)認定を取得しています。

費用最優先ならCLLC・SSLC、国際ブランドの安心感を求めるならILAC・EC Englishがおすすめです。

ここでは比較表で全体像を示した後、バンクーバー・ビクトリア・ケロウナ・トロント・カルガリーの都市別に各校の特徴を解説します。

Languages Canada(LC)認定とは

Languages Canada(LC)認定とは、カナダ政府公認の語学教育認定機関による品質保証制度のことです。

イギリスのBritish Council認定に相当するカナダ唯一の全国認定機関で、教授法・施設・学生サービス・運営・安全・ウェルフェアの6領域で厳格な審査が行われ、4年ごとに再認定が実施されます。

認定を受けるためには、独立した検査官による現地オンサイト監査をクリアし、その後も維持審査で継続的な品質を証明する必要があります。

LC認定校は同時にDLI(Designated Learning Institution=指定教育機関)にも指定されていることが多く、6ヶ月超の留学でStudy Permit(学生ビザ)を申請する場合の必須条件にもなっています。

つまりLC認定校を選ぶことは、教育品質・学生保護・ビザ申請の3点で安心材料を一度に得ることができるということです。

未認定校では急な廃校や運営トラブル時の救済が不十分なケースもあるため、語学学校選びの最低ラインとして必ず確認したい指標です。

学校名主要都市LC認定週学費(CAD・目安)クラスサイズ週レッスン数おすすめ対象
ILACバンクーバー・トロントC$375〜430要確認30〜38充実した学習量を求める方
ILSCバンクーバー・トロント・モントリオールC$360〜480要確認24〜30多都市展開・大学進学希望者
EC Englishバンクーバー・トロントC$420〜435最大16名20〜30国際ブランドで品質重視の方
Kaplan Internationalバンクーバー・トロント要確認要確認20〜35大学進学・Level-Up保証希望者
VanWest Collegeバンクーバー・ケロウナC$250〜450小規模10〜30費用を抑えたい・小規模校希望
SSLCバンクーバー・ビクトリア約C$177〜192最大15名15h以上コスパ重視・高評価(Google 4.9)
Global Villageビクトリア・カルガリー要確認平均13名20〜30地方都市・CELPIP/IELTS受験者
CLLCトロント・オタワ・ハリファックスC$125〜250要確認20〜33東部カナダ・低コスト重視
※2026年5月時点の情報です。最新情報は各校公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

バンクーバーの語学学校4選(ILAC / ILSC / EC English / Kaplan)

バンクーバーは英語圏で最も温暖な気候とアジア人留学生の多さが特徴で、国際ブランドの語学学校4校が集まっています。

ここでは規模・学費・特徴の異なる4校をそれぞれ詳しく解説します。

ILAC(バンクーバー・トロント)

年間16,000人以上が学ぶカナダ最大級の語学学校で、週30〜38レッスンの集中プログラムと充実した試験対策コースが特徴です。

週学費目安C$375〜430(Intensive・週30レッスン)/ C$440〜480(Power・週38レッスン)
LC認定Languages Canada認定
都市・アクセスバンクーバー(West Hastings)・トロント(Bloor St. E.)の2拠点
主なコースIntensive English・Power English・IELTS対策・CELPIP対策
おすすめ対象集中学習で短期間英語力を伸ばしたい方・IELTS取得希望者
詳細公式サイト
※2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

2017年には「国際チェーン学校第1位」に選ばれた実績があり、IELTSとCELPIPの公式試験センターも併設しています。

たとえばIntensive Englishで3ヶ月通学する場合、約12〜14週分でC$5,000〜5,500(約57〜63万円)となり、3ヶ月でしっかり成果を出したい方に向いた料金水準です。

短期間で集中して英語力を伸ばしたい方や、大学進学に必要なIELTSスコアを取得したい方に向いています。

ILSC(バンクーバー・トロント・モントリオール)

カナダ3都市に展開し、700以上の提携教育機関への進学サポートを持つ多都市型の老舗語学学校です。

週学費目安Intensive C$440〜480/ Morning C$390〜430/ Afternoon C$360(24〜30レッスン)
LC認定Languages Canada認定(Cambridge English・IELTS試験対応)
都市・アクセスバンクーバー・トロント・モントリオールの3拠点
主なコースIntensive English・Morning・Afternoon・大学進学パスウェイ・フランス語
おすすめ対象途中で都市を変えたい方・大学/カレッジ進学希望者
詳細公式サイト
※2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

2023年には「ST Star Award Chain Language School」を受賞しており、進学パスウェイの実績が豊富です。

費用を抑えたい場合は午後コース(C$360/週)を選ぶこともでき、プログラムの柔軟性が高いのが特徴です。

モントリオール校では英語に加えてフランス語も学べるため、2言語留学を検討する方にも適しています。

EC English(バンクーバー・トロント・モントリオール)

Languages Canada・British Council・ACCETの3機関認定を取得した国際ブランドで、最大16名の少人数クラスが魅力です。

週学費目安C$435/週(バンクーバー・トロント)/ C$420/週(モントリオール)
LC認定Languages Canada認定(British Council・ACCET同時取得)
都市・アクセスバンクーバー・トロント・モントリオールの3拠点
主なコースGeneral English 20/24/26/30レッスン・IELTS試験準備
おすすめ対象少人数制を求める方・国際基準の品質を重視する方
詳細公式サイト
※2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

1レッスンが45分構成で、レッスン数は20・24・26・30から選択できます。

3機関の国際認定を取得しているため、品質保証の面では業界トップクラスといえます。

「世界基準の品質保証を求めたい」「少人数で発言機会を多く確保したい」という方におすすめです。

Kaplan International(バンクーバー・トロント)

「Level-Up Guarantee(目標達成保証)」を掲げる国際ブランドで、卒業生の97.1%が他者に推奨しています。

週学費目安公式見積もりシステムでの提示(要問い合わせ)
LC認定Languages Canada認定(ACCET・British Council同時取得)
都市・アクセスバンクーバー・トロントの2拠点
主なコースGeneral English(20)・Semi-Intensive(27)・Intensive(35)・大学進学パスウェイ
おすすめ対象大学進学を目指す方・社会人向けプログラム希望者
詳細公式サイト
※2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

30以上のプログラムを揃え、社会人向け「30+ Programme」など年齢層に合わせたクラス設計が豊富です。

週レッスン数はGeneral English(20)・Semi-Intensive(27)・Intensive(35)から選べます。

料金は他校より見えにくいぶん、エージェント経由で具体的な見積もりを取るのが現実的です。

ビクトリア・ケロウナの語学学校2選(VanWest / SSLC)

「バンクーバーは日本人が多い」「もう少し落ち着いた環境がいい」という方には、ビクトリアやケロウナの語学学校が選択肢になります。

規模が小さく学費も抑えられる2校を解説します。

VanWest College(バンクーバー・ケロウナ)

バンクーバーとBC州内陸ケロウナの2拠点を持ち、温かく支援的な環境を強みとする小規模語学学校です。

週学費目安C$250〜450(2〜11週)/ C$215〜415(44週以上の長期割引)
LC認定Languages Canada認定(PTIRU・DLI認定)
都市・アクセスバンクーバー・ケロウナ(BC州内陸)の2拠点
主なコース一般英語・EAP・スピーキング重視・高校進学準備
おすすめ対象費用を抑えたい方・小規模校希望者・自然環境を求める方
詳細公式サイト
※2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

日本円換算では1週間あたり約28,500〜51,300円で、長期割引の幅が大きいのが特徴です。

ケロウナはバンクーバーから車で約4時間内陸に位置し、自然豊かで日本人が少ない環境が魅力です。

「英語環境に身を置きたい」「中長期で費用を抑えて通いたい」という方に向いています。

SSLC(バンクーバー・ビクトリア)

Google Reviews 4.9/5の高評価を獲得し、50ヵ国以上の学生が在籍する多国籍環境の語学学校です。

週学費目安約C$177〜192/週(年間C$9,220を48〜52週換算)/ パートタイムC$100/週〜
LC認定Languages Canada認定(PTIB・EQA・DLI認定)
都市・アクセスバンクーバー・ビクトリアの2拠点
主なコース一般英語・IELTS対策・ビジネス英語・医療英語
おすすめ対象コスパ重視・国籍多様(50ヵ国以上)の環境希望者
詳細公式サイト
※2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

クラスサイズは最大15名で、学生の9割が「スピーキングへの自信が向上した」と回答しています。

IELTS・ビジネス英語・医療英語など、専門領域に踏み込んだコース設計も特徴です。

ビクトリアは犯罪率が低く、初めての海外生活でも安心できる都市です。

コスパ重視・国籍多様な環境を求める方に向いています。

トロント・カルガリーの語学学校2選(CLLC / Global Village)

カナダ東部のトロント、または内陸のカルガリーで学びたい方には、地域に根付いた語学学校が向いています。

西海岸とは異なる文化・物価環境を体験できる2校を紹介します。

CLLC(トロント・オタワ・ハリファックス)

東部カナダ3都市に拠点を持ち、20年以上の運営実績を誇る低価格帯の語学学校です。

週学費目安C$125〜250/週(Semi-Intensive 20レッスン/ Intensive 33レッスン)
LC認定Languages Canada認定(DLI・Edunova認定)
都市・アクセストロント・オタワ・ハリファックスの東部3拠点
主なコースSemi-Intensive・Intensive・90分単位レッスンブロック
おすすめ対象費用を最優先したい方・東部カナダで学びたい方
詳細公式サイト
※2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

日本円換算で1週間あたり約14,250〜28,500円と、本記事で紹介する8校の中でも最安水準です。

トロント校は自社所有の10階建てビルで、10教室を完備しています。

90分単位のレッスンブロックで集中学習しやすく、東部カナダ(トロント・オタワ・ハリファックス)で費用を抑えて通いたい方に最適です。

Global Village English Centres(ビクトリア・カルガリー)

1996年創立で25年以上の運営実績を誇る老舗校で、CELPIPとIELTSの公式試験センターを併設しています。

週学費目安公式PDF版料金表で提示(要問い合わせ)
LC認定Languages Canada認定(BC-EQA・PTIB・DLI・CELPIP/IELTS試験センター)
都市・アクセスビクトリア・カルガリーの2拠点
主なコースGeneral English(20/25/30レッスン)・進学パスウェイ・試験対策
おすすめ対象地方都市希望者・CELPIP/IELTS公式受験予定者
詳細公式サイト
※2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

クラスサイズは平均13名と少人数で、週レッスン数は20・25・30から選択できます。

15以上の大学・カレッジとの進学提携を持ち、試験対策から進学までトータルでサポートしています。

カルガリーは内陸都市のためバンクーバー・トロントより生活費が抑えられ、自然環境+試験対策を両立したい方に向いています。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

Languages Canada認定は最低基準のため、認定を取得しているだけで「良い学校」と判断するのは危険です。
クラス内の学生数や国籍構成は授業の進み方と発言機会を大きく左右しますが、公式パンフレットの数値は理想値で、季節やキャンパスによって変動します。
実際の留学相談では、エージェント経由で「直近3ヶ月の国籍データ」「現在のクラス平均人数」を取り寄せて、複数校を比較してから決める方が、渡航後の満足度が高い傾向にあります。

カナダ語学留学の4つのメリット

カナダ語学留学の4つのメリット

カナダはアルク留学経験者アンケート(n=258)で留学先3位(20.3%)に選ばれている人気国です。

比較的安全な治安・温暖な気候・ワーキングホリデーとの組み合わせやすさなど、カナダ語学留学ならではのメリットを4つに整理して解説します。

①英語圏で最も訛りの少ない「カナダ英語」が学べる

カナダ英語はアメリカ英語とイギリス英語の中間に位置し、訛りが少なく国際標準に近いと評価されています。

発音が聞き取りやすく、TOEICやビジネス英語に直結する英語を習得しやすいのが特徴です。

たとえばアメリカ南部やイギリス地方部の英語では地域特有のアクセントが強く、初学者には聞き取りが難しい場合があります。

一方カナダ英語は教科書英語に近いため、英語の基礎をしっかり身につけたい初〜中級者ほど学習効果が出やすいといえます。

世界各国のビジネスシーンで通用する英語を学びたい方には、カナダはバランスのとれた選択肢です。

②6ヶ月以内なら留学ビザが不要・手続きが簡単

6ヶ月以内の語学留学であれば、カナダではStudy Permit(学生ビザ)を取得する必要がありません。

eTA(電子渡航認証・C$7)のみで入国でき、手続きの負担が大きく減ります。

アルク留学経験者アンケート(n=258)では「留学で大変だったこと1位はビザ申請・入学準備(40.7%)」という結果が出ています。

カナダの短期語学留学であればこの最大のハードルを回避できるため、初めての海外留学にも適しています。

なお、コース開始日から終了日までが6ヶ月を1日でも超える場合はStudy Permit(申請料C$150)が必要になるため、期間の計算には注意が必要です。

③ワーキングホリデーと語学学校の組み合わせが実現しやすい

カナダはワーキングホリデー(IEC)と語学学校を組み合わせやすい数少ない英語圏の国です。

2026年シーズンの日本人定員は6,283名で、費用合計はC$369.75(約42,150円)と他の英語圏と比べて取得しやすい水準にあります。

具体的なルートとして、渡航後の最初の3〜6ヶ月を語学学校で英語力の基礎固めに使い、その後ワーホリビザで現地アルバイトに挑戦するという設計が人気です。

語学学校で英語力を一定水準まで上げてから就労に進むと、時給の高いカフェやレストランで採用される可能性が高まります。

2025年4月以降は生涯参加回数が2回まで(旧制度は1回)に拡大された点も、長期的にカナダで学びたい方には大きなメリットです。

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④都市ごとに異なる環境で自分に合った留学ができる

カナダは10州3準州で構成される広大な国で、都市ごとに気候・物価・文化が大きく異なります。

自分の目的やライフスタイルに合った都市を選べるのは、他の英語圏(アメリカは広すぎ、イギリスはロンドン一極集中)にはない強みです。

たとえば英語圏で最も温暖な気候を求めるならバンクーバー、多文化・大都市体験ならトロント、穏やかな環境で集中して学びたいならビクトリア、生活費を抑えて自然を楽しみたいならカルガリーといった選び方ができます。

都市選びの基準と費用相場については、都市別・費用相場と生活環境の比較で詳しく解説します。

失敗しないLanguages Canada認定語学学校の選び方

失敗しないLanguages Canada認定語学学校の選び方

カナダ語学学校選びで失敗を避けるには、Languages Canada(LC)認定を起点に4つのポイントで判断することが重要です。

アルク留学経験者アンケート(n=258)でも「留学前に知りたかった情報1位:留学先の情報収集(75.6%)」となっており、情報の取捨選択が成否を分けます。

①Languages Canada(LC)認定を確認する

Languages Canadaはカナダの英語・フランス語語学教育機関を認定する全国認定機関で、イギリスのBritish Council認定に相当します。

教授法・施設・学生サービス・運営・安全・ウェルフェアの6領域で審査を実施し、現地オンサイト監査と4年ごとの再認定で品質を維持しています。

LC認定校である意義は、最低限の教育品質と学生保護が国の基準で保証されている点です。

未認定校は格安料金を提示することもありますが、急な廃校・カウンセリング体制の不備・トラブル時の救済不足といったリスクを抱えます。

また、LC認定校の多くはDLI(Designated Learning Institution)にも指定されており、6ヶ月超の留学でStudy Permitを申請する際にも必須条件となります。

本記事で紹介する8校はすべてLC認定を取得しているため、品質面の基本ラインはクリアしています。

②クラスサイズと国籍比率で学習効果を見極める

クラスサイズは1クラスあたりの最大人数を必ず確認してください。

同じ学費でも20名超のクラスと10名以下のクラスでは、1人あたりの発言機会が2倍以上変わります。

注意点として「少人数」と謳う学校でも、実際の数値を確認しなければ、繁忙期に20名近くになるケースもあります。

国籍比率の公開は学校ごとにばらつきがあり、SSLC(50ヵ国以上)のように明示している学校もあれば、非公開の学校もあります。

日本人比率を下げたい場合は、エージェント経由で「直近3ヶ月の国籍データ」を取り寄せるのが最も確実な方法です。

学校の公式パンフレットの数値は理想値であり、季節やキャンパスで変動するためです。

③都市の環境が自分の目的と合っているか

留学の成功は学校選びだけでなく、都市選びで半分以上決まります。

自分の目的と都市の特性が合っていないと、せっかく良い学校に通っても継続が難しくなります。

留学の目的おすすめ都市理由
英語力を最優先で伸ばしたいバンクーバー郊外・ビクトリア日本人が比較的少なく、英語環境に集中できる
多文化・キャリアを重視したいトロントカナダ最大都市・多国籍・就職機会も多い
穏やかな環境でゆっくり学びたいビクトリア小規模都市・治安良好・人混みが少ない
生活費を抑えて自然も楽しみたいカルガリー・ケロウナ内陸都市で物価が抑えめ・ロッキー山脈に近い

留学先の情報収集は留学前の最大の不安要素ですが、都市選びの軸を先に決めることで学校選びは絞り込めます。

④費用だけで選ばない(学費以外のコスト)

語学学校の費用は「学費だけ」では計算できません。

本記事の比較表に出てくる週学費(C$125〜450)の差は最大で約3.6倍ですが、これは学費部分のみの比較です。

実際の留学コストは学費+滞在費+生活費+ビザ等諸費用で構成されます。

たとえばホームステイ(月C$900〜1,300・食事付き)と都市生活費(バンクーバー単身でC$4,000〜5,000/月)を含めると、1ヶ月の総額は学費が最安のCLLCでも約25万円、ILAC Intensiveなら約40万円以上になります。

「学費が安いから」と地方都市の格安校を選んでも、結果的にバンクーバーの中規模校と総額がほぼ変わらないケースもあります。

学費だけで判断せず月総額で検討してください。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

カナダ留学で多い後悔は「学費の安さだけで地方の小規模校を選んだが、生活費を含めるとバンクーバー校とほぼ変わらなかった」というケースです。
次に多いのは「都市の雰囲気や日本人比率を見ずに渡航し、想像と違ったため最初の数週間で気持ちが沈んでしまった」というパターンです。
費用は当然重要ですが、「何のために留学するのか」を最初に明確にし、それに合った都市と学校の組み合わせを選ぶことが成功への近道です。

都市別・費用相場と生活環境の比較

都市別・費用相場と生活環境の比較

カナダ語学留学の総費用は都市選びで大きく変わります。

スクロールできます
都市気候家賃/月(1BR・中心部)生活費/月(単身目安)主な語学学校こんな人におすすめ
バンクーバー温暖(0〜23℃)C$2,600〜3,000C$4,000〜5,000ILAC・ILSC・EC・Kaplan留学人気No.1・英語に集中したい方
トロント四季あり(-8〜25℃)C$2,300〜2,700C$4,000〜5,000CLLC・ILAC・ILSC最大都市・多文化体験重視
ビクトリア温暖(0〜23℃)C$2,500〜2,600C$3,500〜4,500SSLC・VanWest穏やか・小規模な環境希望
カルガリー寒暖差大(-11〜23℃)C$1,800〜2,200C$3,000〜4,000Global Village生活費を抑えたい・自然好き
※情報源:ReloPlanner 2026・Numbeo(2026年5月時点)。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

バンクーバー・トロントの2大都市は学校数が多い反面、家賃や生活費は他都市の1.3〜1.6倍に達します。

ここでは主要4都市の特徴と費用相場を比較表で示し、判断軸を整理します。

バンクーバー vs トロント:人気2大都市を比較

バンクーバーは英語環境に集中したい人、トロントは多文化体験とキャリアを重視する人に向いています。

同じ「カナダ大都市」ですが、気候・物価・国籍比率に明確な違いがあります。

比較軸バンクーバートロント
気候温暖(冬も0℃前後)四季が明確(冬は-10℃以下も)
日本人比率やや高い(語学学校で15〜25%)やや低い(語学学校で10〜20%)
物価家賃高め・食費は同等家賃やや安め
多文化度アジア系コミュニティが強い200以上の民族が共存
就労機会観光・サービス業中心金融・IT・メディア多数

「冬の寒さが苦手」「アジア系コミュニティと交流したい」ならバンクーバー、「四季と多文化を体験したい」「将来の就職機会も視野に入れたい」ならトロントが適しています。

ビクトリア・カルガリー:地方都市の魅力と注意点

ビクトリアとカルガリーは大都市にはない静かな環境と低い生活費が魅力ですが、語学学校の選択肢は限られます。

スクロールできます
都市立地・特徴家賃目安(1BR)主な語学学校
ビクトリアバンクーバー島南部の州都/温暖/犯罪率低い/バンクーバーから水上飛行機・フェリー約1.5時間C$2,500〜2,600/月SSLC・VanWest
カルガリーアルバータ州中心都市/ロッキー山脈に近い/生活費は2大都市より約20%安いC$1,800〜2,200/月Global Village
※2026年5月時点の情報です。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

地方都市を選ぶ前にチェックすべき注意点は次の2点です。

  • 選べる語学学校が少ない — 大都市と比べて1〜2校に絞られるため、希望の学習スタイル・コースとマッチしない可能性がある
  • アルバイト求人が大都市より少ない — ワーホリでの就労を予定している場合、時給の高い職種に就きにくい

これらのデメリットへの対策として、以下のような複数都市プランも検討できます。

  • バンクーバーで国際ブランド校(ILAC等)に通った後、ビクトリア校に転校できるSSLCを利用する
  • VanWestはバンクーバー・ケロウナの両拠点を持ち、途中でキャンパス変更が可能
  • 就労はバンクーバー・トロントの大都市、語学学校は地方都市と分けて滞在する

「静かな環境+低い生活費」を重視するなら地方都市、「学校の選択肢+就労機会」を重視するなら大都市と、優先順位を明確にして選びましょう。

カナダ語学留学にかかる費用の全体像

カナダ語学留学にかかる費用の全体像

カナダ語学留学の費用は1ヶ月あたり約25〜50万円が一般的な相場です。

内訳は学費・滞在費・生活費・ビザ等諸費用の4要素で構成され、都市と期間によって総額が大きく変わります。

語学学校の費用内訳(授業料・入学金・教材費)

語学学校の費用は授業料だけでなく、入学金・教材費・保険などの諸費用を含めて把握する必要があります。

学校公式サイトに掲載される「週学費」は授業料のみで、その他費用は別途請求されるのが一般的です。

具体的な内訳は以下の通りです。

費目目安(CAD)円換算(目安)
授業料(週)C$125〜480約14,250〜54,720円
入学金C$100〜200(1回のみ)約11,400〜22,800円
教材費C$50〜100(学期ごと)約5,700〜11,400円
留学生保険C$60〜100/月約6,840〜11,400円
ホームステイ手配料C$200〜300(1回のみ)約22,800〜34,200円
空港送迎C$100〜150(1回)約11,400〜17,100円
※2026年5月時点の目安です。最新情報は各校公式サイトでご確認ください。為替レート:1 CAD ≈ 114円。

たとえばILAC Intensive(C$400/週)に3ヶ月(12週)通う場合、授業料C$4,800+入学金C$150+教材費C$200+保険C$300=C$5,450(約62万円)が学校関連費用の目安となります。

「週学費だけ」の数字より約15%程多くかかると見ておくと安心です。

留学期間別の総費用早見表(1ヶ月〜1年)

カナダ語学留学の総費用(学費+滞在費+生活費)の目安は、期間別に以下のように整理できます。

期間総費用目安内訳の主な比率
1ヶ月約25〜50万円学費40%・滞在費40%・生活費20%
3ヶ月約70〜140万円学費40%・滞在費40%・生活費20%
6ヶ月約130〜270万円学費35%・滞在費40%・生活費25%
1年約250〜500万円学費30%・滞在費45%・生活費25%
※為替レート:1 CAD ≈ 114円で算出。

アルク留学経験者アンケート(n=258)では、「留学希望者の約30%が101〜200万円の予算を想定」しています。

3ヶ月のカナダ語学留学はこの予算帯にちょうど収まるため、現実的な選択肢といえます。

費用をさらに抑えたい方は、シェアハウス(月C$700〜1,000)を活用する組み合わせで月20万円台に抑えることも可能です。

カナダ語学学校のビザと手続き

カナダ語学学校のビザと手続き

カナダ語学留学のビザは「6ヶ月以内ならビザ不要、6ヶ月超はStudy Permit必須」のシンプルな2択です。

アルク留学経験者アンケート(n=258)で「留学で大変だったこと1位」だったビザ・入学準備(40.7%)も、カナダの短期留学であれば負担を大幅に減らせます。

6ヶ月以内なら留学ビザ不要(eTA/観光ビザで入国OK)

コース開始日から終了日まで6ヶ月以内であれば、Study Permitの申請は不要です。

日本国籍の方はeTA(電子渡航認証・C$7・約800円)をオンラインで取得するだけで入国できます。

eTAの申請手順
  1. IRCC(カナダ移民・難民・市民権省)の公式サイトにアクセス
  2. パスポート情報・滞在予定を入力(所要時間:10〜15分)
  3. C$7をクレジットカードで支払い
  4. 通常数分〜数時間以内に承認メールが届く

eTAの有効期限は発行日から5年間(パスポート有効期限が先に切れる場合はその日まで)です。

「6ヶ月」の計算は「コース開始日から終了日まで」であり、渡航日からではない点に注意してください。

6ヶ月超はStudy Permit(学生ビザ)が必要

6ヶ月を1日でも超えるコースを履修する場合は、Study Permit(学生ビザ)が必要です。

申請料はC$150(約17,100円)で、入学許可書(LOA:Letter of Acceptance)など必要書類を揃えてIRCCにオンライン申請します。

主な必要書類
  • LOA(学校が発行する入学許可書)
  • 財政能力の証明(残高証明書)
  • パスポート写し
  • バイオメトリクス(指紋・写真)採取の予約

申請から発給まで通常4〜8週間かかるため、渡航希望日の2〜3ヶ月前には申請を始めるのが安心です。

書類不備で再提出になると追加で4週間以上かかる場合もあるため、初めての方はエージェント経由でサポートを受けるのが現実的です。

なお、ワーキングホリデー(IEC)と語学学校の組み合わせを検討している方は、語学学校在籍中はワーホリビザでの就労が制限される点に注意してください。

カナダ語学留学では、現地オフィスを持つエージェントを活用することで学校選定・ビザ手続き・渡航後トラブルへの対応がスムーズになります。

ここではカナダ対応の4社を紹介します。

エージェント公式サイト料金JAOS認定カナダ現地オフィス強み
スマ留

公式サイト

有料(パッケージ)×あり(SMARYU RESIDENCE)定額パッケージ・15万人実績
夢カナ留学

公式サイト

完全無料×あり(JTB提携)全カウンセラーが留学経験者・無料英語レッスン付き
StudyIn

公式サイト

一部有料×あり(バンクーバー/トロント/モントリオール)年間7,500名実績・2ヶ国留学に強み
ISS留学ライフ

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完全無料あり(11ヶ国以上に拠点)JAOS認定・J-CROSS認証・Z会グループ
※JAOS:一般社団法人海外留学協議会/J-CROSS:一般社団法人留学サービス審査機構。2026年5月時点の情報です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

料金体系は「完全無料」と「有料パッケージ」で考え方が異なります。

完全無料エージェント(夢カナ留学・ISS留学ライフ)は学校からの紹介料で運営されるため、カウンセリングから手続きまで利用者負担はゼロです。

一方、スマ留のような有料パッケージは授業料・滞在費・サポートを一括にした明朗会計が特徴で、為替変動リスクを抑えられます。

よくある質問(FAQ)

カナダ語学学校・語学留学について、特によく聞く質問を8問にまとめました。

Q1. カナダの語学学校の費用は1ヶ月でいくらかかりますか?

A. 授業料のみで月8〜15万円、ホームステイ込みの総額で月25〜50万円が相場です。

学費はCLLCの週C$125〜(月約5.7万円)からILACのIntensiveでC$400/週(月約18万円)と幅があります。

ホームステイ(月C$900〜1,300・食事付き)と都市生活費を加えると総額は25〜50万円になります。

アルク留学経験者アンケート(n=258)でも「留学希望者の約30%が101〜200万円の予算」と回答しており、3ヶ月留学(70〜140万円)が予算帯としてもっとも一般的です。

Q2. 英語初心者でも入学できますか?

A. 入学できます。

本記事で紹介する8校はすべて初心者向けのレベルチェックテストとPre-Beginnerクラスを用意しています。

ILAC・ILSCは入学日初日にレベルチェックを実施し、最大17段階程度のレベル分けで適切なクラスに振り分けます。

SSLCやVanWestのような小規模校でも、初心者から上級者まで対応可能です。

「英語に自信がない」「文法から学び直したい」という方には、出発前無料英会話レッスンを提供しているエージェントの活用もおすすめです。

Q3. バンクーバーとトロント、どちらがおすすめですか?

A. 英語環境への集中度を最優先するならバンクーバー、多文化体験と将来のキャリアも視野に入れるならトロントがおすすめです。

バンクーバーは温暖な気候と英語圏で最大級のアジア人留学生コミュニティが特徴で、初めての海外生活でも安心しやすい都市です。

トロントはカナダ最大都市で、200以上の民族が共存する多文化環境と、金融・IT・メディアなど多様な就職機会が魅力です。

詳しくは都市別・費用相場と生活環境の比較で比較表を載せています。

Q4. ワーキングホリデーと語学学校は組み合わせられますか?

A. 組み合わせ可能です。

最初の3〜6ヶ月を語学学校で基礎固めし、その後ワーホリビザで就労に進むルートが人気です。

カナダのIEC(International Experience Canada)は2026年シーズンの日本人定員6,283名で、費用合計はC$369.75(約42,150円)です。2025年4月以降は生涯参加回数が2回まで可能になりました。

注意点は、語学学校在籍中はワーホリビザでの就労が制限されることで、語学学校卒業後にビザを切り替える流れが一般的になります。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

ワーホリと語学学校の組み合わせで失敗しやすいのは、語学学校期間を1〜2ヶ月と短く設定して、現地アルバイトに移行する前に終わってしまうケースです。
アルバイトの面接で通用する英語力(時給C$17〜20帯のカフェ・レストランで採用される水準)に到達するには、最低でも3ヶ月、理想は6ヶ月の語学学校期間が必要です。
カナダ現地オフィスを持つエージェントに相談すると、実際の求人事情を踏まえた現実的なプランを設計してもらえます。

Q5. 日本人比率が高い学校を避けるにはどうすればいいですか?

A. 国籍比率を公開している学校はごく少数のため、エージェント経由で「直近の国籍データ」を取り寄せるのが最も確実です。

本記事で紹介した中ではSSLC(50ヵ国以上から学生在籍)が国籍多様性を明示しています。

他校は公式の数値を公開しておらず、シーズンやキャンパスで変動するためです。

別の方法として、バンクーバーよりビクトリア・ケロウナ・カルガリー、夏より秋〜冬入学を選ぶと日本人比率が下がる傾向があります。

観光シーズンを外すと欧州・南米系の学生比率が上がるためです。

Q6. 社会人・30代でも語学学校に通えますか?

A. 年齢制限はなく、社会人向けに設計されたコースを持つ学校が複数あります。

具体例として、ILACの「Power English」(週38レッスンの集中型)、Kaplanの「30+プログラム」(30歳以上向けクラス)、EC Englishの「30+ Programme」などが社会人留学者に人気です。

SSLCのビジネス英語・医療英語コースもキャリア継続を意識した社会人の選択肢になります。

「同年代の学生と一緒に学びたい」という希望は、エージェントに伝えれば学校・コースのマッチングをサポートしてもらえます。

Q7. 6ヶ月を超えて語学学校に通う場合、ビザはどうなりますか?

A. Study Permit(学生ビザ)の申請が必要です。

申請料はC$150(約17,100円)で、4〜8週間で発給されます。

必要書類はLOA(入学許可書)・財政能力証明・パスポート写し・バイオメトリクスの4点です。

LOAは学校に申し込んだ段階で発行されるため、エージェント経由で申し込むとビザ申請までスムーズに進みます。

書類不備で再提出になると追加で4週間以上かかるため、渡航希望日の2〜3ヶ月前には申請を始めるのが安心です。

Q8. カナダでフランス語を学べますか?

A. 学べます。

モントリオール(ケベック州)でILSCのフランス語プログラムなどが選択肢になります。

カナダは英語とフランス語が公用語で、モントリオールは北米最大のフランス語圏都市です。

英語+フランス語の2言語を1つの国で学べるのはアメリカ・イギリス・オーストラリアにはないカナダ独自の強みといえます。

ただし、初心者から完全フランス語環境に飛び込むのはハードルが高いため、まず英語コースで生活基盤を作ってからフランス語に移行する2段階プランも検討できます。

まとめ|カナダ語学学校を選ぶ3ステップ

カナダ語学学校の選び方は「都市→学校→エージェント」の3ステップで進めると失敗が少なくなります。

本記事の要点
  • STEP 1:都市を選ぶ — バンクーバー(温暖・英語集中)、トロント(多文化・キャリア)、ビクトリア(穏やか)、カルガリー(自然・低物価)から目的に合う都市を絞る
  • STEP 2:学校を比較する — 全8校がLanguages Canada認定済み。費用最優先ならCLLC・SSLC、国際ブランドならILAC・EC English、社会人ならKaplanが候補
  • STEP 3:エージェントに相談する — カナダ現地オフィスを持つ4社(スマ留・夢カナ留学・StudyIn・ISS留学ライフ)から、料金体系とサポート内容で自分に合う1社を選ぶ

カナダ語学留学の費用は1ヶ月あたり約25〜50万円、6ヶ月で約130〜270万円が目安です。

6ヶ月以内ならビザ不要・eTA(C$7)のみで入国でき、初めての海外留学にも適しています。

まずは無料の留学カウンセリングで、希望する都市・学校・期間・予算を整理することから始めてみてください。

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この記事を書いた人

留学に意欲を持つすべての方が、自信を持って留学をスタートできるよう、中立的な立場から各エージェントの詳細な情報を提供しています。実際に受講された方の声や、カリキュラム内容、サポート体制、料金体系などを徹底的に調査し、分かりやすく比較・解説しています。