留学費用はいくら?国別・期間別の相場と節約術【2026年】

留学の費用

留学費用は1ヶ月で約14〜70万円、1年で約250〜650万円が相場です。アルクの留学経験者258人調査では、実費の中央値は約90万円で、「100万円未満」が過半数を占めています(アルク留学経験者アンケート, n=258)。本記事では国別・期間別の相場と内訳、奨学金を活用した節約術まで2026年最新情報で解説します。

「留学=数百万円かかる」という印象は、選び方と制度の活用で大きく変えられます。

目次

留学費用の全体像|相場と内訳の基本

留学費用の全体像|相場と内訳の基本

留学費用は、1ヶ月で約14〜70万円、半年で約84〜340万円、1年で約250〜650万円が一般的な相場です。費用は「出発前費用」と「現地費用」の2つに分かれ、国と期間で大きく変動します。期間別の総額レンジと、実際の留学経験者258人がいくら払ったかを押さえて、予算計画の土台を作りましょう。

留学費用の相場は「1ヶ月=約14〜70万円」「1年=約250〜650万円」が目安です。期間が倍になると費用もほぼ倍に近づく傾向がありますが、長期ほど1ヶ月あたりの単価が下がる一方で、生活費の累積が増えるという特徴があります。短期で試したい方は1週間〜1ヶ月の列を、本格的な滞在を考える方は半年〜1年の列を中心にご覧ください。

期間総額レンジ主な内訳向いている人
1週間約7〜22万円授業料・滞在費中心夏休み・休暇で試したい社会人/学生
1ヶ月約14〜70万円航空券+授業料+滞在費短期集中で語学の基礎を押さえたい方
3ヶ月約42〜171万円授業料・滞在費・長期生活費ビザ不要の範囲で本格的に学びたい方
半年約84〜342万円学生ビザ+長期滞在費中級レベル到達を狙う方
1年約250〜650万円全費目+帰国前後の予備費流暢な運用レベルや学位取得を狙う方
※本表は語学留学を想定した目安です。授業料・滞在費込みで、航空券・保険・お小遣いは別途必要です。2026年4月時点の情報で、最新情報は各エージェントの公式サイトでご確認ください。

この表から読み取れるのは、「1週間と1年では費用が30倍以上変わる」という幅の大きさです。つまり、期間と国の組み合わせを少しずらすだけで、100万円単位で総額が変わります。自分の目的(英会話力の底上げ/学位取得/異文化体験)と期間を先に決めてから、費用を比較するのが失敗しないコツです。

留学費用は大きく分けると「出発前費用(航空券・保険・ビザ・健康診断・教材など)」と「現地費用(学費・滞在費・生活費)」の2種類で構成されます。出発前費用は渡航準備の段階で一度に支払う固定費、現地費用は月単位で発生する変動費と理解すると、資金計画が立てやすくなります。項目別の目安金額は費用内訳セクションで詳しく解説します。

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258人の留学経験者が実際に払った費用

留学経験者258人の実費は中央値約90万円、平均約199万円で、「100万円未満」が過半数を占めています(アルク留学経験者アンケート, n=258)。相場の上限値に引っ張られて「留学=数百万円」と考える方は多いのですが、実際の経験者データはもっと現実的な金額に分布しています。

費用レンジ割合
50万円未満約24.6%
50〜100万円未満約26.3%
100〜150万円未満約15.3%
150〜200万円未満約11.9%
200〜300万円未満約9.2%
300〜500万円未満約9.3%
500万円以上約5.1%
※アルク留学経験者アンケート(n=258、2025年調査時点)

公的な統計でも近い傾向が見られます。文部科学省「学生の海外留学に関する調査2022」では、保護者が留学費用として出せる最大金額は「100万円以下」が約45%、「0円」が約20%と回答されています。日本学生支援機構(JASSO)の「平成30年度海外留学経験者追跡調査」では、1年未満の留学経験者の約55%が総費用100万円未満という結果でした。

100万円未満で留学を実現している人が実際に過半数いるという事実は、費用の常識をアップデートする大切なデータです。短期留学・物価の安い国・奨学金・交換留学など、費用を抑える選択肢を知っていれば、思ったより手が届く範囲で計画できる可能性があります。

【国別】留学費用の比較|主要8カ国の相場

【国別】留学費用の比較|主要8カ国の相場

留学費用は国によって最大2〜3倍の差があり、同じ1年の語学留学でもフィリピンとイギリスでは300万円以上の差が生まれます。英語圏の中でもアメリカ・イギリスは高め、オーストラリア・ニュージーランドは中位、フィリピン・マルタは欧米の半額以下で学べます。主要8カ国を「英語圏主要国」と「費用を抑えて学べる国」の2つに分けて、期間別の総額と特徴を比較しましょう。

【主要8カ国×期間別の語学留学費用】

授業料+滞在費+食事込みの概算です。航空券・保険・お小遣いは別途必要になります。物価の安い国を重視する方は表の下段、学習環境の質を重視する方は上段を中心にご覧ください。

1週間1ヶ月3ヶ月半年1年
アメリカ16〜22万円35〜70万円70〜140万円160〜320万円280〜640万円
カナダ12〜16万円24〜36万円72〜108万円144〜216万円288〜432万円
オーストラリア10〜15万円22〜34万円66〜102万円132〜204万円264〜408万円
ニュージーランド11〜15万円21〜31万円63〜93万円126〜186万円252〜372万円
イギリス16〜22万円28〜57万円84〜171万円168〜342万円336〜550万円
アイルランド13〜18万円24〜46万円72〜138万円144〜276万円288〜450万円
マルタ10〜15万円22〜34万円66〜102万円130〜190万円250〜360万円
フィリピン7〜14万円14〜28万円42〜84万円84〜168万円
※2026年4月時点の情報です。為替レート(1USD=158円、1CAD=115円、1AUD=約100円、1GBP=215円、1PHP=2.6円)を基準に算出しています。最新の費用は各エージェントの公式サイトでご確認ください。

この表からは、同じ1年の語学留学でもフィリピンとイギリスでは総額が2倍以上異なることが読み取れます。費用最優先ならフィリピン・マルタ、英語環境の安定性を求めるならカナダ・オーストラリア、学習環境の質を最優先するならアメリカ・イギリスが適しています。

英語圏主要5カ国の費用比較

英語圏主要5カ国のうち、費用を抑えたいならカナダ・オーストラリア・ニュージーランド、学位取得や学術を重視するならアメリカ・イギリスが定石です。同じ英語圏でも物価・授業料の差が大きいため、「英語環境」というだけでは選ぶ基準にならない点に注意してください。

  • アメリカ:1年約280〜640万円。都市部(ニューヨーク・サンフランシスコ)は滞在費が特に高額。語学学校・大学の選択肢が豊富で、英語の多様性に触れやすい環境です。
  • カナダ:1年約288〜432万円。治安・教育水準のバランスが良く、学生ビザで週20時間の就労が可能。トロント・バンクーバーに日本人留学生が多く集まります。
  • オーストラリア:1年約264〜408万円。最低時給が2,400円超と高く、ワーホリ併用でコストを大幅に相殺できます。
  • ニュージーランド:1年約252〜372万円。英語圏で最も費用を抑えやすい国の一つで、郊外型の生活がしやすい環境です。
  • イギリス:1年約336〜550万円。本場の英語環境と歴史ある大学が魅力ですが、ポンド高で総額は最も高くなりがちです。

費用差は1年で約300万円に及びます。同じ英語圏で「学びの質×費用×生活しやすさ」を総合評価する視点を持つと、候補国が絞りやすくなります。

費用を抑えて学べる国(英語で学べる国+非英語圏)

フィリピン・マルタ・アイルランドは欧米の約半額で英語を学べ、ドイツ・台湾・中国・ポーランドは大学正規留学でも年100〜200万円程度で済みます。英語圏の主要国にこだわらない選択肢を知っておくと、同じ学位取得でも総費用を大きく抑えられます。

英語で学べる費用安めの国

  • フィリピン:1ヶ月14〜28万円。マンツーマンレッスン中心で短期集中に最適。欧米留学の前段として組む「2ヶ国留学」の第一段階として定番化しています。
  • マルタ:1ヶ月22〜34万円。地中海のリゾート地で治安も良好で、欧州ならではの多国籍な学習環境があります。
  • アイルランド:学生ビザで週20時間の就労が可能(25週以上のコース受講が条件)。働きながら長期滞在することで生活費の負担が軽くなります。
  • マレーシア:学部の授業料が年間60〜100万円程度で、英語で大学の学位が取れる国として近年注目されています。

非英語圏で費用を抑えて学ぶ選択肢(文部科学省トビタテ!留学JAPAN「国・地域別留学ガイド」より)

学部授業料(年)生活費(年)言語
ドイツ国立大は原則無償約159万円〜ドイツ語/英語コースあり
中国約28〜62万円約72万円〜中国語/一部英語
台湾約23〜27万円約92万円〜中国語(繁体字)/英語コースあり
ポーランド約31〜49万円約52〜109万円ポーランド語/英語コースあり
マレーシア約60〜100万円約40〜84万円英語
フィリピン約20〜26万円約46万円〜英語/フィリピノ語
※為替レートは各国ガイド記載値(1€=157円、1人民元=20円、1TWD=4.64円、1PHP=2.57円、1MYR=30.95円、1PLN=36.39円)を参照。2026年4月時点の情報です。

英語圏1年の語学留学(約280〜640万円)と比較すると、学位取得でも年100〜200万円で収まる国があるという事実は予算設計を根本から変えるポイントです。専攻内容と言語要件が合えば、欧米留学では実現しにくい「低コストで学位を取る」選択が可能になります。欧米留学に比べて情報量が少ない国もありますが、JAOS加盟エージェントがこれらの国にも対応しているため、情報不足を理由に選択肢から外す必要はありません。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

費用の安さだけで国を選ぶと、帰国後のキャリア接続や語学習得のゴール到達で失敗するケースを多くあります。そのため、『目的(語学/学位/体験)』×『総費用』×『為替変動への耐性』の3軸で判断するのが大切です。

例えばフィリピンは1ヶ月15万円で学べますが、マンツーマン中心の環境が『自走力を育てたい社会人』には物足りなさを感じさせる場合があります。逆にイギリスは高額ですが、学位取得後の就職市場での評価という意味ではコスト以上のリターンが得られる可能性もあります。

費用表の数字を眺めるだけでなく、同じ国の留学経験者の声を2〜3人分調べてから候補を絞ることをおすすめします。アルクの258人調査データの自由記述欄も、判断材料としてご活用ください!

費用シミュレーションで自分の国・期間を試算する

【留学スタイル別】費用の違い|語学・大学・高校・ワーホリ

【留学スタイル別】費用の違い|語学・大学・高校・ワーホリ

「留学費用」といっても、語学留学と大学正規留学では費用の桁が大きく変わります。語学留学なら1ヶ月30万円から可能ですが、アメリカの私立大学正規留学なら年間600〜790万円かかることも珍しくありません。ここからは語学・大学・高校・ワーホリの4つのスタイルで、費用相場と特徴を比較します。

【留学スタイル別・年間費用相場】

年間換算での比較です。就労収入・奨学金・学費免除の可能性は備考に記しています。「学位取得をしたい」「社会経験を積みたい」など目的別に列を絞って比較してください。

留学スタイル年間費用レンジ主な内訳就労可否向いている人
語学留学約250〜650万円授業料+滞在費+生活費一部の国で可語学力を集中的に伸ばしたい方
大学交換留学約90〜260万円滞在費+生活費+渡航費(授業料不要)在籍大学経由で留学したい方
大学正規留学約280〜790万円学費+滞在費+生活費条件付きで可海外で学位を取得したい方
高校留学約200〜400万円学費+滞在費+生活費+保険不可グローバル基礎力を早期に養いたい中高生
ワーキングホリデー約80〜200万円渡航費+滞在費(就労収入で大半を相殺可能)働きながら海外生活を経験したい18〜30歳
※出典:スマ留・ラストリゾート・文部科学省トビタテ!留学JAPAN公開情報より集計(2026年4月時点)。最新情報は各エージェントの公式サイトでご確認ください。

スタイル別に見ると、最も費用差が大きいのは大学留学で、交換留学と正規留学では3倍以上の差があります。費用を最優先するなら「交換留学」か「ワーキングホリデー」、目的に応じた成果を最優先するなら「正規留学」が選択肢となります。

語学留学の費用相場

語学留学は1ヶ月約30万円〜、1年で約250〜650万円が相場で、留学スタイルの中では最もハードルが低い選択肢です。学位や成績を問わず、思い立ってから渡航まで最短1〜2ヶ月で実現できる点が他のスタイルとの大きな違いです。

授業時間数(週20時間/週30時間など)、滞在方法(ホームステイ/学生寮/シェアハウス)、都市(首都圏/地方都市)の3要素で費用が変わります。語学学校の相場は1ヶ月あたり10〜30万円が中心帯で、フィリピンのマンツーマン中心校なら1ヶ月10〜15万円から学べます。

「まず現地生活に慣れてから長期留学を検討したい」という方にも、「社会人の短期リフレッシュ」として有給を活用したい方にもフィットしやすいスタイルです。

大学正規留学の費用相場(交換留学/単位認定/正規進学)

大学留学は「交換留学(授業料不要で90〜260万円/年)」か「正規進学(280〜790万円/年)」かで費用が3倍以上変わります。在籍中の大学がある方は、まず交換留学の制度を調べることが最も合理的です。

  • 交換留学:在籍大学と海外大学の協定により、海外側の授業料が免除される制度です。滞在費5〜15万円/月、渡航費10〜20万円、1年合計90〜260万円が目安(文部科学省トビタテ!留学JAPAN大学生の留学準備ガイドより)。
  • 単位認定留学:授業料は自己負担ですが、在籍大学が単位を認める制度。交換留学より応募のハードルが低い場合が多くあります。
  • 正規進学(学士・修士):現地大学への正規入学。アメリカの州立大で年約490〜680万円、私立大で年約605〜790万円が目安です。

日本の大学に在籍しながら行ける交換留学は、費用面で圧倒的に有利です。ただし学内選考があるため、応募時期や成績要件を1年〜1年半前から確認する必要があります。在籍校にない分野で学びたい場合は、単位認定留学か正規進学を検討しましょう。

高校留学の費用相場

高校留学は年間約200〜400万円が相場で、国費高校生留学促進事業の助成金(1人6〜30万円)やトビタテ!留学JAPAN(月額12〜16万円+準備金15〜25万円)の活用で実質負担を下げられます。保護者が費用面で迷うケースでは、助成制度の確認が最初のステップになります。

国費高校生留学促進事業では、短期(10日以上1ヶ月未満)に1人6万円、中期(2週間以上1年未満)に1人10万円、長期(原則1年間)に1人30万円が支給されます(文部科学省、2026年度予算)。トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム第11期(高校生等対象)では、月額奨学金12〜16万円に留学準備金(アジア15万円/その他地域25万円、加算分を含む)と、授業料30万円が支給されます。

家計基準が設定されている制度もありますが、家計基準を超えても全体の1割程度は採用される枠があるため、応募資格だけで諦めずに確認することをおすすめします。

ワーキングホリデーの費用相場(就労収入で相殺可能)

ワーホリは年間80〜200万円が目安ですが、現地での就労収入(月10〜19万円)で生活費の大半を相殺できる唯一のスタイルです。18〜30歳限定ですが、働きながら海外生活を実体験できる制度として、コスト面では最もハードルが低い選択肢です。

各国の最低時給と週40時間×2週間の想定収入は次の通りです。

  • オーストラリア:時給AU$24.10(約2,416円)×80時間=約19.3万円/月
  • ニュージーランド:時給NZ$23.15(約2,132円)×80時間=約17.1万円/月
  • アイルランド:時給€12.70(約2,088円)×80時間=約16.7万円/月

渡航費・初期費用(50〜80万円程度)を貯金で用意すれば、現地収入で生活を回しながら滞在を延ばすことが可能です。仕事探しに時間がかかる場合もあるため、渡航時に3ヶ月分の生活費を予備費として持参すると安心です。

留学費用の内訳|項目ごとの目安と注意点

留学費用の内訳|項目ごとの目安と注意点

留学費用は10種類以上の項目で構成されており、見積もり段階で見落とすと現地で資金不足に陥るリスクがあります。項目を「出発前・現地の標準費用」と「見落としがちな追加費用」の2つに分けて把握すると、予備費の必要額が見えてきます。具体的な金額目安と注意点を解説します。

出発前と現地でかかる費用

出発前費用は約20〜65万円(1年滞在想定)、現地費用は「学費40〜55%・滞在費25〜30%・生活費15〜25%」が標準で、都市部ほど跳ね上がります。出発前費用は渡航準備段階で一度にまとめて支払う固定費、現地費用は月単位で発生する変動費です。

出発前にかかる費用(1年滞在想定)

項目目安金額備考
航空券(往復)約9〜22万円時期により±5万円の差。オフシーズン(2〜3月、10〜11月)は安め
海外留学保険約13〜41万円期間と補償範囲で大きく変動
ビザ(学生ビザ)約2〜5万円国により異なる。ESTA・eTAは数千円〜1万円程度
健康診断・英文診断書約1〜2万円ビザ申請や学校入学時に提出を求められる場合あり
教材費・入学金約2〜10万円授業料と別で請求されるケースが多い
※2026年4月時点の情報です。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

ビザ申請は滞在期間と授業時間で必要性が変わります。例えばアメリカでは滞在90日超または週18時間超の授業なら学生ビザ(約2万円+SEVIS費約2.6万円)が必要で、90日以内ならESTA(約6,242円、40ドル相当)で済みます。「短期だから簡単」と思って確認を怠ると、空港で入国拒否されるリスクがあるため、渡航前に必ず各国の移民局の公式情報を確認してください。

現地でかかる費用(月単位)

  • 学費(授業料+入学金+教材費):語学学校は1ヶ月10〜30万円が中心。大学正規留学は州立・私立や国によって月20〜60万円のレンジ。
  • 滞在費:ホームステイ(食事付き)が月8〜15万円、学生寮が月7〜12万円、シェアハウスが月5〜10万円が目安です。都市部と郊外で2倍近い差が出ることもあります。
  • 生活費(食費・交通費・通信費・交際費):月5〜10万円が相場。外食文化の違い(アメリカのチップ制度など)やスーパーの価格差を理解しておくと節約しやすくなります。

同じ国でも都市を郊外に変えるだけで月3〜5万円の差が出ます。学校から通える範囲で郊外寄りの滞在を選ぶのは、長期留学の現実的な節約手段です。

見落としがちな追加費用(隠れコスト)

合計で20〜50万円が上乗せされることもあります。見積書に含まれない「隠れコスト」は事前に洗い出すことがトラブル回避の鍵です。258人調査では、留学で一番大変だったこととして「ビザの申請や学校の入学準備(49人)」が1位に挙がっており、費用計画の死角になりやすい項目です(アルク留学経験者アンケート, n=258)。

項目目安金額
教材費(学校指定)1〜5万円
空港送迎1〜2万円
滞在先のデポジット(敷金相当)1〜3万円
SIMカード・Wi-Fi月3,000〜8,000円
国際運転免許約3,000円
予防接種(国により必須)1〜5万円
週末アクティビティ・旅行月1〜5万円
銀行口座開設・送金手数料数千円〜1万円
※2026年4月時点の目安です。各項目の最新金額は公式サイトでご確認ください。

これらは「最初の1ヶ月」に集中して発生しやすい費用です。予備費として総費用の10〜15%を確保しておくと、現地到着後のトラブルや追加出費にも対応できます。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

『留学費用ってこんなに必要だったの?』という疑問は、デポジットと初月の現地生活費の二重負担が原因です。ホームステイやシェアハウスには家賃1〜3ヶ月分のデポジットが必要で、初月の食費・交通費・SIM契約・銀行口座開設費を合わせると、現地到着から30日で想定の2倍近い出費になる場合も珍しくありません。

さらに、ホームステイ先が合わずに1〜2ヶ月で引っ越すケースでは、前払い家賃の違約金も発生します。このリスクを避けるため、『現地着金の月に総費用の約2割を予備費として確保』が大切です。

1年250万円の留学なら50万円の予備費、1ヶ月30万円の短期なら6万円の予備費という目安です。この余裕が、現地でのトラブル対応や予想外の好機(旅行・アクティビティ)への対応力にもつながります!

為替レートと費用変動リスク|円安時代の計画術

為替レートと費用変動リスク|円安時代の計画術

留学費用は「表示価格×為替レート」で決まるため、円安・円高で総額が±10〜20%変動することがあります。2026年4月時点の主要通貨レートは1ドル=158円、1ポンド=215円と、5年前より1.3〜1.5倍の円安水準です。留学計画を立てる際は、この為替変動を織り込んだ予算設計が欠かせません。

為替が±10%動くと、300万円の留学なら±30万円(1ヶ月分の生活費に相当)のインパクトがあります。これは3ヶ月分の食費や1ヶ月分の家賃に相当する金額で、予備費なしで計画すると現地で生活レベルを落とさざるを得ない状況になりかねません。

【2026年4月時点の主要通貨レート】

通貨レート(対円)主な留学先
米ドル(USD)約158円アメリカ・フィリピン(PHPと併用)
カナダドル(CAD)約115円カナダ
豪ドル(AUD)約100〜112円オーストラリア
英ポンド(GBP)約215円イギリス・アイルランド
フィリピンペソ(PHP)約2.6円フィリピン
ユーロ(EUR)約157円アイルランド・ドイツ・マルタ
※2026年4月時点の情報です。最新のレートは三菱UFJ銀行などの金融機関公式サイトでご確認ください。

為替リスクへの現実的な対策は3つあります。

  1. 外貨預金・海外送金サービスの活用:円高タイミングで一部を外貨に両替しておくと、為替変動の影響を和らげられます。
  2. 固定レート型のパッケージを選ぶ:留学エージェントの中には、契約時のレートで費用を固定できるプランを用意しているところもあります。
  3. 予備費10〜15%を確保する:想定レートより円安が進んでも対応できる余裕を予算に組み込みます。

「為替は読めないもの」と割り切り、変動に耐えられる予算設計にしておくことが、円安時代の留学計画の前提条件になります。

最新の為替レートで費用を再計算する

留学費用を抑える5つの方法

留学費用を抑える5つの方法

留学費用は工夫次第で100〜300万円単位で圧縮でき、交換留学×奨学金の組み合わせでは「日本の生活より費用負担なし」で留学を実現した事例も報告されています(文部科学省トビタテ!留学JAPAN紹介事例)。効果の大きい5つの節約方法を、公的データと実例つきで紹介します。

時期・国・都市を戦略的に選ぶ

渡航時期を旅行閑散期(2〜3月、10〜11月)にずらすだけで航空券が3〜5万円変わり、都市を郊外にするだけで滞在費が3割下がります。国選びでも、フィリピン・マレーシアなど物価の安い国を選べば欧米の半額で留学できます。

年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み(7〜8月)を避けるだけで航空券は大きく下がります。また、同じアメリカでも、ニューヨーク・サンフランシスコを避けて中西部や南部の都市を選べば、月3〜5万円の滞在費差が生まれます。「国×都市×時期」の3軸を組み合わせると、同じ期間・同じ学校レベルでも総費用を20〜30%圧縮することが可能です。

奨学金・助成金を活用する

給付型奨学金(返済不要)は国内137件以上あり、トビタテ!留学JAPANは月額12〜16万円+留学準備金15〜25万円+授業料30万円を給付します。応募資格がある奨学金を知らずに通過することは、数十万円〜数百万円の機会損失に直結します。

主要な給付型奨学金の支援内容は次の通りです。

  • トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム(第18期大学生等対象):月額奨学金16万円(北米・欧州等)/12万円(アジア・中南米等)、留学準備金150,000〜250,000円(円安加算込み21〜35万円)、授業料30万円(文部科学省・日本学生支援機構)。
  • JASSO海外留学支援制度(学部学位取得型):国別ランク制。A区分(カナダ・アメリカ・イギリス・シンガポール)月額32.6万円、B区分(オーストラリア・ニュージーランド)月額28.2万円、F区分(中国・韓国)月額17.4万円、G区分(フランス・ドイツ)月額16.8万円。新規採用者には渡航支援金16万円(2024年度実績)。
  • 民間・財団系:AFS日本協会(城西グリーンシュート奨学金など11種類)、公益社団法人EIL(7種類)、公益財団法人江副記念リクルート財団、公益財団法人経団連国際教育交流財団、ロータリー財団、船井情報科学振興財団、DAAD(ドイツ学術交流会)、Campus Franceなど。
  • 自治体系:未来へトビタテ!おかやま留学応援事業、広島県教育委員会、大阪府、那須塩原市など、地域ごとに独自の支援制度があります。

奨学金の多くは応募時期が決まっており、渡航の半年〜1年前から準備を始めるのが一般的です。応募要件が厳しそうに見えても、家計基準を超えた場合でも採用される枠があるケースや、成績・面接重視の制度もあるため、まずは条件を確認することから始めましょう。

奨学金の検索・申込サポートを受ける

交換留学・在籍校プログラムを使う

交換留学は海外大学の授業料が免除されるため、年間90〜260万円で1年留学が可能です。大学・大学院に在籍している方にとって、費用対効果が最も高い選択肢の一つです。

文部科学省トビタテ!留学JAPANが紹介する削減事例では、以下のような実践例が報告されています。

  • 東京学芸大学の学生:欧州の食事・宿泊込み受け入れ機関で、日本の国立大に通うくらいの金額で欧州留学を実現。
  • 岐阜大学の学生:住居費削減の工夫で、北欧・欧州複数国1年以上の留学を年間約100万円で達成。
  • 慶応義塾大学の学生:大韓民国への交換留学+民間奨学金の組み合わせで、日本の生活より費用負担なく留学。

これらは特殊な事例ではなく、交換留学+奨学金+物価の安い滞在地という定番の組み合わせで誰でも再現できます。在籍大学の国際課や留学相談窓口に、まず問い合わせることから始めてみてください。

就労可能な制度で生活費を相殺する

オーストラリアのワーホリなら月約19万円、ニュージーランド月約17万円、アイルランド月約16万円の現地収入で生活費の大半を賄えます。学生ビザでも就労が認められる国があり、全額自己負担の留学から「働きながら学ぶ留学」へ構造を変えられます。

就労可能な主な制度は次の通りです。

  • ワーキングホリデービザ:18〜30歳限定。オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・アイルランド・イギリスなど30カ国以上で利用可能。
  • 学生ビザで就労可(条件付き):オーストラリア・ニュージーランド(3ヶ月以上)、アイルランド(25週以上)、カナダ(大学正規課程)など。

ただし就労には労働許可の取得や労働時間の上限(多くは週20時間)などの条件があります。就労制度を使う場合は、渡航前に各国の移民局や駐日大使館の公式情報を確認し、違反のリスクを避けてください。

滞在形態・渡航時期・エージェントで最終調整する

滞在形態をシェアハウス中心にし、オフシーズン渡航で航空券を抑え、JAOS認定の無料エージェントを使えば、合計で年間30〜80万円の節約が実現できます。この3つは単独でも効果がありますが、組み合わせると圧縮効果が最大化します。

  • 滞在形態:ホームステイ(月8〜15万円、食事込み)→学生寮(月7〜12万円)→シェアハウス(月5〜10万円、食費別)の順で安くなり、月3〜7万円の差が出ます。最初の1〜3ヶ月はホームステイで現地生活に慣れ、その後シェアハウスに切り替える段階的な組み方も有効です。
  • 渡航時期:6ヶ月前の早期予約とオフシーズン(2〜3月・10〜11月)の渡航で、航空券・学校割引・保険の3つが抑えられます。学校もオフシーズンに授業料割引キャンペーンを展開するため、合計10〜20万円の節約が現実的です。航空券はLCCやハブ空港(韓国・台湾経由)の活用で数万円安くなる場合もありますが、乗り継ぎ時間の負担とバランスを取って選びましょう。
  • 無料エージェント:JAOS認定の無料エージェントを使えば、学校手配・ビザサポートを0円で受けられます。258人調査ではエージェント利用率は約35%で、利用者の多くが「トラブル時に頼れる場所があって助かった」と回答しています(アルク留学経験者アンケート, n=258)。「自分で全部手配したい」方には有料エージェントは不向きで、オンラインの学校直接申込という選択もあります。

この3要素を同時に調整すれば、同じ国・同じ期間・同じレベルの学校でも総費用に大きな差が生まれます。

留学エージェント費用の実態|無料型と有料型の違い

留学エージェント費用の実態|無料型と有料型の違い

留学エージェントは「無料」を謳うものが多い一方、仕組みを知らないと追加費用で逆に高くつくこともあります。アルクの258人調査ではエージェント利用率は約35%でした(アルク留学経験者アンケート, n=258)。ここでは無料型・有料型の仕組みと、JAOS/J-CROSS認定の意味を整理します。

【無料型エージェントと有料型エージェントの比較】

項目無料型有料型
手数料0円10〜30万円が相場
収益源提携校からの紹介料申込者からのサポート費用
サポート範囲学校手配・ビザ申請・滞在先手配左記+専属カウンセラー・進路相談
学校の選択肢提携校のみ提携外の学校も手配可能
向いている人費用最優先/学校がある程度決まっている方専属サポートや希望学校を優先したい方
代表的な企業例スマ留、留学ジャーナル、EF、ワールドアベニュー等成功する留学、スクールウィズ等(一部の特別サポート)
※2026年4月時点の情報です。サービス内容や料金は各エージェントの公式サイトで最新情報をご確認ください。

無料型は費用対効果に優れ、有料型は学校選択の自由度やサポートの深さに優れます。初めての留学で「費用と安心感のバランスを取りたい」なら無料型が第一候補になります。

無料型・有料型エージェントの仕組み

無料型は提携校からの紹介料で運営され、有料型は申込者からのサポート費用(相場10〜30万円)で運営されています。この仕組みの違いが、サービス範囲と学校の選択肢の違いを生みます。

無料型エージェントは提携校からの紹介料を収益としているため、利用者の手数料は0円です。ただし航空券手配や保険加入を自社サービスで行う場合に、別途手数料がかかるケースもあります。契約前に「見積書の内訳」を必ず確認し、何が無料で何が有料かを書面で明確にしてもらうのがトラブル回避の基本です。

有料型エージェントはカウンセリング・進路相談・エッセイ指導・願書チェックなど、無料型では提供しにくいサービスを含んでいます。大学正規留学や大学院留学など、専門性の高い準備が必要な場合に選ばれる傾向があります。

JAOS/J-CROSS認定エージェントの選び方

JAOS(一般社団法人海外留学協議会)・J-CROSS(一般社団法人留学サービス審査機構)の認定有無は、料金の透明性や契約内容の適正さが第三者審査された証で、初めての方の選定軸として最も信頼できます。個人ブログや口コミサイトにない客観的な指標として機能します。

  • JAOS:留学事業者の業界団体。加盟には業歴・実績・留学カウンセラー資格などの要件があります。正会員は35社以上(2026年4月時点)。
  • J-CROSS:留学サービスの審査認証機関。重要事項説明・契約書交付・広告表示・前払金措置などの項目を第三者が審査。認証事業者は17社以上。

代表的なJAOS/J-CROSS認定エージェントには、留学ジャーナル、ISS留学ライフ、ECC海外留学センター、近畿日本ツーリスト、ワールドアベニュー、留学タイムズ、ウィッシュインターナショナル、留学情報館、毎日留学ナビなどがあります。

未認定のエージェントが必ずしも悪質というわけではありませんが、「重要事項説明」「契約書の書面交付」「広告の適正性」が第三者に審査されているという事実は、初回利用者にとって重要な判断材料になります。

よくある質問(FAQ)

留学費用について、よくいただく質問を10個にまとめました。費用計画・奨学金・エージェント・トラブル対応まで、検討段階で疑問に感じやすいポイントを結論からお伝えします。

Q1. 留学費用の平均はいくらですか?

A. 1ヶ月で約14〜70万円、1年で約250〜650万円が語学留学の相場です。アルクの留学経験者258人調査では、実費の中央値は約90万円、平均は約199万円でした(n=258)。

この幅の広さは、国・期間・留学スタイルの組み合わせによるものです。フィリピンの1ヶ月語学留学なら14万円から可能ですが、アメリカ私立大学の正規留学1年なら790万円を超えるケースもあります。自分の目的と期間を決めると、絞り込んだ相場が見えてきます。

Q2. 一番費用が安い国はどこですか?

A. フィリピン・マレーシア・台湾・ポーランドが代表的な「費用を抑えて留学できる国」です。英語圏ではフィリピンが月14〜28万円、非英語圏ではドイツが国立大授業料無償など、目的に応じた選択肢があります。

授業料が安い理由は、各国の教育政策(留学生誘致/国立大の授業料無償化)や物価水準に起因します。例えば台湾の大学は学部年間23〜27万円、中国は28〜62万円と、英語圏の10分の1以下の国もあります(文部科学省トビタテ!留学JAPAN公式ガイドより)。ただし、現地言語の習得要件や帰国後のキャリア接続を事前に確認することが重要です。

Q3. 奨学金は誰でももらえますか?

A. 給付型奨学金(返済不要)は国内137件以上あり、制度ごとに対象が異なるため、条件に合う制度を探せる可能性は高いです。ただし応募には選考があり、全員が受給できるわけではありません。

奨学金は大きく「給付型(返済不要)」と「貸与型(要返済)」に分かれます。代表的な給付型は、文部科学省トビタテ!留学JAPAN、JASSO海外留学支援制度、民間財団(AFS、江副記念リクルート財団、経団連、船井財団等)、自治体系(岡山・広島など)です。所得制限が厳しくないものも多く、家計基準を超えた場合でも全体の1割程度は採用される枠があります。応募要項を確認してから判断することをおすすめします。

Q4. 留学エージェントを使うと高くなりますか?

A. 無料型エージェントを使う限り、直接申し込みと費用はほぼ同じです。有料型のみ10〜30万円の手数料がかかります。無料型は提携校からの紹介料で運営されているため、利用者から手数料は取りません。

ただし、航空券手配・保険加入・空港送迎などをエージェント経由で手配する場合に別料金が発生することがあります。契約前に見積書の内訳(何が無料で何が有料か)を確認することが、想定外の出費を避ける基本動作です。JAOS/J-CROSS認定エージェントは料金体系の透明性が審査対象のため、初めての方には認定エージェントから選ぶ方法が安心です。

Q5. 円安でどれくらい費用が増えますか?

A. 為替が±10%動くと、留学総費用も±10%変動します。例えば300万円の留学計画なら、±30万円のインパクトがあります。2026年4月時点では1ドル=158円と円安水準が続いており、5年前と比べて同じプランでも総額が1.3〜1.5倍になっています。

為替リスクへの対策は「予備費を総費用の10〜15%確保する」「円高タイミングで一部を外貨に両替しておく」「固定レート型のパッケージを選ぶ」の3つが現実的です。予想以上の円安でも生活レベルを落とさずに済む予算設計を心がけてください。

Q6. 社会人の留学費用はいくらですか?

A. 社会人の語学留学・大学院留学では、200〜500万円が現実的なレンジです。学生留学と違うのは、退職による収入減・再就職費用・帰国後の生活再建コストも含めて計画する必要がある点です。

社会人向けの給付型奨学金もあります。例えばトビタテ!留学JAPANの一部コース、自治体の社会人向け枠(未来へトビタテ!おかやま留学応援事業の社会人コース)などです。「留学+キャリアチェンジ」を見据えた方は、帰国後6〜12ヶ月の生活費も含めて総予算を立てることをおすすめします。

Q7. 留学の途中で費用が足りなくなったらどうすればいいですか?

A. まずは学校に分納相談・就労可能ビザへの切り替えを検討し、それでも難しければ追加の奨学金や家族支援を検討するのが順序です。無ビザでの現地就労は強制送還のリスクがあるため、必ず正規の制度を使ってください。

現地で頼れる窓口は、JAOS加盟エージェントの現地オフィス、大使館・領事館、学校の学生支援室などです。現地で困った時に連絡できる日本語窓口があるかどうかは、エージェント選びの段階で確認しておく価値があります。

Q8. 留学ローンは使えますか?

A. 日本政策金融公庫「教育一般貸付(国の教育ローン)」と民間銀行の教育ローンが利用可能で、金利は年1〜4%帯が一般的です。ただし、借入を検討する前に給付型奨学金の応募可能性を必ず確認してください。

返済不要の給付型奨学金を逃してローンを組むのは機会損失が大きいため、「奨学金→学校の分納→ローン」の順で検討するのが合理的です。ローンを利用する場合は、返済計画を帰国後のキャリア・収入と照らし合わせて慎重に組みましょう。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

「ご相談で『ローンを組んででも留学したい』と来られる方に、まず確認するのは給付型奨学金の応募状況です。国内には137件以上の給付型奨学金があり、その中には所得制限が緩やかなもの、分野特化型のもの、自治体の住民向け枠など、応募すら知られていない制度が数多く存在します。

実際に『所得が高いから奨学金は無理』と諦めていた方が、JASSO海外留学支援制度の月額32.6万円(北米・英国・シンガポール区分)に採用され、ローンなしで1年留学を実現された事例もあります。

留学ローンの金利は年1〜4%とはいえ、1年あたり数万円〜十数万円の利息が発生します。応募の手間と比較すると、給付型奨学金を先に調べるほうが合理的です。まずは『奨学金検索』で自分が応募できる制度を絞り込み、その上で不足分をローンで補うという順序をおすすめしています」

Q9. デポジットやキャンセル料は戻ってきますか?

A. 返金規約はエージェントや学校ごとに異なります。J-CROSS認証事業者は返金ルールが明文化されているため、認証有無は事前確認の一つの指標になります。書面での契約条件確認が最も重要です。

一般的なキャンセル料の目安は、出発60日以上前なら無料〜少額、30日前で10〜20%、出発直前で50〜100%というケースが多く見られます。「契約書」「重要事項説明書」の返金欄を必ず読み、口頭説明で済ませないことがトラブル予防の基本です。

Q10. 費用の見積もりはいつ・どうやってもらえばいいですか?

A. 渡航3〜6ヶ月前に、エージェントの無料カウンセリングで複数社から見積もりを取るのが理想です。為替や学校のキャンペーンで費用が変動するため、古い見積もりに頼らず直近のデータで比較してください。

見積もりを見る際のポイントは「パッケージに含まれるもの/含まれないもの」「為替レートの基準時点」「キャンセルポリシー」の3点です。2〜3社を比較するとパッケージの違いが見えやすく、自分に合う組み合わせを選びやすくなります。

まとめ|まずは「予算」と「目的」のすり合わせから

留学費用は、国・期間・スタイル・制度活用の組み合わせで大きく変わります。本記事の要点は次の3つです。

  • 留学費用の相場は1ヶ月約14〜70万円、1年約250〜650万円。国と期間で総額が2〜3倍変わります。
  • 258人調査では実費の中央値は約90万円で、過半数が100万円未満で留学を実現しています。
  • 奨学金・交換留学・無料エージェント・就労可能制度を組み合わせれば、実質負担を100〜300万円単位で減らせます。

「費用が高いから諦める」前に、自分の目的と期間を決めて、この記事で紹介した節約方法を一つずつ検証してみてください。最も確実な次のアクションは、希望する国・期間で無料見積もりを取り、利用可能な奨学金を調べることです。

留学は人生に一度の大きな投資ですが、選び方と制度の活用で、思っていたより現実的な金額で実現できる可能性があります。アルクは語学教育50年超の知見とJAOS/J-CROSS認定エージェントとの連携で、あなたの留学プランを費用面から現実的に支援します。

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この記事を書いた人

留学に意欲を持つすべての方が、自信を持って留学をスタートできるよう、中立的な立場から各エージェントの詳細な情報を提供しています。実際に受講された方の声や、カリキュラム内容、サポート体制、料金体系などを徹底的に調査し、分かりやすく比較・解説しています。