HOME > 日本語・日本語教師 > 日本語Q&A > ことばの書き方(文字表記) > 「少しずつ」「やりづらい」など、「ず」「づ」を使うルールは?

ことばの書き方(文字表記)

分類:仮名遣い(平仮名)

「少しずつ」「やりづらい」など、「ず」「づ」を使うルールは?
 「ずつ」はもともと「づつ」と表記していました。しかし現代では「ずつ」と書きます。ところがたとえば「小包」は現代でも「こ-づ-つみ」と書きます。これは、原則として現代語の表記では「づ」で始まる語のうち、それが結びついているものから分解しても意味が通る場合はそのまま「づ」を用い、意味がない場合は「ず」を用いる、と決めているからです。先の例では「つつみ」がそのままでも意味を成すのに対して、「づつ(つつ)」単体では少なくとも現代語では意味がないため「ずつ」と表記するわけです。

 では、「やりづらい」はどうでしょう。この語は「つらい」単体でも意味を持っており、したがって本則では「やりづらい」が正しいということになります。しかし最近は「やりずらい」の表記も少しずつ見られるようになってきました。これは「つらい」単体では主に何らかの苦痛を表すのに対して、「~づらい」では苦痛というより何かが容易でないことを表すというように、意味の違いがあることも関係しているかもしれません。



ことばの書き方(文字表記) トップへ



日本語Q&A トップへ






JSST

日本語会話力テスト

メルマガ登録

アルク日本語教育公式Facebookページ