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ことばの仕組み(文法)

分類:助詞(は)

「わたしのお金は盗まれた」という表現が不自然なのはなぜ?
 「私のお金は盗まれた」という表現は確かにすこし不自然に聞こえます。通常は「私のお金が盗まれた」としたほうが自然になります。しかし、次のような場合は「が」ではなく「は」を用いても自然になります。

 私のパスポート は 無事だったが、お金 は 盗まれた。
 彼のお金 は 盗まれなかったが、私のお金 は 盗まれた。

 これらの例は「ある物は無事で、ある物は盗まれた」というように複数の物をとり上げて一方が他方と違う状況であることを述べています。このように通常は「が」が用いられるものでも、何かと対比して異なっているような状況を表すときは「は」を用いることもできます。逆にほかと対比するのではなく、ある単独の出来事を述べたいときに「は」を用いると不自然になります。



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