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ことばの仕組み(文法)

分類:動詞(さける)

「さける」と「よける」はどう違う?
 「さける」と「よける」は、いずれも「他のものから身をかわす」という意味では同じ使われ方をします。しかし、「よける」は基本的にはもっぱらこの意味で用いられるのに対し、「さける」にはこれ以外の用法も存在します。

 ひとつは、「よける」が物理的に回避する動作を指すのに対し、「さける」はそれだけではなく「出会わないようにする」という意味でも用いられます。

  ○彼は最近私をさけている。
  ×彼は最近私をよけている。

 前者は「彼が私に出くわさないようにしている」という意味にとれ自然ですが、後者は「最近彼に向かって行ってもよけられてしまう」というようなおかしな意味になってしまいます。

 また、「さける」は次のように「さしひかえる」という意味でも用いられます。

  ○薬と一緒にお茶を飲むのはさけたほうがいい。
  ×薬と一緒にお茶を飲むのはよけたほうがいい。

 このように、「よける」は基本的に物理的動作を表すのに対し、「さける」は同じ回避するという意味でも抽象的に回避するという意味で用いられることがあるという点で両者には違いがあります。



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