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日本語教師求人ガイド

日本語教師は国内外に活躍の場があり、日本と世界の架け橋となるやりがいのある仕事です。まず、海外で教える場合、国内で教える場合のそれぞれの特長を知りましょう。そしてあなたの目標が見えてきたら、求人情報を集め、具体的なステップを歩み出しましょう。

海外で教える? それとも国内?

海外で教えることと、国内で教えることのメリットは、それぞれ下記のようになります。


海外で日本語教師をすることのメリット
  • 日本語教育の醍醐味、大きなやりがいを感じることができる。
  • 同一母語の学習者のクラスで教える経験が積める。
  • 「海外で暮らす心細さ」「学習者の立場」を味わうことができる。
  • 異文化の中で、かけがえのない経験と教師としての成長を得ることができる。

国内で日本語教師をすることのメリット
  • 現在の生活環境をあまり変えずに、日本語を教えることができる。
  • 直接法で日本語を教える経験が積める。
  • 教えている中で出てくる疑問点を解消したり、日本を題材にした生教材を準備したりといったことがしやすい。
  • 日本語教育に関する研修や勉強会に参加する機会が豊富にある。


就職活動から常勤講師への道のり

日本語教師になるまでの手順をしっかり確認して、あなたの夢をつかみましょう。



ステップ1 求人情報を探そう
ステップ2 応募書類を作成しよう
ステップ3 面接を受けよう
ステップ4 模擬授業に挑戦しよう
ステップ5 内定をもらったら


ステップ1 求人情報を探そう
日本語学校の求人情報が、一般の就職情報誌や就職情報サイトに掲載されていることは、ほとんどありません。下記の日本語教師の求人情報を扱うウェブサイトを使って求人情報を出している学校が多いほか、日本語教師養成講座や日本語教育専門書店の掲示板に求人情報が貼り出されていることも多いので、こまめにチェックしておくといいでしょう。また、日本語学校の関係者からの推薦・紹介で就職する割合が高いのも特徴で、日頃からの人脈作りが非常に大切です。
「日本語オンライン」
 http://nihongo-online.jp/net/
「にほんご書店そうがく社」
 http://www.sogakusha.co.jp/kyoshi.htm
「NIHON MURA」
 http://job.nihonmura.jp/
「日本語教師の集い」
 http://www.e-tsudoi.com/db_job/job/job_bbs_list.php
「国際日本語研修協会(IJEC)」
 http://www.ijec.or.jp/

凡人社麹町店(東京)
にほんご書店そうがく社(東京)
大谷書店(福岡)
ステップ2 応募書類を作成しよう

求人情報などを見て、興味を持った学校があっても、まずは焦らずに、ほかの学校の採用条件などと比べてみましょう。学校の理念、規模、自宅からの通勤時間、学習者数や開講されているコース、使用されている教授法などの情報を、その学校のホームページなどからよく確認し、応募書類を準備しましょう。

提出を求められる書類は、履歴書や職務経歴書、志望動機書があります。また、経験者は今まで使ったことのある教材をまとめた教材リストを提出します。未経験者でも、養成講座の授業で使用したテキストや、ボランティア教室で使用していた教材を、履歴書などに記載しておきましょう。

外国語が話せたり、塾講師として教えた経験があれば、いいアピール材料になります。資格のほかにも、特技などがあったら記入しましょう。一芸に秀でている人を求める日本語学校もあります。

また、社会人経験があることは、ビジネスマナーが身に付いているとみなされ、評価されるようです。これまでの仕事を通して身に付けたPCスキルや技術、取得した資格も積極的にアピールしましょう。

ステップ3 面接を受けよう

応募書類が無事に書類選考を通過すると、面接の連絡が入ります。電話の時点から面接は始まっていると考え、しっかりと受け答えするようにしましょう。

面接の際は、露出の多い服装や派手な服装は避け、スーツを着用するのがいいでしょう。

日本語教師経験者の採用を望む学校が多いですが、日本語教師が不足気味というデータもあり、未経験者でも、その人がこれから日本語教師として伸びると判断されれば、採用されるチャンスはあります。

面接で聞かれることの多い質問として、「なぜ日本語教師になろうと思いましたか」「なぜ、本校で働きたいと思ったのですか」「どんな日本語教師を目指していますか」などがありますが、いずれの質問に対しても説得力を持つ答えが返せるように、事前によく考えておきましょう。予測していなかった質問をされても慌てる必要はありません。相手の目を見ながら、きちんとした言葉遣いで、ゆっくりと適度な声量で答えましょう。採用の最終的な決め手はこの人なら一緒に働きたいと思ってもらえるかどうかです。

また、待遇面で不明の点があったら面接で質問しておきましょう。時給や、週に何コマ受け持てるか、交通費は全額支給か、一部支給か、健康保険には加入できるかなどの疑問は、その場で尋ねても大丈夫です。

模擬授業に挑戦しよう

選考の際、たいていの学校は模擬授業を課しています。経験者でも緊張してうまくできなかったという声をよく聞きますので、未経験者であればなおさらハードルが高く感じるでしょう。模擬授業は、たいてい面接の後で行われます。時間は15分から20分程度で、初級の学習項目の導入から口頭ドリルまでを課題にされる場合が多いです。時間配分や、授業内容の正確さ、わかりやすさを心掛けて教案を作り、必要ならば絵カードなども作成して本番に臨みましょう。

模擬授業の課題が、その場で知らされ、30分程度で準備しなければならないこともあります。初級の文法など、主要な学習項目はどのように授業を進めればよいか、よく頭を整理しておく必要があります。かなり難易度の高い要求だと思うでしょうが、必ずしも授業がうまくいかなくてはならないということはありません。ここで重視されるのは、「臨機応変な対応力」「コミュニケーション能力」です。

内定をもらったら

模擬授業を乗り越えて、内定をもらったら、いよいよ日本語教師への道が開けることになります。

勤務する意志を伝える前に、給与や、各種手当て、授業時間や曜日などを必ず確認しておきましょう。初めは授業の準備に時間がかかるので、普通は週に2、3日の勤務からのスタートになります。夏休みなどの長期の休みには収入が減ることも考慮しましょう。

意志を固めたら、学校に連絡を入れましょう。今の仕事をやめてから転職する人は、その手続きも進めましょう。出勤日が決まったら、受け持つクラスのレベルや、使用している教材を確認し、初日に入る授業の準備をするために、授業の範囲を確認しましょう。未経験の教師は、ベテランの教師に指導を受けながら進めていくのが一般的です。日本語教師として、忙しくも飽きることのない毎日へ突入です。






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