HOME > 日本語・日本語教師 > 新米日本語教師 授業の作り方Q&A > 14. 似ている漢字を教える方法

Q

形が似ている漢字を教えるときにはどうしていますか。

「輸」と「輪」、「荻」と「萩」など、字形が似ているため、日本人でも間違えてしまう漢字は多くあります。初級漢字の中から、学習者がよく間違える漢字を挙げてみましょう。

見―貝  万―方  字―学  力―刀
土―士  手―毛  先―失  名―各
天―夫  苦―若  科―料  眠―眼
大―太―犬  間―問―聞  老―孝―考


これはほんの一例ですが、このように似ている漢字をグループにして、フラッシュカードを使いながら読む練習をしてみましょう。新しく漢字を学習した後に、それと類似している既習漢字を加えて弁別練習をしていくと、学習者はその都度、違いをしっかりと認識することができるので、区別がつきやすくなるのです。


この練習は、ひらがなやカタカナの字形の認識にも非常に効果的な練習です。たとえば、「あ、お」、「わ、れ」「ソ、ン」、「ツ、シ」などの似ている文字を繰り返し練習することで、学習者はその相違点を意識するようになります。


そのほかの練習としては、たとえば「午後」の「午」を「牛」にして提示し、間違っている漢字を正しく直す練習をしたり、類似した漢字を何種類か用意して、その漢字を1つずつ使って短文を作る練習をしたりしていくと、頭の中がきちんと整理されるので、誤用が少なくなります。


類似している漢字をグループにして違いを意識しながら覚えられるようにしましょう。似ているけれど間違っている漢字を正しく直す練習も効果的です。





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