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小学校で教えるということ
執筆 土屋 佳雅里(杉並区小学校英語講師、J-SHINEトレーナー)
2018年9月11日 UP

 いま(現代)の小学校の場で教えることを考えよう
 ~ICTを教室の場で活かす!

夏休みもあっという間に過ぎ、学校には元気な子どもたちが戻り、にぎやかな日常が帰ってきました。
やっぱり、学校には子どもたちの姿と声がないと!!

イメージ 2学期に入り、高学年の外国語活動では、『We can! 1、2』(移行措置期間用教材) を本腰入れて活用している先生も多いことと思います。
この『We can! 1、2』、また中学年の教材『Let’s try! 1、2』には音声や映像などが豊富なデジタル教材が付属されており、テキストと連動して、指導に活用されています。
そう、外国語活動にデジタル教材は必須。いまや小学校外国語教育、広く学校教育全般にとっても、ICT(Information and Communication Technology)の活用は欠かせないテーマです。

「教育のICT化」では環境整備と学習活動の充実のために、プログラミング教育の導入と相重なり、今後ますます積極的なICT活用が想定されています。
実際、外国語活動等でのICT機器の活用も、年々盛んになっています。デジタル教材が必須ということは、少なくともPC、TVモニター、スピーカー等のICT機器が必須。新教材の導入を機に、ICT機器の整備を急速に進めた自治体や学校も多いのではないでしょうか?
学校教育のICT化と、学校現場のICT活用状況は、足並みを揃えながら加速する一方といえますね。



ICTでより「効果的」「効率的」な指導、学習が可能に

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さて、ICT環境が整うようになると、外国語教育でもその力を教室の場で活かして、より効果的な授業をねらいたいものです。ICTのメリットを一言でいうと、「児童も先生も、指導や学習をより「効率よく」かつ「効果的に」行えること」。ICTは移行期間をスムーズに進めるのにも、一役も二役も買ってくれそうですね。

「効率よく」では、例えば、時間の節約。指導の前(準備段階)・中(授業中)・後(本授業の後から次の授業までの間)の、それぞれの場面で時間の節約がかないそうです。具体的には、例えば、ソフトやアプリを利用して、指導前ならPCソフト(Word、 Power Point等)や「アプリによる教材作り」「ワークシート等の作成」。指導中なら、教材や学習内容への理解や、児童の作品の製作・収集を早めること。指導後なら、児童の作品の管理作業を簡略化できること、などです。

一方、「効果的」では、例えば、理解度です。ICT活用により、指導の立体化(3D、空間的な広がり)を図ることができ、より早く理解を進めることができます。具体例をあげると、文字の学習なら、文字を認識しやすく、読みやすくすることができます。
また、絵・写真、図・表や実物なども、書画カメラやタブレット(スマートフォン)等を利用し、拡大して詳細の部分まで提示することができるため、より分かりやすくなりますね。すると、物事を幅だけでなく、奥行きを想定してみることができるようになります。(つづく)



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●著者プロフィール


土屋 佳雅里(Kagari Tsuchiya)
杉並区小学校英語講師、J-SHINEトレーナー、上智大学短期大学部(非)、早稲田大学(非)。指導者養成、各種教員研修にも携わる。小学校、大学、指導者養成といった幅広い指導を通して、よりよい日本の外国語教育を目指し、実践・研究に奮闘中。著書に『小学校はじめてセット』(執筆協力、アルク)、『教室英語ハンドブック』(共著、研究社)など 。




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