資格の大原の宅建講座は、通学と通信を自由に選び直せる学習スタイルの幅が最大の強みで、パススル宅建士42,000円が一般教育訓練給付制度の対象になる点でも選ぶ価値があります。
「資格の大原の宅建講座って実際どうなの?」「パススル宅建士の42,000円は高い?安い?」「通学と通信、どちらを選ぶべき?」
宅建士試験は2025年度の合格率18.7%(受験者245,462人・合格者45,821人)と、4〜5人に1人しか合格できない国家試験です。
講座選びは合否とコストに直結しますが、資格の大原は「一発合格主義」を掲げる老舗予備校で、宅建士講座では通信(パススル宅建士)・教室通学・映像通学・Webライブの4つの学習スタイルを用意しています。
本記事では、資格の大原 宅建講座について料金・コース・講師・口コミ・他社比較・給付金・割引制度の観点から徹底検証します。
なお、宅建の通信講座を他社も含めて比較したい方は宅建通信講座おすすめランキングもあわせてご覧ください。
公式サイトの最新情報をもとに、「大原に決めるべきか」「他社の方がコスパがよいのか」を判断できる材料をお届けします。
編集部【編集部より】本記事の5社比較表で教育訓練給付金の対象になっているのは大原・フォーサイト・ユーキャン・アガルートの4社ですが、そのうち校舎に通えるのは大原だけです。料金順に並べると大原は5社の中位で、最安のスタディングとは2〜3倍の差があります。つまり大原を選ぶ判断は「価格で勝てるか」ではなく「通学という選択肢に、その差額を払う場面があるか」に絞られます。
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この記事の監修者


徳永 浩光
国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)
大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入・人材教育・個人の相談業務に従事。「計画的偶発性理論」を重視したキャリア形成支援を行うほか、資格・教育分野の専門サイト監修を多数担当。企業研修や教育実務、ウェブメディア運営の知見を活かして情報発信しています。
資格の大原 宅建講座の5つの特徴


資格の大原の宅建講座には、他社にはない独自の学習設計があります。
運営は学校法人大原学園で、宅建士試験の対策講座を通学と通信の両方で開講しています。
それぞれ「どんな受講者に刺さるか」という視点で整理しました。
パススル宅建士|スマホ完結のタイパ重視型通信講座
「パススル宅建士」はスマホひとつで学習が完結するWeb通信講座で、机に向かう時間をまとめて取れない社会人でも学習を続けやすい構成です。
講義動画、デジタルテキスト、Web問題集、実力確認テスト、模擬試験まで、すべてをオンライン上で進められます。


料金は42,000円(税込)で、教室通学・映像通学の宅建士合格コースと比べて負担を抑えられる点が特徴です。
一般教育訓練給付制度の対象でもあり、条件を満たせば受講料の20%が支給されます。
2027年10月受験対策には早期申込特典が付いており、申込むと2026年受験対策の教材で「宅建業法」「権利関係」の先行学習ができます。
2027年受験対策そのものの講義動画は2027年1月12日からの配信予定なので、申込後すぐに2027年対策の講義が始まるわけではない点は押さえておきましょう。
担当講師は川村先生です。
学習中の疑問は、受講生専用サイト「Mobile-O-hara」から質問できます。
4つの学習スタイル|通学・通信を自由に選べる柔軟性
資格の大原 宅建講座はWeb通信(パススル)・教室通学・映像通学・Webライブの4つの学習スタイルを自社で持つため、転勤や仕事の繁忙期で生活が変わっても学習の形を変えて続けられます。
自分の生活スタイルや学習ペースに合わせて選べるのは、通学校舎を持つ大手予備校ならではの強みです。
| 学習スタイル | 特徴 |
|---|---|
| Web通信(パススル宅建士) | スマホ完結・1コマ5分・いつでも学習可能 |
| 教室通学 | 週1回・全32回・9校で受講可能 |
| 映像通学 | 校舎で録画講義を視聴・全国45校で対応 |
| Webライブ | ライブ配信で臨場感・見逃し時はWeb講義で補講 |
通学と通信の間で迷いがある方や、「教室で集中したいが日によっては通信で学びたい」という方にも対応しやすい設計です。
1コマ5分の細分化設計|スキマ時間で回しやすい
パススル宅建士の動画講義は1コマ5分のコンパクト設計で、通勤電車や昼休みの1回でも講義を1テーマぶん前に進められます。
講義がテーマ単位で切られているため、途中で中断しても次に開いたときは続きのコマから再開できます。
2025年度の合格者は「一つ一つが細かくなっているので、5分あれば動画が見れるので小さな積み重ねが出来て良かった」とコメントしており、細切れ時間を合格のための学習時間に変える設計が、社会人受験生の実態に合っています。
個人カルテ+学習スケジュール機能|進捗と弱点を自動で可視化
パススル宅建士は学習スケジュールの自動設定機能と個人カルテ(得意/苦手分野の可視化)を備えているため、学習量の割り振りと苦手論点の洗い出しを講座側に任せられます。
スケジュール機能は受験年度と学習開始日から週ごとの学習量を割り出し、遅れが出た場合は残りの週に振り直します。
大原の個人カルテは、解答履歴から苦手論点を自動で可視化し、復習すべきセクションを提示してくれます。
全国45校の校舎網|通学したい社会人にも対応
資格の大原は札幌から沖縄まで映像通学の実施校が全国45校あり、教室通学の宅建士合格コース(2027年10月受験対策)は9校で開講しているため、自宅や職場の近くで学習のリズムを作りたい社会人でも通学を選べます。
スタディングやフォーサイトなどの通信専業と異なり、「復習をしっかりしたい」「学習のリズムを校舎で作りたい」というニーズに応えられるのは、大原・TAC・LECなど通学対応の大手予備校に限定されます。
映像通学・教室通学の宅建士合格コース(2027年10月受験対策)は2026年10月19日11:00に販売が始まり、公式のコース詳細ページから申込校舎とクラスを選んで申込みができます。受講料は教室通学が154,000円(税込)、映像通学が128,700円(税込)で、いずれも週1回・全32回、開講時期は教室通学が2027年2月〜5月、映像通学が2027年2月〜4月です。申込校舎は教室通学が9校(仙台・東京水道橋・新宿・横浜・大宮・梅田・難波・愛媛・福岡)、映像通学が39校で、映像通学の実施校45校のうち6校(水戸・新潟・富山・名古屋・浜松・沖縄)はこのコースの申込先には出てきません。開講月・曜日・時間帯も校舎ごとに異なります。通学を検討する場合は受講予定の校舎で開講の有無を確認してください。



【編集部より】資格の大原の宅建講座は「全国45校」と紹介されますが、内訳を見ると45校は映像通学の校舎数で、講師が教室で講義する宅建士合格コースを開講しているのは9校です。通学を前提に考えている方は、校舎数ではなく「自宅から通える校舎でそのコースが開講しているか」を先に確認したほうが、4つの学習スタイルのどれを選ぶかの判断が早く決まると編集部は考えます。
\4つの学習スタイルから自分に合うコースを選ぶ/
資格の大原 宅建講座の料金・コース一覧


資格の大原の宅建講座は、Web通信の「パススル宅建士」と、講義一式をまとめた「宅建士合格コース」(教室通学・映像通学・<オハライブ>のWeb通信)から選べます。
料金は税込表記で、大原グループ初受講の方は受講料と別に入学金6,000円(税込)が必要です。
コース別料金一覧(2027年10月受験対策)
各コースの料金と給付金対象状況は以下の通りです。
| コース名 | 学習スタイル | 一般価格(税込) | 回数・期間 | 給付金 |
|---|---|---|---|---|
| パススル宅建士 | Web通信 | 42,000円 | 32時間/2026年9月〜2027年8月(2027年対策の講義配信は2027年1月12日予定) | ○ 対象(申込期限2027年7月31日) |
| 宅建士合格コース | 教室通学 | 154,000円 | 全32回(週1回)/2027年2月〜5月開講 | ○ 対象(公式のコース一覧に表示あり/指定の有無は申込校舎により異なる) |
| 宅建士合格コース | 映像通学 | 128,700円 | 全32回(週1回)/2027年2月〜4月開講 | 校舎・コースにより異なる |
| <オハライブ>宅建士合格コース | Web通信 | 128,700円 | 全32回(週1回)/2027年2月〜4月開講・申込期限2027年6月30日 | 公式の指定講座一覧で要確認 |
※公式のコース一覧(2027年10月受験対策)で「給付金対象あり」と表示されているのは、パススル宅建士と宅建士合格コース(教室通学)の2コースです。映像通学と<オハライブ>宅建士合格コースには、この表示がありません。
※表の金額はいずれも一般価格です。再受講割引30%OFF・本試験経験者割引20%OFFなどの割引制度は一般価格から差し引かれますが、キャンペーン価格や他の割引との併用はできません(割引制度でお得に受講する方法)。
※宅建士合格コース(教室通学・映像通学)と<オハライブ>宅建士合格コースの3コースは、2026年10月19日11:00に販売を開始し、公式のコース詳細ページから申込校舎とクラスを選んで申込みができます。いずれもパススル宅建士(42,000円)とは別建てのコースで、価格帯は3倍前後になります。開講する校舎・開講月・曜日は申込校舎によって異なるため、通学を選ぶ場合は受講予定の校舎で開講の有無を確認してください。
※2026年10月受験対策のパススル宅建士は販売を終了しています。一方、直前対策の単科講座「<オハライブ>直前300肢特訓講座」は2027年10月受験対策として公式のコース一覧に再掲出されており、Web通信11,000円(税込)、大原受講生限定の同講座は9,100円(税込)で申込めます。いずれも学習経験者・独学者向けの単科講座で、上の表の宅建士講座とは別建てです。
大原の他資格を含めた対象講座と3区分の違いは、資格の大原の教育訓練給付金ガイドにまとめています。



【編集部より】宅建で公式のコース一覧に「給付金対象あり」と出ているのはパススル宅建士と宅建士合格コース(教室通学)で、映像通学やWebライブは校舎とコースで扱いが変わります。「大原の宅建なら給付金が使える」と一括りにすると、申込後に対象外だと分かる事故が起きます。給付金を前提に予算を組むなら、申込む校舎の指定講座一覧で講座名まで一致しているかを見てください。
※映像通学・Webライブについてはコース・申込校舎により扱いが異なるため、申込前に公式サイトで確認してください。
パススル宅建士 vs 宅建士合格コース|選び方の目安
同じ大原の宅建講座でも、Web通信のパススル宅建士と校舎で受ける宅建士合格コースでは、学び方も負担する費用も変わります。
判断の目安は以下の通りです。
| 判断軸 | パススル宅建士(42,000円)がおすすめ | 宅建士合格コース(教室通学・映像通学)がおすすめ |
|---|---|---|
| 学習時間の確保 | 通勤・家事のスキマ時間中心 | 週1回まとまった時間を確保できる |
| 学習スタイル | 自分のペースで進めたい | 決まったペースで進めたい |
| サポートの必要度 | オンラインの質問で十分 | 校舎で直接質問・相談したい |
| 教材の好み | デジタル中心で問題なし | 冊子テキストが欲しい |
| 総予算 | 5万円以下に抑えたい | 通学の受講料を払う余地がある |
働きながら半年〜1年で合格を狙う初学者の多くは、パススル宅建士(42,000円)で必要十分と判断できるケースが多いでしょう。
「通学のリズムでモチベーションを維持したい」「復習をしたい」場合に、合格コース(教室通学・映像通学)への投資価値が出てきます。
入学金と追加教材費の注意点
大原グループ初受講の方は、受講料とは別に入学金6,000円(税込)が必要です。



【編集部より】パススル宅建士42,000円は他社の通信講座と競る価格帯ですが、大原が初めてなら入学金6,000円が乗ります。数千円差で他社と迷っている段階では、この6,000円が順位を入れ替えます。逆に大原で簿記などを受けたことがある人は不要なので、同じ講座でも人によって比較結果が変わります。
過去に大原講座を受講した方は入学金がかかりません。
また、映像通学・Webライブ・パススル宅建士はデジタル教材が基本で、冊子版のテキスト・問題集を希望する場合は別途購入が必要です。
映像通学と<オハライブ>のコース詳細には冊子版の価格が掲出されており、テキスト2冊7,500円・問題集4冊10,000円・全国統一公開模擬試験と直前模擬試験8,000円(いずれも税込)です。一方パススル宅建士のコース詳細は「テキスト、問題集を冊子で希望される方は、別途、冊子を購入することができます」とあるだけで、価格は掲出されていません。
パススル宅建士の冊子版は購入方法が申込後に案内される形なので、冊子代を含めた総額を先に確定させたい場合は、申込前に大原へ問い合わせておくのが確実です。
教室通学コースは受講料に冊子版教材が含まれるため、追加費用は発生しません。
\給付金対象で自己負担を抑えられる/
資格の大原 宅建講座の口コミ・評判


受講を決める前に、実際の受講者の声を確認しておきましょう。
2025年度合格者の喜びの声を中心に整理します。
パススル宅建士で合格した受講者の良い口コミ
パススル宅建士の受講者からは、講師のわかりやすさとスキマ時間学習のしやすさを評価する声が多く寄せられています。
パススル宅建士受講者の良い口コミ



川村先生のレクチャー、ものすごく分かりやすかったです!法律資格の学習は初めてで理解できるか不安でしたが、法解釈などを砕いた表現で例えてくれたので、法律に対して勝手に持っていた畏怖のようなものがなくなりました。
引用元:公式サイト



Web問題の解答ランキングでニックネームが表示されるようになり、競争心を煽られて回答する機会が倍増しました。
引用元:公式サイト



隙間時間を効率的に活用できる設計になっており、大変助かりました。例えば、洗濯物を畳みながら講義を視聴したり、通勤電車の中でWeb問題を解いたりすることで、日々少しずつ知識を積み上げることができました。
引用元:公式サイト
パススル宅建士で不満を感じた受講者の悪い口コミ
パススル宅建士で不満を感じた受講者の悪い口コミは見つけられませんでした。
合格者が語る「大原でよかった」ポイント
公式サイトの「2025年度合格者の喜びの声」には、パススル宅建士で合格した複数の受講者のコメントが掲載されています。
共通して評価されているのは以下の3点です。
- 川村先生の講義のわかりやすさ(法律初学者でも腑に落ちる例え話)
- 短時間動画による継続しやすさ(通勤・家事の合間でも学習可能)
- Web問題集・模試の使いやすさ(ランキング機能で競争心を刺激)
一方で、合格率や合格者数の具体的な公表がないため、「どの程度の人が合格しているか」を数字で確認したい受講者には物足りなさが残る点は押さえておきたいところです。
\合格者の喜びの声も公式サイトで公開中/
資格の大原 宅建講座の合格率は公表されているか


資格の大原は、宅建講座の合格率と合格者数をいずれも公表していません。
公式サイトには「圧倒的な合格数」というキャッチコピーと2025年度合格者の喜びの声が並びますが、受講者のうち何%が合格したかを示す数字は掲載されていません。
そのため、合格実績を数字で確認してから申し込みたい受験者には物足りなさが残ります。
フォーサイト(合格率75.0%・2025年度)やアガルート(77.01%・2025年度)と比べると、数字の出し方という点では一歩劣ります。
合格率が公表されていない講座は、割合の代わりに「何が合格につながったのか」が読める材料で判断するのが現実的です。
資格の大原の場合は、2025年度合格者の声で挙がっている川村先生の講義のわかりやすさ・1コマ5分の動画・Web問題集と模試の使いやすさが、自分がつまずいている点に当てはまるかどうかが手がかりになります。
資格の大原と他社を徹底比較|スタディング・アガルート・フォーサイト・ユーキャン


宅建の通信講座を選ぶ際、資格の大原(パススル宅建士)と比較検討されやすい4社の料金・機能・給付金対応を整理しました。
【比較表】宅建通信講座5社の料金・給付金・合格実績
主要5社の料金・給付金対応・合格実績を一覧で比較します。
| 講座 | 主要コース料金(税込) | 給付金 | 公表合格率 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 資格の大原(パススル宅建士) | 42,000円 | ○ 対象 | 公表なし | 1コマ5分・通学併用可・全国45校 |
| スタディング | 14,960〜29,800円(コンプリート冊子付はキャンペーン中26,500円・2026年10月31日まで) | × 対象外 | 公表なし(合格者1,230名・2025年度) | 5社で最も安い・スマホ完結・AI問題復習 |
| フォーサイト | 19,800〜69,800円 | ○ 対象 | 75.0%(2025年度) | フルカラー教材・条件つき全額返金保証 |
| アガルート | 54,780〜129,800円 | ○ 対象(入門/中上級カリキュラム フル) | 一発合格率77.01%(令和7年度) | 合格率公表・受講相談 |
| ユーキャン | 64,000円 | ○ 対象 | 公表なし(10年合格12,974名) | 添削7回・知名度 |
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資格の大原 vs スタディング|42,000円 vs 14,960円、何が違う?
料金だけならスタディングが圧倒的に安いですが、以下の点で大原に優位性があります。
- 給付金対象:大原は受講料の20%が還付される対象、スタディングは対象外
- 通学併用:大原は校舎で自習・質問が可能、スタディングはオンラインのみ
- 紙教材:大原は冊子版を追加購入可能、スタディングはデジタルのみ
スタディングは「とにかく費用を抑えたい」「スマホ完結で十分」という方に最適ですが、「給付金を使いたい」「校舎の自習室を使いたい」方は大原の方が実用的です。
通学併用の選択肢を比較したい場合はLEC宅建講座の評判レビューも参考になります。
資格の大原 vs フォーサイト|給付金対象同士、何が違う?
両講座とも給付金対象ですが、以下の点で違いが明確です。
- 料金:大原42,000円<フォーサイトバリューセット1が59,800円
- 教材:大原はデジタル基本、フォーサイトは基本フルカラー紙+eラーニング「ManaBun」
- 合格率:大原は公表なし、フォーサイトは75.0%(2025年度)を公表
- 不合格保証:大原はなし、フォーサイトはバリューセット3で所定の条件を満たした場合に全額返金
フォーサイトは「合格率の裏付けと不合格保証が欲しい」方向け、大原は「学習スタイルの柔軟性と通学併用」を重視する方向けです。
大手予備校の比較視点ではTAC宅建講座の評判レビューでより詳しい通学環境の違いを確認できます。
資格の大原 vs アガルート|通学校舎の有無が最大の差
アガルートは一発合格率77.01%(令和7年度)を公表しており、数字の信頼性では優位です。
一方、アガルートは校舎を持たないオンライン講座のため、通学や自習室利用はできません。
- 料金:大原42,000円<アガルート入門カリキュラム107,800円(ただしライト54,780円)
- 合格率:大原公表なし/アガルートは一発合格率77.01%
- 給付金:大原はパススル宅建士が対象/アガルートは入門・中上級カリキュラムのフルが対象
- 校舎:大原あり(全国45校)/アガルートなし
- 合格特典:大原はなし/アガルートは合格で全額返金またはお祝い金1万円(フルカリキュラム受講生のみ・給付金とは併用不可)
「高合格率の裏付けと合格特典を重視」ならアガルート、「通学併用と費用の抑えやすさ」なら大原という選び分けになります。
資格の大原 vs ユーキャン|通信講座の老舗対決
両社とも給付金対象で、知名度の高い老舗です。
違いは学習設計にあります。
- 料金:大原42,000円<ユーキャン64,000円
- 教材:大原はデジタル基本、ユーキャンはフルカラー紙+スマホ学習
- 添削:大原はなし、ユーキャンは7回(模擬試験1回を含む)
- 校舎:大原あり、ユーキャンはなし
ユーキャンは「添削指導でペースを作りたい」「紙テキスト中心で学びたい」方向け、大原は「通学併用」「費用を抑えたい」方向けです。
コスパと機能のバランスで選びたい方はクレアール宅建士講座の評判レビューとの比較も検討してみてください。
\他社と比較しても大原を選びたい方はこちら/
資格の大原の宅建講座が向いている人
資格の大原が向いているのは、通学と通信を状況に応じて切り替えたい人です。
全国45校の校舎網があり、映像通学・教室通学・Web通信・Webライブの4つの学習スタイルから選べるため、繁忙期は自宅で、余裕がある週は校舎でという使い方ができます。
パススル宅建士42,000円が一般教育訓練給付制度の対象なので、雇用保険の受給資格を満たすなら自己負担を抑えられる点も条件に合います。
宅地建物取引業に従事していて5問免除を狙う人も、登録講習まで大原で完結できるため相性がよいです。
資格の大原の宅建講座が向いていない人
料金の安さを最優先する人には向きません。
パススル宅建士42,000円に対してスタディングは14,960円からで、27,040円の差があります。
大原グループ初受講の場合は入学金6,000円が別途必要になるため、差はさらに開きます。
合格率や合格者数の実績値を見て決めたい人にも向きません。
大原は宅建講座について合格率・合格者数を公表しておらず、数値での比較ができないためです。
資格の大原の割引制度でお得に受講する方法


資格の大原には受験者の属性に応じて使える5種類の割引制度があります。
いずれもキャンペーン価格および他の割引制度との併用は不可ですが、条件を満たせば大きく費用を抑えられます。
割引の実施時期は講座ごとに動くため、申込前の確認先は資格の大原のクーポン・キャンペーン・割引まとめにまとめています。



【編集部より】5種類の割引のうち、初めて大原を使う人がその場で使えるのは本試験経験者割引20%OFFと登録講習者・宅建業従業者の10%OFFです。再受講30%と大原受講生3%は受講歴が要ります。宅建は再挑戦の受験者が多い試験なので、前年に受けているなら20%OFFが適用できないか必ず確認してください。
再受講割引30%OFF(過去受講者向け)
過去に一般価格60,000円以上の大原宅建士講座を受講した方は、再度宅建士講座に申し込む際に受講料が30%OFFになります。
パススル宅建士42,000円なら、再受講時の受講料は29,400円です。
本試験経験者割引20%OFF(過去受験者向け)
過去に宅建士試験を受験した方は、受講料が20%OFFになります。
大原で初受講の方でも利用可能です。
パススル宅建士42,000円なら33,600円まで下がります(100円未満切り捨て)。



【編集部より】割引と給付金は併用の可否が別々に決まる点に注意してください。割引どうしは併用不可と明記されていますが、割引後の受講料に給付金が乗るかどうかは講座と申込方法で変わります。パススル宅建士を20%OFFで申し込んだ場合の給付対象額がいくらになるかは、申込前に大原へ直接確認するのが確実です。
大原受講生割引3%OFF(過去大原講座受講者向け)
過去に一般価格20,000円以上の大原講座(通学・通信)を受講した方、または受講中の方は3%OFFになります。
他資格で大原を利用した経験がある方に有利な制度です。
登録講習者(5問免除者)割引10%OFF・宅建業従業者割引10%OFF
宅建業従事者で登録講習を修了した方(5問免除者)や、宅建業従業者の方は10%OFFになります。
インターネット申込で使う場合は、登録講習修了者証明書や有効期間内の宅建業従業者証明書を手元に用意して、公式の「クーポン発行申請」ページでクーポンコードを発行しておく必要があります(コース詳細ページには受付窓口での利用案内もあるため、申込方法に合わせて公式で手順を確認してください)。
教育訓練給付制度で20%還付
資格の大原のパススル宅建士は一般教育訓練給付制度の対象として公式に指定されており、宅建士合格コース(教室通学)は首都圏校・関西圏各校の指定対象講座一覧に宅地建物取引士講座として掲載されています(札幌校・九州圏の一覧には宅建士講座がありません)。
雇用保険の受給資格を満たせば、受講料の20%が還付されます。
- 指定講座:パススル宅建士(Web通信・2027年10月受験対策)/宅建士合格コース(教室通学・申込校舎により異なる)
- 給付率:受講料の20%(上限10万円)
- 給付金利用の申込期限:2027年7月31日(パススル宅建士)
※映像通学・Webライブについては、コースや申込校舎によって給付金対象の扱いが異なります。
※申込前に公式サイトの指定講座一覧で確認してください。
割引制度と給付金の違いは「申請先」です。
割引は大原に申込時に適用され、給付金は修了後にハローワークで申請します。
\割引制度の適用条件は公式サイトでも確認できます/
資格の大原の宅建登録講習(5問免除)と登録実務講習


資格の大原は国土交通省の登録を受けた登録講習の実施機関で、5問免除の宅建登録講習と、合格後に受ける宅建登録実務講習の両方を開講しています。
どちらも宅建士講座とは別の申込みで、対象になる人も受けるタイミングも違います。
登録講習は試験前に宅建業に従事している人が受けるもの、登録実務講習は試験に合格したあとに実務経験が2年未満の人が受けるものです。
宅建登録講習|問46〜50の5問が免除される
宅建登録講習は、宅地建物取引業法第16条第3項の規定に基づき国土交通大臣の登録を受けた機関が実施する講習です。
修了試験に合格すると、その交付日から3年以内に行われる宅建士試験で、例年は問46から問50までの5問が免除されます。
受講できるのは宅地建物取引業に従事している人で、申込時から受講終了時まで有効な宅建業従業者証明書が必要です。
資格の大原は登録講習の実施機関として国土交通省の登録を受け、宅建業従業者を対象とした登録講習を開講しています(出典:資格の大原「宅建士の合格率や難易度は?勉強法や試験概要もあわせて解説!」)。
資格の大原の宅建登録講習は、受講料が各期共通16,000円(税込)で、入学金6,000円は不要です(出典:資格の大原「宅建業従業者対象 2027年度 宅建登録講習」)。
同ページは2027年度(令和9年10月の試験向け)に切り替わり、第1期から第5期までの日程(申込受付締切2027年3月11日〜4月22日、スクーリング2027年5月29日〜7月11日、実施校は東京水道橋校ほか)が公表されています。申込手続の案内は「準備中です」の表示で、受付開始を待つ段階です。
大原には登録講習者(5問免除者)割引10%OFFがあり、これは講習の修了後に申し込む宅建士講座の受講料に適用されます。
宅建登録実務講習|2年の実務経験に代わる講習
宅建登録実務講習は、宅地建物取引業法施行規則第13条の16第1号に基づき国土交通大臣の登録を受けた機関が実施する講習です。
宅建士の資格登録には宅地建物の取引に関する2年以上の実務経験が必要で、この経験が2年に満たない人が対象になります。
講習を修了すると「2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められ、資格登録の要件を満たせます。
資格の大原は宅建士試験の合格者を対象に登録実務講習を開講しており、2027年度は第1期から第14期までの日程が公表されて申込受付中です(出典:資格の大原「宅建士試験合格者対象 2027年度 宅建登録実務講習」)。
受講料は各期共通22,000円(税込)で、大原受講生割引価格は21,300円、入学金6,000円は不要です。
資格登録を受けるかどうかは任意ですが、宅建士試験の合格と資格登録の効力は一生有効です。
登録を済ませると宅建士証の交付申請に進めます。
講習を受ける順番と講座選びの関係
宅建業に従事している人は、宅建士講座を申し込む前に登録講習の申込時期を確認したほうが得です。
登録講習は約2か月の通信講習と2日間のスクーリングで行われ、修了までに時間がかかるためです。
免除を受けるには宅建士試験の申込み前、原則としてインターネット申込なら6月中旬まで、郵送なら6月末日までに登録講習修了者証明書の交付を受けておく必要があります。
この期限を過ぎると、講習を修了していてもその年度は5問免除を使えません。
合格後に登録実務講習が必要かどうかは実務経験の年数で決まるので、試験前に自分の経験年数を数えておくと合格発表後に動きやすくなります。



【編集部より】大原で講座と登録講習の両方を受ける最大の利点は、10%OFFではなく窓口が1つで済むことです。登録講習は修了者証明書の交付が試験申込みに間に合わないと1年分まるごと無駄になります。宅建業に従事しているなら、講座選びより先に講習の締切から逆算してください。
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資格の大原 宅建講座に関するよくある質問(FAQ)
資格の大原の宅建講座について、コース選び・料金・給付金の面でよく寄せられる質問をまとめました。
パススル宅建士と宅建士合格コース、初学者はどちらを選ぶべき?
働きながら学習する社会人にはパススル宅建士(42,000円)をおすすめします。
1コマ5分の動画でスキマ時間を活用でき、デジタル教材で持ち運びも不要だからです。
教室通学・映像通学の宅建士合格コースは「週1回まとまった時間を確保できる」「復習をしっかりしたい」方向けですが、受講料は教室通学154,000円・映像通学128,700円(いずれも税込・2027年10月受験対策・全32回)で、パススル宅建士の3倍前後になります。
なお宅建士合格コースの3コースは2026年10月19日11:00に販売が始まり、公式のコース詳細ページから申込校舎を選んで申込みができます(コース別料金一覧)。
パススル宅建士に紙のテキストはついてくる?
パススル宅建士はデジタル教材が基本です。
冊子版を希望する場合は別途購入が必要で、パススル宅建士のコース詳細には価格の掲出がなく、購入方法は申込後に案内されます。映像通学・<オハライブ>はテキスト2冊7,500円・問題集4冊10,000円・模擬試験8,000円(税込)が掲出されています。
パススル宅建士の講師は誰?
公式サイトで明示されている主な講師は川村先生です。
合格者の喜びの声でも「川村先生の解説がわかりやすい」「テンポが良い」「法律用語を砕いた表現で例えてくれる」といったコメントが多数寄せられています。
宅建試験に何回か落ちた場合、大原の割引は使える?
過去に宅建士試験を受験した経歴があれば、本試験経験者割引20%OFFが利用できます。
過去に大原の宅建士講座(一般価格60,000円以上)を受講していた場合は、さらに有利な再受講割引30%OFFが適用されます(割引は併用不可)。
大原の宅建講座に不合格保証はある?
教育訓練給付金はどう申請する?
給付金は受講修了後、ハローワークで申請します。
申請に必要な書類は大原から修了証と受講料領収書が送付されるため、それらをハローワークに提出すれば20%(最大10万円)が還付されます。
申請期限は受講修了日の翌日から1ヶ月以内です。
\気になる疑問は公式FAQでも確認できます/
資格の大原の宅建講座に模擬試験はついてくる?
宅建士合格コースの教材には全国統一公開模擬試験と直前模擬試験が含まれています(映像通学・<オハライブ>はデジタル版で、冊子版は2つあわせて8,000円の別途購入、教室通学は冊子版の教材を授業内で配付)。
公式は模擬試験を「本試験直前の最終確認」の位置づけで案内しており、苦手なテーマを把握して復習に使う教材としています。
カリキュラムは基礎講義26回(宅建業法・権利関係・法令上の制限/税その他と、科目ごとの実力確認テスト)と直前対策講義6回(過去問演習・全国統一公開模擬試験・直前模擬試験)の全32回構成で、模擬試験は直前対策講義のなかに組み込まれています。
※教室通学は受講校や開講月によって講義の一部が映像視聴になる場合があるため、受講前に公式の講義日程表で確認してください。
模試の回数や単独受験の可否は各社で差があるため、他社と比べるときは教材に含まれる模試の回数もあわせて確認してください。
宅建士試験の合格ラインはいつわかる?
正式な合格基準点は、試験の実施団体である不動産適正取引推進機構が試験後に公表します。
直近5年は一般受験者で50問中33〜37点、登録講習修了者で45問中28〜32点でした。
試験の直後に各社が公開する予想ラインは予想値なので、確定値は同機構の公表で確認してください。
年度別の合格率と合格基準点の推移は、宅建の合格率推移で一覧にしています。
まとめ|資格の大原 宅建講座は「通学・通信の柔軟性」と「給付金活用」を重視する方におすすめ
資格の大原の宅建講座は、4つの学習スタイル(Web通信・教室通学・映像通学・Webライブ)と全国45校の校舎網を活用できる老舗予備校の強みを活かした講座です。
パススル宅建士42,000円は一般教育訓練給付制度の対象で自己負担を抑えられ、1コマ5分の動画・個人カルテ・学習スケジュール自動設定といったスマホ完結型の学習機能がそろっています。
川村先生の講義のわかりやすさも、2025年度合格者の喜びの声で高く評価されています。
一方で、合格率の公表がない点、スタディングと比較すると料金が2〜3倍になる点は、選ぶ前に理解しておくべきポイントです。
「数字で合格率を確認したい」方はフォーサイト・アガルートを、「とにかく費用を抑えたい」方はスタディングを検討する価値があります。
宅建合格に向けた学習の具体的な進め方は、宅建のスキマ時間学習法、宅建の勉強時間の目安、宅建の難易度と対策、宅建の合格率推移などの関連記事も参考にしてください。
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