「アガルートで教育訓練給付金は使えるの?」「どの講座が対象で、いくら戻ってくるの?」と気になっている方に向けて、アガルートの教育訓練給付金制度を徹底解説します。
結論からお伝えします。
アガルートで教育訓練給付金が使えるのは、2026年5月時点で「行政書士試験」と「社会保険労務士(社労士)試験」の2資格、計5カリキュラムだけです。
提供されているのは厚労省制度3区分のうち「一般教育訓練給付金」のみで、教育訓練経費の20%(上限10万円)がハローワークから戻ってきます。
宅建や中小企業診断士、FPなどアガルートの他講座は、現時点では給付金対象外として案内されています。
なお、教育訓練給付金の対象資格については、教育訓練給付金の対象資格記事をあわせてご覧ください。
\行政書士と社労士講座が対象!/
アガルートで使える教育訓練給付金は「一般教育訓練給付金」のみ

教育訓練給付金は、雇用保険の被保険者だった人が厚生労働大臣の指定講座を受講・修了したときに、受講費用の一部がハローワークから戻ってくる制度です。
厚生労働省の制度概要によれば、教育訓練給付金には次の3区分があります。
- 一般教育訓練給付金:教育訓練経費の20%(上限10万円)が訓練修了後に支給
- 特定一般教育訓練給付金:教育訓練経費の40%(上限20万円)。条件達成で50%(上限25万円)まで上乗せされる仕組み
- 専門実践教育訓練給付金:基本は教育訓練経費の50%(年間上限40万円)。条件達成で70%(上限56万円)、賃金上昇でさらに80%(上限64万円)まで増額
このうちアガルートが提供しているのは、一般教育訓練給付金のみです。
アガルート公式の教育訓練給付金ページでも「教育訓練費用の20%(上限10万円)がハローワークから支給される制度です」と明記されており、特定一般・専門実践の対象講座は案内されていません。
たとえば30万円の指定講座を受講して修了した場合、戻ってくる金額は最大で6万円。
15万円の講座であれば3万円が支給される計算です(上限10万円まで)。
返ってくるのはあくまで「自分が支払った教育訓練経費」の20%なので、割引やポイントを使ってお得に申し込んだ場合は、その後の支給額にも影響します(後述)。
\最大10万円が戻る給付金対象講座/
アガルートの教育訓練給付金 対象講座一覧【2026年5月時点】

ここからは、アガルートの「一般教育訓練給付金 対象講座一覧ページ」に掲載されている全カリキュラムを資格別にまとめます。
本章で扱うのは次の2資格です。
行政書士試験の対象カリキュラム(4種類)
行政書士試験向けの給付金対象カリキュラムは、入門・中上級・上級と幅広く揃っており、アガルートの中心的な給付金対象講座です。
| カリキュラム | 訓練期間 | 教育訓練経費 |
|---|---|---|
| 【2027年合格目標】入門カリキュラム(フル) | 12か月 | 298,000円 |
| 【2026年合格目標】入門カリキュラム(フル) | 12か月 | 298,000円 |
| 【2026年合格目標】中上級カリキュラム(フル) | 12か月 | 388,000円 |
| 【2026年合格目標】上級カリキュラム(フル) | 12か月 | 288,000円 |
行政書士試験は受験資格に制限がなく、合格率は2025年度で14.54%(受験者50,163人・合格者7,292人)。
学習時間の目安は600〜1,000時間で、給付金対象の入門カリキュラム(税抜298,000円)であれば最大10万円(経費の20%)の支給が見込めます。
入門カリキュラムは初学者向け、中上級・上級カリキュラムは学習経験者向けと位置づけられており、自分の学習レベルに応じて選べる点も特徴です。
社労士(社会保険労務士)試験の対象カリキュラム(1種類)
社労士試験向けの給付金対象カリキュラムは、現在のところ1種類のみが掲載されています。
| カリキュラム | 訓練期間 | 教育訓練経費 |
|---|---|---|
| 【2027年合格目標】入門カリキュラム(フル) | 12か月 | 238,000円 |
社労士試験は2025年度の合格率が6.4%(受験者42,741人・合格者2,729人)と難関資格に位置づけられ、学習時間の目安は800〜1,000時間です。
入門カリキュラム(税抜238,000円)の場合、給付金で戻ってくる金額は最大10万円(経費の20%)が想定されます。
行政書士・社労士のいずれも、給付金対象は「フル」付きのカリキュラム限定で、単科講座や「ライト」コースは対象外です。
詳細はアガルート公式サイトの教育訓練給付金ページで最新情報を確認してください。
アガルートで給付金対象外となる主な講座
参考までに、アガルートの公式給付金対象講座リストに掲載されていない(=給付金対象外として案内されている)主な講座をまとめます。
- 司法試験・予備試験・法科大学院入試対策
- 司法書士試験
- 弁理士試験
- 宅建(宅地建物取引士)試験
- 中小企業診断士試験
- FP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定
- 土地家屋調査士試験
- 不動産鑑定士試験
- マンション管理士試験/管理業務主任者試験
- 通関士試験
- ITパスポート試験
- ケアマネジャー試験/介護福祉士試験
- 衛生管理者試験
- 第二種電気工事士/電験三種(SAT提供)
- TOEIC講座/日本語教師講座 など
これらは合格特典(全額返金・お祝い金)の対象になっている講座も多いため、給付金がない代わりに「合格時の返金」で実質負担を下げる作戦が現実的です。
なお、アガルートのクーポン・割引制度のまとめ記事も参考にすると、自分の状況に合った割引が見つかりやすくなります。
アガルートの教育訓練給付金で実際にいくら戻ってくる?

支給額の計算ルールを、アガルート公式サイトの記載に沿って整理します。
基本ルールは次のとおりです。
- 支給額:受講者本人がアガルートに支払った教育訓練経費の20%
- 上限:10万円
- 下限:4,000円を超えない場合は支給されない(つまり経費が2万円以下だと対象外)
- クレジットカード払いは本人名義のものに限る
ここで重要なのが「割引やポイントを使った場合、支給対象になるのは割引後の金額」という点です。
たとえば、税込15万円のカリキュラムを「他校乗換割(20%OFF)」と「1,500ポイント」を使って申し込んだケースをアガルートは公式の例として紹介しています。
この場合、教育訓練経費は「15万円 − 割引額 − ポイント利用額」となり、その20%(上限10万円)が給付金として戻ってきます。
割引・ポイントは申込のお得感を高めますが、「給付金額は割引適用後の金額がベース」になることを覚えておきましょう。
「返還金明細書」の仕組みに注意
アガルート公式が特に丁寧に案内しているのが「返還金明細書」のルールです。
教育訓練給付制度を利用しているあいだ(受講開始前から給付金支給決定日の翌日から2年間)に、アガルートやお勤め先などから次のようなものを受け取ると、その金額は教育訓練経費から差し引かれます。
- アガルートからのテキスト等の物品
- 金券・ポイント
- 勤務先からの合格奨励金 など
差引後の金額が支給算定対象となるため、実際の給付額が想定より減るケースがある点に注意してください。
特典を受け取った場合は、アガルートが「返還金明細書」を発行しますので、ハローワークに提出する必要があります。
特典の受領は事前のお申し出により辞退も可能なので、給付額を最大化したい人は受講相談時に確認しておくと安心です。
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アガルートの教育訓練給付金 受給条件と修了認定基準

教育訓練給付金は、一定の条件を満たした人だけが受け取れる制度です。
本章では受給条件と修了認定基準を分けて整理します。
受給条件(雇用保険の加入期間)
アガルート公式の教育訓練給付金ページでは、主な支給対象を次のように案内しています。
- 雇用保険の被保険者期間が3年以上の対象者
具体的な該当可否や離職後の取り扱いについては、アガルート公式ページからリンクされている厚生労働省・ハローワークのリーフレットで確認するよう案内されています。
判定に迷う場合は、住所地のハローワークで「受給資格確認」を行うのが確実です。
詳細はアガルート公式の一般教育訓練の「教育訓練給付金」のご案内:リーフレットからも確認できます。
修了認定基準(70%ルール)
アガルートの教育訓練給付金対象講座を「修了」と認定されるためには、次の2つの基準を両方満たす必要があります。
- 全講義の70%以上を視聴
- アガルートが指定する修了課題の得点が70%以上
どちらか一方では修了と認められないため、給付金を確実にもらいたい場合は、最初から「全部視聴+修了課題で7割以上」を目標に学習計画を立てるのがおすすめです。
修了認定試験の案内はアガルートから別途通知される仕組みになっており、修了要件を満たしたら自分で「修了申請フォーム」から申請する流れです。
アガルートで教育訓練給付金を使うときの申請手順【6ステップ】

アガルート公式サイトの「お申込みから給付までの流れ」を、6ステップに整理しました。
各ステップの概要は次のとおりです。
ステップ1:講座申込時に「給付金利用」と備考欄に記載
ご希望の指定講座の商品ページから、通常どおりカートに入れて申込手続きを進めます。
このとき重要なのが、お申込み画面の備考欄に「教育訓練給付制度(一般教育訓練)利用」と記載することです。
備考欄への記載がないと給付金利用の案内が届かないため、忘れずにメモしておきましょう。
ステップ2:本人確認書類の提出と利用申請
対象講座を購入すると、アガルートから制度利用申請の案内が届きます。
申請時には次の書類が必要です。
- 本人確認書類(運転免許証、パスポート等)
申請後は本人確認などの諸手続きがあり、申請と同時に手続きが終わるわけではない点に注意してください。
ステップ3:受講と修了要件の達成
受講開始日は教材の初回発送日、受講修了日は教材の視聴期限です。
修了要件は前述のとおり「全講義の70%以上の視聴」と「修了課題の得点70%以上」の両方です。
両方を満たしたら、アガルートに修了申請を行います。
ステップ4:アガルートからの書類受け取り
修了要件を満たしたことが確認されると、アガルートから関係書類が送られてきます。
- 教育訓練給付金支給申請書
- 教育訓練修了証明書
- 領収書またはクレジット契約証明書
なお、講座申込時に給付金利用申請をしていない場合は、修了証明書などの書類は発送されない仕組みなので注意が必要です。
ステップ5:自分で書類を準備してハローワークへ申請
アガルートからの書類に加えて、次の書類を自分で用意します。
- 本人・住所・個人番号確認書類
- 雇用保険被保険者証または雇用保険受給資格者証(コピー可)
- 払渡希望金融機関の通帳またはキャッシュカード(本人名義)
書類が揃ったら、修了日の翌日から起算して1か月以内に、住所を管轄するハローワークへ自分で申請します。
期限を過ぎると給付金が受け取れなくなるため、修了したらすぐに申請の準備に取りかかりましょう。
ステップ6:ハローワークから給付金が振込
支給申請の手続きの際に届け出をした金融機関の口座に、ハローワークから給付金が振り込まれます。
振込までの正確なタイミングは住所地のハローワークによって異なるため、詳細はハローワークで確認しましょう。
アガルートの給付金と他社の教育訓練給付金 何が違う?

アガルートで給付金対象になっているのは行政書士・社労士の2資格5カリキュラムですが、他社では対象範囲が異なります。
| 通信講座 | 教育訓練給付金の特徴 |
|---|---|
| アガルート | 一般教育訓練給付金のみ。対象は行政書士・社労士の2資格・5カリキュラム |
| スタディング | 中小企業診断士・マンション管理士・管理業務主任者・応用情報技術者の4資格が給付金対象(公式サイト調査時点) |
| フォーサイト | 宅建・行政書士・社労士・FP・簿記・マンション管理士・管理業務主任者・基本情報技術者など8資格で給付金対象 |
※各社の対象講座・指定番号は変動するため、申込前に各社公式サイトで最新情報を確認してください。
アガルートは給付金対象資格こそ少ないものの、「全額返金(合格特典)」「お祝い金」など独自の合格特典で実質負担を下げる仕組みが充実している点が特徴です。
行政書士・社労士であれば、給付金と合格特典のダブル取りを目指せる可能性もあります(ただし返還金明細書のルールあり)。
アガルートの教育訓練給付金 利用時の注意点

実際に申請するうえで、見落としがちなポイントを4つ整理します。
申込時の備考欄記載を忘れない
最も多い失敗が、お申込み画面で「教育訓練給付制度(一般教育訓練)利用」と備考欄に記載し忘れるケースです。
備考欄記載がないと、修了後にアガルートからの案内(修了証明書等)が届かないため、給付金申請ができません。
申込前にチェックリストとしてメモしておくことを強くおすすめします。
修了基準は「視聴70%+課題70%」の両方
修了基準は片方だけではなく、両方の達成が必要です。
「全講義は見たけど修了課題が70%未満」あるいは「課題は満点だけど視聴率が60%」だと、修了と認められず給付金が受け取れません。
学習開始時から、視聴ログと課題得点の両方を意識して進めましょう。
申請期限は修了日の翌日から1か月以内
給付金の申請には期限があります。
修了日(教材の視聴期限)の翌日から1か月以内にハローワークへ申請しなければ、受給権利を失います。
修了日が近づいたら、必要書類の準備とハローワーク訪問の予定を早めに組んでおきましょう。
特典・ポイントを受け取ると「返還金明細書」が発行される
教育訓練給付金の利用期間中(受講開始前〜給付金支給決定日の翌日から2年間)に、アガルートやお勤め先から特典・ポイント・物品などを受け取ると、教育訓練経費から差し引かれます。
差引後の金額が給付金算定の対象になるため、想定より給付額が少なくなるケースがあります。
事前にお申し出をすれば、特典の受領を辞退することも可能なので、給付額を最大化したい場合は受講相談で確認しておきましょう。
アガルートの教育訓練給付金 よくある質問
申込前によく寄せられる疑問をまとめました。
Q. アガルートで給付金が使える講座は何ですか?
2026年5月時点では、行政書士試験(4カリキュラム)と社労士試験(1カリキュラム)の合計5つです。
詳細は本記事の「対象講座一覧」セクションをご覧ください。
Q. 専門実践教育訓練給付金や特定一般教育訓練給付金は使えますか?
アガルートが提供しているのは「一般教育訓練給付金」のみです。
専門実践・特定一般の対象講座はアガルートでは案内されていません。
Q. 給付金はいつ振り込まれますか?
支給申請手続きで届け出た金融機関の口座に、ハローワークから振り込まれます。
正確なタイミングは住所地のハローワークによって異なるため、申請時に確認するのが確実です。
Q. 雇用保険に入っていない場合は使えますか?
アガルート公式の案内では、雇用保険の被保険者期間が3年以上の対象者が支給対象とされています。
雇用保険に加入したことがない方や、加入期間が短い方は対象外になる可能性があります。
具体的な該当可否は、住所地のハローワークで「受給資格確認」を行うのが確実です。
Q. アガルートの合格特典(全額返金)と給付金は併用できますか?
アガルート公式サイトでは、合格特典(全額返金・お祝い金)を受け取った場合は「返還金明細書」が発行され、教育訓練経費から差し引かれる仕組みが案内されています。
つまり「給付金+合格特典」のダブル受給は理論上可能ですが、特典額が経費から差し引かれるため、給付金の支給額が減る点に注意が必要です。
最終的な金額は受講相談で個別に確認するのが安心です。
Q. 給付金対象でない講座でも実質的にお得に受けられますか?
宅建や中小企業診断士、FPなどアガルートの給付金対象外講座は、合格特典(全額返金・お祝い金)やクーポン・割引制度で実質負担を下げる仕組みが用意されています。
詳しくはアガルート クーポン記事など、各講座のレビュー記事も参考にしてみてください。
まとめ:アガルートで給付金対象講座を選ぶときのポイント
アガルートの教育訓練給付金について、本記事の要点を振り返ります。
- アガルートの給付金は「一般教育訓練給付金のみ」で、給付率は教育訓練経費の20%(上限10万円)
- 対象講座は2026年5月時点で行政書士の4カリキュラム+社労士の1カリキュラムの計5つ
- 受給条件は雇用保険の被保険者期間が3年以上(具体的な該当可否は住所地のハローワークで要確認)
- 修了認定は「視聴70%以上+修了課題70%以上」の両方を達成
- 申請は修了日の翌日から1か月以内に住所地のハローワークへ自分で行う
- 申込画面の備考欄に「教育訓練給付制度(一般教育訓練)利用」と必ず記載
- 特典・ポイントを受け取ると「返還金明細書」が発行され、給付額が減る可能性あり
行政書士または社労士をアガルートで目指す方は、給付金を活用すれば最大10万円が戻ってくるため、活用しない手はありません。
申込前にハローワークで受給資格確認をしたうえで、備考欄記載と修了基準クリアの2点を意識するのが確実です。
\最大10万円戻る対象講座を公式で確認/

