【2026年最新】基本情報技術者試験は難しい?合格率・難易度・勉強時間を徹底分析

基本情報技術者 難易度

「基本情報技術者試験(FE)の難易度はどのくらい?」「合格率45%って、どう受け止めればよい?」と、受験前にイメージをつかんでおきたい方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、基本情報技術者試験はIT国家試験のなかで「やや難関」に位置づけられる試験です。

近年の合格率は45%前後で推移しており、ITパスポート(新制度累計の平均合格率約51%)や情報セキュリティマネジメント試験(令和5年度72.6%)よりも低い数字となっています。

最大のハードルは、科目B試験で出題されるアルゴリズムと疑似言語によるプログラミングです。

プログラミング未経験の方が独学で挑むと、ここで挫折するケースが目立ちます。

一方で、2020年度秋期のCBT化以降は通年で受験可能になり、出題数・試験時間の短縮で旧方式時代より合格率が上昇するなど、計画的に学べば十分に手が届くレベルといえます。

なお、通信講座については、基本情報技術者の通信講座記事でも詳しく解説しているので、そちらもぜひ参考にしてください。

通信講座難易度を下げるポイント
スタディング合格コース24,800円/スマホ完結/科目B解法講座つき/1ヶ月〜4ヶ月で合格報告多数
ユーキャン35,000円/動画講義81レッスン+紙テキスト/添削2回+1日3問質問サポート
TAC本科生 早割63,000円〜/教室・Web・DVDから選択/出るとこマスター教材で本格対策
目次

基本情報技術者試験の難易度を客観データで読み解く

基本情報 難易度 概要

まずはIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公表データと各通信講座が共有する数値をもとに、基本情報技術者試験の難易度を客観的に整理します。

スキルレベル2|情報セキュリティマネジメントと同じCCSFレベル

基本情報技術者試験は、IPAが定めるITスキル標準(CCSF)に基づきスキルレベル2に位置づけられています。

情報セキュリティマネジメント試験と同じレベルですが、両試験には明確な性格の違いがあります。

スキルレベル試験区分
レベル1ITパスポート試験
レベル2基本情報技術者試験/情報セキュリティマネジメント試験
レベル3応用情報技術者試験
レベル4高度試験(情報処理安全確保支援士など)

レベル2は「業務において必要なITに関する基礎知識を持ち、上位者の指導のもとに業務を組み立てるための基本的なスキル」を測る位置づけです。

基本情報技術者試験はそのなかでも「ITエンジニアの登竜門」と呼ばれ、システム開発・運用・保守に関わる人材に求められる体系的な知識を問います。

合格率は40%台|CBT化で平均合格率が大幅アップ

基本情報技術者試験の合格率は、試験制度の変遷とともに大きく変化してきました。

時期試験方式平均合格率の目安
〜2019年(旧試験)ペーパー方式(春・秋の年2回)25%程度
2020年度秋期以降CBT方式(通年実施)40%台
近年(直近数年)CBT方式約45%前後

旧試験時代の合格率25%と比べれば緩和されたとはいえ、依然として受験者の半数以上が不合格となる試験である事実は変わりません。

「CBT化で簡単になった」と油断するのは禁物です。

合格基準は1,000点満点中600点以上|IRT方式に注意

基本情報技術者試験の合格基準は、科目A・科目Bともに1,000点満点中600点以上です。

情報セキュリティマネジメント試験と同様、IRT方式(項目応答理論)で採点されるため、「正答数で6割」とは限らない点に注意が必要です。

項目内容
試験時間科目A:90分/科目B:100分(合計190分)
出題数科目A:60問/科目B:20問
解答方式多肢選択式(科目A)/多肢選択式(科目B・疑似言語含む)
合格基準科目A・Bともに1,000点満点中600点以上(IRT方式)
受験料7,500円(税込)
試験方式CBT方式、通年実施

注意したいのは試験時間の長さです。

科目A 90分+科目B 100分の合計190分(休憩含めず)は、情報セキュリティマネジメント試験(120分)の約1.6倍にあたります。集中力と時間配分の練習も合格のカギになります。

基本情報技術者試験と他IT国家資格との難易度比較

基本情報技術者 難易度 資格比較

合格率や試験内容を、IT国家試験の代表的な4試験と比較してみましょう。

このH2では以下の4点を解説します。

ITパスポート試験(合格率約51%)との難易度差

ITパスポート試験は、IT利活用に必要な基礎知識を測る「IT国家試験の入門」と位置づけられる試験です。

新制度累計の平均合格率は約51%で、基本情報技術者試験の45%前後より高い数字となっています。

試験スキルレベル平均合格率試験時間
ITパスポートレベル1約51%(新制度累計)120分
基本情報技術者レベル2約45%(近年)190分(科目A90+科目B100)

両試験の最大の違いは、プログラミング(疑似言語)の有無です。

ITパスポートはユーザー視点のITリテラシー試験で、プログラミングは出題されません。

一方の基本情報技術者試験は、科目Bでアルゴリズム・疑似言語が出題されるため、文系・IT未経験者にとっては別物の試験と感じられます。

詳細は ITパスポート 通信講座のおすすめ比較 も参考にしてください。

情報セキュリティマネジメント試験(合格率約70%)との難易度差

同じスキルレベル2に位置する試験に、情報セキュリティマネジメント試験(SG)があります。

令和5年度の合格率は72.6%、令和6年度(4〜12月)は69.1%と、基本情報技術者試験の約45%と比べると大きな差があります。

試験スキルレベル平均合格率科目B試験の内容
情報セキュリティマネジメントレベル2約70%(令和5年度)ケーススタディ(情報セキュリティ実務の状況設定問題)
基本情報技術者レベル2約45%(近年)アルゴリズムと疑似言語(プログラミング)

合格率に1.5倍以上の差がつく最大の要因は、科目Bの中身の違いにあります。

情報セキュリティマネジメント試験は「情報セキュリティリーダー」の判断力を問う長文問題ですが、基本情報技術者試験はプログラミング的思考力を疑似言語で問う構成です。

コードを読み解く訓練が必要なため、独学・無対策で挑むと得点が伸びにくい傾向にあります。

「情報セキュリティマネジメントから基本情報技術者へステップアップしたい」という方は、情報セキュリティマネジメント試験は難しい?合格率・難易度・勉強時間を徹底分析 もあわせてご覧ください。

応用情報技術者試験(スキルレベル3)との難易度差

基本情報技術者試験の上位資格にあたるのが、応用情報技術者試験(AP)です。

スキルレベル3に位置する試験で、午前・午後の記述式問題も含まれるため、難易度は基本情報技術者試験より一段上がります。

試験スキルレベル試験形式
基本情報技術者レベル2CBT方式・多肢選択式(科目A・B)
応用情報技術者レベル3春・秋の年2回・午前は多肢選択式/午後は記述式

応用情報技術者試験は記述式の論述問題が含まれ、ITストラテジーやマネジメントの応用知識も問われます。

基本情報技術者試験で身につけた基礎が前提となるため、「基本情報技術者→応用情報技術者→高度試験」のキャリアパスが一般的です。

国家資格の難易度マップ|どこに位置するか

ここまでのデータを整理すると、IT国家試験のなかでの基本情報技術者試験の位置づけは以下のように見えてきます。

難易度の目安試験
入門ITパスポート(合格率約51%)
標準情報セキュリティマネジメント(合格率約70%)
標準〜やや難基本情報技術者(合格率約45%)
上級応用情報技術者試験(スキルレベル3)
専門家レベル情報処理安全確保支援士試験(合格率約21%)

基本情報技術者試験は、IT国家試験の入門であるITパスポートから一段、情報セキュリティマネジメントよりさらに一段、難しい位置に位置づけられます。

ITエンジニアを目指すなら通る道として知られる試験であり、合格すれば実務でも評価される国家資格となります。

受験者が「難しい」と感じる5つの理由|数字に表れない難易度

基本情報技術者 難易度 難しい理由

合格率45%という数字以上に、受験者が「難しかった」と感じる要因はいくつもあるようです。代表的な5つを整理します。

理由①|科目Bのアルゴリズム・プログラミング(疑似言語)

基本情報技術者試験で多くの受験者がつまずくのが、科目B試験のアルゴリズムと疑似言語です。

スタディングの解説では、「科目B試験では『アルゴリズム』分野から約8割の出題がされています。

しかし、多くの受験生はこの分野に苦手意識を持ち、挫折してしまいがちです」と説明されています。

旧試験では C・Java・Python・アセンブラ言語・表計算ソフトなど個別の言語を選択する形式でしたが、新試験では普遍的・本質的なプログラミング的思考力を問う疑似言語による出題に統一されました。

アルゴリズム未経験者には独特の慣れが必要で、テキストを読むだけでは身につきにくい領域です。

理由②|出題範囲が広い(テクノロジ・マネジメント・ストラテジ)

科目Aの出題範囲は、テクノロジ系(基礎理論/コンピュータシステム/技術要素/開発技術)・マネジメント系(プロジェクトマネジメント/サービスマネジメント)・ストラテジ系(システム戦略/経営戦略/企業と法務)の3分野にまたがります。

具体的には以下のような領域です。

  • 基礎理論(離散数学/応用数学/情報に関する理論)
  • コンピュータシステム(ハードウェア/ソフトウェア/システム構成要素)
  • 技術要素(ヒューマンインタフェース/マルチメディア/データベース/ネットワーク/セキュリティ)
  • 開発技術(システム開発技術/ソフトウェア開発管理技術)
  • マネジメント/ストラテジ各領域

スタディング合格者の方も、「出題範囲が広くて、算数からマネジメントまであるため、真面目に準備しないとダメだと思い、こちらの基本情コースを購入して4ヶ月間勉強しました」と語るほど、横断的な学習量が必要です。

理由③|試験時間が190分と長く集中力が必要

基本情報技術者試験のCBT試験時間は、科目A 90分+科目B 100分の合計190分です。

情報セキュリティマネジメント試験(120分)の約1.6倍にあたり、最後まで集中力を保つ訓練が欠かせません。

試験試験時間
ITパスポート120分
情報セキュリティマネジメント120分(科目A・B合計)
基本情報技術者190分(科目A 90分+科目B 100分)

特に科目Bでは長文の疑似言語コードを読み解く問題が出題されるため、後半で集中力が切れると致命傷になります。

直前期には本番形式の模擬試験で時間配分を体感しておくことが必須です。

理由④|文系・IT未経験は基礎用語でつまずく

IT未経験者にとっては、出題範囲の広さ以前に専門用語そのものの理解が大きなハードルとなります。

  • ハードウェア/OSの動作原理
  • ネットワークプロトコル(TCP/IP、HTTP、SSL/TLSなど)
  • データベース(SQL、正規化、トランザクション管理)
  • セキュリティ(暗号、認証、攻撃手法)
  • 開発工程・マネジメント手法

文系・IT未経験から挑む場合、ITパスポート合格レベルの基礎用語の知識が学習スタートラインに必要と考えると現実的でしょう。

理由⑤|2026年12月以降のCBT試験休止と新制度への不安

IPAは2026年5月時点で、CBT方式で実施しているITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者の各試験を、2026年12月28日以降に一時休止する予定を公表しています。

再開時期は2026年秋頃に案内予定です。

2027年度からは新試験制度に移行する予定ですが、基本情報技術者試験は試験区分として継続されます。

試験時間・出題数は維持され、出題範囲の一部体系が見直される程度の変更となる見込みです。

項目現行(〜2026年12月)新制度(2027年〜)
試験時間科目A 90分/科目B 100分科目A 90分/科目B 100分
出題数科目A 60問/科目B 20問科目A 60問/科目B 20問
出題範囲現行シラバス科目A・Bともに一部体系変更
実施方式CBTCBT
出典:IPA 情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について

「休止前に合格を取りたい」「新制度に切り替わる前に学習しておきたい」と考える受験者の駆け込み需要が想定されますが、新制度でも知識・技能の本質は変わらないため、今から学習を始めても無駄にはなりません。

合格に必要な学習時間とスケジュール|200時間モデルの目安

基本情報技術者 難易度 学習時間

スタディング・ユーキャン・LECなど複数社が示す学習時間の目安は約200時間です。

ここでは具体的なスケジュールに落とし込んで整理します。

初学者は200時間、IT基礎知識者は約100時間が目安

受験者のタイプ学習時間目安学習期間の目安
初学者(IT知識ゼロ)約200時間約3.5〜4ヶ月
基礎知識あり(ITパスポート合格レベル)約100時間約1.5〜2ヶ月

200時間は「平日1時間×5日+休日4時間×2日=週13時間」のペースで考えると、約15週(3.5ヶ月)で到達できる学習量です。

仕事や学業と両立するなら、できれば4〜6ヶ月のスケジュールに余裕を持って計画したいところ。

4ヶ月モデルの週次スケジュール例

仕事や家事と両立しながら4ヶ月で合格を目指す場合の標準スケジュール例を示します。

期間学習内容目標学習時間
1ヶ月目(基礎期)動画講義で科目A・基礎理論/コンピュータシステムをインプット約50時間
2ヶ月目(応用期)科目A・技術要素/ネットワーク/セキュリティ/開発技術/マネジメント/ストラテジ約50時間
3ヶ月目(科目B期)科目B(アルゴリズム・疑似言語)基本講座/トレース講座/解法講座約60時間
4ヶ月目(直前期)過去問演習+直前対策模試+苦手分野復習約40時間

科目Bは独学で身につけにくい領域のため、通信講座を活用する場合は科目B対策にカリキュラム時間を厚く確保している講座を選ぶと安心です。

短期合格者の声|1〜4ヶ月で合格した例も

200時間が目安とはいえ、適切な教材を活用すれば1〜4ヶ月の短期合格も可能です。

スタディング合格者の声から代表的なエピソードを引用します。

とにかく毎日少しの時間でも勉強することを心がけました。スタディングのスマート問題集は会社の休憩時間にも取り組めるので大変役立ちました。毎日コツコツ勉強して、気付けば1ヶ月で合格できていました。
引用元:スタディング 基本情報技術者講座 合格者の声(まさひこさん/2025年度合格)

短期合格者に共通するのは、動画講義→問題演習→過去問のサイクルを毎日継続している点です。

「気合いを入れてまとめて勉強する」よりも、「短時間でもアプリ・動画で接触頻度を高める」ほうが結果につながっているようです。

文系・IT未経験者が合格するための学習ステップ

基本情報技術者 学習ステップ

文系出身・IT未経験から合格を目指す場合のおすすめステップを整理します。

ステップ1|まずITパスポートで地ならし(任意)

IT未経験者は、いきなり基本情報技術者試験に挑むよりも、まずITパスポート試験でIT基礎用語に慣れることをおすすめします。

ITパスポート合格レベルの知識があれば基本情報技術者の科目A学習がスムーズになります。

ITパスポートはストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野で構成されており、基本情報技術者試験の科目Aと多くが重なります。

短期で取得できれば、その勢いで基本情報技術者試験に進むのが効率的です。

ステップ2|科目A→科目B(アルゴリズム)の順で進める

基本情報技術者試験では、科目A→科目B(アルゴリズム)の順で学習を進めるのが定石です。

学習順序内容ポイント
1. 科目A 動画講義基礎理論/コンピュータシステム/技術要素/マネジメント/ストラテジ動画+一問一答で土台を作る
2. 科目A 過去問演習過去5年分を最低2周間違えた問題はテキストに戻って復習
3. 科目B 基本講座アルゴリズム・疑似言語の基本構文配列・繰り返し・条件分岐を一つずつ理解
4. 科目B トレース演習疑似言語コードを1行ずつ手で追う変数の動きを“見える化”
5. 科目B 過去問・模試過去問題集/直前対策模試解法パターンの引き出しを増やす

スタディングでは「科目B基本講座」「科目Bトレース講座」「科目B解法講座」と3段階に分けてアルゴリズム対策が用意されており、初学者でも段階的に学べる構成です。

ステップ3|科目A免除制度の活用を検討する

基本情報技術者試験には、IPAに認定された講座を受講して修了試験に合格すると、本試験の科目Aが免除される制度があります。

項目内容
制度名科目A試験免除制度(旧・午前試験免除制度)
利用方法IPA認定の認定講座を受講し、修了試験に合格する
有効期間修了認定日から1年間
修了試験年4回(6月・7月・12月・1月)
メリット本試験では科目Bに集中できる
デメリット修了試験の日程に学習スケジュールが縛られる

科目A免除制度は、科目Aの広範囲を一度クリアしてしまえば1年間は科目Bに集中できるという大きなメリットを持ちます。

一方、修了試験は年4回の決まった時期に実施されるため、「いつまでに合格したい」という目標がある方には、独学+通常受験のほうが柔軟性の高い選択肢になることもあるでしょう。

基本情報技術者の通信講座おすすめ8社比較 では、各社の科目A免除対応状況を整理しているので、制度活用を検討する方は参考にしてください。

難易度を下げる通信講座3選|目的別に選ぶ

基本情報技術者 通信講座

体感難易度を下げてくれる通信講座を、目的別に3つ紹介します。料金・教材内容は2026年5月時点の情報です。

コスパ重視ならスタディング(合格コース24,800円)

項目内容
運営会社KIYOラーニング株式会社
料金(税込)合格コース 24,800円/初学者コース 29,800円(ITパスポート講座セット)
教材形式動画+WEBテキスト+スマート問題集+過去問+直前対策模試
公式サイトhttps://studying.jp/kihonjoho/

スタディングの基本情報技術者講座は、8社比較のなかでも最安帯に位置するオンライン特化型のカリキュラムです。動画講義は1講義3〜10分の短尺で、通勤・通学の合間でも進めやすい点が魅力です。

難易度を下げる工夫

  • 科目B(アルゴリズム)対策に「基本講座」「トレース講座」「解法講座」の3段階構成
  • AI問題復習機能で苦手分野を自動抽出し、最適なタイミングで再出題
  • 直前対策模試で本番形式(科目A60問・科目B40問)の予行演習が可能
  • 学習Q&Aチケットで疑問点を質問できる

合格者のMasaさん・まさひこさんのように、1〜2ヶ月の短期合格報告が複数寄せられている講座です。

\スマホ完結で最短合格を目指すなら/

紙テキスト+添削で安心ならユーキャン(35,000円)

項目内容
運営会社株式会社ユーキャン
料金(税込)35,000円(分割総額 35,760円)
受講期間標準4ヶ月(指導継続 最長8ヶ月)
教材形式紙テキスト+動画講義81レッスン+WEBテスト
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/course/data/

ユーキャンは初学者向けの教材作り込みに定評がある通信教育の最大手です。紙のメインテキストに加え、1本10〜15分の動画講義が81レッスン用意されており、活字派とデジタル派の双方をカバーします。

難易度を下げる工夫

  • 紙テキストで全範囲を体系的に整理。学習の全体像が見えやすい
  • 動画講義81レッスンを短時間で視聴。スキマ時間にも対応
  • 添削課題2回で記述式アウトプットの感覚を補強
  • 1日3問までの質問サービスで疑問解消をサポート
  • 標準4ヶ月+指導継続8ヶ月で長期戦にも対応

「独学だと挫折しそう」「紙の教材で着実に進めたい」と感じる文系・IT未経験者に向いています。

\紙テキスト+添削で着実に合格を目指すなら/

本格カリキュラム重視ならTAC 68,000円〜

項目内容
運営会社TAC株式会社
料金(税込)本科生 通常68,000円/本科生プラス 通常84,000円
学習スタイル教室/Web通信/DVD通信から選択可能
教材形式出るとこマスター教材+講義+演習
公式サイトhttps://www.tac-school.co.jp/

TACは資格スクールの大手として、出るとこマスター教材と講師による戦略的な指導が特徴です。学習メディアを教室・Web通信・DVD通信から選べるため、「教室での緊張感が欲しい方」「自宅でじっくり取り組みたい方」のどちらにも対応します。

難易度を下げる工夫

  • 出るとこマスター教材で科目A・科目Bを戦略的にカバー
  • 教室/Web/DVDから学習スタイルを選べる柔軟性
  • 通学講座ならではの学習ペース管理
  • ITエンジニア育成ノウハウを持つ講師陣

「コストよりも学習体験の質を重視したい」「教室で他の受験生と切磋琢磨したい」という方に向いた選択肢です。

\本格カリキュラムでじっくり学ぶなら/

基本情報技術者試験 難易度に関するよくある質問

最後に、難易度に関してよく寄せられる疑問にお答えします。

このH2では以下の5つを取り上げます。

Q1. 文系・IT未経験でも合格できますか?

A. 合格は十分可能です。スタディングの合格者には文系出身・IT未経験の方も多数含まれており、科目A→科目Bの順で学習を進めれば、約200時間の学習で合格圏に到達できます。

ただし、いきなり挑むよりも、まずITパスポート試験で基礎用語に慣れる「2段階アプローチ」のほうが挫折リスクは下がります。

動画講義中心の通信講座(スタディング・ユーキャンなど)を活用すれば、独学よりも学習効率を高められます。

Q2. 合格率45%は「難しい」と考えるべきですか?

A. 「やや難関」と考えるのが妥当です。理由は以下の通りです。

  • 受験者の半数以上が不合格となる試験である
  • 科目B試験のアルゴリズム・疑似言語は独学で身につきにくい
  • 試験時間が190分と長く、集中力の維持が必要
  • IRT方式で「6割正答=合格」とは限らない

ただし、CBT化以降は通年で受験可能となり、計画的に学べば十分に手が届くレベルです。

「難関すぎる」と恐れる必要はありません。

Q3. プログラミング未経験でも科目Bは解けますか?

A. 解けますが、対策に時間を要します。

基本情報技術者試験の科目Bは、特定の言語(CやJavaなど)ではなく疑似言語によるアルゴリズム問題が出題されるため、プログラミング言語の経験は必須ではありません。

ただし、配列・繰り返し・条件分岐などのプログラミング的思考は必要です。

プログラミング未経験者の場合、科目Bの「基本講座」「トレース演習」「解法講座」に十分な学習時間を確保する前提でスケジュールを組むのが安全策となります。

スタディングの「科目B基本講座/トレース講座/解法講座」のように、段階的に学べる教材を選ぶのが近道です。

Q4. 科目A免除制度は使うべきですか?

A. 受験者の状況によります。免除制度を使うべきケースと、使わないほうがよいケースを整理します。

免除制度を使うべき方使わなくてもよい方
科目Bのアルゴリズムに集中して時間を割きたい自分のペースで通年いつでも受験したい
修了試験のスケジュール(年4回)に合わせられる短期で一気に合格したい
認定講座の費用を許容できる独学+通常受験で十分と感じる

科目Aと科目Bは試験範囲が独立しているため、片方ずつ仕上げるアプローチは合理的です。

一方、修了試験の時期が固定されている点は柔軟性を欠く要因にもなります。

Q5. 情報セキュリティマネジメントとどちらを先に受けるべき?

A. 情報セキュリティマネジメント試験(SG)→基本情報技術者試験(FE)の順がおすすめです。

比較項目情報セキュリティマネジメント基本情報技術者
スキルレベル22
合格率約70%約45%
プログラミング知識不要必要(疑似言語)
学習時間目安100〜200時間200時間

情報セキュリティマネジメント試験は科目Bがケーススタディ中心でプログラミング不要のため、IT国家試験のCBT形式に慣れる練習に最適です。

SG合格後に基本情報技術者試験に進めば、心理的なハードルを下げて学習を始められます。

詳しくは 情報セキュリティマネジメント試験は難しい?合格率・難易度・勉強時間を徹底分析 もあわせてご覧ください。

まとめ|「やや難関」だが計画的に学べば十分手が届く試験

基本情報技術者試験は、IT国家試験のなかで「やや難関」に位置づけられる試験です。

近年の合格率は約45%、CBT化以降に出題数・試験時間が緩和され受験機会も増えましたが、依然として受験者の半数以上が不合格となります。

体感難易度を上げる最大の要因は、科目Bのアルゴリズム・疑似言語によるプログラミング問題です。

プログラミング未経験者は、科目B対策に十分な学習時間を確保する前提で計画したいところ。

科目B対策を段階的に教材化しているスタディング、紙テキスト+添削で着実に積み上げるユーキャン、本格カリキュラムのTACの3社が、文系・IT未経験者の挫折リスクを下げる現実的な選択肢です。

なお、2026年12月28日以降はCBT試験の一時休止が予定されており、再開時期は2026年秋頃にIPAから案内予定です。

2027年度の新試験制度でも基本情報技術者試験は試験区分として継続されるため、今から学習を始めて損になることはありません

\スマホ完結で最短合格を目指すなら/

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この記事を書いた人

徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 国家資格キャリアコンサルタント

国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入や人材教育、個人の相談業務に従事。WEBメディアの管理運営にも精通したキャリアコンサルタント。 「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」を重視し、予期せぬ変化をチャンスに変えるキャリア形成を支援している。

現在は、資格・教育分野を中心とした専門サイトの監修も多数担当。企業内での制度構築や教育現場での実務経験、WEB運営の知見を活かし、転職市場の動向やリスキリング(学び直し)など、ユーザーの「真の願望」実現に役立つ信頼性の高い情報を発信している。