【2026年最新】TACの公認会計士講座の評判・口コミは?「合格者講師主義」の実力を料金・教材・他社比較で徹底検証

TAC 公認会計士講座

「TACの公認会計士講座って実際どうなの?」「大原やCPA会計学院と比べてTACを選ぶメリットはある?」「受講料80万円超の価値はある?」

2025年度の公認会計士試験は、願書提出者22,056名に対し合格者1,636名──最終合格率はわずか7.4%です。

TACは2006年から2025年までの累計合格者数10,710名を誇り、業界初の1万人突破を達成した実績ある予備校です。

2025年度のTAC本科生合格者は313名、本科生合格率は80.5%と、カリキュラムをしっかり修了した受講生の大多数が合格を勝ち取っています。

本記事では、TACの公認会計士講座について、料金・講師の質・教材・答練・就職サポートの5つの軸で徹底検証します。

さらに、大原・CPA会計学院との3大予備校比較や、費用を抑えたい方向けの代替講座も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

公認会計士の通信講座については、公認会計士の通信講座おすすめ記事でも詳しくご紹介しています。

対象コースの受講料最大3万円割引
公認会計士 TAC キャンペーン
(引用元:TAC公式HP

TACでは「2年L本科生」「フルコミットS本科生」の受講料を最大2万円割引するキャンペーンを実施中です。

春割キャンペーンの実施期間は2026年5月31日(火)までです。

\講師は公認会計士合格者のみ/

目次

【結論】TACの公認会計士講座の評判は?30秒で分かる総合評価

TAC 公認会計士講座 評価

TACの公認会計士講座の総合評価:「合格者講師×網羅的教材×スケールメリット」が強み

TACの公認会計士講座は、主要科目の講師全員が公認会計士試験合格者であること、網羅的で質の高い教材、そして業界最大規模の受講者によるスケールメリットが最大の特徴です。

結論から言えば、「講師の質にこだわりたい」「網羅的に体系的に学びたい」「模試ランキングの信頼性を重視したい」という受験生にとって、TACは非常に優れた選択肢です。

評価項目評価コメント
合格実績★★★★☆2025年合格者313名。累計10,710名で業界初の1万人突破
講師・サポート★★★★★主要科目の講師100名超が全員公認会計士試験合格者(企業法等は司法試験合格者等が担当)。業界随一の講師陣
教材の質★★★★★網羅的かつ体系的。合格者満足度89.2%。的中率も高い
料金★★★☆☆2年コース800,000円〜。業界平均並みだが絶対額は高い
通信講座★★★☆☆教室講義の録画が中心。通信専用設計のスタディングと比べると割高感
校舎数★★★★☆全国約33校舎。大原(46校舎)には及ばないがCPA会計学院(5校舎)より多い

一方で、受講料が約80万円と高額なこと教材量が多く消化不良のリスクがあることには注意が必要です。

TACが向いている人・向いていない人を一覧で確認

TACが向いている人
  • 主要科目の講師全員が公認会計士合格者であることにこだわる人
  • 網羅的に体系的に学びたい人(試験だけでなく実務にも活きる知識を身につけたい人)
  • 模試・答練でのランキングで自分の位置を正確に把握したい人
  • 答練・模試を大量にこなして得点力を鍛えたい人
  • 合格後の就職サポートも重視する人
TACが向いていない人
  • 合格者占有率No.1の予備校で学びたい人 → CPA会計学院
  • 教材は最小限で効率よく学びたい人 → クレアール
  • 受講料をできるだけ抑えたい人 → スタディング・クレアール
  • 講師にいつでも常駐で質問できる環境がほしい人 → 大原
  • スマホ完結で効率よく学びたい人 → スタディング

【先に結論】TAC vs 大原 vs CPA会計学院、あなたに合う予備校は?

タイプおすすめ予備校理由
合格者講師にこだわりたいTAC主要科目の講師が全員合格者。実体験に基づく指導
常駐講師にいつでも質問したい資格の大原全国46校舎。常勤講師に対面で質問できる環境
合格者シェアNo.1で選びたいCPA会計学院占有率66.7%だが校舎は5拠点に限定
通信完結で費用を抑えたいスタディングTACの約1/6の費用。AI機能で学習効率を追求

「TACの質は魅力だけど予算が厳しい」方は、スタディングの無料お試しでスマホ学習の流れを体験してみてください。

\合格者数1万人以上の実績/

TACの公認会計士講座の基本情報|コース・料金・学習期間

TAC 公認会計士講座 料金

コース一覧(1.5〜2年本科生・フルコミット本科生・2年L本科生 等)

TACの公認会計士講座は、学習期間や合格目標年度に応じて多様なコースが用意されています。

以下は2026年4月時点の主なコースです。

初学者向けコース

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コース名合格目標通常価格(税込)キャンペーン価格
2年L本科生2028年800,000円〜810,000円790,000円(春割・2026年5月31日まで)
フルコミットS本科生2027年・2028年840,000円820,000円(春割・2026年5月31日まで)
フルコミットL本科生2027年・2028年850,000円〜860,000円
1.5年S本科生2027年760,000円
短期集中本科生2027年640,000円
高校生向け本科生2028年620,000円
※別途入会金10,000円(税込)が必要

受験経験者向けコース(2026年合格目標)

コース名通常価格(税込)再受講割引
論文専攻上級本科生378,000円294,000円
上級Wチャンス本科生441,000円357,000円
上級ストレート本科生413,000円329,000円
※別途入会金10,000円(税込)が必要

料金体系(約750,000〜850,000円、コースにより変動)

TACの初学者向けコースは約75万円〜85万円が中心価格帯です。

注目すべきは、TACには豊富な割引制度が用意されている点です。

割引制度割引内容対象
春割キャンペーン(2026年5月31日まで)10,000円〜20,000円OFF2年L本科生・フルコミット本科生
再チャレンジ割引25%以上OFF(例:600,000円)過去のTAC受講者
簿記1級合格者割引20%OFF(例:640,000円)日商簿記1級合格者
奨学生選抜試験成績順位に応じた割引選抜試験受験者
繰り上げ合格祝賀金15万円返金フルコミットS・L本科生で1年目合格者
NEXT割引5%OFFTAC会員が次の資格を受講時
入会金免除10,000円免除無料セミナー・個別相談参加者

特に簿記1級合格者割引(20%OFF)は大きく、日商簿記1級を取得してからTACに入学するルートはコスパの良い選択肢です。

通学・通信・Webの受講スタイルと校舎一覧(全国約33校舎)

TACでは3つの受講スタイルが用意されています。

受講スタイル特徴向いている人
教室+Web講座教室での対面講義+Web講義が利用可能通学で講義を受けつつ、復習はWebで行いたい人
ビデオブース+Web講座校舎内ブースで映像講義を視聴+Web講義自分のペースで校舎に通いたい人
Web通信講座完全オンライン学習自宅学習メインの人

2026年からはトリプル配信が開始され、複数講師による講義から自分に合った講師を選んで受講できるようになりました。

音声データのダウンロードも可能なので、移動中のリスニング学習にも対応しています。

校舎は全国約33拠点に展開しており、主要都市にはほぼ設置されています。

通学・通信を問わず全国のTAC校舎の自習室を利用できるのも嬉しいポイントです。

【料金比較表】TACの80万円は妥当?主要5校との費用比較

初学者向け2年コースの料金を比較します(2026年4月時点・税込)。

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予備校初学者向けコース料金入学金実質費用目安
TAC800,000円〜810,000円10,000円約810,000円〜
資格の大原780,000円〜800,000円6,000円約786,000円〜
CPA会計学院730,000円〜870,000円なし約730,000円〜
クレアール415,800円〜540,000円なし約415,800円〜
LEC約300,000円〜400,000円なし約300,000円〜
スタディング124,800円〜194,800円なし約124,800円〜

大手3社(TAC・大原・CPA会計学院)は80万円前後でほぼ横並び。

TACは入学金(10,000円)が加算されるため、入学金込みでは大手3社の中で最も費用がかかります。

ただし、各種割引を活用すれば実質費用を大幅に下げることも可能です。

\教室・Webの選べる受講スタイル/

TACの公認会計士講座の強み5選

TAC 公認会計士講座の強み

強み1:「合格者講師主義」──主要科目の講師全員が公認会計士試験合格者

TACの最大の特徴は、主要5科目(財務会計論・管理会計論・監査論・租税法・経営学)の講師が全員公認会計士試験の合格者であることです。

企業法等は司法試験合格者をはじめとした各分野の専門家が担当しています。

これは他の大手予備校と比較しても際立った強みです。

予備校講師の資格
TAC主要科目は全員が公認会計士試験合格者。企業法等は司法試験合格者等
資格の大原常勤講師9割。ただし全員が合格者とは限らない
CPA会計学院合格者中心

公認会計士試験に合格した講師だからこそ、「試験で何が問われるか」「どう時間配分すべきか」「本番のメンタル管理のコツ」といった実体験に基づくアドバイスが受けられます。

特に論文式試験では、単に知識があるだけでなく「答案の書き方」「部分点の取り方」といった実践的なテクニックが合否を分けます。

合格者講師ならではの指導は、TACを選ぶ大きな理由になるでしょう。

強み2:スケールメリット──業界最大規模の受講者数で模試ランキングの信頼性が高い

TACは公認会計士受験者の中でも最大規模の受講者数を擁しており、このスケールメリットは学習のあらゆる面で効いてきます。

スケールメリットが活きるポイント
  • 模試・答練のランキングが正確:母集団が大きいため、自分の実力を客観的に把握しやすい
  • 合格者データの蓄積が豊富:どのレベルの成績なら合格できるかの目安が明確
  • 受験仲間が見つかりやすい:同じ目標を持つ仲間とモチベーションを維持できる
  • LINEオープンチャット:他の受講生の質問や疑問も共有され、効率的に学べる

模試の成績順位は合格可能性を判断する最も重要な指標です。

TACの模試なら母集団が大きいため、自分がどの位置にいるかを正確に把握し、学習計画を修正することができます。

強み3:教材・授業の質が最高レベル──網羅的で実務にも活きる体系的理解

TACの教材は、公認会計士試験の出題範囲を網羅的にカバーしながらも、合格に必要な論点を体系的に整理しています。

TACの教材の特徴
  • 合格者講師が作成:試験傾向と試験委員の研究に基づいた内容
  • 受講生満足度89.2%:高い評価を獲得
  • 重要度ランク付き:論点ごとの重要度が明示されており、学習の優先順位をつけやすい
  • 毎年改訂:最新の法改正・出題傾向に完全対応
  • 他スクールより約10%コンパクト:網羅的でありながら無駄を省いた適正量
  • デジタル対応:テキストのPDFデータ提供、オフラインでもスマホ・タブレットで閲覧可能

TACの教材で身につけた知識は、試験対策だけでなく合格後の実務でも活きる体系的な理解につながります。

「合格したけど実務で使えない」ということがないのは、網羅型学習の大きなメリットです。

強み4:答練・模試の充実度──豊富なアウトプット量で得点力を鍛える

TACの答練・模試は質・量ともにトップクラスです。

主な答練プログラム
  • アクセス答練:基礎力の養成と維持に最適。計算力の向上に特に効果的
  • 短答式直前答練:短答式試験の出題形式に特化した実践演習
  • 論文式直前答練:論文式試験の答案作成力を鍛える
  • 全国統一公開模試:本試験さながらの模擬試験。順位・偏差値が算出される

特にアクセス答練は受講生からの評価が高く、「基礎力・応用力を無理なく高められる」「良問揃いで計算力の向上に最適」との声が多数あります。

模試は母集団が大きいため、D判定以上なら合格可能性が高いという指標になります。

2025年試験では、第2回論文式模試D判定以上の受講生292名中235名が合格(合格率80.5%)という驚異的な実績を残しています。

強み5:就職サポートの3本柱──情報提供・就活スキルアップ・個別相談

公認会計士試験に合格した後の就職活動もTACがサポートしてくれます。

TACの就職サポート3本柱
  1. 情報提供:監査法人の求人情報、業界動向、就活スケジュールの案内
  2. 就活スキルアップ:ES(エントリーシート)の書き方、面接対策、グループディスカッション対策
  3. 個別相談:学歴・職歴に応じたきめ細かなキャリアアドバイス

公認会計士の合格者の多くはBig4監査法人(デロイト・EY・KPMG・PwC)への就職を目指しますが、TACの就職サポートを活用すれば、スムーズに就職活動を進められます。

\合格後の就職サポートもあり/

TACの公認会計士講座の弱み4選

TAC 公認会計士講座の弱み

弱み1:受講料は約80万円──業界平均並みだが絶対額は高い

TACの2年L本科生は800,000円〜810,000円(税込)で、大手3社の中では大原(780,000円〜)よりやや高めです。

入学金(10,000円)を含めると、実質費用は約81万円〜となります。

スタディング(124,800円〜)やクレアール(415,800円〜)と比較すると、その差は歴然です。

ただし、TACには各種割引制度が充実しています。

特に簿記1級合格者割引(20%OFF)春割キャンペーンを活用すれば、実質費用を大幅に抑えることが可能です。

弱み2:教材量が多すぎる──消化不良で挫折するリスク

TACの教材は「網羅的」であることが強みですが、裏を返せば教材量が多いということでもあります。

口コミでも「教材が多すぎてこなせない」「アクセス答練が全然解けず、つまずいた」という声があり、特に学習時間の確保が難しい社会人受験者にとっては、消化不良のリスクがあります。

対策としては、重要度ランクを活用して優先順位をつけることが重要です。

すべての教材を完璧にこなそうとするのではなく、重要度の高い論点から確実に押さえていくアプローチが効果的です。

弱み3:通信講座は通学の録画──完全通信設計のスタディングと比べると割高感

TACの通信講座は基本的に教室講義の録画を配信する形式です。

一方、スタディングは最初から通信受講に最適化された講義を制作しており、スマホ1台で完結する学習体験を提供しています。

比較TAC通信スタディング
講義形式教室録画通信専用制作
料金約80万円約12万円〜
スマホ完結一部対応完全対応
AI学習機能なしAI問題復習あり

「通信メインで学ぶ」という方は、大手予備校の通信講座よりも、通信に特化した講座を選んだ方がコスパが良い可能性があります。

大原の通信講座はスタジオ収録を含む複数の講義スタイルを用意していますが、TACは教室録画が中心という点は頭に入れておくとよいでしょう。

弱み4:講師が常駐していない校舎がある──質問は質問セッション時のみの場合も

TACでは講師への質問は質問コーナーの開設時間(1日3〜6時間程度)に校舎で行う形式が中心です。

大原のように講師が職員室に常駐し、いつでも質問に行ける環境とは異なります。

ただし、TACでは以下の代替手段も用意されています。

TACの質問対応スタイル
  • 24時間メール質問対応
  • LINEオープンチャットで他の受講生の質問も確認可能
  • 学習相談専任講師が成績に基づいた個別アドバイスを提供

「対面でいつでも質問したい」という方は大原、「質問は計画的に行い、それ以外はメールやオンラインで解決できる」という方はTACが向いています。

\網羅的に教室メインで学びたい人におすすめ/

TACの公認会計士講座の口コミ・評判【2026年最新】

TAC 公認会計士講座の口コミ

良い口コミ

TACの公認会計士講座に対する良い口コミを紹介します。

口コミ①:アクセス答練の質が高い

「TAC会計士講座の良いところ! 財務会計のアクセスに載ってる下書きが分かりやすい」
※引用:X

口コミ②:講師の質が高く、生徒目線

「今日は企業法の講義とアクセス財務⑦受けた。 宮内先生が面白すぎて企業法が止まらん。 このまま得意科目にしていきたい!」
※引用:X

口コミ③:教材の分かりやすさ

TAC本試験問題集がレベル的にちょうど良かったので役立ちました。教材は、連結会計はふくしま先生、連結会計以外はCPAラーニング(商業簿記は登川先生、工業簿記は植田先生)が良かったです」
※引用:X

悪い口コミ

一方で、以下のような悪い口コミも見られます。

口コミ①:受講料が高額

「公認会計士試験の合格率5~10% ・予備校代80万円くらい」
※引用:X

口コミ②:教材量が多く、こなしきれない

「気持ちが入らなくなったので、2月下旬に辞めてしまいました。租税アクセスや答練もほぼ未受講。」
※引用:X

口コミの総合分析:TACで合格する人の共通点

口コミを総合すると、TACで合格を勝ち取っている人には以下の共通点があります。

TACで合格する人の特徴
  • 教材を信じてやり切る人:教材量は多いが、重要度ランクを活用して優先順位をつけ、計画的に消化している
  • アクセス答練を軸に計算力を鍛える人:アクセス答練を繰り返し解き、計算力を着実に向上させている
  • 模試の結果を学習計画に反映する人:模試の順位・偏差値を客観的に分析し、弱点を特定して強化している
  • 講師を使い分ける人:トリプル配信を活用し、自分に合った講師の講義を選んで受講している

TACは「教材をやり切る力」が求められる予備校です。

教材量に圧倒されず、計画的に学習を進められる人にとっては、最も確実に合格力がつく環境といえます。

\受講生の89.2%が教材に満足/

TAC vs 大原 vs CPA会計学院|3大予備校を徹底比較

TAC 公認会計士講座 比較

【比較表】料金・合格者数・講師・校舎数・教材スタイル・サポートを一覧比較

スクロールできます
比較項目TAC資格の大原CPA会計学院
初学者コース料金(税込)800,000円〜810,000円780,000円〜800,000円約730,000〜890,000円
入学金10,000円6,000円なし
2025年合格者数313名181名1,092名
累計合格者数10,710名(2006〜2025年)安定して全体の2〜3割急成長中
講師の特徴主要科目は全員合格者(100名超)常勤講師9割常駐(全員合格者ではない)合格者中心
校舎数約33校舎46校舎(業界最多)5校舎
教材スタイル網羅型・重要度ランク付き計算重視・COMPASS・ポケットコンパス独自教材
質問対応質問セッション+メール+LINE常駐講師に対面・電話・ZOOM質問対応あり
答練・模試アクセス答練+全国模試(スケールメリット大)ステップ演習+全国模試(的中率高)答練あり
就職サポート3本柱で充実(情報・スキルアップ・個別相談)就職セミナー・ES添削サポートあり
通信講座教室録画配信スタジオ収録を含む複数形式通信対応あり
合格特典繰り上げ合格祝賀金(15万円・フルコミットL本科生限定)なし合格お祝い金
教育訓練給付金専門実践教育訓練給付金は対象外(2026年4月時点)専門実践教育訓練給付金対象あり対象外

合格者占有率の推移:CPA会計学院66.7% vs TAC約19% vs 大原約15%(2024年度)

公認会計士予備校の勢力図は近年大きく変化しています。

かつてはTACと大原が合格者シェアの大部分を占めていましたが、CPA会計学院が急成長し、2025年度には合格者全体の約60%超をCPA会計学院が占める構図になりました。

TACの2025年合格者数313名は決して少ない数字ではありませんが、CPA会計学院(1,092名)との差は大きくなっています。

ただし、TACは累計合格者10,710名という圧倒的な実績があり、長年にわたって安定した合格者を輩出し続けている信頼の予備校です。

合格者数だけでなく、講師の質・教材の網羅性・スケールメリットなど、総合的に判断することが重要です。

TAC・大原・CPA会計学院の強みを比較|自分に合う予備校の見極め方

3大予備校にはそれぞれ明確な強みがあります。

TAC

網羅的に学び、すべての科目をバランスよく得点できる力をつけたい人向け。

主要科目の講師が全員合格者で、実体験に基づく指導が受けられます。

模試のスケールメリットも大きいのが特徴です。

資格の大原

計算科目を武器にしたい人向け。

常勤講師にいつでも質問でき、答練の的中率も高いです。

地方在住者にとっては46校舎のネットワークが圧倒的な強みです。

CPA会計学院

合格実績を最重視する人向け。

合格者占有率60%超という数字が信頼の証です。

ただし校舎は5拠点に限られるため、首都圏・大阪在住者に向いています。

講師の質:TAC(主要科目は全員合格者)vs 大原(常駐だが非合格者あり)vs CPA会計学院(合格者中心)

講師選びは予備校選びの中でも特に重要なポイントです。

TACの講師
  • 主要5科目の講師100名以上が全員公認会計士試験の合格者(企業法等は司法試験合格者等の専門家)
  • 試験の解き方・時間配分・メンタル管理のアドバイスが実体験ベース
  • 講師ごとに教え方が異なるため、自分に合った講師を選べる(トリプル配信)
  • ただし、講師が常駐していない校舎がある
大原の講師
  • 常勤講師が9割以上で常駐。いつでも質問できる
  • 授業方法が統一されており、講師が変わっても学習内容に一貫性がある
  • ただし、全員が公認会計士試験の合格者とは限らない

どちらがよいかは好みが分かれますが、「合格者ならではの実体験を聞きたい」ならTAC、「いつでも質問できる環境を優先する」なら大原がおすすめです。

CPA会計学院の講師
  • 講師は公認会計士の合格者中心
  • 1万人以上の合格者データを基に教材をブラッシュアップ
  • ただし、全員と明記されてはいない

CPA会計学院は合格者シェアの割合が高く、データも共有されていると推測できます。

講師の質にこだわりたい人はTACがおすすめです。

\合格者講師による実体験ベースの指導/

費用を抑えて公認会計士を目指す方法|TAC以外の選択肢も紹介

TAC 公認会計士 費用を抑えたい

TACの受講料は約80万円〜。

大手予備校としては標準的ですが、他の予備校も含めて比較検討することが大切です。

資格の大原(780,000円〜):常駐講師×計算重視で質問し放題

資格の大原の公認会計士講座は780,000円〜で、TACとほぼ同価格帯です。

資格の大原の公認会計士講座の特徴
  • 常勤講師が約9割常駐し、対面・電話・ZOOM・メールでいつでも質問可能
  • 計算科目(財務会計論・管理会計論・租税法)に強いカリキュラム
  • 全国46校舎で地方在住者も通学しやすい
  • スタジオ収録を含む3種類の講義スタイルで通信受講生への配慮も万全

TACと比較すると、「講師にいつでも直接質問したい」「計算科目を武器にしたい」「地方で通学したい」という方は大原が向いています。

一方、講師全員が合格者である点や模試のスケールメリットではTACに軍配が上がります。

\いつでも質問可能!/

CPA会計学院(約730,000〜890,000円):合格者占有率66.7%で圧倒的シェア

CPA会計学院の公認会計士講座は約730,000〜890,000円(コースにより異なる)で、TACと同価格帯です。

CPA会計学院の公認会計士講座の特徴
  • 2025年度の合格者占有率66.7%(1,092名合格)で業界トップ
  • 合格者数の急成長が続き、受講生からの信頼が厚い
  • 校舎は5拠点(水道橋・早稲田・日吉・大阪梅田・新宿)に限定

合格実績を最重視するならCPA会計学院が有力です。

ただし、校舎が首都圏と大阪に集中しているため、地方在住者はTACや大原の方が通いやすいでしょう。

\合格者数が急成長!/

スタディング(124,800円〜):通信専用設計×AI活用でTACの1/6の費用

スタディングの公認会計士講座は124,800円〜194,800円と、TACの約1/6の費用で受講可能です。

スタディングの公認会計士講座の特徴
  • TACの教室録画と異なり、最初から通信学習を前提に設計された講義
  • 復習タイミングをAIが自動で最適化し、効率的に知識を定着させる仕組み
  • 15〜30分単位の短編講義で、通勤・休憩時間を活用しやすい設計

TACの網羅的な教材は魅力的だが80万円は厳しい——そう感じる方にとって、12万円台からスタートできるスタディングは検討の価値があります。

2025年開講の新講座ですが、AIを活用した最新の学習体験を提供しています。

公式サイトでは無料のお試し講座が用意されています。

TACと比較しながら、自分に合う学習スタイルを見極めてみてください。

\コスパ最強!/

TACの割引制度を最大限活用する方法(簿記合格者割引・キャンペーン・教育訓練給付金)

TACの受講料を少しでも抑えたい方は、以下の割引制度を活用しましょう。

おすすめの割引活用法
  1. 簿記1級合格者割引(20%OFF):日商簿記1級に合格してからTACに入学すると、約16万円の割引。簿記1級の学習は会計士試験の基礎にもなるため一石二鳥
  2. 春割キャンペーン(2026年5月31日まで):2年L本科生が10,000円OFF、フルコミットS本科生が20,000円OFF
  3. 入会金免除:無料セミナーや個別相談に参加するだけで10,000円の入会金が免除
  4. 奨学生選抜試験:試験の成績上位者は成績順位に応じた割引で申込可能

なお、TACの公認会計士講座は2026年4月時点で専門実践教育訓練給付金の対象外となっています。

給付金の活用を考えている方は、大原の専門実践教育訓練給付金対象コースも検討してみてください。

予算を重視する方は、スタディングの無料お試し講座でスマホ学習の効率を実感してみてください。

\入会金免除など割引制度あり/

社会人がTACで公認会計士を目指すなら|おすすめコースと学習戦略

TAC 公認会計士講座 社会人

社会人には「2年L本科生」がおすすめ──最長の学習期間で無理なく合格

社会人が公認会計士試験に挑戦する場合、最も重要なのは無理のない学習ペースで継続することです。

TACの「2年L本科生」は、約2年2ヵ月の学習期間が設けられた最もスタンダードなコースで、社会人受験者にも推奨されています。

スクロールできます
コース学習期間料金社会人おすすめ度
2年L本科生約2年2ヵ月800,000円〜★★★★★
1.5年S本科生約1年6ヵ月760,000円★★★☆☆
フルコミットS本科生短答4回対応840,000円★★★★☆

フルコミット本科生は短答試験を4回受けるチャンスがあるため、「一度で受からなくても大丈夫」という安心感が得られます。

ただし料金はやや高めです。

通信講座 vs 通学──社会人はどちらを選ぶべきか

社会人の場合、通学と通信のどちらを選ぶかは勤務形態や校舎へのアクセスによって変わります。

項目通学通信
メリット講師に直接質問、自習室利用、仲間との交流自分のペースで学習、移動時間の節約
デメリット決まった時間に通う必要があるモチベーション維持が難しい
おすすめな人校舎が通勤圏内にある人残業が多く通学時間が確保しにくい人

TACでは通学・通信を問わず全国の自習室が利用できるため、「基本は通信で学び、週末は校舎の自習室で集中する」というハイブリッド型の学習も可能です。

仕事と両立する学習スケジュールの具体例

社会人が2年で合格を目指す場合の週間スケジュール例です。

入門・基礎期(開始〜1年目)

曜日学習内容学習時間
平日(月〜金)通勤時間に音声講義リスニング+帰宅後にテキスト学習2〜3時間
土曜日集中学習(講義視聴+問題演習)6〜8時間
日曜日復習+アクセス答練6〜8時間
週合計約22〜31時間

上級期(1年目後半〜2年目)

曜日学習内容学習時間
平日(月〜金)答練の復習+弱点補強3〜4時間
土曜日答練+模試の復習+論文対策8〜10時間
日曜日総合演習+短答対策8〜10時間
週合計約31〜40時間

合格に必要な3,000〜5,000時間を2年間で確保するには、平均して週25〜50時間の学習が必要です。

仕事との両立は楽ではありませんが、TACのカリキュラムに沿って計画的に進めれば、十分に合格は狙えます。

合格後のキャリア:TACの就職サポートで監査法人への就職も安心

公認会計士試験に合格すると、多くの方がBig4監査法人への就職を目指します。

Big4監査法人
  • デロイト トーマツ
  • EY新日本
  • あずさ監査法人(KPMG)
  • PwC Japan有限責任監査法人

TACの就職サポートでは、これらの監査法人への就職に向けた個別対応を提供しています。

学歴・職歴に応じたきめ細かな支援が受けられるため、社会人からの転職でも安心です。

公認会計士の初年度年収は500万円〜600万円で、マネージャー以上になると1,000万円超が見込めます。

TACの豊富な提携先を活かした就職サポートは、合格後のキャリアスタートを後押ししてくれます。

対象コースの受講料最大3万円割引
公認会計士 TAC キャンペーン
(引用元:TAC公式HP

TACでは「2年L本科生」「フルコミットS本科生」の受講料を最大2万円割引するキャンペーンを実施中です。

春割キャンペーンの実施期間は2026年5月31日(火)までです。

\社会人なら「2年L本科生」がおすすめ/

TACの公認会計士講座に関するよくある質問(FAQ)

TACの公認会計士講座だけで合格できますか?

はい、TACの講座だけで合格することは十分に可能です。

2025年度の合格者313名の実績がそれを証明しています。

特にアクセス答練を中心とした豊富なアウトプット練習と、網羅的な教材をしっかり消化すれば、合格に必要な力は確実に身につきます。

TACの第2回論文式模試でD判定以上を取れた受講生の80.5%が合格しているというデータも、カリキュラムの有効性を裏付けています。

TACと大原で迷っています。どちらがおすすめですか?

「主要科目の講師全員が公認会計士合格者であること」「網羅的に学びたい」ならTAC、「講師にいつでも常駐で質問したい」「計算科目を武器にしたい」なら大原がおすすめです。

料金は大原の方がやや安い(780,000円〜)ですが、大きな差ではありません。

可能であれば、両方の体験講座や説明会に参加して、講師との相性を確かめてから判断するのがベストです。

CPA会計学院に合格者数で負けているのにTACを選ぶ理由はありますか?

あります。TACを選ぶ理由は主に4つです。

主要科目の講師全員が合格者(CPA会計学院も合格者中心だが、TACは「全員」を明確に打ち出している)、②累計10,710名の実績と信頼、③全国約33校舎でCPA会計学院(5校舎)より通いやすい、④模試のスケールメリットが大きい

特に地方在住者や、講師の質にこだわる方にとって、TACは合理的な選択です。

TACの通信講座と通学はどちらがおすすめですか?

校舎に通える環境なら通学がおすすめです。

講師への直接質問、自習室の利用、受験仲間との交流といった通学ならではのメリットは大きいです。

ただし、通学が難しい方にはWeb通信講座も十分な品質。

音声データのダウンロードで移動中のリスニング学習もできます。

なお、費用を抑えつつ通信で学びたい方は、通信専用設計のスタディング(124,800円〜)も選択肢に入れてみてください。

簿記の資格を持っていると割引になりますか?

はい。日商簿記1級合格者は20%OFFの割引が適用されます(例:2年L本科生が約640,000円に)。

簿記1級の学習は公認会計士試験の財務会計論の基礎にもなるため、「まず簿記1級に合格 → TACに割引で入学」というルートはコスパの良い戦略です。

なお、簿記2級・3級の合格では割引対象にならないためご注意ください。

\校舎数が多く通いやすい/

まとめ|TACの公認会計士講座は「網羅的に学び、確実に合格したい人」に最適

本記事のポイントをまとめます。

TACの公認会計士講座の要点
  • 主要科目の講師100名以上が全員公認会計士試験合格者(企業法等は司法試験合格者等の専門家が担当)。合格経験に基づく実践的な指導が受けられる
  • 網羅的かつ体系的な教材で、試験対策だけでなく合格後の実務にも活きる知識が身につく
  • 業界最大規模の受講者によるスケールメリットで、模試の順位が信頼でき、学習計画を立てやすい
TACをおすすめする人
  • 主要科目の講師全員が公認会計士合格者であることにこだわる人
  • 網羅的に体系的に学び、確実に合格力をつけたい人
  • 模試のランキングで自分の実力を客観的に把握したい人
TACが合わない場合の代替案
  • 合格者シェアで選ぶ → CPA会計学院(2025年度1,092名合格)
  • 常駐講師に毎日質問したい → 資格の大原(全国46校舎)
  • 予算を半額以下に → クレアール(割引後41万円台〜)、さらに抑えるならスタディング(12万円台〜)

TACの無料セミナーや個別相談に参加すれば、入会金10,000円の免除も受けられます。

まずはTACの公式サイトから最新のセミナー日程を確認してみてください。

\合格率80.5%の実績/

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この記事を書いた人

徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 国家資格キャリアコンサルタント

国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入や人材教育、個人の相談業務に従事。WEBメディアの管理運営にも精通したキャリアコンサルタント。 「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」を重視し、予期せぬ変化をチャンスに変えるキャリア形成を支援している。

現在は、資格・教育分野を中心とした専門サイトの監修も多数担当。企業内での制度構築や教育現場での実務経験、WEB運営の知見を活かし、転職市場の動向やリスキリング(学び直し)など、ユーザーの「真の願望」実現に役立つ信頼性の高い情報を発信している。