マルタワーホリの1年総費用は約200〜280万円が目安です。現地で月15〜20万円の生活費がかかる一方、最低時給€5.74(約1,068円)で就労収入を得れば、実質負担額は約100〜150万円まで抑えられます。本記事では2026年最新の費用内訳と節約術を解説します。制度全体やエージェント選びから比較したい方はワーホリ留学エージェントの比較記事もあわせてご覧ください。
※本記事の金額はすべて2026年4月時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。為替レートは1 EUR ≒ 186円(2026年4月時点)で円換算しています。
結論|マルタワーホリの1年総費用は約200〜280万円

マルタワーホリの1年総費用は約200〜280万円が目安です。家賃を抑えれば200万円台前半に収まり、ゆとり型でも300万円以内に収まる、欧州ワーホリの中でも比較的低コストな選択肢といえます。ここからは総額レンジ・実質負担額・他国との位置づけを順に解説します。
総額レンジ(自炊型/標準型/ゆとり型)
マルタワーホリの1年総費用は、ライフスタイル別に大きく3パターンに分かれます。自分の希望スタイルに近いレンジを基準にすると、貯金計画が立てやすくなります。
| ライフスタイル | 1年総費用 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 自炊型(節約徹底) | 約200〜220万円 | 郊外シェアハウス+自炊中心+旅行控えめ |
| 標準型 | 約230〜250万円 | 都心近郊シェアハウス+週2外食+月1旅行 |
| ゆとり型 | 約260〜280万円 | 都心徒歩圏+外食多め+週末旅行頻繁 |
3つのレンジを分ける主な変動要因は、家賃エリア・食費スタイル・旅行頻度の3点です。同じマルタ滞在でも、月の家賃を€500から€800に上げるだけで年間約67万円の差が生まれます。「節約志向か、経験重視か」で先に方向性を決めると、無駄のない予算組みができます。
実質負担額(収入差し引き後)の目安
マルタワーホリで本当に必要な貯金額は、総額より「実質負担額」で考えるのが現実的です。半年就労を組み込めば、実質負担額は約100〜150万円まで圧縮できます。
最低賃金フルタイム(週€229.44)で半年働くと、税引前で約€5,964(約111万円)の収入が見込めます。標準型1年総額240万円から半年分の収入110万円を引くと、実質約130万円が手元から出る計算です。半年就労前提なら、貯金150万円台でもマルタワーホリは十分に現実的な選択肢といえます。
「200万円も貯めないと無理」と諦めていた方も、実質負担額で考えれば計画のハードルは大きく下がります。次のセクションで他国との位置づけを確認し、マルタを選ぶ意義を整理しましょう。
マルタが「欧州で最安級ワーホリ」と言える理由
マルタは英語圏かつ低コストという、ワーホリ協定国の中でも独自のポジションにあります。4つの構造的な低コスト要因が、他国にはない費用優位性を生んでいます。
- 英語が公用語: 語学学校に通わない選択肢が現実的で、学費を丸ごと節約できる
- シェアハウスがEU平均より安い: 郊外なら月€350〜と、ドイツやフランスの半額レベル
- 公共交通が実質無料: Tallinja Card登録(€25)でバスが全路線無料化
- 物価がアイルランド・ドイツより約20%安い: スーパーの食材費・カフェ単価が低水準
英語圏で1年200万円台のワーホリは、現状マルタが事実上の最安級です。「英語環境+低コスト」を両立したい方にとっては、他国にはない選択肢となります。
【期間別】3ヶ月・6ヶ月・1年のワーホリ費用シミュレーション

マルタワーホリは最長1年間ですが、すべての方が1年フルで滞在する必要はありません。3ヶ月・6ヶ月・1年の3パターンで総費用を比較し、自分に合った期間を選びましょう。費用を抑えたい方は3ヶ月の短期トライアル型、英語力と貯金を増やしたい方は1年フル滞在型がおすすめです。
3つの期間で比較すると、短期は固定費(航空券・保険・ビザ関連)の比率が高く、長期は月々の生活費が積み上がる構造が見えてきます。下表は標準型生活費でのシミュレーションです。
| 期間 | 総費用目安 | 内訳の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月 | 約60〜80万円 | 渡航前固定費が総額の半分 | 短期で雰囲気を掴みたい人 |
| 6ヶ月 | 約110〜150万円 | 語学学校+現地就労を体験 | 英語力+海外就労両立型 |
| 1年 | 約200〜280万円 | フル滞在+年間収入も期待 | じっくり経験を積みたい人 |
貯金が100万円台なら3〜6ヶ月、200万円以上あれば1年フルが現実的です。貯金150万円で1年滞在を狙う場合は、半年以上の就労前提でシミュレーションを組み直しましょう。
3ヶ月の費用(短期トライアル型)
3ヶ月の短期マルタワーホリは、総費用約60〜80万円が目安です。短期は就労収入をあてにせず、貯金から全額支払う前提で計画します。
3ヶ月の費用構成は、渡航前固定費(航空券・保険・VFS手数料)が約40〜50万円、現地3ヶ月の生活費が約40〜60万円という内訳です。就労を始めても、求人探しから初給与受け取りまで通常1〜2ヶ月かかるため、3ヶ月滞在では収入を計算に入れない方が安全です。「マルタが自分に合うか試したい」「まずは英語環境に慣れたい」方に向いた選択といえます。
6ヶ月の費用(語学+就労型)
6ヶ月のマルタワーホリは、総費用約110〜150万円が目安で、語学+就労のハイブリッド型に最適です。前半3ヶ月で語学学校に通い、後半3ヶ月で就労にシフトするモデルが定番です。
前半3ヶ月の語学学校代は約€3,000〜€3,700(約56〜69万円、教材・登録料込み)、後半3ヶ月の生活費は標準型で約60万円、就労収入が税引後で約30〜40万円見込めます。語学学校卒業後にすぐ就労できる体制を作っておけば、6ヶ月で英語力アップとマルタ生活の両方を経験できます。半年以上の滞在は、語学学校のロングターム割引も適用される期間です。
1年間の費用(フルワーホリ型)
1年フルワーホリは総費用約200〜280万円ですが、フル就労なら実質負担額を80〜100万円台まで圧縮できます。3つのライフスタイル別シナリオで具体的に見ていきます。
| シナリオ | 1年支出 | 1年収入(税引後) | 実質負担額 |
|---|---|---|---|
| 自炊型(郊外シェアハウス+語学なし) | 約200〜220万円 | 約180〜200万円 | 約20〜40万円 |
| 標準型(都心近郊+語学3ヶ月+就労9ヶ月) | 約240万円 | 約140万円 | 約100万円 |
| ゆとり型(都心+語学6ヶ月+就労6ヶ月) | 約280万円 | 約100万円 | 約180万円 |
「1年間で200万円〜」という見出しに不安を感じる方も、就労収入を計算に入れれば実質負担はかなり下がります。1年フルで現地就労を続けるなら、貯金100万円台前半でも挑戦可能なケースがあります。
「マルタ到着直後は、ビザ手続きの最終確認・住居探し・現地の銀行口座開設・SIM契約などで、予想以上に時間が取られます。実際のご相談では、就労を始めるまでに1〜2ヶ月かかったという方が少なくありません。その間も家賃・食費・交通費は毎日かかり続けます。『現地に着いたらすぐ稼げる』という前提で予算を組むと、最初の1〜2ヶ月で貯金が大幅に減り焦りにつながります。少なくとも現地生活費2ヶ月分(約30〜40万円)は、就労収入と切り離した予備資金として別途確保しておくことを強くおすすめします。」
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マルタ渡航前にかかる費用の内訳

マルタワーホリの渡航前費用は合計約45〜60万円が目安です。ビザ申請料は無料ですがVFS手数料€100、航空券・海外保険・残高証明など、出発前に固めて支払う費用が大半を占めます。ここからは6項目に分けて、2026年4月時点の相場と注意点を整理します。
下表は標準的な渡航前費用の内訳です。航空券と海外保険で全体の約7割を占めるため、この2項目の節約余地が最も大きくなります。
| 項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| ビザ申請料 | 無料 | マルタ移民局により免除 |
| VFSサービス利用料 | 約€100(約18,600円) | ビザ申請時に必須 |
| 往復航空券 | 約10〜18万円 | 1回乗継、シーズンで変動 |
| 海外旅行保険(1年) | 約15〜25万円 | ビザ申請の必須条件 |
| 残高証明・必要書類取得 | 約5,000〜15,000円 | 犯罪経歴証明書翻訳含む |
| 準備品(スーツケース等) | 約2〜4万円 | 既に所有なら不要 |
| 合計 | 約45〜60万円 | スーツケース除く |
最も大きな費用は航空券と海外保険です。航空券はオフシーズン渡航で約5万円、保険は補償内容を絞らずに複数社見積もりで約3万円の差が出るケースがあります。費用最優先なら、この2項目を最初に検討しましょう。
ビザ申請料・VFS手数料
マルタワーホリのビザ申請料は無料、ただしVFS(ビザ申請センター)の手数料€100が別途必要です。ビザ自体は無料でも、申請手続きには現金支出が発生します。
申請はVFS Globalの東京ビザ申請センター(郵送の場合は大阪センター)で行います。Identità Maltaの公式サイトから事前予約のうえ、対面申請が原則です。必要書類は、パスポート(滞在終了日+90日以上の有効期限)・証明写真・英文犯罪経歴証明書・英文残高証明書・海外旅行保険の加入証明・往復航空券(または購入資金の証明)です。
マルタワーホリは年間発給枠が100名と非常に少ないため、書類不備による再提出は致命的な遅延を招きます。書類は事前にダブルチェックし、可能なら留学エージェントの書類サポートを活用すると安全です。
航空券(往復)
日本からマルタへの航空券は、往復約10〜18万円が目安です。直行便はなく、1回乗継が基本となります。
| 経由 | 相場 | 所要時間 | 主な航空会社 |
|---|---|---|---|
| ドバイ経由 | 約12〜18万円 | 約14〜16時間 | エミレーツ |
| イスタンブール経由 | 約11〜16万円 | 約15〜17時間 | ターキッシュエアラインズ |
| ドーハ経由 | 約12〜17万円 | 約15〜18時間 | カタール航空 |
| 欧州都市経由+LCC | 約8〜14万円 | 約18〜24時間 | 大手+Ryanair等 |
ローシーズン(11〜3月)は10万円前後、ハイシーズン(6〜9月)は15〜18万円まで上昇します。航空券は必ず複数の比較サイトでチェックし、ローシーズンを狙うのが鉄則です。
海外旅行保険
マルタワーホリビザ申請には、滞在期間中の医療・賠償・緊急帰国をカバーする海外旅行保険が必須です。1年プランの相場は約15〜25万円となります。
マルタはEU加盟国ですが、EHIC(欧州健康保険カード)は日本人には適用されません。代わりに民間の海外旅行保険への加入が前提となります。加入時は治療費無制限・歯科治療・賠償責任の3点を必ず確認しましょう。AIG損保・東京海上日動・損保ジャパンなど主要3社で見積もりを取り、補償内容と料金のバランスで選ぶのが定石です。
「保険料が高すぎる」と感じた場合でも、補償を削るのは危険です。マルタの私立病院は1日入院で€500〜€1,000かかるケースもあり、無保険時のリスクは保険料の数十倍に及びます。各社の具体的な料金は変動するため、申し込み前に公式サイトで見積もりをご確認ください。
残高証明・必要書類取得費用
残高証明・必要書類の取得費用は、合計約5,000〜15,000円です。1つひとつは少額ですが、書類不備はビザ申請却下の主因なので妥協できません。
主な書類と費用は、英文残高証明書(銀行発行手数料500〜1,000円)・犯罪経歴証明書(警察署で無料、英文翻訳3,000〜10,000円)・戸籍謄本(450円程度、必要に応じ)です。残高証明書は最初の3ヶ月分の滞在費(マルタ最低賃金相当額)以上を求められるため、ビザ申請時点で€3,000〜€4,000相当(約56〜74万円)の預金が必要です。
スーツケース・変換プラグ等の準備品
準備品にかかる費用は、ゼロ円〜約4万円が目安です。すでに所有していれば追加支出は不要ですが、購入が必要な場合は早めに揃えましょう。
主な準備品は、スーツケース(1〜3万円)・マルタは英国式Gタイププラグ用の変換アダプタ(500〜1,500円)・国際キャッシュカード・モバイルWi-Fiまたは現地SIM対応スマホ・常備薬と歯ブラシなどの日用品です。マルタは左側通行・英国式コンセントなど英国仕様の名残が多いため、変換プラグは出発前に必ず購入してください。
マルタ渡航後にかかる費用の内訳

マルタの月間生活費は家賃込みで約12〜23万円が目安です。最大の変動要因は家賃(エリア・滞在形態)と食費(自炊か外食か)で、節約志向なら12万円台、ゆとり型でも23万円前後で収まります。ここからは月額ベースで5項目に分けて、最新の相場を解説します。
下表は3つのライフスタイル別の月額シミュレーションです。家賃を1万円下げると年間で12万円の節約につながるため、エリア選びが最優先です。
| 項目 | 節約型 | 標準型 | ゆとり型 |
|---|---|---|---|
| 家賃(シェアハウス) | €350〜500(郊外) | €500〜700(都心近郊) | €700〜900(中心地) |
| 食費 | €200(自炊) | €350(自炊+外食週2) | €500(外食多め) |
| 交通費 | €0〜25(Tallinja Card) | €25 | €25 |
| 通信費 | €15 | €25 | €30 |
| 光熱費・雑費 | €100 | €150 | €200 |
| 月合計 | 約€665(約12.4万円) | 約€1,050(約19.5万円) | 約€1,655(約23万円) |
初心者は標準型19.5万円/月でシミュレーションし、現地で生活が安定してから自炊型へ圧縮するのが現実的です。最初から節約型を狙うと、住環境のストレスで継続が難しくなるケースもあります。
家賃(シェアハウス・ホームステイ・学生寮)
マルタの家賃は、エリアと物件タイプで月€350〜€1,100と大きな幅があります。ワーホリ参加者の主流はシェアハウスで、エリア選びが家計を左右します。
| 滞在形態 | 月額 | 円換算 |
|---|---|---|
| シェアハウス(スリーマ/セントジュリアン) | €500〜800 | 約9.3〜14.9万円 |
| シェアハウス(バレッタ/グジラ) | €450〜700 | 約8.4〜13万円 |
| シェアハウス(モスタ等の郊外) | €350〜550 | 約6.5〜10.2万円 |
| 個室1ベッドルーム(都心) | €900〜1,100 | 約16.7〜20.5万円 |
夏期(6〜9月)は観光シーズンのため家賃が約20〜40%上昇します。6月に都心スリーマで月€700だった物件が、夏期は€900を超えるケースもあります。冬季渡航+年間契約(または6ヶ月以上の中期契約)で家賃を固定するのが、コスト圧縮の王道です。
食費(自炊と外食のバランス)
マルタの食費は、自炊中心なら月€200〜300、外食を含むと月€350〜500です。島国のため輸入品は割高ですが、地元産品は比較的安く手に入ります。
具体的な単価は、スーパー1週間の食材費が約€50〜70、カフェランチが€12〜19、ミッドレンジレストランの2人ディナー(3コース)が約€77.50、カプチーノ1杯€2.50です。自炊と外食を月10万円分使い分けると、年間で約120万円の食費差になります。地元産の野菜・パン・ワインを活用すれば、自炊でも食生活を楽しめます。
公共交通費(Tallinja Cardで実質無料に)
マルタの公共交通は、Tallinja Card(€25の登録料)でバス全路線が実質無料になります。これがマルタワーホリ最強の節約術の1つです。
通常のバス運賃は1回€2.00(冬)〜€2.50(夏)ですが、Tallinja Card保持者は全路線で運賃ゼロとなります。仮に1日2回バスを使う生活でも、年間で約€1,200(約22万円)の節約になる計算です。郊外シェアハウスを選んでも通勤費がかからないため、家賃節約と組み合わせると効果が倍増します。
通信費・光熱費・雑費
通信費・光熱費・雑費の合計は、月€145〜260が目安です。季節によって変動が大きい項目もあるため、年間で平均化して計画します。
通信費はGO・Melita・Epicの主要3社のプリペイドSIMで月€15〜30、光熱費はシェアハウスの場合の負担分が月€30〜80です。マルタの伝統的石造建築は断熱性が低く、冬(12〜2月)の電気ヒーター使用や夏のエアコン使用で光熱費が€100/月を超えるケースもあります。雑費(日用品・娯楽・散髪等)は月€100〜€150を見ておきましょう。
語学学校の費用
マルタの語学学校は、General English 20レッスン/週で週€250〜€300が相場です。4週コース約€1,000〜€1,200、12週コースで約€3,000〜€3,700となります。
| 学校名 | 立地 | 授業料/週 | 4週合計 | 12週合計 |
|---|---|---|---|---|
| NSTS Malta | グジラ | €250 | 約€1,035(登録料込) | 約€3,035 |
| EC Malta | セントジュリアン | €300 | 約€1,228(教材費込) | 約€3,684 |
ハイシーズン(6〜9月)は追加料金がかかる学校もあるため、料金は必ず公式サイトで確認しましょう。マルタは英語が公用語のため、語学学校に通わない選択肢も現実的です。語学学校代を節約してその分を生活費に回す方も少なくありません。ただし英語力B1未満の方は、就労機会を広げるためにも3〜6ヶ月の通学を推奨します。
マルタの最低賃金と現地で得られる収入

マルタの最低賃金は時給€5.74(約1,068円)/週€229.44(約42,676円)で、英語圏ワーホリとしては低水準です。ただし物価も抑えられているため、節約しながら生活費の半分以上をカバーできるレベルです。職種によっては時給€10以上、iゲーミング業界なら€14前後も狙えます。
マルタの最低賃金(2026年版)
マルタの2026年最低賃金は週€229.44(約42,676円)です。月額換算で約€994(約184,884円)、時給換算で約€5.74(約1,068円)となります。
これは2026年1月1日のCOLA(生活費調整)で週€4.66が加算された結果の数字です。17歳は週€222.66、17歳未満は週€219.82と年齢別の例外規定がありますが、ワーホリ参加者(18歳以上)は通常の最低賃金が適用されます。パートタイム労働者もフルタイムと同一時給(プロラタ計算)が原則のため、短時間勤務でも単価が下がる心配はありません。
業種別のWRO(賃金規制令)が適用される場合、業種別の最低賃金が一般最低賃金を上回るケースもあります。全従業員には法定ボーナスと週額手当の受給権があるため、実質的な手取りは表記額をやや上回ります。
※出典: マルタ労働関係局(Department for Industrial and Employment Relations)
職種別の時給レンジ
マルタで日本人が就労できる主な職種は、ホスピタリティ・小売・観光案内・iゲーミングです。時給は最低賃金から€14前後まで職種によって幅があります。
| 職種 | 時給目安(EUR) | 円換算 | 雇用形態 |
|---|---|---|---|
| ホスピタリティ(カフェ・レストラン) | €5.74〜8 | 約1,068〜1,488円 | パート/フルタイム |
| ホテル業 | €5.74〜9 | 約1,068〜1,674円 | パート/フルタイム |
| 小売(ショップ店員) | €5.74〜7 | 約1,068〜1,302円 | パート/フルタイム |
| 観光案内・ツアーガイド | €7〜10 | 約1,302〜1,860円 | パート/契約 |
| iゲーミング業界(CS等) | €8〜14 | 約1,488〜2,604円 | フルタイム |
| 日本食レストラン | €5.74〜8 | 約1,068〜1,488円 | パート/フルタイム |
マルタは島国で求人市場が限定的なため、夏(5〜9月)の観光繁忙期に求人が集中します。冬季(10〜3月)は観光業の閑散期で求人が大幅に減るため、渡航時期と就労開始タイミングは慎重に計画しましょう。
求人サイトはKonnekt(konnekt.com)・Jobsplus(jobsplus.gov.mt)・Indeed Malta・LinkedInが主流です。チップ文化がありレストランで5〜10%が一般的なため、ホスピタリティ職では時給に+αの収入が見込めます。
iゲーミング業界での就労機会
マルタは欧州最大のiゲーミング拠点で、700社以上のオンラインゲーミング企業が登録しています。日本語ネイティブ人材の需要があり、月給€1,200〜€2,500(時給換算€8〜14)の求人が見つかるケースもあります。
主な職種はカスタマーサポート(日本語対応)・翻訳・ローカライゼーション・QAテスター・マーケティングです。社内コミュニケーションは英語のため、英語力B2以上が推奨されます。日本語ネイティブであること自体が大きな強みになります。
マルタのiゲーミングはMGA(Malta Gaming Authority)の免許制で、マルタ国内では合法産業です。日本人がマルタの企業に雇用され業務を行うこと自体は、マルタの法律に基づく合法的な就労となります。ただし日本向けサービスへの関与については日本の刑法(賭博罪)との関係で法的論点があります。個別の業務内容については、必ず弁護士など専門家に相談したうえで判断してください。
「マルタワーホリの大きな魅力は、英語力の向上が収入に直結しやすい環境にある点です。最初はホスピタリティ職で最低時給€5.74からスタートする方が多いですが、語学学校で英語力をB2レベルまで伸ばすと、観光案内やiゲーミング業界のカスタマーサポートで時給€10〜€14のポジションが見えてきます。語学学校3ヶ月で約€3,000の投資は、時給が上がれば2〜3ヶ月で回収可能な計算です。英語教育に特化したアルクだからこそ、留学中の英語学習計画と就労計画をセットでご提案できます。まずは無料カウンセリングでご相談ください。」
【収支シミュレーション】支出と収入を引いた実質負担額

マルタワーホリで重要なのは「総額」よりも「実質負担額(支出−収入)」です。半年就労の標準ケースで実質約100〜150万円、1年フル就労なら約80万円台まで圧縮可能です。ここからは月間収支モデル・半年就労シナリオ・1年フル就労シナリオの3パターンを試算します。
月間収支モデル(自炊型・標準型)
月間収支は、自炊型なら税引前で月+6.1万円の黒字、標準型でほぼ収支トントンとなります。最低賃金フルタイムでも、節約志向なら現地で資金を増やしながら生活できる計算です。
| 項目 | 自炊型 | 標準型 |
|---|---|---|
| 支出(家賃込) | 約€665(約12.4万円) | 約€1,050(約19.5万円) |
| 収入(最低賃金フルタイム税引前) | 約€994(約18.5万円) | 約€994(約18.5万円) |
| 月収支(税引前) | +約6.1万円 | ▲約1万円 |
| 月収支(税引後 約−5%考慮) | 約+5万円 | 約−2万円 |
「現地で稼げば貯金が増える?」という疑問への答えは、節約志向ならYes、ゆとり志向ならNoです。自炊と郊外シェアハウスの組み合わせが、現地で資金を減らさない最低条件となります。
半年語学+半年就労シナリオ
半年語学+半年就労シナリオの実質負担額は、約120〜140万円です。英語力アップとマルタ生活を両立できるバランス型といえます。
| 期間 | 内容 | 支出 | 収入 |
|---|---|---|---|
| 前半6ヶ月 | 語学学校(24週)+生活費 | 約120万円 | 0円 |
| 後半6ヶ月 | フル就労+生活費 | 約110万円 | 約110万円 |
| 合計 | — | 約230万円 | 約110万円 |
| 実質負担額 | — | — | 約120万円 |
前半6ヶ月で英語力をB1〜B2まで伸ばせば、後半の就労で時給アップを狙える可能性が高まります。実質120万円台で1年滞在+語学習得が両立できる、最もバランスの取れたモデルです。
1年フル就労シナリオ
1年フル就労シナリオの実質負担額は、約78〜100万円まで圧縮可能です。語学学校なし+自炊型の節約モードを徹底すれば、貯金100万円台前半でも実現できます。
| 渡航前費用 | 約50万円 |
|---|---|
| 1年支出(月19万円×12) | 約228万円 |
| 支出合計 | 約278万円 |
| 1年収入(最低賃金税引後) | 約200万円 |
| 実質負担額 | 約78万円 |
貯金100万円で「1年マルタ滞在は無理」と諦めかけていた方も、フル就労前提なら実現可能ラインに入ります。ただし初月から就労できる保証はないため、最初の1〜2ヶ月分の予備資金は必ず別途確保してください。
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他国ワーホリとの費用比較|マルタは欧州で最安級

マルタワーホリの1年費用約200〜280万円は、EU圏ワーホリの中では最安級です。アイルランド・ドイツ・フランスは生活費が高く、英語圏のオーストラリア・カナダはさらに高額となります。費用面でマルタを選ぶ4つのメリットも併せて整理します。
EU圏ワーホリとの比較
下表はEU圏の主要ワーホリ協定国との比較です。マルタの強みは「英語圏×低コスト」という組み合わせです。
| 国 | 1年総費用 | 月間生活費 | 最低時給 | 通用言語 |
|---|---|---|---|---|
| マルタ | 約200〜280万円 | 約15〜23万円 | 約1,068円 | 英語 |
| アイルランド | 約250〜350万円 | 約20〜30万円 | 約2,437円 | 英語 |
| ドイツ | 約220〜320万円 | 約18〜27万円 | 約2,315円 | ドイツ語 |
| フランス | 約230〜330万円 | 約18〜28万円 | 約2,148円 | フランス語 |
| スペイン | 約180〜260万円 | 約14〜22万円 | 約1,476円 | スペイン語 |
| ポルトガル | 約170〜250万円 | 約13〜20万円 | 約1,500円 | ポルトガル語 |
英語を伸ばしたいならマルタかアイルランド、費用最優先ならマルタかポルトガルが候補です。英語圏かつ低コストを両立できるのはマルタの独占ポジションで、これが現状の最大の魅力といえます。
英語圏ワーホリとの比較
マルタは英語圏ワーホリの中でも最安級です。主要英語圏との比較で位置づけが明確になります。
| 国 | 1年総費用 | 最低時給 | マルタとの差 |
|---|---|---|---|
| マルタ | 約200〜280万円 | 約1,068円 | — |
| オーストラリア | 約250〜400万円 | 約2,400円 | +50〜120万円 |
| カナダ | 約200〜350万円 | 約1,800円 | 0〜+70万円 |
| ニュージーランド | 約180〜300万円 | 約2,200円 | −20〜+20万円 |
| 英国 | 約300〜450万円 | 約2,000円 | +100〜170万円 |
オーストラリア・カナダ・英国は時給は高いものの、家賃と生活費がさらに高く、トータルで見ると総費用は跳ね上がります。マルタは「収入は控えめだが支出も控えめ」という安定型ポジションです。「派手に稼ぐより、無理なく1年過ごしたい」方に向いています。
ヨーロッパ圏の他国と並べて検討したい方は、イギリスワーホリの費用、アイルランドワーホリの費用、フランスワーホリの費用の記事もあわせてご確認ください。各国の比較総論はワーホリ費用の総合ガイドでも解説しています。
ただしマルタは年間発給枠100名と非常に少ない点が最大の壁です。費用面では魅力的でも、ビザ取得の難易度が高い点は事前に理解しておきましょう。倍率を考えると、書類サポートに強い留学エージェントの活用が安心材料となります。
マルタを選ぶ4つの費用面メリット
マルタワーホリには、他国にはない4つの費用面メリットがあります。これらが組み合わさることで、欧州最安級ポジションが成立しています。
- 英語が公用語: 語学学校に通わない選択肢が現実的で、年間50〜100万円の学費を節約可能
- シェアハウス家賃がEU平均より約20%安い: 郊外なら月€350〜と、ドイツ・フランスの半額レベル
- Tallinja Cardで交通費がほぼゼロ: €25の登録料のみで全路線無料、年間約€1,200の節約
- シェンゲン圏内移動が自由: 週末にイタリア・フランスへLCCで行ける(マルタからローマ片道€30〜)
「マルタ=マイナーな小国」というイメージとは裏腹に、費用面では最強クラスの選択肢です。英語力アップを目指しつつ欧州を旅行したい方には、コストパフォーマンスが突出しています。
マルタワーホリの費用を抑える10の節約術

マルタワーホリの費用は工夫次第で総額を50万円以上圧縮可能です。最も効果が大きいのは家賃エリア選びと渡航時期。次に交通費の無料化と自炊。ここからは費用インパクトの大きい順に10の節約術を紹介します。
1. オフシーズン(10〜3月)の渡航
10〜3月のオフシーズン渡航は、家賃が約20〜40%安く、航空券もローシーズン価格になります。年間で約30〜50万円の節約効果が見込める最大級の節約術です。
夏のスリーマで月€800の物件が、冬には€600〜€650まで下がるケースもあります。観光業の求人は減りますが、iゲーミング・小売・語学学校アシスタントなどは年間を通じて求人があります。冬渡航+年契約で家賃を固定し、夏は旅行や就労ピーク期に充てる戦略が王道です。
2. シェアハウスは郊外を選ぶ
スリーマ・セントジュリアンを避け、モスタやセントポールズベイなどの郊外シェアハウスを選ぶと月€150〜€250の節約になります。年間で約34〜56万円のインパクトです。
郊外でもTallinja Cardでバス通勤が無料のため、通勤コストはゼロです。郊外は生活が落ち着いており、英語学習に集中したい方にも適しています。「中心地でなければ生活が成り立たない」という思い込みを捨てると、家計が一気にラクになります。
3. Tallinja Cardでバスを実質無料化
€25の登録料を払えば、Tallinja Cardでマルタ全土のバスが実質無料になります。年間で約€1,200(約22万円)の節約効果です。
通常運賃は1回€2.00〜€2.50のため、1日2回利用するだけで月約€100〜€150の節約となります。郊外シェアハウスとの組み合わせで、家賃節約の効果が倍増します。Tallinja Cardは現地到着後すぐに申請しましょう。
4. 自炊中心の食生活+地元産食材
自炊中心の食生活で、月€150〜€200の節約が可能です。年間で約34〜45万円のインパクトとなります。
マルタのスーパーは地元産の野菜・パン・ワインが安く、輸入品(果物・乾物・飲料水)は割高です。地元産を中心に選ぶだけで自然と節約になります。週末のマルサシュロックフィッシュマーケットなど、地元市場の活用もおすすめです。
5. 観光繁忙期に合わせて就労開始
夏(5〜9月)の渡航で観光業の求人ピーク期と重ねると、就労開始までのタイムラグを最小化できます。渡航直後から収入が入る計画は、貯金の目減りを防ぐ最大のポイントです。
ホスピタリティ・ホテル・小売は5月から求人数が急増します。渡航前にKonnektやIndeed Maltaで求人傾向をチェックし、現地到着後すぐに応募できる準備をしておきましょう。
6. 語学学校はロングターム割引を活用
12週以上のロングタームコースは、週単価が15〜20%安くなる学校が多くあります。4週コースを3回繰り返すより、最初から12週で申し込む方が圧倒的にお得です。
NSTS Maltaの場合、4週で約€1,000、12週で約€3,000とほぼ単価据え置きですが、長期割引キャンペーンを実施する学校も多くあります。教材費・登録料も1回で済むため、トータルで約€200〜€400の節約となります。
7. LCC+欧州都市経由の航空券
ロンドン・ローマ・ミラノ等の欧州都市まで日系・大手航空会社で行き、そこからRyanairやWizz Airで乗り継ぐと、約3万円〜5万円の節約になります。ただし荷物制限とトランジット時間に注意が必要です。
LCCは預け荷物の追加料金が高額のため、機内持ち込みのみで済むかどうかが鍵です。トランジット時間は最低3時間以上を確保し、別チケット扱いの場合は荷物の再ピックアップが必要なケースもあります。
8. 留学エージェントを比較して最適手配
留学エージェントは複数社の見積もりを比較すると、トータル費用で数万円〜数十万円の差が出ます。同じ語学学校・同じ期間でも、エージェントによって手配費用に差があるためです。
選び方のポイントは、JAOS(一般社団法人海外留学協議会)認定またはJ-CROSS(一般社団法人留学サービス審査機構)認証の有無を確認することです。両認定は料金体系の透明性や情報提供の正確性が審査基準に含まれています。マルタワーホリは年間100名枠と希少性が高いため、書類サポートに強いエージェントを選ぶと安心です。
9. 為替レートを見極めた両替
1 EUR = 186円台の現在は円安局面です。為替レートを意識した両替方法を選ぶだけで、年間数万円の節約につながります。
おすすめはマルチカレンシー口座(Wise・Revolut)の活用です。両替手数料が銀行窓口より安く、現地ATMでもユーロを直接引き出せます。一括両替ではなく、月ごとに必要分を引き出すドルコスト平均法的な運用もリスク分散になります。
「為替が円高に振れれば自動的に得をする」と楽観視せず、現状の186円台を前提に予算を組むのが安全です。
10. 早期申請で年間100名枠を確保
マルタワーホリの年間発給枠は100名と非常に少なく、早期申請が必須です。申請時期の遅れは渡航延期=航空券再購入や家賃契約のやり直しなど、追加費用に直結します。
他国ワーホリ協定の前例から、初年度の倍率は2〜5倍が想定されます。書類は完璧主義で準備し、申請受付開始と同時に動ける体制を整えておきましょう。書類サポートに強い留学エージェントの利用は、ここで投資対効果が最も高くなります。
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マルタワーホリ費用に関するよくある質問

マルタワーホリの費用について、特に多く寄せられる質問を10問にまとめました。ビザ申請料・最低貯金額・現地での収入・語学学校の必要性など、検討初期の方が最も気になるポイントを「結論→理由→具体例」の三層構造で回答します。
Q1. マルタワーホリにいくらの貯金があれば行ける?
A. 最低150万円、安心ラインは200万円以上です。
理由は、渡航前費用が約45〜60万円、現地3ヶ月分の生活費予備が約60万円、帰国時の航空券・引っ越し費用が約30万円必要なためです。
具体例として、半年語学+半年就労シナリオなら実質負担額約120〜140万円で実現できるため、貯金150万円が一つの安心ラインといえます。1年フル就労を狙うなら、実質負担額は約78〜100万円まで下がるため、貯金100万円台前半でも挑戦可能です。
Q2. ビザ申請料はいくらですか?
A. ビザ申請料は無料、ただしVFS手数料€100(約18,600円)が別途必要です。
マルタ移民局による免除措置のため、ビザ自体の発給費用は0円となっています。
具体的にはVFS Globalの東京ビザ申請センター(または郵送の場合は大阪センター)でビザ申請を行う際、サービス利用料として€100を支払います。為替レート1 EUR = 186円換算で約18,600円です。犯罪経歴証明書の英文翻訳費(3,000〜10,000円程度)も別途必要なため、ビザ関連のトータル費用は約2〜3万円程度を見込んでください。
Q3. マルタは英語が公用語ですが、語学学校は必要ですか?
A. 必須ではありませんが、就労機会を広げたいなら3〜6ヶ月通うのがおすすめです。
理由は、英語力がB2以上に達するとツアーガイドやiゲーミング業界で時給€10〜€14の職種が狙えるようになるためです。
具体例として、ホスピタリティ職の最低時給€5.74からスタートし、英語力を伸ばして時給€10のツアーガイドに転職できれば、時給が約1.7倍になります。語学学校代(4週で約€1,000、12週で約€3,000)は数ヶ月の就労で十分回収可能な投資といえます。「英語力に自信がある方」は語学学校なしも現実的な選択肢です。
Q4. マルタワーホリの1年間でいくら稼げますか?
A. 最低賃金フルタイム就労で、税引後約180〜200万円が目安です。
理由は、月給約€994(約184,884円)×12ヶ月から税金・社会保険料を差し引いた金額のためです。
具体例として、iゲーミング業界のカスタマーサポート職(月給€1,500〜€2,500)に就ければ、年間税引後で約250万円超を稼げるケースもあります。一方、観光業中心で冬季の求人が見つからない場合、年間収入が100万円台前半に留まる可能性もあります。就労収入は職種と季節で大きく変動する点に注意が必要です。
Q5. オーストラリアやカナダと比べて費用は安いですか?
A. マルタは英語圏ワーホリの中で最安級です。
理由は、家賃と物価が他英語圏より約20〜30%安く抑えられているためです。
具体的にはオーストラリア(年間約250〜400万円)、英国(約300〜450万円)と比較すると、マルタは年間で約50〜170万円も安い計算になります。ただし時給はオーストラリアの約半分のため、「派手に稼いで貯金を作る」目的ならオーストラリアの方が向いています。「無理なく1年過ごしたい」方にはマルタが最適です。
Q6. 海外旅行保険はいくらかかりますか?
A. 1年プランで約15〜25万円が相場です。
理由は、マルタワーホリビザ申請の必須条件として治療費無制限・賠償・緊急帰国の3点をカバーする保険が求められるためです。
具体例として、AIG損保・東京海上日動・損保ジャパンの主要3社で見積もりを取り、補償内容と料金のバランスで選ぶのが定石です。マルタはEU加盟国ですがEHIC(欧州健康保険カード)が日本人に適用されないため、民間の海外旅行保険への加入は必須となります。補償を削るとマルタの私立病院での1日入院(€500〜€1,000)が無保険になるリスクがあるため、コスト削減は慎重に判断してください。
Q7. 家賃を抑える一番のコツは何ですか?
A. 郊外(モスタ・セントポールズベイ等)のシェアハウスを選ぶことです。
理由は、スリーマやセントジュリアンの中心地と比べて月€150〜€250安いためです。
具体的には、年間で約34〜56万円の節約インパクトとなります。Tallinja Cardでバスは無料なので通勤負担はゼロです。さらに冬渡航+年契約で家賃を固定すれば、夏期の20〜40%家賃高騰を回避できます。「中心地に住まないと不便」という心配は、Tallinja Cardの存在で大半が解消されます。
Q8. マルタで日本語の仕事はありますか?
A. iゲーミング業界の日本語カスタマーサポート職に需要があります。
理由は、マルタが欧州最大のiゲーミング拠点で、700社以上のオンラインゲーミング企業が登録しているためです。
具体例として、月給€1,200〜€2,500(時給換算€8〜€14)の求人が見つかります。社内コミュニケーションは英語のため、英語力B2以上が条件となるケースが多いです。ただし日本向けサービスへの関与については日本の刑法(賭博罪)との関係で法的論点があります。個別の業務内容については、必ず弁護士など専門家に相談したうえで判断してください。
Q9. 年間発給枠100名は厳しいですか?
A. 倍率2〜5倍程度が想定されます。
理由は、他国ワーホリ協定の前例(特に新規開始時)から、初年度の倍率が高くなる傾向があるためです。
具体例として、書類は事前に完璧に揃え、申請受付開始と同時に動ける体制を整えておくことが必須です。書類サポートに強い留学エージェントの活用は、ここで投資対効果が最も高くなります。アルク留学では、JAOS加盟エージェントの中からマルタワーホリ対応の信頼性ある会社を比較できます。
Q10. 学校に通わずワーホリだけだといくらですか?
A. 1年で約170〜200万円(学費分なしの自炊型)です。
理由は、月生活費12〜13万円×12ヶ月+渡航前費用約50万円の試算となるためです。
具体例として、自炊型節約モード(郊外シェアハウス+自炊+オフシーズン渡航)なら170万円台が可能です。マルタは英語が公用語のため、学校なしでも生活に支障はありません。ただし英語力B1未満の方は、就労機会と職場でのコミュニケーション面で苦労するため、最低3ヶ月程度の語学学校通学を推奨します。
まとめ|2026年マルタワーホリで賢く費用を抑えよう
2026年1月開始のマルタワーホリは、欧州ワーホリの中でも最安級の選択肢です。1年総費用約200〜280万円、半年就労なら実質負担額約120〜140万円で実現できます。
本記事の要点を整理すると、以下の3点です。
- 総額レンジは約200〜280万円: 自炊型・標準型・ゆとり型の3パターンで自分の予算と照合
- 実質負担額は約78〜150万円: 半年〜1年の就労を組み込めば貯金100万円台でも実現可能
- 節約のコアは家賃エリアと渡航時期: 郊外シェアハウス+オフシーズン渡航+Tallinja Cardの3点セット
マルタワーホリ準備のおすすめステップは、(1)貯金150〜200万円の目標設定、(2)情報収集と書類準備(3〜6ヶ月前)、(3)早期申請(年間100名枠の確保)、(4)冬渡航+年契約で家賃を固定、(5)現地到着後すぐにTallinja Card取得と求人応募、の5段階です。
マルタワーホリは年間発給枠100名と希少性が高いため、信頼性のあるエージェントの活用が安心材料となります。アルク留学では、JAOS/J-CROSS認定エージェントの中から、マルタワーホリ対応の会社を比較できます。
マルタで語学学校中心の語学留学も並行して検討したい方は、マルタ留学エージェントの比較記事もあわせて参考になります。
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※無理な勧誘はありません
※本記事の金額・最低賃金・為替レート等の数値は、すべて2026年4月時点の情報です。最新情報は各公式サイト・大使館・VFS Globalでご確認ください。為替レートは1 EUR ≒ 186円(2026年4月時点)で円換算しています。

