アメリカにワーホリはない!代替ビザ4種の費用を徹底比較

アメリカにワーホリはない!代替ビザ4種の費用を徹底比較

アメリカには日本とのワーキングホリデー協定がなく、ワーホリ制度は利用できません。代替手段としてJ-1ビザ(有給就労可・実質負担約0〜290万円)、F-1学生ビザ(語学留学・年間約230万〜380万円)、ESTA短期滞在(3ヶ月約85万〜170万円)の3ルートがあり、本記事では各ルートの費用を項目別に比較します。

目次

【結論】アメリカにワーホリ制度はない|代替ルートの費用サマリー

【結論】アメリカにワーホリ制度はない|代替ルートの費用サマリー

日米間にはワーキングホリデー協定がないため、「アメリカでワーホリ」は制度上不可能です。

アメリカがWH協定を結んでいない最大の理由は、移民政策の厳格さにあります。

アメリカは世界中から移民が殺到する国であり、不法移民問題への対応として「簡単に就労ビザを発給しない」という一貫した国策を維持しています。WHのように若者に自由な就労を認める制度は、この方針と相容れません。

しかし、目的に応じた代替ルートが4つあり、ルートごとに費用・就労可否・滞在期間が大きく異なります。

まずは4ルートの全体像を押さえましょう。以下の表で総額と特徴を一覧比較できます。

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ルート総額目安最長滞在就労難易度
J-1ビザ(Exchange Visitor)約230万〜480万円(有給なら実質約0〜290万円)12〜18ヶ月○(有給可)
F-1ビザ+大学/コミカレ約600万〜1,200万円(2年間)学位取得まで△(CPT/OPT)中〜高
F-1ビザ(語学学校のみ)約230万〜380万円(6ヶ月)プログラム期間×(原則不可)
ESTA(ビザ免除)約85万〜170万円(3ヶ月)90日×
※金額は1USD≒159円(2026年4月時点)で換算。あくまで目安です

目的別の結論は明確です。費用を最小限に抑えてアメリカを体験したいなら「ESTA」、有給で働きながら長期滞在したいなら「J-1ビザ」、キャリア構築と学位取得を両立したいなら「F-1+大学」が最適です。

自分に合ったルートがわからない方は、留学カウンセラーに相談すると、予算と目的に合ったプランを一緒に組み立ててもらえます。

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アメリカで働きながら滞在する4つの方法

アメリカで働きながら滞在する4つの方法

アメリカにワーホリはありませんが、目的に応じた代替ルートは4つあり、就労可否・費用・滞在期間が大きく異なります。「有給で働きたい」「英語力を伸ばしたい」「短期で安く体験したい」など、目的によって最適なルートは異なります。ここからは各ルートの制度概要・対象者・就労可否を整理します。

J-1ビザ(Exchange Visitor)── 唯一の有給ルート

J-1ビザはアメリカで合法的に有給就労ができる唯一の代替ルートであり、「アメリカ版ワーホリ」とも呼ばれます。

J-1はExchange Visitor(交流訪問者)ビザの一種で、国務省が指定するスポンサー団体を通じて申請します。個人での直接申請はほぼ不可能なため、Cultural VistasやIntraxなどの指定団体に申し込むのが前提です。

J-1種別最長期間対象者の目安
Intern(インターン)12ヶ月在学中〜卒業後12ヶ月以内
Trainee(トレーニー)18ヶ月社会人経験1年以上(分野による)
Summer Work Travel4ヶ月大学在学中(夏季限定)
Au Pair12〜24ヶ月18〜26歳、育児経験あり
※2026年4月時点の情報です

ワーホリとの最大の違いは、就労先を事前に確定する必要がある点です。ワーホリなら渡航後に自由に仕事を探せますが、J-1はスポンサー企業と受け入れ先が決まった状態で申請します。その分、渡航前から就労先が確定しているという安心感があります。

J-1ビザに年齢制限はありません。ワーホリの「30歳まで」という制限に引っかかる方にとっても、有力な選択肢です。

F-1ビザ+CPT/OPT ── 大学・コミカレ経由で就労

F-1学生ビザで大学またはコミュニティカレッジに在籍すれば、CPT(在学中の実習就労)やOPT(卒業後の就労許可)を通じて合法的に働けます。

CPTは「カリキュラムの一環としての実習」で、1学年以上の在籍が必要です。OPTは卒業後に専攻分野で12ヶ月間就労できる制度で、STEM分野の学位取得者は追加24ヶ月の延長が可能(合計最長36ヶ月)です。

ただし、重要な注意点があります。語学学校(ESL)のみのF-1ビザではCPT・OPTのどちらも利用できません。CPT/OPTを使うには、学位プログラム(Associate/Bachelor/Master等)への在籍が必須です。

費用はJ-1やESTAに比べて高額ですが、アメリカの学位+最長3年間の就労経験という「キャリア投資」として捉える方が多いルートです。例えばカリフォルニア州のSanta Monica Collegeなら、年間学費は約$11,232(約179万円)で、2年間の総費用は約$66,000(約1,050万円)が目安です。

F-1ビザ(語学学校のみ)── 就労不可だが長期滞在可

F-1ビザで語学学校(ESL)に通う場合、有給就労は原則不可ですが、3ヶ月以上のアメリカ長期滞在が実現できます。

キャンパス内就労が週20時間まで認められる例外はあるものの、実際に語学学校でキャンパス内就労ができるケースは限定的です。「働く体験」ではなく「英語力の集中強化」が主目的の方向けのルートといえます。

ESTAでは90日を超えて滞在できないため、3ヶ月以上じっくり英語を学びたい方はF-1の取得が必要です。

ESTA(ビザ免除)── 90日以内の最安ルート

ESTAは申請料$40.27(約6,400円)のみでアメリカに最大90日間滞在でき、4ルート中もっとも手軽で安いルートです。

ビザ申請が不要なため、面接や書類準備の手間が大幅に省けます。語学学校も週18時間未満のパートタイムコースであれば通学可能です。

ただし、就労は一切不可です。また、90日を超える滞在もできないため、「アメリカで働く体験」や「長期滞在」を求める方には向きません。

3ヶ月超の滞在や就労体験を目的とする場合は、J-1ビザまたはF-1ビザを検討しましょう。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

4つのルートを選ぶときに大切なのは、”アメリカに行くこと”が目的なのか、”英語環境で働く体験”が目的なのかを明確にすることです。J-1ビザはスポンサー確保の手間がかかりますが、唯一の有給ルートで米国企業でのキャリア経験が得られます。一方、英語環境で働きながら暮らすことが最優先なら、カナダやオーストラリアのワーホリのほうが費用面でも制度面でも有利なケースが多いです。”アメリカ”と”英語環境での就労体験”は別の問いです。まずどちらが本当の目的かを整理してから、ルートを選ぶことをおすすめします。

【比較表】代替ビザ4ルートの費用を比較

【比較表】代替ビザ4ルートの費用を比較

4ルートの費用差は最大で10倍以上。予算と目的のバランスで最適解は大きく変わります。費用最優先の方は「支出合計」列を、有給就労を重視する方は「収入見込み」列を中心にご覧ください。

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項目J-1ビザ(12ヶ月)F-1+大学(2年)F-1+語学(6ヶ月)ESTA(3ヶ月)
ビザ申請費約6.5万円約8.5万円約8.5万円約6,400円
学費/プログラムフィー約14万〜48万円約170万〜350万円/年約110万〜135万円約25万〜35万円
保険約7万〜14万円約24万〜48万円約9万〜15万円約3万〜7.5万円
航空券(往復)約10万〜30万円約10万〜30万円約10万〜30万円約10万〜30万円
滞在費+生活費約190万〜380万円約380万〜760万円約90万〜190万円約45万〜95万円
支出合計約230万〜480万円約600万〜1,200万円約230万〜380万円約85万〜170万円
収入見込み約190万〜580万円CPT/OPTで可能なしなし
実質負担約0〜290万円要個別計算約230万〜380万円約85万〜170万円
就労○(有給)△(条件付き)×(原則不可)×
最長滞在12〜18ヶ月学位取得までプログラム期間90日
※金額は1USD≒159円(2026年4月時点)で換算した目安です。最新情報は各機関の公式サイトでご確認ください

この表から見える判断基準は以下の3パターンです。

  • 費用を抑えて短期体験したい方 → ESTA(約85万〜170万円)。ビザ不要で最も手軽
  • 有給で働きながら長期滞在したい方 → J-1ビザ(有給なら実質負担を大幅に抑えられる)
  • キャリア構築と学位を両立したい方 → F-1+大学(高額だが学位+最長3年の就労が手に入る)

J-1ビザは支出合計こそ高いものの、有給ポジションを得れば年間約190万〜580万円の収入が見込めます。つまり、月25万〜48万円の給料で生活費を賄いながら滞在できる可能性があり、実質負担額はESTAに匹敵するケースもあります。

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J-1ビザの費用内訳を完全解説

J-1ビザの費用内訳を完全解説

J-1ビザの費用総額は12ヶ月で約230万〜480万円ですが、有給ポジションを得れば実質負担は大幅に下がります。多くのサイトが「100〜200万円」としか書かない費用の中身を、ここでは項目別に分解して解説します。スポンサー団体のプログラムフィーから日々の生活費まで把握すれば、資金計画に「想定外」がなくなります。

ビザ申請にかかる公的費用(約6.5万円)

J-1ビザの公的費用はSEVIS費とビザ申請料の合計で$405(約64,400円)です。

費目金額(USD)円換算
SEVIS I-901料金$220約35,000円
DS-160ビザ申請料(MRV fee)$185約29,400円
ビザ発給手数料(相互主義手数料)$00円(日本国籍は免除)
合計$405約64,400円
※2026年4月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください

この金額はF-1ビザの公的費用($535、約85,100円)より約2万円安いです。日本国籍の場合、ビザ発給手数料が免除されるため、申請時に追加コストはかかりません。

なお、SEVIS I-901料金はJ-1の種別によって異なり、Au PairやSummer Work Travelでは$35に引き下げられます。

スポンサー団体のプログラムフィー(約14万〜48万円)

J-1ビザは個人での申請がほぼ不可能で、国務省指定のスポンサー団体を通じた申請が前提です。このスポンサー団体に支払う「プログラムフィー」が、J-1ビザ特有の費用として発生します。

スポンサー団体料金含まれるサービス
Cultural Vistas$900〜$1,895(約14万〜30万円)DS-2019発行、SEVIS登録、オリエンテーション、24時間サポート
J1 Visa Exchanges$2,000〜$3,000(約32万〜48万円)DS-2019発行、保険、オリエンテーション、サポート
※2026年4月時点の公開料金。日本語対応エージェントは個別見積もりが多い

プログラムフィーの差額は「何が含まれるか」で大きく変わります。DS-2019(ビザ申請に必要な書類)の発行とSEVIS登録は全団体共通で含まれますが、保険や就労先のマッチングは含まれないケースもあります。

特に注意すべきは「含まれないもの」です。MRV fee($185)、航空券、住居費、生活費は通常プログラムフィーに含まれません。見積もり時に「何が込みで何が別途か」を必ず確認してください。

海外保険・航空券・生活費

J-1ビザの12ヶ月間で、保険・航空券・滞在費・生活費の合計は約210万〜400万円が目安です。この部分が総費用の大半を占めるため、都市選びと生活スタイルが予算に直結します。

保険料はJ-1ビザの要件として加入が義務付けられています。国務省が定める最低基準(医療費$100,000以上、送還費$25,000以上、自己負担$500以下)を満たすプランに加入が必要です。Cultural Vistasのプランの場合、月額$60〜$120(約9,500〜19,000円/月)が目安で、12ヶ月で約11万〜23万円になります。

航空券は成田/羽田からロサンゼルスへの往復で約10万〜30万円が相場です。オフシーズン(1〜3月・10〜11月)ならLCCのZIPAIRなどで7万〜12万円に抑えることも可能です。ニューヨーク便はロサンゼルス便より2〜5万円高い傾向があります。

滞在費と生活費は都市によって大きく異なります。シェアハウスの場合、ニューヨークは月$1,200〜$1,800(約19万〜29万円)、サンディエゴなら月$900〜$1,400(約14万〜22万円)と、同じアメリカでも月5万円以上の差が出ます。

都市選びだけで年間60万〜120万円の差が生まれます。費用を抑えたい方はサンディエゴやシアトルなど、NYやSFに比べて家賃が割安な都市を検討しましょう。

J-1ビザで得られる収入と実質負担額

J-1ビザの最大の魅力は有給就労ができる点です。分野と都市によって収入は大きく異なりますが、月$1,600〜$4,800(約25万〜76万円)が見込めます。

分野時給目安月収目安(USD/円)
ホスピタリティ(ホテル・飲食)$10〜$16$1,600〜$2,560 / 約25万〜41万円
オフィスワーク$15〜$20$2,400〜$3,200 / 約38万〜51万円
IT・技術系$18〜$30$2,880〜$4,800 / 約46万〜76万円
※州の最低賃金に準拠。カリフォルニア州$16.90/時、ニューヨーク市$17.00/時(2026年1月〜)

実質負担額の計算は以下のとおりです。支出合計(12ヶ月)約230万〜480万円から収入見込み(12ヶ月)約190万〜580万円を差し引くと、実質負担は約0〜290万円になります。

IT・技術系の有給ポジションを確保できれば、年間収入が支出を上回り、実質負担がゼロに近づく計算です。一方、無給インターンシップの場合は収入がゼロのため、約230万〜480万円の全額が自己負担になります。有給ポジションを確保できるかどうかはスポンサー団体選びに大きく左右されるため、費用だけでなくマッチングの実績も確認しましょう。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

J-1ビザは個人での申請がほぼ不可能なため、スポンサー団体選びが費用と体験の質を大きく左右します。プログラムフィーの安さだけで選ぶのは危険です。契約前に”何が含まれて何が別途か”を必ず書面で確認してください。特にホスピタリティ分野の有給ポジションは申し込みが集中するため、早め(渡航の6ヶ月前)の準備が重要です。また、費用計画は”有給が取れた場合”と”無給の場合”の両パターンで立てておくと安心です。

F-1ビザ(語学留学)の費用内訳

F-1ビザ(語学留学)の費用内訳

F-1ビザで語学学校に通う場合の6ヶ月間の費用は約230万〜380万円が目安です。J-1ビザより費用は高くなりますが、英語力を集中的に伸ばしたい方に適したルートです。ただし有給就労は原則不可のため、費用は全額自己負担になる点を理解しておきましょう。ここからは公的費用・学費・生活費を項目別に解説します。

ビザ申請にかかる公的費用(約8.5万円)

F-1ビザの公的費用は$535(約85,100円)で、J-1ビザより約2万円高くなります。

費目金額(USD)円換算
SEVIS I-901料金$350約55,700円
DS-160ビザ申請料(MRV fee)$185約29,400円
ビザ発給手数料(相互主義手数料)$00円(日本国籍は免除)
合計$535約85,100円
※2026年4月時点の情報です

J-1との違いはSEVIS I-901料金です。F-1は$350で、J-1の$220より$130(約20,700円)高く設定されています。

一方、日本国籍はF-1ビザの有効期間が60ヶ月(5年)でマルチプルエントリーのため、一度取得すれば5年間はビザの再取得なしで入出国が可能です。

語学学校の学費(都市別・期間別)

語学学校の学費は都市と期間で大きく変動し、4週間で約22万〜30万円、24週間で約108万〜134万円が相場です。費用最優先の方は「期間」列を、学校ブランドを重視する方は「学校名」列を中心にご覧ください。

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学校都市4週間12週間24週間
EC Englishニューヨーク約25万〜30万円約70万〜83万円約121万〜143万円
Kaplan Internationalニューヨーク約25万〜29万円約67万〜76万円約115万〜134万円
EC Englishロサンゼルス約22万〜27万円約63万〜76万円約113万〜134万円
Kaplan Internationalボストン約24万〜27万円約64万〜73万円約108万〜127万円
※1USD≒159円で換算。授業料のみ(General English / Semi-Intensiveコース目安)。入学金($185〜$200)、教材費($50〜$150)は別途。2026年4月時点の情報です。最新料金は各学校の公式サイトでご確認ください

上記は授業料(レッスン料)のみの金額です。入学金や教材費を含めると、4週間で追加2万〜5万円ほど加算されます。Intensiveコース(週28〜30レッスン)を選ぶ場合は、上記金額にさらに10〜20%を加えてください。

同じニューヨークでもEC EnglishとKaplanで6ヶ月の学費に最大9万円の差があります。授業料だけでなく、立地・1クラスの人数・課外活動の充実度も含めて比較しましょう。

滞在費と生活費(都市別比較)

滞在費と生活費を合わせた月間コストは、サンディエゴの約27万円からニューヨークの約50万円まで約2倍の開きがあります。都市選びは学費以上に総費用に影響するため、慎重に検討しましょう。

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都市シェアハウス家賃生活費(食費・交通費等)月間合計
ニューヨーク$1,200〜$1,800$1,063〜$1,368$2,263〜$3,168(約36万〜50万円)
サンフランシスコ$1,200〜$1,800$941〜$1,251$2,141〜$3,051(約34万〜49万円)
ロサンゼルス$1,000〜$1,500$895〜$1,205$1,895〜$2,705(約30万〜43万円)
サンディエゴ$900〜$1,400$797〜$1,107$1,697〜$2,507(約27万〜40万円)
※2026年4月時点のNumbeoデータに基づく目安。シェアハウス利用時

費用を抑えたいならサンディエゴがおすすめです。ニューヨークに比べて月9万〜10万円安く、6ヶ月間で約54万〜60万円の差になります。

一方、ニューヨークは語学学校の選択肢が最も多く、文化体験やネットワーキングの機会も豊富です。「費用」と「体験の充実度」をどこでバランスさせるかが都市選びのポイントです。

ESTA+短期語学学校の費用

ESTA+短期語学学校の費用

ビザ不要で渡航できるESTAと短期語学学校の組み合わせは、アメリカ体験の最安ルートです。3ヶ月間の総費用は約85万〜170万円で、J-1やF-1の半額以下に収まります。「まずはアメリカの雰囲気を体験してみたい」「本格的な留学やワーホリの前にお試ししたい」という方に最適です。

項目金額
ESTA申請料$40.27(約6,400円)
語学学校(パートタイム・4〜12週)約25万〜80万円
滞在費+生活費(3ヶ月)約50万〜95万円
航空券(往復)約10万〜30万円
海外保険(3ヶ月)約3万〜7.5万円
合計約88万〜210万円
※ESTA申請料は2025年9月に$21から$40.27に改定。今後もインフレ連動で年次調整の可能性あり。2026年4月時点の情報です

ESTA利用時の語学学校は、週18時間未満のパートタイムコースに限定されます。フルタイム(週18時間以上)のコースに通うにはF-1ビザが必要です。パートタイムのバケーション英語コースの場合、週$250〜$350(約4万〜5.6万円)が目安で、12週間で約48万〜67万円です。

就労は一切不可のため、費用の全額を自己資金で用意する必要があります。「英語を集中的に学びたい」「3ヶ月以上滞在したい」方はF-1ビザ、「有給で働きたい」方はJ-1ビザまたは他国のワーホリを検討しましょう。

【比較表】アメリカ代替ルート vs 他国ワーホリ|費用で選ぶならどっち?

【比較表】アメリカ代替ルート vs 他国ワーホリ|費用で選ぶならどっち?

「英語環境で働きながら暮らしたい」が目的なら、アメリカの代替ルートより他国のワーホリのほうが費用面でも制度面でも有利です。以下の表でアメリカJ-1ビザと主要4カ国のワーホリを直接比較してみましょう。費用重視の方は「総額目安」列を、就労の自由度を重視する方は「就労制限」列に注目してください。

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項目J-1ビザ(米・12ヶ月)カナダWH(1年)豪WH(1年)NZ WH(1年)英YMS(2年)
総額目安約230万〜480万円約150万〜250万円約100万〜200万円約100万〜180万円約180万〜300万円
収入見込み約190万〜580万円約160万〜250万円約180万〜300万円約140万〜200万円約200万〜350万円
就労制限スポンサー企業のみ制限なし同一雇用主6ヶ月制限なし制限なし
年齢制限なし18〜35歳18〜30歳18〜30歳18〜30歳
ビザ難易度高(スポンサー必須)中(抽選あり)低(ほぼ全員取得可)高(抽選倍率高)
ビザ費用約6.5万円約4.1万円約7.5万円約7.1万円約40万円(IHS込み)
※各国の金額は2026年4月時点の目安。為替レートにより変動します

費用対効果はオーストラリアとニュージーランドがもっとも高い結果です。オーストラリアは総額約100万〜200万円に対して収入見込みが約180万〜300万円と、1年間で黒字になる可能性が高いルートです。カナダも総額約150万〜250万円でバランスが良く、就労制限なし・年齢上限35歳と使い勝手に優れています。

J-1ビザは総額約230万〜480万円と最も高額で、就労先もスポンサー企業に限定されます。「費用を抑えて英語環境で働きたい」だけが目的なら、まず他国ワーホリを検討するのが合理的です。

ただし、J-1ビザには年齢制限なし・専門分野でのキャリア構築・米国企業での就労経験というワーホリにない強みがあります。これらを重視する方にとっては、J-1の費用は「投資」と捉えられるでしょう。

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アメリカの代替ビザ取得で失敗しない3つのポイント

アメリカの代替ビザ取得で失敗しない3つのポイント

ワーホリがないアメリカへの渡航は、他国以上に事前準備が費用と体験の質を左右します。ここでは、代替ビザで渡米する際に費用面で後悔しないための3つの判断基準を紹介します。エージェント選び・英語力・資金計画の三本柱を押さえれば、想定外の出費を防げます。

JAOS認定・J-CROSS認証のエージェントを選ぶ

J-1ビザはスポンサー団体経由の申請が必須のため、エージェント選びが費用と体験の質を直接左右します。

エージェントを選ぶ際の客観的な指標として、JAOS(一般社団法人海外留学協議会)の認定とJ-CROSS(一般社団法人留学サービス審査機構)の認証があります。JAOSは留学事業者の倫理基準と運営体制を、J-CROSSは留学サービスの品質と安全性を審査する業界団体です。

JAOS未加盟・J-CROSS未認証のエージェントが必ずしも悪質というわけではありません。しかし、認定の有無は料金体系の透明性やトラブル時の対応体制を判断する指標の一つになります。認定の有無だけで判断せず、サポート内容の透明性も合わせて確認しましょう。

特にJ-1ビザは申請プロセスが複雑なため、サポート実績の豊富なエージェントを選ぶことが費用面でのリスク軽減にもつながります。

英語力の準備(J-1ビザに必要なレベル)

J-1ビザの英語力要件は法的には「十分な英語力」とされるのみで、TOEICやTOEFLの具体的なスコア基準はありません。ただし、スポンサー団体が独自の面接で英語力を判定するため、実質的にはTOEIC 650〜800点程度が目安です。

英語力が低いと選べるポジションが限られ、有給ポジションの獲得にも影響します。ホスピタリティ分野は比較的英語力のハードルが低いですが、オフィスワークやIT分野はビジネスレベルの英語が求められます。

英語力が高いほど高時給のポジションに就ける可能性が上がり、実質負担が下がります。渡航前に英語力を上げておくことは、滞在費用を抑える最も確実な方法の一つです。

為替変動リスクと費用計画の立て方

アメリカの費用はすべてドル建てのため、為替レート1円の変動が総額に大きく影響します。2026年4月時点の為替レートは1USD≒159円ですが、2024年の平均約151円と比較すると約5%の円安が進行しています。

ドル建てのインフレ(約5〜6%)と円安(約5%)を合わせると、ここ2年間で円換算の留学費用は約10%以上増加した計算になります。J-1ビザの総費用が400万円の場合、2年前なら約360万円で済んでいた計算です。つまり為替変動だけで40万円の差が生まれます。

費用計画では、現在のレートに加えて±10%の変動を想定しておくのが安全です。400万円のプランなら360万〜440万円の幅で資金を準備しましょう。

アルクの留学エージェント比較 運営事務局のポイント

J-1もF-1も、費用が安くないのは事実です。しかし、アメリカでの就労経験・英語力・学位は帰国後のキャリアに長期的な影響を与えます。大切なのは”短期の費用”だけでなく”長期のリターン”で判断することです。たとえばJ-1で年収が帰国後100万円上がれば、4年以内に投資を回収できる計算になります。費用の明細だけでなく”帰国後にどう活かすか”のキャリアプランまで一緒に考えてくれるエージェントかどうかも確認してみてください。それがエージェントの本当の価値です。

アメリカのワーホリに関してよくある質問

アメリカのワーホリに関してよくある質問

アメリカのワーホリに関する疑問は「そもそも制度がない」という前提を知ることで大半が解消します。以下では代替ビザの費用・条件・比較について、よく寄せられる10の質問にお答えします。

Q1. アメリカにワーキングホリデービザはありますか?

A. ありません。日米間にワーキングホリデー協定は存在しないため、アメリカでワーホリ制度は利用できません。

アメリカは移民政策が厳格で、WHのように自由な就労を認める二国間協定を結んでいません。2026年4月時点でも、協定を結ぶ具体的な動きは確認されていません。

英語圏でワーホリが使える国はカナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・アイルランドの5カ国です。アメリカで働きたい場合はJ-1ビザが唯一の有給ルートになります。

Q2. J-1ビザの費用は総額でいくらかかりますか?

A. 12ヶ月で約230万〜480万円が目安ですが、有給ポジションを得れば実質負担は約0〜290万円に下がります。

内訳は、公的費用約6.5万円+プログラムフィー約14万〜48万円+保険約7万〜14万円+航空券約10万〜30万円+滞在費・生活費約190万〜380万円です。

有給ポジション(ホスピタリティで月約25万〜41万円、IT系で月約46万〜76万円)を確保できれば、月々の給料で生活費を賄いながら滞在できます。

Q3. F-1学生ビザでアルバイトはできますか?

A. 原則不可ですが、条件付きで例外があります。

F-1ビザは学業目的のビザであり、原則として学外でのアルバイトは認められていません。ただし、キャンパス内就労であれば在学中は週20時間まで可能です。

大学やコミュニティカレッジの学位プログラムに在籍している場合は、CPT(在学中の実習就労)やOPT(卒業後12ヶ月間の就労許可)が利用できます。ただし、語学学校(ESL)のみのF-1ではCPT・OPTどちらも対象外です。

Q4. ESTAで語学学校に通えますか?

A. 通えます。ただし週18時間未満のパートタイムコースに限定されます。

ESTAは短期滞在用の渡航認証で、フルタイム(週18時間以上)の通学にはF-1ビザが必要です。パートタイムのバケーション英語コースであれば問題なく受講できます。

費用は3ヶ月で約85万〜170万円が目安で、4ルート中もっとも安い選択肢です。90日以内の短期体験やお試し留学に向いています。

Q5. J-1ビザの取得は難しいですか?

A. ワーホリと比べると難易度は高めです。最大のハードルはスポンサー団体の確保です。

ワーホリは抽選や先着順で個人申請できますが、J-1ビザは国務省指定のスポンサー団体を通じて申請する必要があります。また、就労先(ホストカンパニー)を事前に確定させなければなりません。

面接予約は日本の米国大使館で通常14〜30日待ちです。準備から渡航まで3〜6ヶ月を見込むのが安全で、留学エージェントのサポートを受けるとスムーズに進められます。

Q6. カナダのワーホリとJ-1ビザ、どちらが安いですか?

A. 総額ではカナダのワーホリのほうが50万〜200万円安くなります。

カナダワーホリの1年間の総費用は約150万〜250万円に対し、J-1ビザは約230万〜480万円です。カナダはビザ費用が約4.1万円と安く、就労先を事前に決める必要がないため、スポンサー団体のプログラムフィーも不要です。

ただしJ-1には年齢制限がなく(カナダは35歳まで)、アメリカの企業で専門分野のキャリア経験を積める利点があります。

Q7. アメリカで最も安く長期滞在する方法は?

A. ESTA+パートタイム語学学校の組み合わせで、3ヶ月約85万〜170万円が最安ルートです。

ビザ申請不要でESTAの申請料は$40.27(約6,400円)のみ。ただし90日を超える滞在はできず、就労も一切不可です。

3ヶ月超の滞在が必要なら、F-1ビザ+語学学校で6ヶ月約230万〜380万円が次の選択肢です。有給で働きながら滞在したい場合は、J-1ビザが唯一の方法になります。

Q8. J-1ビザに年齢制限はありますか?

A. 法的な年齢制限はありません。30歳を超えていても申請可能です。

ワーホリビザは多くの国で18〜30歳(カナダは35歳)の年齢制限がありますが、J-1ビザにはそうした制限がありません。

ただしプログラム種別ごとに対象者が異なります。Intern(インターン)は在学中〜卒業後12ヶ月以内の方、Trainee(トレーニー)は社会人経験が1年以上ある方が対象です。年齢よりも「経歴」で適用カテゴリーが決まります。

Q9. J-1ビザの有給インターンシップの給料はどのくらいですか?

A. 月$1,600〜$4,800(約25万〜76万円)が目安で、分野と都市によって大きく異なります。

ホスピタリティ分野(ホテル・飲食)は時給$10〜$16で月収約25万〜41万円、IT・技術系は時給$18〜$30で月収約46万〜76万円です。州の最低賃金に準拠するため、カリフォルニア州($16.90/時)やニューヨーク市($17.00/時)では底上げされます。

なおJ-1には無給インターンシップもあり、特にNPOやコンサルティング分野では無給が多い傾向です。有給ポジションを希望する場合は、スポンサー団体選びの段階で確認しましょう。

Q10. ワーホリがある英語圏の国はどこですか?

A. カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・アイルランドの5カ国です。

日本がワーキングホリデー協定を結んでいる約30カ国のうち、英語圏はこの5カ国に限られます。アメリカは含まれていません。

費用の安さではニュージーランド(約100万〜180万円/年)が最もリーズナブルです。最長滞在期間はオーストラリア(セカンド・サードビザで最長3年)が他国を大きく上回ります。「とにかく長くいたい」なら豪、「費用を抑えたい」ならNZ、「バランス重視」ならカナダが定番です。

まとめ

アメリカにワーキングホリデー制度はありません。しかし、J-1ビザ・F-1ビザ・ESTAの代替ルートを使えば、目的に応じたアメリカ滞在は十分に実現可能です。

  • 代替ルートは目的で選ぶ:有給就労ならJ-1(実質約0〜290万円)、英語集中ならF-1語学(約230万〜380万円)、短期体験ならESTA(約85万〜170万円)
  • 「英語環境で働く」が目的ならワーホリも比較を:カナダ(約150万〜250万円)やオーストラリア(約100万〜200万円)は費用面でも制度面でもJ-1より有利なケースが多い
  • 準備が成否を分ける:JAOS認定エージェントの活用・英語力の事前準備・為替変動を考慮した資金計画の3つが費用面の後悔を防ぐ鍵

アメリカにこだわるならJ-1ビザの有給ポジション確保が最善策。「英語環境で働く体験」が第一目的なら、ワーホリが使える国も含めて比較することで費用対効果の高いプランが見つかります。

J-1ビザもワーホリも、一人ひとりの目的と予算に合わせてプロが提案します

※無理な勧誘はありません

※本記事の金額はすべて2026年4月時点の情報です。為替レートは1USD≒159円で計算しています。料金・制度は変更される可能性があるため、最新情報は各機関の公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

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