インドにワーキングホリデー制度はありません(2026年4月時点)。日本とインドの間にはWH協定が存在しないためです。ただし、学生ビザやインターンビザを使えばインドに長期滞在でき、留学費用は月10〜30万円と格安です。本記事では、ビザの選び方から費用内訳、2カ国留学プランまで徹底解説します。
【結論】インドにワーキングホリデー制度はない

インドにワーキングホリデー(WH)制度はありません。日本とインドの間にWH協定が結ばれていないため、WHビザを取得してインドで働くことはできません。ただし、インターンビザ(最長1年・就労可・申請料1,200円)を使えば、WHに近い条件でインドに滞在する方法があります。ここからは、WH協定がない背景と代替手段の全体像を解説します。
外務省の協定国一覧にインドは含まれていない
外務省が公表するWH協定国一覧(令和8年2月1日時点)に、インドの名前はありません。
日本がWH協定を結んでいるのは31か国・地域です。アジア圏では韓国(1999年〜)・台湾(2009年〜)・香港(2010年〜)の3つのみで、インドは含まれていません。直近では2023年にウルグアイ・フィンランド・ラトビア、2024年にルクセンブルク、2026年にマルタ(31番目)が追加されましたが、南アジアからの追加はゼロです。
「インドでワーホリしたい」と考えた方にとっては残念な事実ですが、インドにはWHビザに近い条件のビザが存在します。申請料もわずか1,200円で、コスト面のハードルは非常に低いのが救いです。
南アジア全域でワーホリ協定はゼロ
WH協定がないのはインドだけではなく、南アジア全域で協定国はゼロです。
パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータンなど、南アジア諸国はすべて外務省の一覧に含まれていません。WH協定は二国間の取り決めに基づく相互主義が前提のため、インドだけの事情ではなく地域的な背景があります。
逆に言えば、南アジア圏で「ワーホリ」を検索しても情報が見つからないのは当然のことです。代わりにビザ制度を理解すれば、WHに近い滞在が実現できます。
今後の締結見通し
2026年4月時点で、日本とインドのWH協定締結に関する公式発表はありません。
外務省のサイト上にも交渉・検討中の情報は確認できませんでした。ただし、インターンビザ(最長1年・就労可・申請料1,200円)を活用すれば、WHに近い形でインドに長期滞在することが可能です。協定がないからといって諦めるのではなく、代替手段を活用して渡航を検討しましょう。
「よく『インドにワーホリはないのか』とご相談を受けますが、WHビザがなくてもインドは長期滞在に向いた国の一つです。日本人のビザ申請料が大使館経由で一律1,200円という事実は、多くの方が驚かれるポイントです。インターンビザは最長1年・就労可能で、条件面だけを見ればWHビザとよく似た制度です。まずはご自身の目的(語学習得か、就労体験か)を整理することが、最適なビザ選びの第一歩になります。」
インドに長期滞在できるビザ一覧と費用

インドには観光・学生・インターン・就労など複数のビザがあり、日本人の大使館申請料は全種別で一律1,200円と世界的に見ても破格です。短期の語学留学なら観光ビザ、就労体験を希望するならインターンビザ、長期留学なら学生ビザが適しています。ここからは、主要なビザの種類と特徴を一覧で紹介します。
短期の語学留学なら観光ビザ、就労体験ならインターンビザ、半年以上の留学なら学生ビザを選びましょう。
| ビザ種別 | 有効期間 | 就労可否 | 申請料 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Visa on Arrival | 60日 | 不可 | 無料 | 日本人限定の優遇 | 短期留学1〜2ヶ月 |
| e-Tourist Visa(30日) | 30日 | 不可 | 約1,600〜4,000円 | オンライン完結 | 超短期滞在 |
| e-Tourist Visa(1年マルチ) | 1年(1回180日以内) | 不可 | 約6,400円 | 複数回入国可 | 3ヶ月以内の語学留学 |
| 学生ビザ | 最長5年 | 条件付き | 1,200円 | 長期留学向け | 半年〜1年留学 |
| インターンビザ | 最長1年 | 可 | 1,200円 | WHに最も近い | 就労体験希望 |
| 就労ビザ | 最長5年 | 可 | 1,200円 | 雇用契約必須 | 現地就職 |
ワーホリに最も近い条件を求める方にはインターンビザがおすすめです。最長1年就労可能で、申請料はわずか1,200円。比較として、英国人がインドの就労ビザを申請すると49,820〜64,660円かかるため、日本人がいかに優遇されているかがわかります。
観光ビザ(e-Tourist / Visa on Arrival)
短期のインド留学(1〜3ヶ月)なら、観光ビザで語学学校に通学できます。
日本人はVisa on Arrival(VoA)が利用でき、60日以内なら無料でインドに入国可能です。この制度は日本・韓国・UAEの3か国だけに認められた優遇措置です。3ヶ月以内の留学であればe-Tourist Visa(1年マルチ・約6,400円)も便利で、1回の連続滞在が180日まで認められています。
注意点として、e-Visaは「non-convertible(変更不可)」のため、インド国内での学生ビザへの切り替えはできません。長期留学を見据えている方は、最初から学生ビザを取得するのが安全です。
学生ビザ(Student Visa)
半年以上の留学には学生ビザ(申請料1,200円・最長5年)が最適です。
2025年1月にはe-Student Visaも新設され、オンラインでの申請が可能になりました。180日を超えて滞在する場合はFRRO(外国人地域登録局)への登録が必要で、入国後14日以内に手続きを行います。登録料は100 INR(約172円)と少額で、e-FRROポータルからオンライン申請できます。
「半年以上インドに滞在したいが、ビザ費用が心配」という方にとって、申請料1,200円+登録料172円=わずか約1,400円で長期留学の道が開けるのは大きな魅力です。
インターンビザ(Intern Visa):ワーホリに最も近い代替手段
インターンビザは最長1年・就労可能・申請料1,200円で、WHビザに最も近い代替手段です。
IT系インターンが盛んなバンガロール(インドのシリコンバレー)を中心に、教育系やNGO系の受け入れ先もあります。WHビザとの主な違いは「受け入れ企業・団体の決定が必要」という点です。留学エージェント経由で受け入れ先を確保するのが現実的なルートです。
ワーホリのように現地で自由に仕事を探すスタイルは取れませんが、事前に受け入れ先が決まっている分、渡航後のミスマッチが少ないメリットがあります。
就労ビザ(Employment Visa)
就労ビザは最長5年の長期就労が可能ですが、企業との雇用契約が前提です。
IT企業や日本語教育機関など、日本人の就労実績がある分野で需要があります。個人での申請は困難なため、現地企業への就職を希望する場合は、インド進出している日系企業やエージェント経由での紹介を検討してみてください。
インド留学の費用を期間別に比較

インド留学の費用は1ヶ月あたり約10〜30万円が相場で、フィリピン留学(25〜40万円)の約半額、欧米留学(40〜60万円)の約3分の1です。予算を最優先にしたい方は「最低ライン」列、安全・快適さも確保したい方は「標準ライン」列を目安にしてください。ここからは、1ヶ月〜1年の期間別に総費用を解説します。
予算を最優先にしたい方は「最低ライン」列、安全面も確保したい方は「標準ライン」列をご覧ください。
| 期間 | 最低ライン | 標準ライン | 余裕ライン | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月 | 約10万円 | 約15〜20万円 | 約25〜30万円 | 航空券+学費+生活費+保険+ビザ |
| 3ヶ月 | 約25万円 | 約40〜50万円 | 約60〜80万円 | 観光ビザでも可 |
| 半年 | 約45万円 | 約70〜90万円 | 約100〜130万円 | 学生ビザ推奨・FRRO登録必要 |
| 1年 | 約80万円 | 約120〜160万円 | 約180〜250万円 | 学生ビザ必須 |
インド留学1ヶ月の標準費用15〜20万円は、フィリピン留学(25〜40万円)の約半額です。1年間で見ると、インド留学が80〜250万円なのに対し、欧米留学は300〜500万円が相場。つまりインドを選ぶだけで100万円以上の節約が可能になります。
1ヶ月:約10〜30万円
1ヶ月のインド留学は約10〜30万円で実現できます。内訳は航空券(往復5〜8万円)+学費(2〜5万円)+生活費(3〜5万円)+海外旅行保険(0.5〜1万円)+ビザが中心です。
日本人はVisa on Arrival(無料・60日有効)が使えるため、ビザ費用をゼロに抑えられます。つまり10万円台の予算でも語学留学をスタートできるということです。海外留学のお試しとして最もハードルが低い期間といえます。
3ヶ月:約25〜80万円
3ヶ月の留学は約25〜80万円が目安で、e-Tourist Visa(1年マルチ・約6,400円)で対応可能です。
学費3ヶ月分の一括払いで割引が適用される学校もあります。3ヶ月あれば英語の基礎力を身につけるのに十分な期間であり、このあとオーストラリアやカナダなどのWH国に渡航する「2カ国留学プラン」の土台としても最適です。
半年:約45〜130万円
半年の留学では約45〜130万円が必要で、学生ビザ(1,200円)の取得を推奨します。
180日超の滞在ではFRRO登録(約172円)が必要です。半年間の滞在では為替変動の影響も大きくなるため、1 INR=1.72円(2026年4月時点)を基準に±10%、約5万円の予備費を見込んでおくと安心です。
1年:約80〜250万円
1年間のインド留学は約80〜250万円で、学生ビザの取得が必須です。
欧米留学1年(300〜500万円)と比較すると最大400万円以上の差があります。月々に換算すると約7〜21万円で、日本での一人暮らし費用と大きく変わらない水準です。長期になるほど生活スタイル(自炊か外食か、都市の選び方)による費用差が拡大します。
「インド留学の費用を計画する際に最もよく見落とされるのが、渡航前の予防接種費用(5〜10万円)です。A型肝炎・破傷風・狂犬病など推奨接種は多く、渡航の2ヶ月前から始める必要があるため、早めに予算に組み込んでください。また、海外旅行保険は必ず緊急移送(搬送費用が無制限)のプランを選ぶことをお勧めします。インドは現地医療費こそ安いのですが、重篤な場合にシンガポールや日本へ搬送する費用は数百万円規模になることがあり、保険なしでの渡航は非常にリスクが高いです。」
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インド留学の費用内訳

インド留学の費用を項目別に見ると、学費(月2〜5万円)と生活費(月2〜4万円)が中心で、特に学費の安さはフィリピンの約半額、欧米の約1/5〜1/10です。どこで節約でき、どこにお金をかけるべきかを把握しておくと、より正確な予算計画が立てられます。ここからは、1ヶ月あたりの費用を項目ごとに解説します。
以下の費目ごとの内訳表で、全体の予算感をつかみましょう。
| 費目 | 金額(1ヶ月) | 備考 |
|---|---|---|
| 学費 | 約2〜5万円 | フィリピンの約半額水準 |
| 渡航費(往復航空券) | 約5〜15万円 | 直行便とLCC経由で大差 |
| 滞在費(シェアハウス) | 約0.8〜2万円 | ムンバイは1.5〜2.5万円 |
| 生活費(食費+交通費) | 約2〜4万円 | ローカル食堂中心なら月1万円も可 |
| ビザ申請料 | 約0.1〜0.6万円 | 大使館1,200円 / e-Visa約4,000円〜 |
| 海外旅行保険 | 約0.5〜1.5万円 | 緊急搬送付きプラン推奨 |
6項目の合計で月約10.4〜28.1万円が目安です。節約の鍵は「都市選び」と「食事スタイル」です。デリーやバンガロールなら家賃を抑えやすく、ローカル食堂を活用すれば食費も大幅に削減できます。
学費:月2〜5万円と格安
インドの語学学校の学費は月2〜5万円が相場で、欧米の1/5〜1/10水準です。
フィリピン留学(月5〜12万円)と比較しても約半額の水準にあたります。インド留学最大のコストメリットがこの学費の安さです。マンツーマン授業はフィリピンほど普及していませんが、グループ授業で実践的な英語力を鍛えるスタイルが主流です。
渡航費(航空券)
成田〜デリーの往復航空券は、LCCで約5〜8万円、直行便(ANA/Air India/JAL)で約8〜15万円が目安です。
直行便なら約8時間で到着しますが、東南アジア経由のLCCを使えば航空券代を半額近くに抑えられます。つまり、航空券だけで3〜7万円の節約が可能です。ムンバイ・バンガロール行きは経由便が主流で、やや割高になります。
滞在費(家賃):都市別比較
滞在費は都市による差が非常に大きく、特にムンバイは他都市の2〜3倍の家賃です。
| 都市 | ワンルーム(市内) | ワンルーム(郊外) | シェアハウス目安 |
|---|---|---|---|
| デリー | 約24,000円 | 約15,500円 | 約8,000〜15,000円 |
| ムンバイ | 約60,000円 | 約34,000円 | 約15,000〜25,000円 |
| バンガロール | 約28,000円 | 約17,000円 | 約8,000〜15,000円 |
| チェンナイ | 約22,000円 | 約13,000円 | 約7,000〜12,000円 |
留学費用を抑えたいなら、チェンナイかデリー郊外が最もコスパの良い選択肢です。ムンバイはインド最大の商業都市ですが、家賃が突出して高いため留学先としてはおすすめしにくい面があります。バンガロールはIT都市として活気があり、治安面でもバランスの取れた選択肢です。
生活費・物価
インドの物価は日本の約1/3〜1/5で、ローカル食堂なら1食170〜860円で食事ができます。
| ペットボトル水500ml | 約28円 |
|---|---|
| ローカル食堂ランチ | 約170〜860円 |
| カフェラテ(チェーン店) | 約363円 |
| 地下鉄(デリーメトロ1回) | 約17〜69円 |
| モバイルSIMプラン(月額) | 約700円 |
ローカル食堂(ダーバー)であれば1食100〜200 INR(170〜340円)で食べられるため、自炊とローカル食堂を組み合わせれば、食費は月1万円台に抑えることも可能です。
ビザ申請料:日本人は破格の1,200円
大使館でのビザ申請料は全種別一律870円+手数料330円=1,200円で、日本人は世界的に見ても破格の優遇を受けています。
同じインドの就労ビザでも、英国人が申請すると49,820〜64,660円かかります。つまり日本人の申請料は英国人の約1/40〜1/54という驚異的な安さです。e-Visaの場合はUSD建て($10〜$80=約1,600〜12,800円、1ドル=約160円換算、2026年4月時点)となりますが、大使館申請を選べばコストを最小限に抑えられます。
海外旅行保険
海外旅行保険は1ヶ月5,000〜15,000円が目安で、外務省は緊急移送サービスを含むプランへの加入を強く推奨しています。
インドは現地の医療費自体は比較的安い(外来5,000〜20,000円程度)ものの、重症時に医療先進国へ搬送する費用は数百万円規模です。このギャップを考えると、治療・救援費用が無制限のプランに加入しておくことがリスク管理として不可欠です。保険をケチって渡航するのは、インド留学において最も避けるべき判断です。
ワーホリの代わりにインドで働く方法

インドにWH制度はありませんが、インターンビザや就労ビザを使えば合法的に働くことができます。特にインターンビザ(最長1年・就労可・申請料1,200円)はWHに最も近い代替手段です。ここからは、インドで就労体験を得るための3つの方法を紹介します。
インターンビザで最長1年就労
インターンビザを使えば、最長1年間インドで就労体験を積むことができます。
バンガロール(インドのシリコンバレー)のIT系スタートアップを中心に、教育系やNGO系の受け入れ先があります。申請料は1,200円で、ビザ取得のコスト面ではWHビザと遜色ありません。ただし、受け入れ先企業・団体の決定が必要なため、個人での企業開拓は難しく、エージェント経由で探すのが現実的です。
就労ビザ(IT企業・日本語教師)
就労ビザ(最長5年・申請料1,200円)は、雇用契約がある方向けの選択肢です。
デリー・チェンナイ・バンガロールには日本語教育機関があり、日本語教師としての需要があります。IT企業への就職もバンガロールを中心に可能性があります。個人での申請は難しいため、インド進出の日系企業やエージェント経由での紹介が現実的なルートです。
ボランティア・NGO活動
短期のボランティアであれば観光ビザ(60日以内・無料)で参加でき、教育支援や農村開発などの活動があります。
無給ですが、生活費の一部を支援してくれるプログラムもあります。「働く」こととは異なりますが、異文化体験と英語力の向上を同時に得られる方法です。有給での就労を希望する場合は、インターンビザの取得を検討してください。
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インド+ワーホリ国の2カ国プラン費用シミュレーション

インドで3ヶ月間英語の基礎を固めてからWH国に渡航する「2カ国留学」は、費用を抑えながら英語力を最大化できる戦略です。インド3ヶ月の費用は約45万円(標準ライン)で、フィリピン3ヶ月(約60〜70万円)より15〜25万円安く済みます。ここからは、主要なWH国との組み合わせ別にシミュレーションを紹介します。
以下の表で、2カ国プランの費用感を比較しましょう。
| プラン | インド3ヶ月 | WH国9ヶ月(目安) | 合計目安 |
|---|---|---|---|
| インド+オーストラリア | 約45万円 | 約150〜250万円 | 約195〜295万円 |
| インド+カナダ | 約45万円 | 約130〜220万円 | 約175〜265万円 |
| インド+ニュージーランド | 約45万円 | 約120〜200万円 | 約165〜245万円 |
| 参考: フィリピン+オーストラリア | 約60〜70万円 | 約150〜250万円 | 約210〜320万円 |
インド3ヶ月の費用はフィリピン3ヶ月より約15〜25万円安い計算です。ただし衛生環境のハードルや語学学校の選択肢の豊富さを考慮すると、フィリピンの方が海外初心者には向いています。費用最優先かつ冒険心がある方にはインドが有力な選択肢です。
インド3ヶ月+オーストラリア9ヶ月
インドで英語の基礎を固めてからオーストラリアに渡航すれば、現地で選べる仕事の幅が広がります。
英語力が中級以上あればカフェやオフィスワークにも挑戦でき、ファームジョブに限られるリスクを減らせます。合計費用は約195〜295万円が目安です。オーストラリアのワーホリでは現地収入も見込めるため、実質的な自己負担はさらに抑えられます。
インド3ヶ月+カナダ9ヶ月
カナダとの2カ国プランは合計約175〜265万円が目安で、北米の英語環境で実践力を磨けます。
カナダは移民国家で多文化環境が整っており、インドで身につけた「多様なアクセントへの耐性」が活きる留学先です。インドの3ヶ月間で英語力の土台を作ることで、カナダ到着後すぐに仕事探しに動ける点がメリットです。
インド3ヶ月+ニュージーランド9ヶ月
ニュージーランドとの組み合わせは合計約165〜245万円と、3カ国の中で最もコストを抑えやすいプランです。
NZはオーストラリアに比べて物価がやや低く、自然環境を活かした観光業・農業分野での就労機会が豊富です。総費用を抑えつつ、英語圏での就労経験を積みたい方に向いています。
フィリピン留学との費用比較
「低コスト×英語」の2大選択肢であるインドとフィリピンを比較すると、費用最優先ならインド、学習環境の整備度ならフィリピンが優位です。
| 比較項目 | インド | フィリピン |
|---|---|---|
| 1ヶ月費用 | 約10〜30万円 | 約25〜40万円 |
| マンツーマン授業 | 少ない | 豊富(1日6〜8時間が標準) |
| 語学学校の選択肢 | 限定的 | 多い(セブ・バギオ等) |
| 英語の使用環境 | 日常的(準公用語) | 学校内が中心 |
| 衛生環境 | ハードル高い | 比較的整っている |
費用面ではインドが明らかに安いですが、マンツーマン授業やサポート体制はフィリピンが充実しています。海外経験が少なく不安が大きい方はフィリピン、費用最優先で冒険心がある方はインドを選ぶのがおすすめです。
「インドで英語の基礎を3ヶ月間しっかり鍛えてからワーホリ国に渡航すると、現地での仕事の選択肢が大きく変わります。英語が初中級レベルのままオーストラリアに行くと、ファームジョブや清掃業など英語力を問わない仕事に限られがちです。一方で英語力が中級以上あれば、カフェやホテルのフロント、日本語教師の補助員などより条件の良い仕事に就ける可能性があります。インドでの3ヶ月の投資(約45万円)が、WH国での収入を増やし結果的に総費用を下げることもあります。費用の総額だけでなく、英語力という資産への投資として2カ国プランを捉えてみてください。」
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インド留学のメリット・デメリット

インド留学は「圧倒的な低コスト」と「英語が日常的に使える環境」が最大の魅力ですが、衛生環境や治安面のハードルは他の留学先より高いのが現実です。メリットとデメリットを公平に理解したうえで、自分に合っているかを判断しましょう。ここからは、それぞれ5つずつ具体的に紹介します。
メリット5選
インド留学には、他の留学先にはない5つの大きなメリットがあります。
- 圧倒的な低コスト(フィリピンの1/2〜2/3、欧米の1/5水準)
月10〜30万円で語学留学が可能です。学費月2〜5万円は欧米の1/5〜1/10にあたります。 - 英語が準公用語で日常的に使える環境
インドの英語話者数は世界2位(1億2,500万人以上)。街中やビジネスの場で英語が通じるため、学校の外でも英語漬けの生活が可能です。 - IT先進国でのテック体験
バンガロール(インドのシリコンバレー)を中心にIT産業が急成長しており、テック系のインターンやコミュニティに触れる機会があります。 - 多様な文化・宗教に触れる経験
ヒンドゥー教・イスラム教・シク教・仏教など多宗教が共存するインドでは、世界でも類を見ない異文化体験が得られます。 - ビザ申請料が全種別1,200円と格安
日本人はすべてのビザ種別で一律1,200円。この優遇は世界的に見ても極めて珍しく、留学・就労のコストバリアが最小限です。
デメリット5選と対策
インド留学にはメリットだけでなく、渡航前に知っておくべきデメリットもあります。ただし、すべてに対策があります。
- 衛生環境の課題
水道水は飲用不可で、食事に起因する体調不良のリスクが高いです。→ 対策: 飲料水は必ずボトル水を購入し、海外旅行保険に必ず加入しましょう。 - 大気汚染(特にデリー)
デリーのPM2.5は世界ワースト級で、特に10〜2月の冬季は深刻です。→ 対策: 留学先をバンガロールやチェンナイなど南部の都市にすれば、大気汚染のリスクを軽減できます。 - 女性の安全面への注意
外務省は強制わいせつ等の犯罪リスクを警告しています。→ 対策: 夜間の外出を避け、信頼できるエージェントを通じて安全な滞在先を確保しましょう。 - インド英語のアクセント
独特のアクセント(Rの巻き舌、Tの破裂音等)があり、最初は聞き取りに苦労する場合があります。→ 対策: 「多様な英語に慣れる」ことはグローバルビジネスにおいて強みになります。むしろメリットに転換できるポイントです。 - 語学学校の選択肢がフィリピンほど多くない
マンツーマン授業が主流のフィリピンに比べ、学校の数と種類は限定的です。→ 対策: インド留学に対応したエージェント経由で選定すれば、質の高い学校を見つけやすくなります。
デメリットが気になる方には、同じく低予算で語学留学できるフィリピンやマルタも選択肢になります。
インド留学が向いている人・向いていない人
以下の表で、自分がインド留学に向いているかどうかを確認してみましょう。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 費用を最優先にしたい人 | 衛生環境に強い不安がある人 |
| ITに興味がある人 | 初めての海外で不安が大きい人 |
| 冒険心があり異文化を楽しめる人 | マンツーマン授業を希望する人 |
| 多様な英語アクセントに慣れたい人 | 大気汚染に敏感な人 |
向いていない人に該当しても、留学自体を諦める必要はありません。フィリピン留学なら低コスト+マンツーマン授業+比較的整った衛生環境が揃っており、インド留学の代替として最有力です。
インドのワーホリ・留学に関してよくある質問

インドのワーホリ・留学に関して、読者から多く寄せられる質問をまとめました。気になる項目をタップしてご確認ください。ここでは10の質問に、それぞれ結論・理由・具体例の3ステップで回答します。
Q1. インドにワーキングホリデーはありますか?
A. ありません。日本とインドの間にWH協定は存在しません(2026年4月時点)。
外務省の協定国一覧(31か国・地域)にインドは含まれておらず、南アジア全域で協定国はゼロです。代替手段として、インターンビザ(最長1年・就労可・申請料1,200円)がWHに最も近い選択肢です。
Q2. インドのビザ申請料はいくらですか?
A. 大使館申請は全ビザ種別で一律1,200円(申請料870円+手数料330円)です。
日本国籍者向けの特別料金で、他国籍(英国人の就労ビザは49,820〜64,660円)と比較して破格の安さです。e-Visaの場合は$10〜$80(約1,600〜12,800円、1ドル=約160円、2026年4月時点)で、オンライン完結の手軽さがあります。
Q3. インド留学に英語力は必要ですか?
A. 英語初心者でも参加可能なプログラムがあります。
インドの語学学校ではレベル別のクラス分けが一般的で、初心者向けのコースも用意されています。ただし渡航前に基礎力をつけておくと、現地での学習効率が格段に上がります。
Q4. インドの治安は大丈夫ですか?
A. 主要留学都市はレベル1(十分注意)で渡航可能ですが、注意は必要です。
外務省はスリ・ぼったくり・性犯罪を警告しており、特に女性は夜間の外出を避けるなどの対策が求められます。バンガロール・チェンナイは比較的治安が安定しており、留学先として選ぶなら南部の都市がおすすめです。
Q5. インド留学中にアルバイトはできますか?
A. 観光ビザ・学生ビザでは原則不可ですが、インターンビザなら就労可能です。
ビザの種類によって就労の可否が異なります。WHのように「留学しながら自由にアルバイト」はできませんが、インターンビザ(申請料1,200円・最長1年)を取得すれば、受け入れ先での就労体験が可能です。
Q6. 観光ビザでインドの語学学校に通えますか?
A. 短期(1〜3ヶ月程度)であれば実質的に通学可能です。
明確な禁止規定はなく、多くの日本人が観光ビザで語学学校に通っています。Visa on Arrival(60日・無料)またはe-Tourist Visa(1年マルチ・約6,400円)が便利です。ただし、長期の教育活動には学生ビザ(1,200円)が推奨されます。
Q7. インドとフィリピン留学はどちらが安いですか?
A. インドの方が安く、1ヶ月で約10〜30万円(フィリピンは25〜40万円)です。
インドは学費・生活費ともにフィリピンより低水準です。ただしフィリピンはマンツーマン授業が充実しており、語学学校の選択肢も豊富です。費用最優先ならインド、学習環境の整備度ならフィリピンという使い分けが現実的です。
Q8. インド留学にはどんな予防接種が必要ですか?
A. A型肝炎・B型肝炎・破傷風・狂犬病・日本脳炎・腸チフスの6種が推奨されています。
外務省「世界の医療事情」でインド渡航者に推奨されている接種です。すべて受けると費用は約5〜10万円で、渡航の2ヶ月前には接種を開始する必要があります。予防接種費用は留学費用に含まれないことが多いため、予算計画に必ず組み込んでおきましょう。
Q9. インド留学後にワーホリに行く2カ国プランは有効ですか?
A. 有効です。インドで英語力を鍛えてからWH国に行くことで、仕事の選択肢が広がりコスパが高まります。
英語力が上がると、WH国で選べる仕事の幅が広がり収入アップにもつながります。インド3ヶ月(約45万円)+オーストラリア9ヶ月の組み合わせが代表的なプランです。フィリピン3ヶ月(約60〜70万円)と比較してインドは15〜25万円安いため、2カ国目に回す予算を増やせるメリットもあります。
Q10. インド留学にはどの都市がおすすめですか?
A. 初めてのインド留学ならバンガロールが最もおすすめです。
IT都市として活気があり、比較的治安が安定し、気候も穏やかで英語利用率が高い環境です。デリーは大気汚染が課題、ムンバイは家賃が突出して高い点に注意が必要です。チェンナイ・プネーも南部の治安が安定した都市として候補に入ります。
まとめ
インドにワーキングホリデー制度はありませんが、ビザ制度と費用面では非常に魅力的な留学先です。最後に、この記事のポイントを3つに整理します。
- インドにWH制度はない(2026年4月時点)。ただしインターンビザ(最長1年・就労可・申請料1,200円)がWHに最も近い代替手段
- 留学費用は月10〜30万円と格安。フィリピンの約半額、欧米の約1/5で英語環境に身を置ける
- 2カ国留学の1カ国目として有力。インドで英語の基礎を固めてWH国に渡航すれば、仕事の選択肢が広がりコスパが向上
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