【2026】弁理士通信講座おすすめ5社を徹底比較!費用・合格率で選ぶなら?

弁理士の通信講座・予備校のおすすめランキング

【編集部より|2026年8月28日 更新】
▪️スタディング弁理士講座にて、夏の15%OFFクーポンが終了し、夏のファイナルクーポン(2026年8月31日まで)が始まりました。
▪️LEC弁理士講座にて、早期割引が第2弾(2026年8月31日まで)となり最大80,000円OFFで受講できます。(第1弾は最大100,000円OFF)
▪️LEC弁理士講座にて、夏の受験生 徹底応援キャンペーン第2弾(2026年8月31日まで)が始まり、対象クーポンの利用でLECオンライン商品券最大9千円分が進呈されます。
▪️資格スクエア弁理士講座にて、27年度合格版が終売30%オフ(2026年9月15日まで)の対象になっています。

弁理士の通信講座は、合格実績で選ぶならアガルート、費用の安さならスタディング、教育訓練給付金を使うならLECかTACが有力な候補になります。

ただし弁理士試験は短答式・論文式・口述試験の3段階で、合格者の半数以上は短答式の免除を使って複数年かけて合格しています。

そのため講座選びは、料金の比較よりも「自分がどの段階から入るのか」を決めることが先になります。

この記事では5社の費用・合格率・答練の量を並べ、通信講座のメリットとデメリットを整理したうえで、段階別にどのコースを選べばよいかまで示します。

編集部

【編集部より】弁理士講座は料金の幅が大きく見えますが、実際に効いてくるのは「短答式から入るのか、論文式まで一度に狙うのか」です。令和7年度の合格者は半数以上が短答式の免除を使っていて、初回受験での合格は16.1%にとどまります。まず自分の入口を決めたうえで、そこに対応するコースを持つ会社を比べてください。給付金を使う場合は、同じコースでも受講形態(Web通信かオンラインライブか)で対象が変わる点にご注意ください。

この記事でわかること
会社名特徴
アガルート最短で最終合格を目指す
スタディングAIを使った効率的な学習システム
資格スクエアコストパフォーマンスが高い
※税込表記です
受講料が10%OFFになる受験生応援セール
アガルート 弁理士 キャンペーン
(引用元:アガルート公式HP

アガルート弁理士講座では、2027年合格目標カリキュラムが期間限定で10%OFFになる受験生応援セールを実施中です。

最大20%OFFになる「各種割引」も併用できます。

2026年10月18日までのキャンペーンですので、ぜひチェックしてみてください。

この記事の監修者

監修者 徳永浩光の顔写真

徳永 浩光
国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)
大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入・人材教育・個人の相談業務に従事。「計画的偶発性理論」を重視したキャリア形成支援を行うほか、資格・教育分野の専門サイト監修を多数担当。企業研修や教育実務、ウェブメディア運営の知見を活かして情報発信しています。

監修者のくわしい経歴・実績を見る >

目次

【2026年版】弁理士の通信講座・予備校おすすめランキング

弁理士通信講座・予備校のおすすめスクールをまとめました。

会社名料金特徴
アガルート162,800円~272,800円
(セール中は146,520円〜245,520円)
最短で最終合格を目指す
スタディング79,000円~272,000円AIを使った効率的な学習システム
資格スクエア237,600円~335,500円
(27年度パックはキャンペーン中166,320円)
コストパフォーマンスが高い
TAC308,000円~561,000円2年間の学習サポートが可能
LEC397,000円~565,000円(通信)本試験問題の的中実績あり
代々木塾―(2025年5月に閉業)弁理士試験だけを扱う専門校
※税込表記です。※TACは別途入会金10,000円(税込)が必要です。

弁理士講座は、スクールによって費用や特徴などに大きな違いがあります。

そのため、自分のライフスタイルや目的に合った講座を選ぶことが、合格に向けた第一歩です。

なお、数ある弁理士講座の中でも、アガルート弁理士試験講座を特におすすめします。

おすすめの理由には、合格するために欠かせない合格率の高さ・効率的なカリキュラム・充実したフォロー体制の3点が挙げられます。

合格に向けて必要なポイントが、バランス良く網羅されている点が特徴です。

弁理士の通信講座・予備校おすすめランキング【2026年版】

アガルートの弁理士試験講座

アガルートの弁理士試験講座
料金162,800円~272,800円(セール中は146,520円〜245,520円)
受講形式オンライン
サポート体制学習導入オリエンテーション
オンライン質問サービス「KIKERUKUN」
隔月ホームルーム
オンライン添削サービス「TENSAKUN」
合格実績38.46%(令和7年度実績)
特典・キャンペーン2027年合格目標カリキュラム 受験生応援セール:受講料が10%OFF
(2026年10月18日まで)

各種割引制度:最大20%OFF
全額返金制度
お祝い金制度
支払い方法銀行振込
クレジットカード決済
コンビニ決済
分割支払い
ペイジー
PayPay
※税込表記です
アガルートの弁理士試験講座の特徴
  • 合格率38.46%!全国平均の約5.9倍受かりやすい
  • 手厚く充実したサポート体制
  • 質問・添削サービスで安心して学べる
  • 合格特典として全額返金&お祝い金
  • 割引キャンペーンでお得に受講できる

アガルートの弁理士講座は、合格率38.46%(全国平均の約5.9倍)という圧倒的な実績のある通信講座です。

合格することを最優先に考えた効率的かつ効果的なカリキュラムで、最短合格を目指せます。

オンライン上で「質問」や「添削」にも対応している他、オリエンテーションやホームルームなど交流の機会も設けられています。

さらに、合格特典として、「全額返金」と「お祝い金」の制度も用意されているため、モチベーションを維持しやすい点が特徴です。

割引制度やキャンペーンを活用すれば、経済的な負担を抑えながら、お得に受講できます。

アガルートの弁理士試験講座の口コミ・評判

アガルートの弁理士試験講座は、「テキストの質の高さ」と「講師の説明のわかりやすさ」が高く評価されています。

仕事をしながらの学習など、多忙な日常の中でも効率的に学べる工夫が施されています。

仕事をしながらの勉強で時間が限られていましたが、アガルートの講座をフル活用することで効率的に学習することができました。特に、講師のわかりやすい解説と、理解しやすいテキストが非常に役立ちました。
引用元:アガルート公式サイト

テキストは見やすかった。色使いや、重要度ランク付けなど、分かりやすいものだった。先生の説明も分かりやすかったと思います。
引用元:アガルート公式サイト

アガルートは、「仕事をしながら合格を目指す社会人」「独学に限界を感じている方」におすすめの講座です。

アガルートの弁理士試験講座がおすすめの人
  • 多忙な毎日でも効率的に学習を進めたい方
  • サポートを活用しながら安心して学びたい方
  • 受講費をムダにしたくない方

また、アガルートの弁理士試験講座は、高い合格率に手厚いサポート、各種割引制度が用意された高品質な講座です。

独学では補えない点をテキストや講義で効率的に指導してくれる上、質問や添削に対応したサービスも用意されています。

圧倒的な合格率の高さで、「仕事など多忙な毎日でも合格を目指す方」「短期間で合格したい方」におすすめです。

スタディングの弁理士講座

スタディングの弁理士講座
料金79,000円~272,000円
受講形式オンライン
サポート体制AI学習プラン
AI実力スコア
勉強仲間機能
学習Q&Aサービス
合格実績非公表(2025年度の合格体験談13名)
特典・キャンペーン夏のファイナルクーポン(2026年8月31日まで)
スタディング学割クーポン:全講座20%OFFクーポン

合格お祝い金制度
Wライセンス応援割
更新割引
支払い方法クレジットカード
Amazon Pay支払
コンビニ支払
ペイジー支払
銀行振込
ローン(分割払い)※ご利用条件があります
※税込表記です

スタディングの弁理士試験講座の特徴
  • 受講費用が他校と比較して圧倒的に安価
  • スマートフォンやタブレットで完結する学習システム
  • 大手予備校出身の講師が一貫指導

スタディングの最大の特徴は、総合的な学習コースを99,000円(税込)から受講できる圧倒的な低価格設定です。

オンライン学習に特化しており、動画講義の視聴から問題演習まで全ての工程をデバイス上で行えます。

なお、動画講義は図や具体例などを用いて分かりやすく構成されており、実際の映像の一部が公式HP上でも視聴できます。

AIによる学習サポートも充実しており、個別に最適化された学習計画の作成や、リアルタイムでの実力判定が可能です。

大手予備校出身の実力派講師陣の指導を受けながら、短期合格を目指せます。

スタディングの弁理士講座の口コミ・評判

スタディングの弁理士講座は、「デバイスさえあれば場所を選ばずに学習できる」点が、多くの受講生から好評です。

短時間の講義構成が、社会人の継続的な学習を支える要因になっています。

独学になるとどうしても過去問ベースでの学習になりがちで新作問題に対応できないことが多かったのですが、シンプルながらも過不足のない講義を通じて各法域を体系的に学習できたことが結果につながりました。
引用元:スタディング公式サイト

スタディングで良かった点は、AI問題復習、AI実力スコアなどの機能によりスキマ時間に効率良く学習ができたことです。
引用元:スタディング公式サイト

スタディングは、「隙間時間を活用して学習したい方」「AIを使って学習効率を高めたい方」におすすめの講座です。

スタディングの弁理士試験講座がおすすめの人
  • 仕事や家事で忙しく、机に向かうまとまった時間が取れない方
  • とにかく受講費用を抑えて弁理士試験の対策を始めたい方
  • スマートフォンでの学習に抵抗がなく、デジタル教材を使いこなしたい方

また、スタディングは移動時間や休憩時間を有効活用したい社会人に最適です。

短答から論文対策まで全て合わせた総合コースが99,000円(税込)から受講できるため、費用を抑えて受講を開始できます。

効率的な反復学習をシステム側がサポートしてくれるため、「AIを使って効率的に学習を進めたい方」におすすめです。

資格スクエアの弁理士講座

資格スクエアの弁理士講座
料金237,600円~335,500円(27年度パックはキャンペーン中166,320円・9月15日まで/27年度合格版は9月30日で販売終了予定)
受講形式オンライン
サポート体制ZOOMでの学習フォローアップイベント(毎月開催)
質問機能
合格実績非公表(合格体験記30名超を掲載)
特典・キャンペーン合格お祝い金
無料講座体験
経験者割:20%OFF
選択論文民法_パック受講生割:30%OFF

再受講割:50%OFF

Shikaku Pass応用技術者講座 受講生割引:30%OFF
支払い方法クレジットカード(一括/分割)
コンビニ決済(一括)
銀行振り込み
※税込表記です
資格スクエアの弁理士講座の特徴
  • 試験合格から逆算した戦略的なカリキュラム
  • 各種割引やお祝い金制度の活用でお得に受講できる
  • オンラインで完結する質問機能や学習管理システム

資格スクエアは、戦略的なカリキュラムを高いコストパフォーマンスで受講できる通信講座です。

基礎・短問・論文の3つの要素を、試験から逆算した効果的なカリキュラム設計で学べます。

さらに、各種割引制度や合格お祝い金も用意されているため、上手に活用すればお得に受講可能です。

講師陣への満足度も高く、ポイントを押さえた分かりやすい講座が多くの受講生から支持されています。

合格に必要な知識を戦略的に絞り込むカリキュラムにより、短期間での実力向上をサポートします。

資格スクエアの弁理士講座の口コミ・評判

資格スクエアの弁理士講座は、「サポートの充実度」と「カリキュラムの質」が高く評価されています。

「圧倒的コストパフォーマンス」と謳う通りの評判の良さが見受けられました。

質問機能やフォローアップなどのサポートが充実しています。
引用元:資格スクエア公式サイト

全ての講義、教材がしっかりしているのが資格スクエアの強みです。
引用元:資格スクエア公式サイト

資格スクエアは総合的なコストパフォーマンスが優れています。
引用元:資格スクエア公式サイト

資格スクエアは、「コストとサービスのバランスを重視する方」におすすめの講座です。

資格スクエアの弁理士講座がおすすめの人
  • コストパフォーマンス良く学習を進めたい方
  • オンライン講義の質と使い勝手の良さを重視する方
  • 戦略的に無駄なく合格を目指したい方

なお、資格スクエアは質の高い講義を重視しつつ、オンラインの利便性も享受したい方に適しています。

基礎・短答・論文の3つ要素を、戦略的なカリキュラムで効率よく学習できます。

圧倒的なコストパフォーマンスの高さで、「オンラインでも高品質な講座を受けたい方」におすすめです。

TACの弁理士講座

TACの弁理士講座
料金308,000円~561,000円
受講形式オンライン
通学
サポート体制2年間のサポート付き
合格者による添削指導
双方向ライブ講義
個別受講相談
自習室(通学時)
合格実績不明(合格者の声あり)
特典・キャンペーン夏の早割キャンペーンPart1(2026年8月31日まで)
U35割引キャンペーン(2026年10月31日まで)

弁理士受験生応援キャンペーン(2026年8月31日まで)
民法トータルパック早割キャンペーン(2026年10月31日まで)
再受講割引制度
受験経験者割引制度
支払い方法銀行振込
クレジットカード決済(分割可)
コンビニ決済
教育ローン(分割払い)
※税込表記です。※TACは別途入会金10,000円(税込)が必要です。
TACの弁理士講座の特徴
  • オンライン・全国の校舎への通学どちらにも対応
  • 2年間かけて合格を目指すコースも開講
  • 合格者による論文の添削指導を受けられる

TACは、長年の指導経験と豊富なノウハウを持つ大手の通信講座です。

質の高い教材と全国に展開する校舎で、通信・通学の両面で受験生をバックアップします。

さらに、じっくり学習したい方に向けて、2年間かけて合格を目指すコースも用意されており、忙しい社会人にも人気です。

質の高い添削指導を丁寧かつスピーディーに受けられるため、論文対策を重視する方に適しています。

大手ならではの安定したサービスと、質の高い情報提供を求める方にぴったりの内容です。

TACの弁理士講座の口コミ・評判

TACの弁理士講座は、「長年の実績が信頼できる」と「通学にも対応している」が高く評価されています。

大手ならではの安心感と、充実した施設利用に魅力を感じる受講生が多く見られます。

大手予備校であってカリキュラムやサポート制度が充実していると感じたため。長年の実績に基づいた教材作成などがされているため、信頼できると思いました。
引用元:TAC公式サイト

Webフォロー制度が充実していること、自宅の近所に教室があり、自習室がフル活用できること、2年コースがあり、長期的に受験に取り組む体制が整っていることといった理由からTACを選びました。
引用元:TAC公式サイト

TACは、「信頼できる大手で学びたい方」「通学形式で自習室も活用したい方」におすすめの講座です。

TACの弁理士講座がおすすめの人
  • 実績のある大手の講座を受講したい方
  • 通学しながら自習室も活用して学びたい方
  • 論文対策に力を入れたい方

また、TACの弁理士講座は、ライフスタイルに合わせて学習メディアを通学か通信から選べる講座です。

自習室も用意された全国の校舎と、双方向のオンラインライブ通信講義で、受講生の多様な学習ニーズに応えます。

大手校ならではのノウハウで、「実績ある大手の指導を受けたい方」「通学と通信を使い分けて学びたい方」におすすめです。

LECの弁理士試験講座

LECの弁理士試験講座
料金397,000円~565,000円(通信)
受講形式オンライン
通学
サポート体制無料録音制度
ロッカーの貸し出し(通学時)
自習室(通学時)
合格後の職業紹介
合格実績2017~2025年度弁理士試験初回受験合格者の75%がLEC弁理士試験対策コース出身
特典・キャンペーン早期割引:80,000円OFF
(2026年8月末まで)

通信クラス限定:60,000円OFF
(2026年8月末まで)

申込特典『論文学習スタートダッシュ応援プログラム』
(2026年8月末まで)

夏の受験生 徹底応援キャンペーン第2弾:対象クーポン利用でLECオンライン商品券最大9千円分を進呈
(2026年8月31日まで)

おためしWebキャンペーン:早得+5,000円割引クーポン
退職者・離職者応援割引:20%割引
Myページ会員限定 お得な割引クーポン
特別公開講座参加者割引:10,000円割引

再受講割引・他社からの転校割引:25%割引

他資格合格者割引:10%割引

学生割引:20%割引
支払い方法クレジットカード決済(分割払いOK)
インターネットバンキング・ATM払い(ペイジー)
銀行振込
コンビニエンス支払い
PayPay支払い
教育クレジット(分割払い)
代金引換
GO!GO!ポイント決済
※税込表記です
LEC弁理士講座の2026年8月末までの早期割引8万円OFFと通信クラス6万円OFFの告知
出典:LEC東京リーガルマインド 弁理士試験 公式サイト

LECの弁理士試験講座の特徴
  • 業界トップクラスの合格実績の高さ
  • 本試験問題での的中実績がある
  • 短期合格をサポートするプロの講師陣

LECの最大の強みは、2017年から2025年の初回受験合格者の7割以上を占める圧倒的な合格占有率です。

知識ゼロの初学者でも無理なくステップアップできる「1年合格ベーシックコース」は、特に大きな支持を集めています。

的中実績の高い教材や、実力派講師陣によるサポートで、短期合格を目指したい方におすすめです。

さらに、合格後の就職や転職の支援も行っており、将来を見越したサポートを受けられます。

受講スタイルは、ご希望に合わせて通信か通学のいずれかを選択できます。

LECの弁理士試験講座の口コミ・評判

LECの弁理士講座は、「初学者の学びやすさ」と「合格実績の高さ」が高く評価されています。

公式HPでは、20歳の最年少合格者の口コミや、一発合格した方の口コミが多数掲載されてます。

1年合格ベーシックコースは合格に必要なものが全て揃っており、講義やテキストだけでなく答練も用意され、自分が今何の勉強をしたらいいのか迷うことなく勉強できるようになっています。
引用元:LEC公式サイト

LECを選んだ理由は、その圧倒的な実績です。特に、一発合格者の数が多いというのが一番の魅力でした。
引用元:LEC公式サイト

LECは、「初めて弁理士試験に挑戦する方」「一発合格を目指す方」におすすめの講座です。

LECの弁理士試験講座がおすすめの人
  • これから学び始める初学者の方
  • 一発合格を目指す方
  • 合格後の就職や転職についても相談したい方

なお、LECの弁理士講座は、初学者の方でも1年間で合格を目指せる実績のあるカリキュラムが魅力の講座です。

合格までの道のりはもちろん、合格後の就職や転職に関するサポートも万全の体制で行っています。

多くの合格者を輩出しており、「1年で合格を勝ち取りたい初学者の方」「合格後の就職支援も希望する方」におすすめです。

弁理士の通信講座を使うメリットとデメリット

弁理士の通信講座の最大のメリットは、論文対策だけを単独で買い足すなど必要な段階のコースを選んで費用と時間を配分できる点にあります。

反対にデメリットは、論文添削の回数と教育訓練給付金の対象が大手予備校の講座に偏っていることです。

弁理士講座は大手予備校と通信専門講座で性格が大きく違うため、両者の違いを先に押さえると判断しやすくなります。

比較項目大手予備校(LEC・TAC)通信専門講座(アガルート・スタディング・資格スクエア)
受講形態通学クラスと通信クラスの両方オンラインで完結(通学クラスなし)
受講料308,000円~561,000円79,000円~335,500円
論文添削TACは合格者による添削を本科生50回・パック生20回までアガルートは「TENSAKUN」、スタディングは提出期限のない答案練習
教育訓練給付金LEC・TACの一部コースが一般教育訓練給付(20%)の対象3社とも弁理士講座は対象外
合格時の制度LECは論文式筆記試験に合格すると受講料を全額返還アガルートと資格スクエアは全額返金、スタディングはお祝い金10,000円
※税込表記です。各社公式サイトを基に作成。※TACは別途入会金10,000円(税込)が必要です。

大手予備校は通学クラスと論文添削の量で強く、通信専門講座は受講料の低さと学習ペースの自由度で強いという住み分けになっています。

通信講座のメリットとデメリット

通信講座のメリット

通信講座のメリットは、必要な段階のコースだけを買い足せることと、答練を自分のペースで進められることの2点に集約されます。

  • 段階ごとに買い足せる:スタディングは論文対策コース(59,000円)を単独で用意しているため、短答式に合格した年に論文対策だけを追加できる
  • 答練の提出期限に縛られない:スタディングは「答案提出期限に縛られず自分のペースで」と公式に明記しており、通学の答練に通う時間が取れない人でも取り組める
  • 受講料を抑えやすい:スタディングは79,000円、アガルートは162,800円から始められ、大手予備校の本科系コースより負担が軽い
  • 合格時の返金・お祝い金がある:アガルートは合格特典の全額返金、資格スクエアは合格者全額返金制度、スタディングは合格お祝い金10,000円を用意している
  • 添削と質問がオンラインで完結する:アガルートは添削サービス「TENSAKUN」と質問サービス「KIKERUKUN」、資格スクエアは毎月のZOOM学習フォローアップと質問機能を備えている

受験を複数年で組み立てる前提なら、必要な講座だけを年ごとに足していける通信講座の形が費用を分散させやすい選択肢になります。

通信講座のデメリットと対策

通信講座のデメリットは、論文添削の量と教育訓練給付金の対象で大手予備校に届かない点です。

  • 添削の回数が限られる:TACは合格者による論文添削を本科生50回・パック生20回まで受けられるのに対し、オンライン中心の講座は回数を公表していない
    → 添削の量を最優先するならTACの本科生を検討する
  • 教育訓練給付金が使えない:アガルート・スタディング・資格スクエアの弁理士講座はいずれも対象外で、対象はLEC・TACの2社
    → 給付で負担を下げたいならLECかTAC、給付なしで総額を下げたいならスタディングを選ぶ
  • 校舎の自習室や対面の質問が使えない:アガルート・スタディング・資格スクエアは通学クラスを持たない
    → 学習場所を自分で確保する、または通学クラスのあるLEC・TACに寄せる
  • 選択科目(民法)が別料金になることがある:資格スクエアは選択論文民法のパック(55,000円、受講生割30%オフで38,500円)を単独で販売している
    → 選択科目の費用を含めた総額で比べる
  • 同じコースでも受講形態で給付の対象が変わる:TACの給付金対象は指定された3コースのみで、同じコースでも受講形態が違うと対象外になる(上級本科生はWeb通信だけが対象)
    → 申し込む形態が給付の対象かを申込前に確認する

添削の量と給付金を重く見るならLECかTAC、総額の低さと学習ペースの自由度を重く見るなら通信専門講座という住み分けで考えると選びやすいです。

弁理士の通信講座・予備校の選び方

弁理士の通信講座・予備校を選ぶ際に確認したいポイントは以下の通りです。

比較ポイント何がわかる?
合格実績・合格率講座の信頼性・安心感
教材のわかりやすさ・学習スタイル学習のしやすさ
講師の質・サポート体制学習へのモチベーション
費用・返金制度予算内に収まるか
レベル無理のない学習ペースかどうか

納得して契約するために、事前に講座の内容をしっかり確認しておきましょう。

なお、合格率の高さ・教材と講師の質・費用・レベルのバランスが良いスクールを探している方には、アガルートの弁理士講座がおすすめです。

合格実績・合格率で比較する

合格実績は、その講座が提供する情報の正確さと指導力の高さを測れる指標です。

具体的な合格率や合格実績を公表している講座は、受講する際の「信頼感」につながります。

過去数年間の実績が安定している講座を選ぶと、試験傾向の変化にも強いと考えられます。

また、公式HPから実際に合格した受講生の「体験談」も確認すると、合格のために意識したポイントが分かるでしょう。

例えば、アガルートは具体的な合格実績や多くの合格者の声を公表しており、信頼性の高さが伺えます。

教材のわかりやすさ・学習スタイルで比較する

教材の質は、学習の効率とモチベーションの維持に直結する非常に重要な要素です。

まずは、教材のスタイルが、スマートフォンなどのタブレット学習に特化したものか、紙テキストを主体とするものかを確認しましょう。

教材の内容については、「図解が多く直感的に理解できるか」「条文の趣旨を深く解説しているか」などをポイントに、サンプル教材で確認してください。

講義動画の視聴期限や、倍速再生の有無などの機能面も使い勝手に大きく影響します。

特に、スタディングの動画講義は図や具体例などを用いた分かりやすい構成が人気で、実際の映像を公式HPで確認できます。

講師の質・サポート体制で比較する

難解な弁理士試験を突破するためには、分かりやすく解説してくれる講師の存在が不可欠です。

また、学習中に生じた疑問を解消するための質問制度の有無や、回数制限も事前に確認しておきましょう。

挫折を防ぐためのフォロー体制が整っている講座なら、長期戦となる受験勉強でもモチベーションの維持が期待できます。

添削指導や講師と直接交流できる機会がある講座なら、孤独になりがちな学習期間でも心強い支えになります。

合格後の就職や転職といった将来的な課題へのサポートも希望する方は、LECの弁理士講座がおすすめです。

費用・返金制度の有無で比較する

弁理士通信講座・予備校の受講費用は7万円台から54万円前後まで幅があり、予算に合わせて選ぶ必要があります。

目指す目標と予算のバランスを考えて、コストパフォーマンスの高いサービスを選びましょう。

返金制度や割引制度が用意されている講座を選べば、経済的な負担を抑えながら合格を目指せます。

また、教育訓練給付制度の対象講座であれば、修了後に受講費用の一部が還付されるため、実質負担額を抑えられます。

中でも、アガルートは条件を満たした場合の合格特典として「全額返金」しているため、金銭的なリスクが少ないです。

自分の学習レベルに合うかで比較する

弁理士試験の講座を選ぶ際、法律の知識がゼロの状態から始める方と、法学部出身や知財実務経験者では最適なコースが異なります。

初学者の場合は、「入門講座」レベルの基礎から学べるコースを選ぶのが無難です。

一方、学習経験がある方は、中上級者向けの演習中心のコースを選ぶことで、弱点補強に特化した効率的な対策ができます。

多くのスクールでは、個々のレベルに合わせた複数のカリキュラムを用意しているため、自身の学力を正確に見極めることが重要です。

初学者の方が、無駄のない戦略的なカリキュラムで合格を目指すなら、資格スクエアの弁理士講座がおすすめです。

無料体験・無料講座で試せるか

無料体験や無料講座は、講義の進め方とテキストの見やすさが自分に合うかを申し込み前に確かめられる手段です。

弁理士講座は10万円を超える買い物になるため、体験できる範囲を確認してから申し込むと後悔が減ります。

  • 講義の話す速さが自分に合うか(倍速再生ができるか)
  • テキストが図解中心か、条文の解説中心か
  • 質問や添削の出し方が迷わず分かるか
  • 短答式と論文式のどちらの教材まで試せるか

大手5社はいずれも無料で試せる仕組みを公式サイトに用意しており、内容はWebでの体験講義・校舎での体験受講・無料公開セミナーに分かれます。

会社名無料で試せる内容
LEC「おためしWeb受講制度」でWeb講義を無料体験。校舎の「無料体験・開講日」で実際の講義を体験受講できるほか、資格説明会・ガイダンス(参加無料・予約不要)とWebガイダンス[無料動画]も用意
TAC「校舎で無料体験受講」と「Webで無料体験受講」の2通り。無料公開セミナー・講座説明会を毎月実施
アガルート「資料請求・無料体験」から登録1分で講座を無料体験できる
資格スクエア会員登録(無料)で60講義が無料で見放題
スタディング無料講座と無料セミナーを公開。入門講座(全9講義・3.5時間)をまるごと受講でき、基礎/短答・論文対策の動画講座も試せる
※各社公式サイトを基に作成

校舎に通えるかどうかで選び方が変わるため、通学クラスを持つLEC・TACは体験受講を校舎とWebのどちらで受けるかも決めておくとスムーズです。

無料で試せる範囲は会社ごとに違うため、気になる2〜3社に絞ってから体験に申し込むと比べやすくなります。

弁理士の通信講座・予備校の比較表【料金・合格率・特徴まとめ】

弁理士の通信講座・予備校を、合格率・費用・サポート体制・教材・通学対応の5項目で横に並べます。

なお代々木塾は2025年5月に閉業を告知しているため、項目別の比較では現在申し込める大手5社のみを扱います。

会社名料金特徴
アガルート162,800円~272,800円
(セール中は146,520円〜245,520円)
最短で最終合格を目指す
スタディング79,000円~272,000円AIを使った効率的な学習システム
資格スクエア237,600円~335,500円
(27年度パックはキャンペーン中166,320円)
コストパフォーマンスが高い
TAC308,000円~561,000円2年間の学習サポートが可能
LEC397,000円~565,000円(通信)本試験問題の的中実績あり
代々木塾―(2025年5月に閉業)弁理士試験だけを扱う専門校
※税込表記です。※TACは別途入会金10,000円(税込)が必要です。

5社を比較したところ、料金が最も安いのはスタディング、具体的な合格実績を公開しているのがアガルートとLECでした。

通学を希望する方は全国に校舎を展開しているTAC・LEC、アウトプットを重視して教材を選びたい方には資格スクエアが適しています。

各社の特徴を把握した上で、自分に合った講座を選びましょう。

なお、合格率の高さを重視する方には、アガルートの弁理士講座がおすすめです。

合格率の高さで弁理士の通信講座・予備校を比較

合格率の高さで弁理士の通信講座・予備校を比較
会社名合格率
アガルート38.46%(令和7年度)
LEC2017~2025年度弁理士試験初回受験合格者の75%がLEC弁理士試験対策コース出身
資格スクエア非公表(合格体験記30名超を掲載)
スタディング不明
TAC不明

弁理士の通信講座・予備校の中で、具体的な合格率を公表しているのはアガルートとLECの2社です。

アガルートは2025年度の合格実績が38.46%(全国平均の約5.9倍)という、驚異的な合格率の高さを記録しています。

LECは、2017~2025年度の弁理士試験初回受験合格者のうち、75%がLEC弁理士試験対策コース出身者という安定した実績です。

比較している指標が異なるため一概には言えませんが、受講生の明確な合格率を重視する場合は、アガルートの弁理士試験講座が適しています。

費用の安さで弁理士の通信講座・予備校を比較

費用の安さで弁理士の通信講座・予備校を比較
会社名費用
スタディング79,000円~272,000円
アガルート162,800円~272,800円
資格スクエア237,600円~335,500円
TAC308,000円~561,000円
LEC397,000円~565,000円(通信)
※税込表記です。※TACは別途入会金10,000円(税込)が必要です。

受講料は講座を選ぶ上での大事なポイントです。

なお、最安値は「スマホで学べる通信講座」をテーマにAI学習を取り入れたスタディングで、総合コースは99,000円(税込)から学べます。

論文対策が不要な方は、基礎知識と短答対策に重点を絞ったコースが79,000円(税込)から受講できるため、低コストで学習可能です。

また、アガルートは合格特典として全額返金制度が用意されているため、一発合格を実現できれば圧倒的な低価格で学習を進められます。

大手老舗のTAC・LECは、通学にも対応していることもあり、比較した5社の中では比較的高値の部類になります。

最安値で受講したい方には、スタディングの弁理士講座がおすすめです。

サポート体制で弁理士の通信講座・予備校を比較

サポート体制で弁理士の通信講座・予備校を比較
会社名サポート体制
TAC2年間のサポート付き
合格者による添削指導
双方向ライブ講義
個別受講相談
自習室(通学時)
アガルート学習導入オリエンテーション
オンライン質問サービス「KIKERUKUN」
隔月ホームルーム
オンライン添削サービス「TENSAKUN」
スタディングAI学習プラン
AI実力スコア
勉強仲間機能
学習Q&Aサービス
資格スクエアZOOMでの学習フォローアップイベント(毎月開催)
質問機能
LEC無料録音制度
ロッカーの貸し出し(通学時)
自習室(通学時)
合格後の職業紹介

TACは、じっくり確実に合格したい方に向けて2年間で合格を目指すコースを開講しています。

さらに、論文の添削指導に力を入れており、「TAC式デジタル論文添削システム」を活用した素早く質の高い添削が特徴です。

通信と通学の両方に対応しており、ライフスタイルに合わせて柔軟に学習環境を整えられます。

スタディングは、AIを活用した効率的な学習サポートを低価格で受けられます。

LECは、合格後の就職や転職のサポートにも対応しているため、合格後の将来を考えている方におすすめです。

働きながら合格を目指す社会人の方は、2年間じっくり学べるTACも選択肢に加えてみてください。

教材の内容で弁理士の通信講座・予備校を比較

教材の内容で弁理士の通信講座・予備校を比較
会社名教材の内容
資格スクエア戦略的なカリキュラムと効率的なアウトプット
アガルート最新の法改正に対応した講師オリジナルのフルカラーテキスト
スタディング図や具体例などを用いた分かりやすい動画講義
TAC網羅性が高く毎年改定されるオリジナル教材
LEC膨大なノウハウが凝縮された、的中率の高い教材群

アガルートのフルカラーテキストは視認性が高く、記憶に残りやすいと評判です。

TACやLECの教材は長年の改訂が繰り返されており、試験範囲を網羅した圧倒的な情報量を含んでいます。

デジタル派には、スタディングや資格スクエアのスマホ完結型のシステムが使いやすく感じられます。

なお、スタディングの場合、印刷された冊子のテキストは別途オプション費用が必要になるためご注意ください。

アウトプットのしやすさを重視する方は、25年度分の短答過去問が解けるWEB問題集が用意された資格スクエアが適しています。

通学への対応で弁理士の通信講座・予備校を比較

通学への対応で弁理士の通信講座・予備校を比較
会社名通学への対応
TAC可能
全国に校舎あり
校舎間の振り替え受講が可能
ビデオブースで映像講座の視聴も可能
LEC可能
全国に校舎あり
Webフォロー・音声ダウンロード付き
アガルート不可
スタディング不可
資格スクエア不可

通学を希望する場合や、校舎の自習室を使いたい場合は、TACまたはLECの二択です。

TACとLECはいずれも通学クラスを開講しており、教室で講義を受けながら自習室も利用できます。

アガルート・スタディング・資格スクエアはオンラインに特化することで低価格を実現しており、通学できる校舎はありません。

場所を選ばずどこでも学習できるオンライン型の利点と、校舎を利用できる利便性のどちらを優先するか判断しましょう。

生活圏内に校舎があるなら、大手校のインフラを活用するのもひとつの戦略です。

ただし弁理士講座を開講している校舎は限られることがあるため、通学を前提に選ぶなら開講校舎と開講日を各社の公式サイトで確かめてください。

弁理士試験は短答式と論文式をどう攻略する?段階別の講座の選び方

弁理士試験の講座は、1年で短答式と論文式の同時合格を狙うか、短答式に合格して免除を得てから翌年に論文式へ進むかで選ぶコースが変わります。

特許庁の統計を見ると、後者の段階的な進み方をとる受験者が多数派です。

そのため講座選びでは、料金や合格率よりも先に「自分がどの段階から入るのか」を決めたほうが失敗しません。

合格者の半数以上は短答免除を使っている

令和7年度弁理士試験の最終合格者205名のうち、短答式試験の免除を使って合格した人が107名(52.2%)で半数を超えています。

いっぽう初回受験での合格は33名(16.1%)にとどまり、合格者の平均受験回数は2.93回です。

つまり弁理士試験は、1回で全科目を通すよりも複数年かけて短答式・論文式を順に攻略するのが標準的なルートだと言えます。

合格者の種別人数割合
短答免除者107名52.2%
一般(免除なし)77名37.6%
筆記試験免除者15名7.3%
工業所有権法免除者6名2.9%
出典:特許庁「令和7年度弁理士試験最終合格者統計」。最終合格者205名・合格率6.4%
令和7年度弁理士試験の合格者種別内訳。短答免除者107名52.2%、合格率6.4%
出典:特許庁「令和7年度弁理士試験最終合格者統計」

受験者の職業別では会社員が101名(49.3%)、特許事務所勤務が61名(29.8%)と、働きながら合格している人が大半を占めます。

仕事と両立する前提でスケジュールを組めるコースかどうかが、実際の選定基準になります。

一発合格を狙うコースと、2年で段階的に狙うコース

TACは短答式免除の制度を前提に、入口の異なる4系統のコースを用意しています。

  • 1年目から短答式・論文式を同時学習し、1年目の合格も狙いながら2年かけて最終合格を目指すコース
  • 2027年に短答式、2028年に必須論文式と段階的に合格を目指すコース
  • 2027年に短答式と必須論文式の同時合格を目指すコース
  • 2027年に短答式のみの合格を目指すコース

短答式に集中したい人は短答本科生(319,000円)、受験経験者は上級本科生(451,000円)と、入口を選べるのがTACの強みです。

LECは1年合格ベーシックコース(515,000円)を軸に、入門・論文基礎・短答基礎の3講座を重ねて同じ範囲を3回転させる組み立てにしています。

スタディングは論文対策コース(59,000円)を単独で用意しているため、短答式に合格した年に論文対策だけを足す使い方ができます。

費用を抑えて段階的に進めたい人には、この組み合わせが現実的です。

論文対策は答練と添削の量で差がつく

論文式試験は採点者に評価される答案を書けるかで決まるため、答案練習と添削をどれだけ受けられるかが講座選びの分かれ目になります。

会社名答練・添削の特徴論文合格時の制度
TAC合格者による論文添削システム。本科生は50回・パック生は20回まで令和8年度論文式の受験者向け合格返金制度
LEC論文答練を含むコース構成。通学クラスでは講師が直接指導論文式筆記試験に合格すると受講料を全額返還
資格スクエア選択科目(民法)の対策講座を単独で用意合格者全額返金制度
スタディング答案提出期限に縛られず自分のペースで答案練習ができる最終合格でお祝い金10,000円分
アガルートオンライン添削サービス「TENSAKUN」全額返金制度・お祝い金制度
※各社公式サイトを基に作成。最新情報は各公式サイトでご確認ください

添削の回数を重視するならTAC、論文合格で受講料が戻る仕組みを重視するならLECという整理になります。

通学の答練に通う時間が取れない人は、提出期限のないスタディングが向いています。

選択科目(民法)の対策が含まれるか

選択科目(民法)の対策は、標準のコースに含まれず単科で買い足す形になっている講座があります。

資格スクエアは選択論文民法のパックを55,000円で販売しており、受講生割30%オフを適用すると38,500円です。

TACは民法トータルパックを設けており、早割は10月31日までの申し込みが対象です。

必須科目の論文対策だけを足したい場合は、スタディングの論文対策コース(59,000円)のような単科のコースが選べます。

選択科目は免除を受けられる受験者もいるため、自分が免除の対象かを先に確かめておくと不要な出費を避けられます。

複数校を併用する場合の組み合わせ

複数校の併用は、インプットを1社に絞り、答練やアウトプットだけを別の会社で足す形が組みやすい方法です。

たとえば基礎講義と短答対策をスタディングで進め、論文の添削はパック生でも20回まで受けられるTACで補うという組み合わせが考えられます。

必須科目を自分に合う会社で固めたうえで、選択科目(民法)だけを資格スクエアの単科パックで足す形も選べます。

  • 受講料が二重にかかるため、総額は1社に絞る場合より高くなりやすい
  • 教材が重複し、どちらを優先して回すかで迷う時間が増えることがある
  • 教育訓練給付金はコースと受講形態ごとに指定されるため、対象外の講座分は戻らない
  • 合格時の返金やお祝い金は、各社が定める条件を満たした場合に限られる

費用が二重になる点を踏まえると、まず1社で一通り進めて、足りないと感じた部分だけを後から補う順番が無理のない進め方です。

代々木塾|弁理士専門校だったが2025年5月に閉業を告知

代々木塾は弁理士試験だけを扱う専門校だったが2025年5月に閉業を告知
現在の状況閉業(2025年5月20日に公式サイトで告知)
告知の内容「塾長堤卓が昨年7月に亡くなりました。そのため、代々木塾は閉業する事となりました。今後はお問い合わせ頂いてもご返信する事が困難になります」
かつての位置づけ弁理士試験だけを扱う受験機関。通学(東京都の会場)と通信を選べ、講座・ゼミ・コースの3系統を開講していた
合格実績閉業前は公式サイトで「成功者の声」を公開していた
受講料公式サイトに掲載されず、申し込み後の返信メールで案内する方式だった
出典:代々木塾「代々木塾の閉業について」

代々木塾は弁理士試験だけを扱う受験機関でしたが、2025年5月20日に公式サイトで閉業を告知しています。

告知には塾長の逝去を理由に閉業する旨が書かれ、問い合わせへの返信も困難になっていることが併記されています。

弁理士試験だけを専門に扱う受験機関はほかに見当たらないため、専門校という選択肢自体が現在は無くなっています。

過去の合格体験記やテキストの評判で名前を見かけることはありますが、いま申し込める講座ではない点に注意してください。

編集部

段階別にコースを選ぶときに見落としやすいのが、同じコース名でも受講形態で給付金の対象が変わる点です。TACの上級本科生はWeb通信440,000円が対象なのに、オンラインライブ通信451,000円は対象外です。差額は11,000円ですが、高いほうを選ぶと20%の給付そのものを失うため、価格表だけを見て決めると二重に損をします。給付金を使う前提なら、コース名ではなく指定講座の受講形態まで確認してから申し込んでください。

弁理士の通信講座は教育訓練給付金が使える?対象はLEC・TACの2社

5社を一つずつ公式で確認したところ、教育訓練給付金の対象は大手予備校のLEC・TACの2社で、特にLECの弁理士合格ベーシックコースは通信・WIDE通信・通学の3形態が対象です。

弁理士講座は大手予備校だと32万〜54万円と高額なため、給付金を使えるかどうかで自己負担が大きく変わります。

高額な弁理士講座だからこそ、給付金の有無は要チェックです。

給付金の対象になる講座(LEC・TAC)

  • LEC:弁理士合格ベーシックコースの3形態が一般教育訓練給付(20%)の対象。通信(Web+音声DL)363,000円/WIDE通信392,000円/通学+(Web+音声DL)407,000円
  • TAC指定された3コース一般教育訓練給付(20%・最大10万円)の対象。1年本科生のオンラインライブ通信(396,000円・初学者向け)/上級本科生のWeb通信(440,000円)/上級論文本科生のWeb通信(242,000円)で、同じコースでも受講形態が違うと対象外になる(上級本科生のオンラインライブ通信451,000円は対象外)

給付金が使えない講座(3社)

  • アガルート:弁理士講座は対象外(給付対象は行政書士・社労士のみ)。ただし合格時の全額返金特典あり
  • スタディング:弁理士講座は対象外。ただし業界最安級でもともと費用を抑えやすい
  • 資格スクエア:弁理士講座は対象外。公式サイトの弁理士講座ページ・割引ページに教育訓練給付の記載がない

つまり、費用を給付金で抑えたいならLECかTAC、給付金なしでも安く始めたいならスタディングという選び方になります。

給付金は受講前後にハローワークでの手続きが必要になるため、申込を決めた段階で支給要件と提出書類を確認しておくと安心です。

制度そのものの仕組みや申請の流れは教育訓練給付金で資格取得!対象講座と申請方法で解説しています。

弁理士で使えるのは一般教育訓練給付だけ

弁理士講座で使えるのは一般教育訓練給付のみで、給付率の高い専門実践教育訓練給付には弁理士の対象講座がありません。

  • 一般教育訓練給付(受講料の20%・上限10万円):修了後に申請すると受講料の20%が戻る。弁理士ではLECの弁理士合格ベーシックコース3形態と、TACの上級本科生Web通信講座が対象
  • 専門実践教育訓練給付(受講料の50%・年間上限40万円。資格取得等をして修了後1年以内に雇用された場合は70%・年間上限56万円、さらに賃金が5%以上上昇した場合は80%・年間上限64万円/厚生労働省):給付率は高いが、弁理士講座は対象になっていない。LEC・TACの専門実践の対象講座一覧にも弁理士の記載はない

※給付の対象コース・指定番号・要件は年度で変わります。

申込前に各社公式とハローワークで必ず確認してください。

編集部

給付金の対象が2社しかないことは、5社の並びを見るときの前提になります。対象のLEC・TACはもともと32万〜54万円台の価格帯で、給付を受けてもアガルート・スタディング・資格スクエアの通常価格を下回るとはかぎりません。給付金は「安い講座を選ぶ理由」ではなく、大手予備校の講義とサポートを前提にしたときに自己負担を抑える手段と考えるほうが実態に合います。価格を最優先にするなら、給付の対象外でも安い3社を先に見比べてください。

弁理士は独学・通学・通信講座どれがいい?学習方法の比較

弁理士試験は論文式の答案作成と法改正への対応が壁になるため、添削と質問のサポートが受けられる通信講座か予備校を選ぶのが現実的です。

独学は費用を最も抑えられる方法ですが、書いた答案を自分では採点できないという弱点が残ります。

学習方法費用の目安サポートこんな人に向く
独学テキスト代中心なし(論文添削も自力)知財実務の経験があり自己管理できる人
通学講座(予備校)約54〜64万円(給付金対象あり)対面講義・論文添削・直接質問教室で講師の指導を受けたい人
通信講座約8万〜54万円(比較表を参照)動画講義・論文添削・質問など働きながらスキマ時間で効率よく進めたい人
※費用は目安です。通学講座の目安はLECの通学クラス(短答&論文速修コースの通学&Zoom 540,000円〜1年合格ベーシックコースの合格ナビゲートゼミ付き通学 639,000円)、通信講座の目安は本記事の比較表を基に作成。

論文添削や質問サポートが整った通信講座(資格スクエア・アガルート等)や、合格実績の豊富な予備校(LEC等)を活用すると効率よく対策できます。

通学講座は校舎に通う時間を確保できる人向けなので、働きながら合格を目指すなら通信講座から検討するのが現実的です。

編集部

比較表の料金レンジは、下限だけを横に並べても比較になりません。アガルートの162,800円は短答式だけ・論文式だけのカリキュラム、スタディングの79,000円も対策範囲が限られたコースの価格で、短答式から論文式まで通しで対策するコースを基準にすると各社の差は縮みます。会社を絞るときはレンジの下限ではなく、自分が受ける試験段階をすべて含むコースの価格で並べ替えてください。

弁理士(弁理士試験)とは?

弁理士は、特許・実用新案・意匠・商標といった知的財産権の専門家です。

発明やブランドを守るための特許庁への出願手続きの代理や、知財に関するコンサルティング・係争対応などを担う国家資格で、企業の知財部や特許事務所で活躍できます。

弁理士試験には受験資格の制限がなく、年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受験できます。

試験は短答式(マークシート)→論文式→口述試験の3段階で実施され、特許法・実用新案法・意匠法・商標法・条約・著作権法・不正競争防止法などが出題されます。

合格率や必要な勉強時間、科目ごとの難しさは弁理士試験の難易度で詳しく解説しています。

弁理士の通信講座・予備校に関するよくある質問

弁理士の通信講座・予備校に関するよくある質問

弁理士の通信講座・予備校に関するよくある質問をまとめました。

なお、直接質問したい方は、アガルートの受講相談で心配やお悩みを相談してみてください。

費用が安い弁理士通信講座・予備校は?

会社名費用
スタディング79,000円~272,000円
アガルート162,800円~272,800円
資格スクエア237,600円~335,500円
TAC308,000円~561,000円
LEC397,000円~565,000円(通信)
※税込表記です。※TACは別途入会金10,000円(税込)が必要です。

スタディングが最も安価な価格設定で、10万円を下回る予算で受講できます。

次に安いのはアガルートの16万円台からで、資格スクエアは29万円台からと、通信特化型スクールが大手予備校より安価な傾向です。

大手校のLECやTACは比較的高額ですが、割引制度を併用すれば負担を減らせる場合があります。

価格重視で弁理士講座を選びたい方は、スタディングの公式HPをご覧ください。

社会人でも通学できる弁理士の予備校はある?

会社名通学への対応
TAC可能
全国に校舎あり
校舎間の振り替え受講が可能
ビデオブースで映像講座の視聴も可能
LEC可能
全国に校舎あり
Webフォロー・音声ダウンロード付き

TACやLECは全国に校舎を展開しており、土日や平日夜間のクラスを設けているため社会人でも通学可能です。

また、通信講座であっても、アガルート・スタディング・資格スクエアのスキマ時間を活用できる教材は社会人のライフスタイルに合っています。

確保できる学習時間と、通学時間のバランスを考えて選びましょう。

特に、TACの弁理士講座は、校舎間の振り替え受講が行えるため通学しやすいです。

弁理士試験は独学でも合格できる?

弁理士試験は、特許庁が公表している近年のデータによると、合格率「10%以下」と極めて高い難易度を示しています。

スクロールできます
令和1年令和2年令和3年令和4年
志願者数3,862人3,401人3,859人3,558人
最終合格者数284人287人199人193人
合格率7.4%8.4%5.2%5.4%
(※引用元:特許庁「弁理士制度の現状と今後の課題-弁理士数・弁理士試験合格者数の長期的推移」

独学での合格を目指す場合、膨大な試験範囲と最新の法改正への対応、そして論文試験の添削などを個人で全て網羅する必要があります。

独学でも合格は不可能ではありませんが、専門家のサポートを受けながらスムーズに合格を目指すなら、実績のある講座を受講して効率的に学ぶのが近道です。

弁理士の通信講座・予備校おすすめランキングを見る

弁理士試験の勉強時間はどれくらい必要?

一般的に弁理士試験の合格には、2,000~3,000時間程度の学習時間が必要とされています。

一般的に、弁理士試験の合格に必要な勉強時間は3000時間だといわれています。
私の場合、通信講座を活用して効率よく学習を進められたため、平日は3~4時間程度、土日は8~10時間ほど、合計1,500~2,000時間で一発合格できました。

(引用元:アガルート公式HP

合格者4名(いずれも社会人受験生)の平均勉強時間を算出すると、基礎期の勉強時間は、平日3.5時間、休日6.5時間で、試験直前期の勉強時間は、平日3.75時間、休日9時間でした。
1週間だと、基礎期は30.5時間、直前期は36.75時間になります。年間だと、学習開始時期やカリキュラムによって、若干変動はありますが、約2,000時間になります。

(引用元:TAC公式HP

特に、初学者の場合は1日あたりの勉強時間をしっかり確保しないと、短期間での合格は難しいでしょう。

初学者の方が効率よく合格を目指すなら、無駄のないカリキュラムで合格実績の高い通信講座の受講がおすすめです。

弁理士の通信講座・予備校おすすめランキングを参考にしながら、あなたにあった講座を選んでください。

弁理士の通信講座・予備校おすすめランキングを見る

弁理士の受験資格は必要?

弁理士試験には、特定の受験資格の制限はありません。

弁理士になるためには、毎年1回行われる弁理士試験に合格し、弁理士登録をする必要があります。
受験資格に制限はありません。

(引用元:日本弁理士会公式HP

学歴や年齢、国籍を問わずに誰でも受験できます。

そのため、文系・理系を問わず幅広い層が挑戦している資格ですが、試験内容は専門性の高さが際立ちます。

初学者の方は、法律の基礎から丁寧に解説してくれる、基礎的なコースがある通信講座や予備校を選ぶと安心です。

弁理士の通信講座は教育訓練給付金が使える?

5社のうち給付金の対象はLEC・TACの2社です。

LECは通学・通信・WIDE通信が一般教育訓練給付(20%)の対象。

TACは上級本科生のWeb通信講座が一般教育訓練給付(20%)の対象で、同じコースでもオンラインライブ通信講座は対象外です。

アガルート・スタディング・資格スクエアは対象外(いずれも比較的低価格、またはアガルートは全額返金特典あり)。

対象コースは年度で変わるため、申込前に各社公式とハローワークで確認してください。

弁理士試験はどんな試験?(短答・論文・口述)

弁理士試験は短答式(マークシート)→論文式→口述試験の3段階で実施されます。

短答式に合格すると論文式、論文式に合格すると口述試験に進みます。

特許法・実用新案法・意匠法・商標法・条約・著作権法・不正競争防止法など、法律と技術の両面が問われます。

弁理士と相性のよい資格(ダブルライセンス)は?

知財や法律分野で親和性が高いのは司法書士・中小企業診断士です。

司法書士は登記・法律実務、中小企業診断士は経営支援の幅を広げられます。

また、外国出願を扱ううえでTOEICなどの英語力も実務で役立ちます。

弁理士の通信講座・予備校のまとめ

弁理士の通信講座は、合格実績を重視するならアガルート、費用を抑えるならスタディング、教育訓練給付金を使うならLECかTACという整理になります。

短答式から段階的に進めたい場合は、入口の異なるコースを揃えているTACが選びやすいです。

通信講座のメリットは必要な段階のコースだけを買い足せること、デメリットは論文添削の量と教育訓練給付金の対象が大手予備校に偏ることです。

会社名料金特徴
アガルート162,800円~272,800円
(セール中は146,520円〜245,520円)
最短で最終合格を目指す
スタディング79,000円~272,000円AIを使った効率的な学習システム
資格スクエア237,600円~335,500円
(27年度パックはキャンペーン中166,320円)
コストパフォーマンスが高い
TAC308,000円~561,000円2年間の学習サポートが可能
LEC397,000円~565,000円(通信)本試験問題の的中実績あり
代々木塾―(2025年5月に閉業)弁理士試験だけを扱う専門校
※税込表記です。※TACは別途入会金10,000円(税込)が必要です。

難関国家資格の弁理士試験に合格するには、通信講座や予備校の利用がおすすめです。

専門的な分野になるため、日々の学習計画やリアルタイムでの法改正への対応など、全て自分で行うには限界があります。

効率的に短期間での合格を目指すなら、本記事を参考に、あなたに合った通信講座・予備校を選びましょう。

合格率の高いアガルートやLEC、コストパフォーマンスに優れた資格スクエア、AIで効率的に学べるスタディングや、2年間かけてじっくり学べるTACなど、通信講座・予備校ごとに特徴が異なります。

目指す目標やライフスタイルに合わせて、無理なく合格を目指せる弁理士講座を選択してください。

合格実績を重視したい方はアガルートも選択肢のひとつです。

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この記事を書いた人

「アルクの資格比較」編集部です。国家資格・民間資格の保有者や、教育・学習指導の経験を持つメンバーが在籍し、公式サイトなどの一次情報をもとに、資格講座から子ども向けの学習教材まで中立的に比較・解説しています。「編集方針の詳細は編集部紹介ページ(https://www.alc.co.jp/license/about-editor/ )をご覧ください。」