アルクではフリーランスエージェントのランキング作成において、評価基準を作成いたしました。
- 調査期間
2026年8月7日〜8月19日 - 調査内容
フリーランスエージェントに関する評価調査(公開案件数、リモート可率、週3日以下の選択肢、働けなくなったときの保障、情報の公開度)を行いました。 - 調査したサービス
調査したフリーランスエージェントを確認 - 調査方法
公式サイトと公式の案件検索を確認
調査の流れ
調査の流れは以下の通りです。
1.調査対象の選定
「フリーランスエージェント おすすめ」などの検索で上位に出る媒体で言及の多いサービスと、月間アクセス数上位のサービスを中心に21社を選出する。提携の有無で対象を絞ることはしない。
2.一次情報の取得
各社の公式サイトで、サービス概要・案件数・マージン率(手数料)・支払いサイト・対応エリア・対応職種・保障制度・稼働者の平均単価を確認・収集する。公開されていない項目は「非公開」として記録し、推定値で埋めない。
3.公式の案件検索で実数を数える
各社の案件検索で条件を指定し、公開案件数・リモート可の件数・稼働日数別の件数を実数で数える。案件検索から機械的に取得できない会社は、編集部が公式サイト上で条件ごとに数える。
4.スコアリングと順位決定
以下の5つの評価項目において、合計50点で評価する。ただし合計点の順にそのまま並べることはしない(順位の決め方)。
評価基準
「公開案件数」「リモート可率」「週3日以下の選択肢」「働けなくなったときの保障」「情報の公開度」の5項目において、合計50点の評価基準を設定いたしました。配点は、読者が最初に確認する項目に重みを置いています。
| 評価項目 | 配点 |
|---|---|
| 公開案件数 | 24点 |
| リモート可率 | 8点 |
| 週3日以下の選択肢 | 8点 |
| 働けなくなったときの保障 | 6点 |
| 情報の公開度 | 4点 |
| 合計 | 50点 |
1.公開案件数(24点)
フリーランスエージェントの公開案件数を以下の基準で評価しました。各社の公式の案件検索で、条件を指定せずに表示される件数を2026年8月18日に数えています。
24点:50,000件以上
18点:10,000〜49,999件
12点:3,000〜9,999件
6点:500〜2,999件
3点:500件未満
案件数は「掲載中の全案件」を出している会社と「常時提案が可能な案件」を出している会社があり、数え方が各社で違います。そのため公式サイトの表記をそのまま比べず、公式の案件検索で数えた実数を評価に使いました。公式サイトが別の数え方で公表している場合は、記事の各社紹介に併記しています。
案件検索から機械的に取得できない3社(FLEXY・クラウドワークステック・フォスターフリーランス)は、編集部が公式サイト上で条件ごとに数えました。
2.リモート可率(8点)
フルリモートと一部リモートを合わせた案件が、全公開案件に占める割合で評価しました。
8点:80%以上
6点:50〜79%
4点:30〜49%
2点:30%未満
0点:公開しておらず、案件検索でも絞り込めない
フルリモートのみを公開している会社は、フルリモートの割合で評価しました。
3.週3日以下の選択肢(8点)
週3日以下で働ける案件の件数で評価しました。割合ではなく件数で見ているのは、案件数の多い会社では割合が低くても選べる案件の絶対数が多くなるためです。
8点:5,000件以上
6点:1,000〜4,999件
4点:100〜999件
2点:99件以下
0点:公開しておらず、案件検索でも絞り込めない
4.働けなくなったときの保障(6点)
病気やケガで働けなくなったとき、収入が途切れたときに使える制度で評価しました。
6点:報酬を補う制度がある(所得補償・給与保障など、金額または割合が明記されている)
4点:フリーランス向けの保険が付帯している(賠償責任保険など)
2点:福利厚生サービスの提供のみ(優待・健康診断など)
0点:公式サイトに記載がない
フリーランスには有給休暇も傷病手当金もありません。そのため会社員にはある保障をどこまで代替できるかを、独立した項目として評価しています。
5.情報の公開度(4点)
契約前に条件を確かめられるかを評価しました。公開している項目の数は数えていません。読者が知りたいのに公開している会社が少ない項目を公開しているかで見ています。
4点:マージン率(手数料)を数値で公開している
3点:支払いサイトと稼働者の平均単価(平均年収)の両方を公開している
2点:支払いサイトと稼働者の平均単価(平均年収)のどちらか一方を公開している
1点:案件例の単価のみ公開している
0点:いずれも公開していない
マージン率(手数料)を数値で公開しているのは21社中2社、支払いサイトを日数で公開しているのは7社、稼働者の平均年収を公開しているのは6社です(2026年8月時点)。
マージン率を公開していない会社の手数料が高い、という意味ではありません。案件ごとに率が違う会社、利用回数で率が下がる会社、直接契約でマージンが発生しない会社があり、一律の数値を出せないことにも理由があります。公開しているかどうかは、契約前に条件を確かめられるという安心材料として評価しています。
6.順位の決め方
1〜5の合計点をもとに順位を決めましたが、合計点の順にそのまま並べてはいません。次のどちらかに当てはまる会社は、順位を調整しています。
- (1) 5つの評価項目のいずれかが、21社の中で最も優れている
- (2) 5つの評価項目には表れない特化があり、その条件を必要とする読者にとって他社で代替しにくい
調整した会社とその理由は、記事の各社紹介欄に明記しています。
(1)の例がテクフリです。働けなくなったときの保障が21社で最も手厚い(病気やケガで働けなくなった場合に最長65歳まで毎月15万円が支払われる保険を、保険料はテクフリが全額負担)という1点を評価して上位に置いています。合計点だけで並べると埋もれてしまう強みがあるためです。
(2)の例がランサーズ プロフェッショナルエージェントです。フリーコンサル向けの上流案件に特化し、月120万円を超える案件が56%以上を占めます。5つの評価項目は案件数・リモート・稼働日数に重みを置いているため、単価帯や職種の特化はスコアに現れません。そのため合計点は低くなりますが、上流案件を探している読者にとっては他社で代替しにくい選択肢のため、順位を調整しています。
また、稼働者の単価は順位に使っていません。稼働者の平均年収を公開しているのは21社中6社だけで、残りは案件例・時給・最高月収など数え方が違い、同じ物差しで21社を並べられないためです。単価は記事の比較一覧表に各社の書き方のまま掲載しています。
提携の有無で調査対象を絞ることはしていません。当サイトから申し込みができない会社も、同じ基準で調査・評価して掲載しています。
評価項目と配点は、利用経験者へのアンケート結果や各社の情報公開の状況に応じて見直します。見直した場合は本ページの調査期間を更新します。
調査したフリーランスエージェント
今回調査したのは下記のフリーランスエージェント21社です。
- レバテックフリーランス
- テクフリ
- ITプロパートナーズ
- HiPro Tech
- FLEXY
- Midworks
- ココナラテック
- ランサーズテックエージェント
- ギークスジョブ
- PE-BANK
- エンジニアファクトリー
- テックビズフリーランス
- フリコン
- ランサーズ プロフェッショナルエージェント
- Findy Freelance
- クラウドワークステック
- Workship
- フォスターフリーランス
- ポテパンフリーランス
- TECH STOCK
- プロフェッショナルハブ
各社の比較結果はフリーランスエージェントおすすめ21社比較にまとめています。
評価基準の使用について
本評価基準および評価結果を使用する際は、下記の出典元の記載をお願いいたします。
出典元:https://www.alc.co.jp/programming/evaluation_standard/freelance-agent/
